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和君 5/28(木) 23:43:10 No.20090528234310 削除
私は加奈の寝顔を見ながら唖然とした。
普通こんな場では白状しないよな。

ここの話(妻物語)でも白を切りとおして、最後の報告書を突きつけ、不倫相手を呼べ・・・
修羅場の果てに泣きながらだよな.

気配を感じた加奈が私を見て涙を流しながら謝っています。
抱きしめながらうとうとして朝を迎えました。
起きてからも何も言いません。言う必要も無いからです。

土曜日は九時過ぎから遅い朝食を採った。

私はテレビを見ながら、月曜以降のやり方を考えておりました。
相手が清水美千代であればどこまで説明をしようか・・・・

無意識的に、腕を組み斜め上を見ながら考え事をしていた。

チラッと横を見ると加奈が不安そうな顔で私を見ています。
加奈にしてみると昨晩の強引なまでの行為といい、
今朝の態度といい不倫がばれているぞといつ切り出されるかと不安に思ったに
違いありません。

「どうした?」

「和君がその格好をしている時は何かあるもん。怖い」

加奈は私に引っ付いて離れようとしません。
ヤバイ、戦闘モードが無意識に出ていた。今追い込むわけにはいかない。
慌てて、私は週明け以降の仕事が立て込んでいて、どうしようかと考えていたと言い訳をしました。
加奈も少し安心したようですが、やはり離れようとしません。

その時電話が鳴り、加奈が出ました。
松井さんからでした。
相手と、月曜日一時に会うことを約束しましたとの連絡でした。
相手は清水美千代でした。これで懸案は一個減りました。

私は加奈に、仕事の目途が付いたんだと笑って話しかけました。

「加奈、久しぶりに散歩に行こうか。帰りにどこかでランチでもしてこようか」

「ホンと和君、加奈うれしい」

土日と加奈とは仲良くマッタリと過ごしました。
久しぶりののんびりとした休日
嵐の前の静けさでした。



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