BF小ネタ
最終更新：ID:mRnz/1RV8g 2017年08月08日(火) 20:27:55履歴
176： 名無しさん@バトルファッカー ：2017/02/20(月) 00:16:59 ID:hC1u364.0
きらびやかな照明と、大きな歓声を背中に受けながら、俺はバトルファックリングを後にした。準決勝以降は厳しい戦いが続いたが、死に物狂いで自らの技を鍛えぬいてきた甲斐があった。高校二年生の夏にして、ついに俺は悲願の高校BF界の頂点に立ったのだ。
控室のベンチに腰掛けて天を仰ぐと、一気に身体から力が抜けた。じわじわと優勝の実感が込み上げてくる。
決勝の相手には何度も精液を搾り取られた。昨年夏の大会で二年生にして準優勝を収め、今大会では優勝候補筆頭とされていた某有名BF高校のエースである。とんでもない手淫と、バストの持ち主であったため、何度も情けなく精液を垂れ流したが、日常的に繰り返している特訓を思い出せば心を折られることはなかった。攻撃力に関しては、自分もなかなかのものだと俺は自負している。その点で、彼女とはおそらく互角だった。結局勝敗を分けたのは、如何なる快楽にも流されない、精神の強さだったのだろう。試合の後半、彼女は俺の送り込んだ快楽に僅かながら心を委ねてしまっていた。
「なんとか間に合ったな……」
思わず安堵のため息が漏れる。俺が高校生BF選手権で頂点に立つにはこれがおそらくラストチャンスだっただろう。
耳に届いた音で、ヴヴッとバッグの奥が振動していることに気付く。一瞬電マかとも思ったが、振動していたのはスマートフォンだった。無料通信アプリがメッセージの着信を告げている。
From: あかり
Massage: 客席から見てました。
優勝おめでとうございます。
今夜会いに行ってもいいですか？ お祝いしたいです！
手早く返信する。
To: あかり
Massage: ありがとう。
いいよ。６時頃にはもう家にいると思うから。
朱里(あかり)との付き合いはもうすぐ3年になる。中学の時の後輩で、俺が3年生の時、彼女は入学したての1年生だった。彼女が俺と同じBF部に入部してきたため、親しくなるまでに時間はかからなかった。そうして、卒業式の日、俺は彼女に告白された。
彼女に会えることが分かった俺は、先ほどまでの疲れをすっかり忘れてしまっていた。早く帰路につかなければ。
177： 名無しさん@バトルファッカー ：2017/02/20(月) 01:28:51 ID:hC1u364.0
――――ピンポーン。
インターホンが鳴る。扉を開けるなり、朱里が俺に飛びついてきた。
「センパイ、おめでとうございます！ とうとうやりましたね」
「ちょっ……、抱きつくのはやめてくれ。流石に今日は少し、疲れてるんだ」
俺の冷静な対応に、朱里は頬を膨らませた。その様子は実に中学生らしい。まだあどけない少女そのものだ。
「むぅ……。そんなこと言って。私見てたから、分かるんですよ。
決勝戦、実は少し余力を残してましたよね」
「いや、ぎりぎりの戦いだったよ」
「ふぅぅん。そうなんですか……」
その時何故か、朱里の瞳が妖しく光ったような気がした。
「まあ、ここじゃなんだし、早く入ってくれ」
「はぁぁい。失礼、しますね」
その後、お祝いだと言って朱里はあれこれと俺の身の回りの世話をやいてくれた。彼女が作った夕飯を一緒に食べ、テレビを見ながらいっしょに笑い、たわいもない会話をした。
そして不意に会話が途切れた時、朱里が尋ねてきた。
「センパイ、今日、泊ってもいいですよね」
「えっ、いや、それは……」
「ダメ、ですか……？」
「その、なんていうか」
俺が躊躇うのには、それなりの理由があった。確かに、彼女が泊っていくのはうれしい。しかし、この疲れた状態ではベッドの上でも彼女に甘えきることになるかもしれない。高校生が中学生の女の子相手にそんな風ではさすがに情けない。
