覚え書き、ブログ代わりなど不定期に書き散らすWiki

想定シナリオ

  • 二人以上の開発者が協力して、あるシステムを開発している。
  • 大切なシステムなので、互いにルールを守って開発しようという意識がある。
  • 完成したシステムはきちんとバージョン管理したい。(間違って消しちゃった、なんてトラブルを避けたい)
  • 開発者は同じ場所で作業していて、いつでも声をかけて連携がとれる。

目的


GIT は豊富な機能があるが、具体的にどう使えば良いか迷うことがある。
そこで想定される場面に応じて、そのときの具体的な操作を示す。

システム構成図


鈴木さん(suzuki)と田中さん(tanaka)さんが協力して
あるシステム(mydb とする)を開発する。

GITサーバに共有フォルダを作り、そこをリモートリポジトリとして使用する。
共有フォルダのUNC名を \\server\GIT\mydb.git とする。
GITではリモートリポジトリの名前に .git を付けるのがならわしとなっている。
テスト用サーバは、開発中のシステムを配置して動作確認をする。

運用ルール


ここでは、以下のルールを設ける。
今は意味が分からなくても、使っているうちに分かってくるはず。
  1. master ブランチは、最終的な成果物を表す。常に最新の状態に保ち、中途半端な状態にしないこと。
  2. master ブランチで開発作業をしてはならない。ファイルの編集操作は担当者用ブランチで行うこと。
  3. master ブランチでマージ操作をするのは、競合がない場合(ファストフォワード)に限る。競合があるときのマージは担当者用ブランチで行うこと。
  4. master ブランチでマージするときは、マージ対象がテスト済みのものに限る。
  5. 担当者用のブランチは、各自、自分専用のものを使用する。他の担当者用のブランチは参照のみとする。
  6. master ブランチと担当者用ブランチ以外にも、必要に応じてブランチを作成しても良い。そのようなブランチの使い方はここでは規定しない。

利用するソフト


最近人気の、無料で使えるGITフロントエンドSourceTreeを使う。
GITサーバについては、ここではごく単純に Windows のファイル共有を利用して、
共有フォルダを GIT サーバ代わりに使う。

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