ArcheAgeのみちしるべ! - 武器:製作系/黒曜系
 武器にもいろいろとありますが、現在(アップデート4.0環境下)主流となっているのは、製作系か黒曜系統の武器です。
 ここではそれぞれの系統の特徴をまとめています。なお、イフニール武器も製作系の武器ですが、扱いがちょっと特殊なので別の項目にしています。


製作武器

 鉄のインゴットや木材、染料、サンアーキウムなどの素材を使って製作する武器です。作る際に「木工(弓や杖系)」や「工芸(リュート・ホルン)」、「武器(それ以外の武器)」の熟練が必要となります。
 それぞれの武器の熟練に対応した製作台で製作します。
 アプレンティスを武器商人から購入し、アプレンティス⇒ワークマン⇒マスター⇒マエストロ⇒エペリウム⇒デルフィナード⇒エアナードという風に、下位の武器を素材に上位の段階の武器を作ります。マスター以降は次の段階を作るためには、一定の等級以上にして「ビリビリ封印器」で封印する必要があります。
 さらに、次の段階のものを作ったときに等級は一般に戻ってしまいます。
 次の段階にするときに、等級引き継ぎがないので自分の使いたい段階で等級強化を行います。等級強化の難易度は普通です。
 特別な装備効果はなく、装備したとき上昇する能力値によって、「炎」や「津波」など色々な修飾語があります。ただし、同じ段階なら武器そのものの基本性能はどれも変わりません。

コラム:特化住宅を利用しよう!

 特化住宅には様々なものがありますが、装備製作にとても役立つのが「鍛冶特化住宅」です。
 特化住宅には、「高性能製作台」があり、これを利用するとエアナード装備までは熟練がなくとも作成できるようになるのです!
 さらに、ワークマン装備を用意する必要がなく、いきなりマスターから作成できます。
 また、運しだいですが次の段階のものを作った時に等級が一般に戻らず少し高い等級のものができることがあります。
 ……このように、嬉しい効果が満載の特化住宅ですが、よく持ち主の好意で一般開放されていて誰でも使えるようになっていたりします。ぜひとも探して装備製作は特化住宅で行いましょう!


黒曜武器

 染料、サンアーキウムなどの素材と、モブやNMのドロップ素材を使用して製作します。作る際に「木工(弓や杖系)」や「工芸(リュート・ホルン)」、「武器(それ以外の武器)」の熟練が必要となります。
 黒曜1段階から7段階まであり、ひとつ前の段階のものを素材に次の段階のものを作ります。その際に(4段階以降から)「凝縮した魔力の球」で封印する必要があります。
 製作系統と違い次の段階に進むために等級は必要ありません。黒曜3段階から最高等級まで強化が可能で、以後次の段階に進んでも等級は引き継がれます。ただし、等級強化の難易度は高くなっています。
 さまざまな特殊な装備効果や発動効果がある。4段階目からは派生を選べ、特殊な効果の幅が増える。

製作武器と黒曜武器まとめ

 色々と書きましたが、ものすごくざっくりまとめるとこんな感じです。

 素材がそれなりなのが製作武器なら、狩りとかして集める手間なのが黒曜武器。
 段階進めるのに等級強化が必要なのが製作武器なら、いらないのが黒曜武器。
 等級強化が簡単なのが製作武器なら、全然成功しなくて大変なのが黒曜武器。
 素の能力で勝負なのが製作武器なら、特殊な装備効果で勝負なのが黒曜武器。

コラム:修飾語と派生

 製作系の武器を見ていると、「マスターボウ(稲妻)」というように、名前の最後に単語がついています。
 なんとなく武器が雷をまとったり、炎を放ったりしそうですが、残念ながらアーキエイジには四大属性みたいなものはありません。
 これは「修飾語」といって、これが異なると、その武器を装備したときに上昇する能力値が違います。あと武器の色や外見も異なります。
 大昔の仕様では、製作系装備を次の段階のものを作るためには、装備ごとに決められた修飾語の装備が必要でした。例えば弓なら「火山」、片手杖なら「草原」という具合です。
 簡単なように見えますが、かつては今のように修飾語を選べませんでした。上位の段階に進めるかどうか、装備制作は毎回ギャンブル。一部の装備制作者はゲン担ぎのため、火山を引き当てたいときなら火山の火口に身を投じながら、草原ならアビスゲートの大草原を駆けまわりながら武器の開封を行ったものです。
 さて、一方で、黒曜系の武器には修飾語はありません。そのかわり、派生があります。
 黒曜武器は4段階目から、能力が大幅に分岐します。例えば「黒葉の槍」も「木葉の槍」どちらも「呪われた黒曜石の槍」から作る黒曜4段階の武器です。しかし、「黒葉の槍」は上昇するステータスは体力で装備効果が詠唱時間短縮。「木葉の槍」はステータスが敏捷で装備効果が遠距離クリティカルダメージ上昇。前者はヒーラー向け、後者は弓職向けの武器になるでしょう。派生はよく、上昇するステータスの名前で「体力派生」だとか、あるいは職業向けの言い方で「弓派生」などと言ったりします。
 昔はこうした派生も選び間違えると取返しが付かなかったのですが、今では黒曜武器の封印ができるようになり、選びなおせるようになりました。いい時代になったものだ……などと古いプレイヤーは思うものです。

コラム:職業別の武器選び

 どんな武器を選ぶかは職業によってかなり変わります。
 近接火力職なら、ともかく火力です。両手武器で豪快に行くか、双剣で攻撃速度を速めてテクニカルにコンボを繋ぐかは好き好きです。
 タンク職なら、左手は盾で埋まることを前提に考えましょう。後はタンクをしながらデバフをばらまくのか、攻撃を叩き込むのかによって話が変わってきます。NMなどのタンクなら火力でヘイトも取らなければならないので、盾以外も頑張りましょう。
 弓職なら、何よりもまず強い弓を選びましょう。黒曜弓も製作弓のどちらが良いかはお好みで。右手と左手のサブ武器は、黒曜片手槍+黒曜短剣という組み合わせか、黒曜短剣2本という組み合わせが火力が出ます。
 ヒーラーなら、両手鈍器にするか片手鈍器にするかが悩ましいところです。黒曜石の片手槍という選択肢もありますが、回復量は鈍器の方が伸びます。死にづらいこともヒーラーの大事な条件なので、戦争コンテンツなどで頑張ろうと思っているヒーラーさんには片手鈍器+盾がおすすめです。
 魔法職なら、基本的に魔法力の上昇の大きな武器が良いですね。両手杖の魔法力は魅力ですが、魔法職は物理防御的に柔らかくなりがちなので注意しましょう。片手杖と盾ならある程度バランスよく戦えるでしょう。詠唱速度の下がる黒曜の片手刀や両手刀を持ったり、サブ武器で詠唱速度や攻撃速度を補うなど工夫しても良いでしょう。