それに、彼女の相手をするにはそれなりのエネルギーを消費するのだ。なんせ……。
「ふふっ……。センパイ、それは何かを期待している顔ですよ」
「うっ、そんなことは、ない……」
「泊っていいですよね」
「わかったよ。朱里が泊るなら、風呂用意しないとな。俺はついでにシャワー浴びてくるから、ちょっと待っててくれるか？」
「はい！ センパイ」
「ん？」
「好きですよ」
「…………シャワー行ってくる」
「ふふっ」
178： 名無しさん@バトルファッカー ：2017/02/20(月) 01:30:27 ID:hC1u364.0
まず、バスタブを軽く洗ってカランから湯を注ぎ始めてから、シャワーのコックも捻った。熱いお湯を頭から被る。
冷静に、冷静になれ……。
彼女と話をしているといつもこうだ。なぜかいつのまにか朱里のペースに巻き込まれている。図星をつかれたことが何となく気に食わず、思わず冷静を保って隠そうとしたが、朱里との情事を想像して、俺の逸物はすっかりそそり立っている。それは幸い、熱いシャワーで平静を取り戻そうとしていた。
しかし、
「失礼、しますね」
聞きなれた声に振り返って、俺は思わず声を上げた。
「おまっ……」
立っていたのはバスタオル一枚だけを身に着けた朱里だった。まだ中学3年生だというのに、彼女のボディラインは完成されていた。すらりと伸びた手足は驚くほどに白く、きめ細やかで視線を吸いつけられる。最近発育を終えかけている胸は、バスタオルで絞めつけていてもなお生意気にそのふくらみを主張している。現時点ですでに並みの男の逸物ならばすっぽりつつみこんでしまうだろう。
落ちつき始めていた血流が再びその勢いを増し、気づけばはちきれんばかりにペニスが勃起していた。
すぐに起たないように訓練はしているんだが……。
「あ、いい反応……」
俺は慌てて視線を床に落とした。
「だめ、ちゃんと見てくださいね」
朱里が俺の顔をのぞき込む。完成された身体とは対照的に、その瞳は幼さを残している。見つめあっていると、こちらが罪悪感を覚えるほどだ。普段は肩より少し下まで下ろしている美しい濡れ羽色の髪は今、頭の後ろで一つにまとめられていた。
「な、何しに来たんだ」
「さあ、なにしにでしょう？ 分かってるんじゃないですか？」
「だ、だから今日はだめだ……」
「クスッ……。まだ、何も言ってないのに。
それに、先に臨戦態勢に入っているのはセンパイですよ？」
朱里が俺のペニスに視線を落とす。
「こ、これは……」
俺は当な言い訳の言葉を探して、視線を宙に向けた。すると、その瞬間を狙いすましたかのように俺の右耳に急にぞわりとした快感が走った。
「まぁ落ち着いてください。まずはキレイにしてあげますから」
ぎりぎり聞こえる、しかし、脳の奥に直接響くような甘ったるい声で囁いてから、チロリと舌先で朱里が俺の耳介を舐めた。
手慣れた手つきでボディソープを掌に取ると、両手に塗り広げる。そのままさわさわと俺の身体を撫で始めた。
179： 名無しさん@バトルファッカー ：2017/02/20(月) 01:31:24 ID:hC1u364.0
―――――くうっつつつ。
途端にとんでもない快感が、彼女の指先から俺の全身へと走った。バトルファッカーとしてのプライドが辛うじてその場で声を漏らすことだけは妨げていた。
おそらく朱里は、俺が今危うく声を漏らしそうになったことに気付いている。訴えるような瞳を彼女へ向けると、彼女はにこりと悪戯な笑顔を返した。
「ほら、ただ洗うだけじゃつまらないですよ。洗いっこです。センパイも、洗って？」
緩慢な仕草でバスタオルを取ると、自らの胸にたっぷりとボディソープを垂らす。
「ほら」
俺は誘われるがままに、その胸に自らの両手をあてがった。
「あっ……やっぱり、センパイじょうずですよね」
