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Newsweek 1961年11月6日のシェルターは答えか


Newsweekも1960年代初頭に、核シェルターについての記事を掲載している。

[ NOVEMBER 6, 1961: Survival: Are Shelters the Answer? ]



実用的な放射性降下物防護 Q&A
Q: フォールアウトシェルターとは何か?
A: 実際的には、攻撃の余波である放射能と皆さんお間の遮蔽である。爆風や熱線からの防護にはならない。遮蔽効果は、爆発の規模と距離及び、壁の吸収能力に依存する。
Q: 建設するのに1000ドル以上かかるのか?
A: 民間防衛局によれば、1000ドルのシェルターは、それ以上に高価なシェルターと同程度の防護効果を持つ。右に示す50ドルの備蓄は控えめなものである。
Q: どのような材質のものを使えばよいか?
A: 民間防衛局のブックレットは、軽量コンクリートブロックやレンガや間に砂を詰めた鋼板や様々な木材を使った設計を5〜6個掲載している。
Q: フィルターについてはどうすればよいか?
A: メカニカルフィルタはもちろん閉鎖空間の空気を正常に保ち、温度や湿度をコントロールできる。基本的シェルターでは、レンガや軽量コンクリートブロックに通気口を残す。この場合、空気中の放射性粒子が一定量流入する。
Q: アパートなど個人シェルターのない住人はどうすればよいか?
A: 民間防衛局によれば、慎重な主婦なら、キッチンのバスケットやクローゼットの棚を利用する。そこには、プラスチックボトルに入れた水(ガラスは壊れるので)や、新しい濃縮食品や、トイレットペーパーや、蓋のついたバケツや、懐中電灯や、トランジスタラジオや、アスピリンや救急箱をストックしておく。線量計(20〜25ドル)も推奨されているが、大量生産が始まるまでは高価だろう。
Q: 攻撃を受けたとき、バスケットを持って、どこへ行けばいいか?
A: 民間防衛局によれば、来年の今頃には、全米で新たなシェルター業者が目に付くようになっている。驚くべきことだが、経験則として、シェルターは地下室に作らなければならないというわけではない。建物のセットバックにもよるが、放射性降下物は地面や建物の屋根に降り積もる。中層階が比較的安全だろう。いかなる場合も、屋外にいるより、室内にいるほうが安全である。


Q: 集団としては何ができるか?
A: 最も有望な設計は、ウォルマー・ストロープとカリフォルニアの海軍放射線防衛研究所による、海軍弾薬庫設計の採用である。その放射線削減ファクターは1000であり、240キロパスカルまでの爆風にも耐える。
Q: どれくらいの人々が合理的に居住できるか?
A: 成人100人がボランティアで14日間、このシェルター内で生活した。一人あたり1平方メートルの広さがある。
Q: どの程度の生活ができたか?
A: ストロープによれば上々である。参加者10人中10人が、もういちどシェルターで生活してもよいと回答した。





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