2018/02/08開始の『
ランス10 -決戦- x 千年戦争アイギス』コラボキャンペーンの目玉ユニット。
プラチナレアの
アコライトで、ユニットとしての特徴は多少の回復ができるコスト安めの
メイジ。
メイジやビショップより射程が少し短い上に攻撃速度も遅く、攻撃力も低い。攻撃性能だけ見ると銀メイジとほぼ同等。
代わりに基礎コストが両者より少し低めで、かつおまけ程度ではあるが、耐久はメイジやビショップより高め。
また
ダークプリーストのように空き時間には自動で回復を行ってくれる。
任意で切り替えられないので回復役として運用するのは難しいが、回復をついでと考えて単純に低コストなCC不要のメイジとして運用するなら難しいことはない。
スキル「神魔法・回復の雨」は「ヒールシャワー」と同様発動した瞬間に回復行動を開始し、1回だけ複数同時回復を行うボムタイプのスキル。
戦域が広がってしまった場合や範囲攻撃などで回復が散りそうになった場合の立て直しなどに役立つだろう。
また、小技として回復する対象がいない時に使うことで射程強化つきの硬直キャンセル攻撃としても使える。
アビリティ「石の壁」を持っているのも大きな特徴で、自分の死亡時の撤退扱いと配置中5%の確率での味方への攻撃無効化の複合効果を持つ。
撤退扱いは黒ゴブリンアーチャーに射殺される等うっかり事故を起こしても帳消しにしてくれるため初心者には嬉しい。
それを生かしてあえて単騎で前線に放り込んで削りを担当させるという鬼畜運用も可能。
魔法職としては高いHPと防御力を持ち、
好感度ボーナスが防御力にも入るため前線に出しても粘り強く戦える。
一方で攻撃無効化の確率は高くないのであまり当てにしないように。
コストは高いが、あえて重ねずに複数運用でのゴリ押しもできなくはない。
総じて原作通り、扱いやすいが突き詰めれば専門家には敵わないという立ち位置と言える。
最終的な戦闘性能ではメイジ・ビショップに劣る部分が目立つものの、CCの必要がなく即戦力になれるのが強み。
戦力がまだ整っていない初心者はログインボーナスで手に入れた分を適当な聖霊を混ぜつつ合成し、好感度を上げれば即主力として活躍してくれるだろう。
序盤では長射程の範囲攻撃ができるユニットは貴重なため、CCメイジが揃っていないならば安易に重ねず数人残しておくと良い。
コラボキャラを再入手する方法は無いに等しい
*1ので大事にしたい。
第一覚醒
アビリティが「鉄の壁」になり、自身の死亡時撤退扱いに加えて配置中味方への攻撃無効化確率が10%に強化される。
攻撃力は第一覚醒した殆どのビショップに及ばないまでもそこそこ伸び、扱いやすくなる。
スキル覚醒 ≪神魔法・回復の雨3≫
一回だけだが味方全員のHPを全回復する、いわゆるベホマズン。使用後は通常スキルに戻る。
効果は通常スキルの完全上位互換で、初動、再動が多少悪くなるが、スキル覚醒させても問題はないだろう。
余談
後に実装された
ルーンアコライト」とはクラス特性が全く同じ。
しかしこちらがコラボユニットのためか別クラス扱いとなっており、合成の際の同クラス追加ボーナスはない。
また第二覚醒も実装されていない(ルーンアコライトは2022年1月に実装)。
ランスシリーズでの役柄
ランスシリーズのメインヒロイン。フルネームはシィル・プライン。
ピンクのもこもこと表現される量の多い桃色の髪が特徴。
魔法使いの国ゼスのそこそこ良い家に生まれた普通の女の子だったが、
進学のため家を出て来た際に拉致され、奴隷商人に絶対服従の魔法をかけられてしまう。
商品として出荷される途中、その時奴隷商人に護衛として雇われていたランスに気に入られ買われてしまった。
以後ランスの傍で冒険から夜のお相手まであらゆる雑用を押しつけられている。
客観的に見れば悲惨な境遇なのだがいつの間にか本人がランスに惚れてしまっており、
かけられた絶対服従の魔法の効果が消え、いつでも逃げられる状態であってもそれを伝えずにランスの傍に居続けている。
ランスにとってもシィルは特別な存在なのだが、ランス本人は絶対にそれを認めようとしない。
ランスの世界では珍しい、魔術士系の魔法(魔法)と神官系の魔法(神魔法)の2種類を扱える稀有な魔法使い。
便利な魔法を多く習得しており一般的な尺度では十分天才と言えるレベルの才能の持ち主なのだが、
専門的な能力ではランスの周りに集まる世界レベルの猛者と比べると一枚落ちといったところ。
一方、ランスに抱かれた人間に稀に起こる「レベル上限の増加」という副作用によりレベルの上限が非常に高くなっており、
このため猛者揃いのランスのパーティでも一線を張れるほどの戦力になっている。
シィルとアコライトについて
アコライトとはカトリックのミサの際に処々の準備や雑用を行って司祭を補佐する「礼拝奉仕者」を指す言葉だが、
その元となった単語はギリシャ語のアコルトス(従者)であり、アコライトにも一般名詞として「助手」「従者」という意味がある。
上位の聖職者であるビショップをミニマイズしたようなクラスとランスの助手を自称しその傍に付き従う彼女を表す言葉としてのダブルミーニングだろう。
アコライトは現在は主に一般の信者が担当するため、彼女が聖職者でないこととも齟齬を起こさない。
手料理
アップデート履歴
2018/02/09 実装。
2019/02/21 第一覚醒実装。