それは当然であった。俺は今日、日本の高校生で最も強いバトルファッカーとなったのだから。しかし、俺の耳には何故かその彼女の台詞が空虚に響く。
そう、どこか余裕が感じられるのだ。今日の決勝戦の相手ですら、俺に乳首を撫でられたときは、恍惚とした表情を見せていた。朱里にもそんな表情をさせたくて、胸をゆっくりと揉みながらその頂も指で弾く。しかし、俺が必死になっていることを知ってか知らずか、朱里は呼吸を整えていく。
一方、彼女の右手は今俺の内ももをさわさわと洗っていた。また、思わず吐息を漏らしそうになる。
「はぁ……。やっぱりセンパイ上手」
「くっ……、そんな、余裕の、表情で言われてもな……」
「ふふっ。じゃあ、ここからは勝負ですね。」
「しょ、勝負？」
「そう、先に喘ぎ声出した方が負け、です」
耳元で彼女が囁く。正直それだけで、俺の膝は崩れそうになっていたが、辛うじて冷静に言葉を返した。
「ああ」
しかし、俺の同意を聞いた瞬間、彼女が微妙に指先の動きに変化を加えた。同時に、耳に息を吹きかけることも忘れない。
「くふっ……」
「あれ？ 今の何ですか？ もしかして開始3秒で決着ですか」
「ち、ちがうっ、今のは……」
「クスッ。冗談です、今のはノーカウントですよね」
そのまま、ついと指先が内またから這い上がり、軽く俺の乳首を撫でる。
「だって、チャンピオンですからね」
そもそもこんなことは普通ならあり得ないのだ。あらゆる快感を押さえつける訓練をしてきた俺の身体が指先で軽く触れられただけで感じることなどあり得ない。しかし、彼女の指先は際限なく快感を俺に送り込んでくる。
「くそっ……あんまり、調子に乗るなよ」
「ふふっ、そんな情けない表情で言われても、」
空中でさわさわと何かを撫でるような動きを見せてから、ついに彼女の指先がかすかに俺のペニスに触れた。
「全然怖くないですよ」
「くぁあああ」
「あっ、今のは完全にあえぎ声ですよねぇ……」
「ちがっ」
「ほら、ゆっくり行きますよ。すぅーーっ」
そのまま、滑らかな手つきでペニスを握りこみ、ゆっくりと竿の根から亀頭へと指を抜く。
「くっ、あああああああぁぁぁぁぁぁああ」
このとき、一矢報いようと胸を撫でていた俺の両手は、彼女の左腕たった一本で朱里の胸に押さえつけられ全く機能していなかった。
「こうさん？ 降参ですか？」
「だ、れが……」
いくら彼女とはいえ、こうも一方的に試合を運ばれてはバトルファック学生チャンピオンの名が廃る。
「仕方ないなぁ……。降参するなら、先輩が大好きなやつ、してあげようと思ったんですが……」
「大好きな……？」
一体なんのことだと、俺が呆気に取られていると、すっと朱里の左腕が俺の後頭部に回された。
「ほら、このまま、きゅーって」
180： 名無しさん@バトルファッカー ：2017/02/20(月) 01:32:54 ID:hC1u364.0
その瞬間、甘いとも、苦いとも言える思い出が俺の脳裏に蘇る。
それは初めて朱里にスパーリングでKO負けを喫したときの苦い思い出でありながら、同時に、生まれて初めて、天にも昇るような快感を与えられた幸せな思い出だった。恐ろしいことに、それ以来、俺はスパーリングでも、練習試合でも、一度もバトルファックで朱里に勝てなくなっていた。
これはもう、無理だ。普通にやっても勝てることなんてないのに、試合のダメージが残る今の状態で朱里をなんとかできるはずがない……。
それは、今日の決勝戦の対戦相手がしたのと同じように、俺が朱里が送り込む快感に身を委ねた瞬間だった。
「してくれ……」
「へ？」
朱里がわざとらしく首を傾げる。
「もう、降参だから。あれ、してくれ」
「いいんですか？ 今日はギブアップが早いですね」
「は、はやく」
「また、トんじゃうかもしれませんよ？」
「……して」
