acupuncture


灸の作用機序


「お灸」による生体刺激の作用

_糠作用(乾熱・湿熱)、
皮膚から浸透する(艾や草根・土・鉱物などの介在物、薬物の)成分の作用、
施灸皮膚組織の再生・修復過程の形態学的変化や微小組織損傷に伴う作用、
さ笋僕僂い詈質の芳香(臭い)作用、
など
さらに上記の各作用が組み合わさって発現する作用。

艾の生化学的特性とその作用

艾の成分
艾は、一般的にヨモギ(Artemisa princesPamp.)の葉を加工して綿状の繊維を集め、精製して十分に乾燥させたものである。よって、それだけ不純物が除去されている。そのことは、薄層クロマトグラフィーやガスクロマトグラフィーでも確認されている。

その成分には1,4-cineol(シネオール)、thujone(ツジョンまたはツヨン) などの精油成分、palmitic acid(パルミチン酸), stearic acid(ステアリン酸) などの脂肪酸類、クロロゲン酸などが存在する。
その他に高級脂肪族炭化水素であるnonacosane、hentriacontane など。
施灸による生化学的特性

施灸により、皮膚表面、皮下、筋層で温度がかなり上昇し、温度感覚を生じ、温度を感じる受容体transient receptor potential (TRP)が反応する。
施灸により、血中のアドレナリンやノルアドレナリンが上昇する。カテコールアミン代謝に作用することで、自律神経や内分泌などに影響を与える。
酵素タンパク質の合成促進、酵素活性化、オータコイドの合成や活性化のような代謝調節によりホメオスターシスの維持が行われる。
施灸後に血中および脳内カルニチンが上昇する。このことは、慢性疲労症候群の症状改善に灸刺激が効果的であることを示唆する。
施灸によりスーパーオキサイドディスムターゼ(SOD)のような抗酸化酵素の上昇を認めている。このことは、生体内で炎症に対し抑制反応が起こっているものと思われる。

ヨモギの抗酸化ストレス作用
種々の活性酸素による酸化的ストレスは、生体に対して種々の障害をもたらす。その障害は疾病の原因となることが、最近認められてきている。
ヨモギにこのような酸化ストレス障害に対して抑制作用のあることを確認している。そして、このヨモギ中の抑制作用成分はポリフェノールであることが認められた。


その他
  • 高級脂肪族炭化水素の存在は、施灸の適正温度や皮膚に対する親和性につながる。
  • 粗悪艾は発熱量が多いので、燃焼時の熱感が強いと言われている。しかし、単位重量当たりの発熱量の違いは、10%程度で大差は無い。
  • タール分に薬効があるとされるが、揮発分やタール分について温灸用・灸頭鍼用艾と点灸用艾の間に違いは認められなかった。
  • 良質艾には腺毛が多く、このため香りがよいと言われている。しかし、電子顕微鏡による観察で良質艾に腺毛は見出せなかった。
  • 腺毛は極めて僅かであり、かつT字毛柄の細胞に精油成分を含むので艾の香気は主として後者による。
  • 高さの違う艾の温度上昇速度に有意差は認められず、高くひねった艾ほど穏やかに熱が伝わるという論拠はない。

出典
全日本鍼灸学会雑誌58巻1号
Study on Moxibustion: Elucidation of Characteristics of Moxa
1) 京都地方会
2) 東京衛生学園専門学校基礎医科学研究部
3) 関西医療大学保健医療学部
4) 明治鍼灸大学解剖学教室
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