冷戦時代の核実験や民間防衛をめぐるカルチャー

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2007年6月26日の緊急放送


英国BBCや日本NHKのような全国公共放送が存在しない米国では、核攻撃などの緊急事態が起きた時、民間の全放送局を使って警報を発令し、情報を伝達する制度・システムが作られている。

そして、システムがあれば、誤警報が出ることもある。

1997年から始まったEAS(Emergency Alert System)時代の2007年6月26日に、イリノイ州危機管理室が衛星警報システムのテストで間違って本物の信号を出してしまった事故。以下は、その日に誤報を伝えるニュース:


1971年2月20日の緊急放送のときにEBSは十分には機能せず、メッセージが届かなかった放送局や、手順違反して、エラーだと判断して緊急放送を流さなかったり、キャンセルメッセージを確認する前に緊急放送を中止する放送局が続出した。その対策として、EASは強制的に全放送局に緊急放送を流す。そのために、誤りだとわかっても、放送局はキャンセルできず、緊急放送が流れるがままにするしかなかった。






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