「もう、こんなんでいいのかなぁ……。来年からは私も敵なのに……」
言いながら、朱里は左腕をぐいと、自らの胸元に寄せた。そのせいで、俺の顔が彼女の柔らかい胸に沈み込む。その時点で、俺のペニスから少し、白いものが漏れた
「うぅ……」
そう、彼女が来年高校生になれば、当然高校BF大会に参戦する。そうなれば、俺どころか全ての男子にもはや優勝の可能性は無くなるだろう。俺が高校BF界の頂点に立とうとするならば、必然的に今年がラストチャンスだったということになるのだ。
「ほら、いい子。ゆっくり力を抜いてください」
言われるまでもなく、俺の身体はすでにもはや朱里の支え無しには立っていられないほど脱力していた。
朱里は、ゆっくりと俺の頭を抱え込んだ後、顎を俺の頭に軽く乗せた。左手で数回頭を撫でた後、また、脳に直接響くような甘ったるい声で囁く。
「すき……。大好きですよ、センパイ。センパイも、わたしのこと、好きなんですね
くすっ、かわいい。ほら、気持ちいいですね」
右手で俺のペニスを弄びながら、左手は優しく俺の髪を撫でていた。もはや彼女の言葉は疑問形ではなくなっている。俺が快感を覚えていることを確信しているわけではない。彼女が言葉にしたことが現実となる、一種の催眠のようなものだった。
「幸せですね。あ、ほら、もうせーえき上がってきました」
――――ビュル。
そして、何の前触れもなく、ダムが決壊したかのように、精子が俺のペニスから飛び出した。それを確認しながらも、彼女は俺のペニスをしごく手を止めない。
――――ビュル、ビュッ、ビュッ。
「気持ちいですね。ほらまだまだ、続きますよ。もう一度快感の波が来ますよ」
こくりと、俺は頷くことしか出来ない。朱里はペニスをしごいていた手の動きをしぼり出すような動きに変化させる。
――――ビューッ、ビューッ、ビューッ。
5分ほど、精液を出し続けていただろうか。快楽のせいで、時間間隔はすっかり麻痺していた。ようやく精液は止まったようだが、まだペニスは脈打ちを続けていた。快感も、まだ途切れない。彼女が、未だに手を止めてくれないからかもしれない。
「そろそろ、終わりみたいです。
今日はセンパイ頑張ったみたいだから前座はこれくらいにしておきましょうね……」
「ぜ、ぜん、ざ……？」
その言葉の意味を理解できないまま、俺は至上の快楽に包まれて意識を手放した。
181： 名無しさん@バトルファッカー ：2017/02/20(月) 01:34:55 ID:hC1u364.0
「眼が覚めました？」
「え？」
背中に柔らかい感触がある。何故か俺はベッドに寝かされていた。
「あのままじゃ、湯冷めしちゃうかと思って。運ぶのすごく大変だったんですから」
「ああ、すまない……」
どうやら、俺はあのまま意識を失ったらしい。確かに、いつも彼女には負けてばかりだが、今回はずいぶん派手にやられたものだ。中学生女子相手に手も足も出ず失神させられた恥ずかしさに俺は朱里から目をそらした。
しかし、朱里はそんな俺をどこまでも辱めたいようだった。まだ上手く身体に力が入らない俺に馬乗りになって、強引に唇を奪う。
「ジュルルルル、うん、ジュル、はぁ、んっ、ジュ、ジュッ、ジュルルル」
「くっ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。もう、今日は勘弁してくれ。
スパーリングの相手ならまた今度……」
「それじゃ、つまらないじゃないですか。言ったでしょう？ さっきのは前座です。
ここからようやくround2、本番じゃないですか」
「ラ、ラウンド2って……」
「くすっ。それともチャンピオンが負けっぱなしでいいの？」
「……っ」
「次はベッドですよ。
とりあえず、今ちょと漏れちゃったもの早く流してきてください」
やはり、彼女からは逃げ出せそうにない。しかし、この支配されている感覚が、どこか心地よい自分を俺はまだ認めることが出来なかった。
