suzuki のPCで操作する。
特に難しくないが、操作を示す。
- ツールバーの「新規/クローンを作成する」ボタンをクリックする。
- 「リポジトリを作成」タブ選択する。
- 「リポジトリタイプ」はGitを選択する。
- 「保存先のパス」に任意のローカルフォルダを入力する。例:c:\WORK\suzuki
- 「作成」をクリックする。
「保存先のパス」がローカルリポジトリのパス名である。
試しにここに \\server\GIT などの共有フォルダのパスを
指定しても、GIT がうまく動作しないようだ。
GIT で管理したいファイルが既にある場合も、問題ない。
GIT で管理したいフォイルやディレクトリツリーの最上位の
パス名を「保存先のパス」に指定する。
この段階では、指定したパスの直下に .git フォルダが作成され、
この中に GITが管理するファイルが作成されるだけである。
またこの段階では最初のコミットは行われない。
GITで管理したくないファイルがある場合は、
最初のコミットをする前に .gitignore ファイルを作成する。
コミットした後で作成しても良いが、その場合は
既にコミットしたファイルは .gitignore で指定しても
管理対象となってしまうので、手動で解除する必要がある。
ここでコミットしておく。
ファイルが何もないとコミットできないので、ダミーでもよいので何かファイルを作成する。
ファイル作成後、SourceTreeの画面を開くと「コミットされていない変更があります」と表示される。
(F5を押すとすぐに更新される)
- ツールバーから「コミット」を選択する。
- 「作業ツリーのファイル」のリストから、コミットするファイルを選択してチェックボックスをチェックする。
- (あるいは、「作業ツリーのファイル」の左隣をチェックするとすべてのファイルを選択したことになる)
- 最下段の入力欄に、コミットメッセージを入力する。
- (以前入力したメッセージを繰り返したいときは、右の時計アイコンを選択する)
- 右下の「コミット」ボタンをクリックする。
master ブランチは、複数の作業者の作業内容を統合して、
最終的な目的物の管理をするためのブランチ。
ここから、各担当者用のブランチを分岐させる。
suzuki の PC で SourceTree を起動し、作業フォルダ C:\WORK\suzuki を開いている状態から始める。
先ず、現在選択しているブランチを確認する。
- 画面最下部に、ファイルステータス、ログ、検索の三つのタブがある。ログを選択する。
- 画面上半分に樹形図とそれぞれの説明(コミットのとき入力したもの)が表示される。
- master のアイコンの左端に レ点マークが付いているはず。これが現在選択しているブランチである。
次に、ブランチを分岐させる。
- レ点が付いている master ブランチを右クリックする。(どの行を右クリックしたかによって動作が異なるので注意)
- ポップアップメニューから「ブランチ...」を選択
- ブランチ名、例えば suzuki を入力する。
- 「ブランチを作成」をクリックする。
ここで作成した suzuki ブランチは、鈴木さんの作業専用である。
ここでどのようなファイル変更をしても、master には影響しない。
ここが、この運用方法のポイントとなる。
現在、suzuki の PC 上の SourceTree で C:\WORK\suzuki フォルダを開いている。
デフォルトで作成される master ブランチから分岐させて、suzuki ブランチを作成した。
すると図の様に、suzuki ブランチと master ブランチがどちらも現在の最新のコミットを指している。
ここで master ブランチを削除する。
削除しても、単にこの図の master のアイコンが消えるだけである。
バージョン管理システムGIT がファイルの履歴を保存するときは、コミットの単位で保存する。
ファイル内容を保持しているのはコミットであって、ブランチはコミットを指し示すポインタに過ぎない。
よって、ブランチを消してもファイルは消えない。
ただし、コミットを指すものが全部なくなるとコミットにアクセスできなくなるので、ブランチを全部消してはいけない。
ブランチを削除するには、
- 図の左の「ブランチ」のリストに表示されている master を右クリックする
- ポップアップメニューから「master を削除」を選択する
- 「OK」をクリックする。
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