きらびやかな照明と、大きな歓声を背中に受けながら、俺はバトルファックリングを後にした。準決勝以降は厳しい戦いが続いたが、死に物狂いで自らの技を鍛えぬいてきた甲斐があった。高校二年生の夏にして、ついに俺は悲願の高校BF界の頂点に立ったのだ。
控室のベンチに腰掛けて天を仰ぐと、一気に身体から力が抜けた。じわじわと優勝の実感が込み上げてくる。
決勝の相手には何度も精液を搾り取られた。昨年夏の大会で二年生にして準優勝を収め、今大会では優勝候補筆頭とされていた某有名BF高校のエースである。とんでもない手淫と、バストの持ち主であったため、何度も情けなく精液を垂れ流したが、日常的に繰り返している特訓を思い出せば心を折られることはなかった。攻撃力に関しては、自分もなかなかのものだと俺は自負している。その点で、彼女とはおそらく互角だった。結局勝敗を分けたのは、如何なる快楽にも流されない、精神の強さだったのだろう。試合の後半、彼女は俺の送り込んだ快楽に僅かながら心を委ねてしまっていた。
「なんとか間に合ったな……」
思わず安堵のため息が漏れる。俺が高校生BF選手権で頂点に立つにはこれがおそらくラストチャンスだっただろう。
耳に届いた音で、ヴヴッとバッグの奥が振動していることに気付く。一瞬電マかとも思ったが、振動していたのはスマートフォンだった。無料通信アプリがメッセージの着信を告げている。
From: あかり
Massage: 客席から見てました。
優勝おめでとうございます。
今夜会いに行ってもいいですか？ お祝いしたいです！
手早く返信する。
To: あかり
Massage: ありがとう。
いいよ。６時頃にはもう家にいると思うから。
朱里(あかり)との付き合いはもうすぐ3年になる。中学の時の後輩で、俺が3年生の時、彼女は入学したての1年生だった。彼女が俺と同じBF部に入部してきたため、親しくなるまでに時間はかからなかった。そうして、卒業式の日、俺は彼女に告白された。
彼女に会えることが分かった俺は、先ほどまでの疲れをすっかり忘れてしまっていた。早く帰路につかなければ。
177： 名無しさん@バトルファッカー ：2017/02/20(月) 01:28:51 ID:hC1u364.0
――――ピンポーン。
インターホンが鳴る。扉を開けるなり、朱里が俺に飛びついてきた。
「センパイ、おめでとうございます！ とうとうやりましたね」
「ちょっ……、抱きつくのはやめてくれ。流石に今日は少し、疲れてるんだ」
俺の冷静な対応に、朱里は頬を膨らませた。その様子は実に中学生らしい。まだあどけない少女そのものだ。
「むぅ……。そんなこと言って。私見てたから、分かるんですよ。
決勝戦、実は少し余力を残してましたよね」
「いや、ぎりぎりの戦いだったよ」
「ふぅぅん。そうなんですか……」
その時何故か、朱里の瞳が妖しく光ったような気がした。
「まあ、ここじゃなんだし、早く入ってくれ」
「はぁぁい。失礼、しますね」
その後、お祝いだと言って朱里はあれこれと俺の身の回りの世話をやいてくれた。彼女が作った夕飯を一緒に食べ、テレビを見ながらいっしょに笑い、たわいもない会話をした。
そして不意に会話が途切れた時、朱里が尋ねてきた。
「センパイ、今日、泊ってもいいですよね」
「えっ、いや、それは……」
「ダメ、ですか……？」
「その、なんていうか」
俺が躊躇うのには、それなりの理由があった。確かに、彼女が泊っていくのはうれしい。しかし、この疲れた状態ではベッドの上でも彼女に甘えきることになるかもしれない。高校生が中学生の女の子相手にそんな風ではさすがに情けない。
それに、彼女の相手をするにはそれなりのエネルギーを消費するのだ。なんせ……。
「ふふっ……。センパイ、それは何かを期待している顔ですよ」
「うっ、そんなことは、ない……」
「泊っていいですよね」
「わかったよ。朱里が泊るなら、風呂用意しないとな。俺はついでにシャワー浴びてくるから、ちょっと待っててくれるか？」
「はい！ センパイ」
「ん？」
「好きですよ」
「…………シャワー行ってくる」
「ふふっ」
178： 名無しさん@バトルファッカー ：2017/02/20(月) 01:30:27 ID:hC1u364.0
まず、バスタブを軽く洗ってカランから湯を注ぎ始めてから、シャワーのコックも捻った。熱いお湯を頭から被る。
冷静に、冷静になれ……。
彼女と話をしているといつもこうだ。なぜかいつのまにか朱里のペースに巻き込まれている。図星をつかれたことが何となく気に食わず、思わず冷静を保って隠そうとしたが、朱里との情事を想像して、俺の逸物はすっかりそそり立っている。それは幸い、熱いシャワーで平静を取り戻そうとしていた。
しかし、
「失礼、しますね」
聞きなれた声に振り返って、俺は思わず声を上げた。
「おまっ……」
立っていたのはバスタオル一枚だけを身に着けた朱里だった。まだ中学3年生だというのに、彼女のボディラインは完成されていた。すらりと伸びた手足は驚くほどに白く、きめ細やかで視線を吸いつけられる。最近発育を終えかけている胸は、バスタオルで絞めつけていてもなお生意気にそのふくらみを主張している。現時点ですでに並みの男の逸物ならばすっぽりつつみこんでしまうだろう。
落ちつき始めていた血流が再びその勢いを増し、気づけばはちきれんばかりにペニスが勃起していた。
すぐに起たないように訓練はしているんだが……。
「あ、いい反応……」
俺は慌てて視線を床に落とした。
「だめ、ちゃんと見てくださいね」
朱里が俺の顔をのぞき込む。完成された身体とは対照的に、その瞳は幼さを残している。見つめあっていると、こちらが罪悪感を覚えるほどだ。普段は肩より少し下まで下ろしている美しい濡れ羽色の髪は今、頭の後ろで一つにまとめられていた。
「な、何しに来たんだ」
「さあ、なにしにでしょう？ 分かってるんじゃないですか？」
「だ、だから今日はだめだ……」
「クスッ……。まだ、何も言ってないのに。
それに、先に臨戦態勢に入っているのはセンパイですよ？」
朱里が俺のペニスに視線を落とす。
「こ、これは……」
俺は当な言い訳の言葉を探して、視線を宙に向けた。すると、その瞬間を狙いすましたかのように俺の右耳に急にぞわりとした快感が走った。
「まぁ落ち着いてください。まずはキレイにしてあげますから」
ぎりぎり聞こえる、しかし、脳の奥に直接響くような甘ったるい声で囁いてから、チロリと舌先で朱里が俺の耳介を舐めた。
手慣れた手つきでボディソープを掌に取ると、両手に塗り広げる。そのままさわさわと俺の身体を撫で始めた。
179： 名無しさん@バトルファッカー ：2017/02/20(月) 01:31:24 ID:hC1u364.0
―――――くうっつつつ。
途端にとんでもない快感が、彼女の指先から俺の全身へと走った。バトルファッカーとしてのプライドが辛うじてその場で声を漏らすことだけは妨げていた。
おそらく朱里は、俺が今危うく声を漏らしそうになったことに気付いている。訴えるような瞳を彼女へ向けると、彼女はにこりと悪戯な笑顔を返した。
「ほら、ただ洗うだけじゃつまらないですよ。洗いっこです。センパイも、洗って？」
緩慢な仕草でバスタオルを取ると、自らの胸にたっぷりとボディソープを垂らす。
「ほら」
俺は誘われるがままに、その胸に自らの両手をあてがった。
「あっ……やっぱり、センパイじょうずですよね」
それは当然であった。俺は今日、日本の高校生で最も強いバトルファッカーとなったのだから。しかし、俺の耳には何故かその彼女の台詞が空虚に響く。
そう、どこか余裕が感じられるのだ。今日の決勝戦の相手ですら、俺に乳首を撫でられたときは、恍惚とした表情を見せていた。朱里にもそんな表情をさせたくて、胸をゆっくりと揉みながらその頂も指で弾く。しかし、俺が必死になっていることを知ってか知らずか、朱里は呼吸を整えていく。
一方、彼女の右手は今俺の内ももをさわさわと洗っていた。また、思わず吐息を漏らしそうになる。
「はぁ……。やっぱりセンパイ上手」
「くっ……、そんな、余裕の、表情で言われてもな……」
「ふふっ。じゃあ、ここからは勝負ですね。」
「しょ、勝負？」
「そう、先に喘ぎ声出した方が負け、です」
耳元で彼女が囁く。正直それだけで、俺の膝は崩れそうになっていたが、辛うじて冷静に言葉を返した。
「ああ」
しかし、俺の同意を聞いた瞬間、彼女が微妙に指先の動きに変化を加えた。同時に、耳に息を吹きかけることも忘れない。
「くふっ……」
「あれ？ 今の何ですか？ もしかして開始3秒で決着ですか」
「ち、ちがうっ、今のは……」
「クスッ。冗談です、今のはノーカウントですよね」
そのまま、ついと指先が内またから這い上がり、軽く俺の乳首を撫でる。
「だって、チャンピオンですからね」
そもそもこんなことは普通ならあり得ないのだ。あらゆる快感を押さえつける訓練をしてきた俺の身体が指先で軽く触れられただけで感じることなどあり得ない。しかし、彼女の指先は際限なく快感を俺に送り込んでくる。
「くそっ……あんまり、調子に乗るなよ」
「ふふっ、そんな情けない表情で言われても、」
空中でさわさわと何かを撫でるような動きを見せてから、ついに彼女の指先がかすかに俺のペニスに触れた。
「全然怖くないですよ」
「くぁあああ」
「あっ、今のは完全にあえぎ声ですよねぇ……」
「ちがっ」
「ほら、ゆっくり行きますよ。すぅーーっ」
そのまま、滑らかな手つきでペニスを握りこみ、ゆっくりと竿の根から亀頭へと指を抜く。
「くっ、あああああああぁぁぁぁぁぁああ」
このとき、一矢報いようと胸を撫でていた俺の両手は、彼女の左腕たった一本で朱里の胸に押さえつけられ全く機能していなかった。
「こうさん？ 降参ですか？」
「だ、れが……」
いくら彼女とはいえ、こうも一方的に試合を運ばれてはバトルファック学生チャンピオンの名が廃る。
「仕方ないなぁ……。降参するなら、先輩が大好きなやつ、してあげようと思ったんですが……」
「大好きな……？」
一体なんのことだと、俺が呆気に取られていると、すっと朱里の左腕が俺の後頭部に回された。
「ほら、このまま、きゅーって」
180： 名無しさん@バトルファッカー ：2017/02/20(月) 01:32:54 ID:hC1u364.0
その瞬間、甘いとも、苦いとも言える思い出が俺の脳裏に蘇る。
それは初めて朱里にスパーリングでKO負けを喫したときの苦い思い出でありながら、同時に、生まれて初めて、天にも昇るような快感を与えられた幸せな思い出だった。恐ろしいことに、それ以来、俺はスパーリングでも、練習試合でも、一度もバトルファックで朱里に勝てなくなっていた。
これはもう、無理だ。普通にやっても勝てることなんてないのに、試合のダメージが残る今の状態で朱里をなんとかできるはずがない……。
それは、今日の決勝戦の対戦相手がしたのと同じように、俺が朱里が送り込む快感に身を委ねた瞬間だった。
「してくれ……」
「へ？」
朱里がわざとらしく首を傾げる。
「もう、降参だから。あれ、してくれ」
「いいんですか？ 今日はギブアップが早いですね」
「は、はやく」
「また、トんじゃうかもしれませんよ？」
「……して」
「もう、こんなんでいいのかなぁ……。来年からは私も敵なのに……」
言いながら、朱里は左腕をぐいと、自らの胸元に寄せた。そのせいで、俺の顔が彼女の柔らかい胸に沈み込む。その時点で、俺のペニスから少し、白いものが漏れた
「うぅ……」
そう、彼女が来年高校生になれば、当然高校BF大会に参戦する。そうなれば、俺どころか全ての男子にもはや優勝の可能性は無くなるだろう。俺が高校BF界の頂点に立とうとするならば、必然的に今年がラストチャンスだったということになるのだ。
「ほら、いい子。ゆっくり力を抜いてください」
言われるまでもなく、俺の身体はすでにもはや朱里の支え無しには立っていられないほど脱力していた。
朱里は、ゆっくりと俺の頭を抱え込んだ後、顎を俺の頭に軽く乗せた。左手で数回頭を撫でた後、また、脳に直接響くような甘ったるい声で囁く。
「すき……。大好きですよ、センパイ。センパイも、わたしのこと、好きなんですね
くすっ、かわいい。ほら、気持ちいいですね」
右手で俺のペニスを弄びながら、左手は優しく俺の髪を撫でていた。もはや彼女の言葉は疑問形ではなくなっている。俺が快感を覚えていることを確信しているわけではない。彼女が言葉にしたことが現実となる、一種の催眠のようなものだった。
「幸せですね。あ、ほら、もうせーえき上がってきました」
――――ビュル。
そして、何の前触れもなく、ダムが決壊したかのように、精子が俺のペニスから飛び出した。それを確認しながらも、彼女は俺のペニスをしごく手を止めない。
――――ビュル、ビュッ、ビュッ。
「気持ちいですね。ほらまだまだ、続きますよ。もう一度快感の波が来ますよ」
こくりと、俺は頷くことしか出来ない。朱里はペニスをしごいていた手の動きをしぼり出すような動きに変化させる。
――――ビューッ、ビューッ、ビューッ。
5分ほど、精液を出し続けていただろうか。快楽のせいで、時間間隔はすっかり麻痺していた。ようやく精液は止まったようだが、まだペニスは脈打ちを続けていた。快感も、まだ途切れない。彼女が、未だに手を止めてくれないからかもしれない。
「そろそろ、終わりみたいです。
今日はセンパイ頑張ったみたいだから前座はこれくらいにしておきましょうね……」
「ぜ、ぜん、ざ……？」
その言葉の意味を理解できないまま、俺は至上の快楽に包まれて意識を手放した。
181： 名無しさん@バトルファッカー ：2017/02/20(月) 01:34:55 ID:hC1u364.0
「眼が覚めました？」
「え？」
背中に柔らかい感触がある。何故か俺はベッドに寝かされていた。
「あのままじゃ、湯冷めしちゃうかと思って。運ぶのすごく大変だったんですから」
「ああ、すまない……」
どうやら、俺はあのまま意識を失ったらしい。確かに、いつも彼女には負けてばかりだが、今回はずいぶん派手にやられたものだ。中学生女子相手に手も足も出ず失神させられた恥ずかしさに俺は朱里から目をそらした。
しかし、朱里はそんな俺をどこまでも辱めたいようだった。まだ上手く身体に力が入らない俺に馬乗りになって、強引に唇を奪う。
「ジュルルルル、うん、ジュル、はぁ、んっ、ジュ、ジュッ、ジュルルル」
「くっ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。もう、今日は勘弁してくれ。
スパーリングの相手ならまた今度……」
「それじゃ、つまらないじゃないですか。言ったでしょう？ さっきのは前座です。
ここからようやくround2、本番じゃないですか」
「ラ、ラウンド2って……」
「くすっ。それともチャンピオンが負けっぱなしでいいの？」
「……っ」
「次はベッドですよ。
とりあえず、今ちょと漏れちゃったもの早く流してきてください」
やはり、彼女からは逃げ出せそうにない。しかし、この支配されている感覚が、どこか心地よい自分を俺はまだ認めることが出来なかった。
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