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【ゾンビ】宿主を操る寄生生物達

【槍形吸虫(ディクロコエリウム デントリテイクム)】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A7%8D%E5%BD%A2%E5...
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-713.html
 二腔吸虫科に属する吸虫の1種。中間宿主はカタツムリ→アリで、最終宿主はヒツジやウシである。
ヒツジやウシの糞に混じった虫卵をカタツムリが食べることで感染し、さらに虫体が混じったカタツムリの粘液を食べたアリが感染する。
 アリに寄生した槍形吸虫はアリを草の先端に移動させ、アゴで茎を噛ませるとそのままじっと動かなくさせる。
そうしてヒツジやウシが草を食べる際にアリも一緒に食べられやすくし、ヒツジやウシの体内に入れるようにコントロールしている。



【ロイコクロリディウム】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%A4%E3...
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-501.html
 ロイコクロリディウム属の吸虫。中間宿主はカタツムリで、最終宿主は鳥類。
鳥の糞と一緒に排出された虫卵を食べたカタツムリの体内に侵入したロイコクロリディウムは、
鳥に捕食されやすくするためカタツムリを目立つ場所に移動させる。
さらにカタツムリの触覚に移動して、触覚を膨れさせ脈動させることで、触覚を芋虫のように見せかける。
そうして芋虫と勘違いした鳥によって捕食されるようにコントロールしている。



【ブードゥー・ワスプ】
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-704.html
 他の昆虫に寄生する寄生蜂である、コマユバチ科の蜂の一種。
蛾の幼虫(イモムシ)に卵を産み付け、孵化するとイモムシの体内を食い荒らして成長し、やがて身体から出てきてサナギになる。
寄生されていたイモムシはしばらく死なずにその場にとどまり、他の昆虫等がサナギに近づくと激しく反応して追い払う行動をみせる。
つまり寄生が終わった後も、死ぬまでブードゥーワスプのサナギを外敵から守るようにコントロールされている。



【アリタケの一種】
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_arti...
 オフィオコルディケプス科オフィオコルディケプス属に分類される子嚢菌の一種。昆虫寄生菌。
アリに寄生すると脳を支配して、アリを菌類の成長と胞子の拡散に適した場所まで移動させる。
アリはそこで絶命し、アリの死骸を菌床として成長して、やがて体外へキノコが出てくる。
 感染したアリは細い針状の突起を出させ、別のアリがそれに触れることで次々と感染を拡げていく。



【フクロムシ】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%AF%E3...
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-572.html
 他の甲殻類に寄生する甲殻類。袋状の形をしている。
フクロムシに寄生された雌のカニは、フクロムシを自分のタマゴと認識して守るようになる。
寄生したのが雄のカニの場合、フクロムシは雄をハサミを小さくさせる・腹部を広げるなどして雌化させて、
雌と同じように自らを守らせる。
 フクロムシに寄生されたカニは雌雄とも繁殖能力を失わされてしまう。これを寄生去勢という。



【ユーハプロルキス】
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-726.html
 吸虫の一種。巻貝→魚を中間宿主として、最終宿主は鳥類。
ユーハプロルキスはメダカの仲間・カダヤシの一種、カリフォルニアカダヤシの体内に侵入すると、
カダヤシの神経を操作し、危険察知の感覚を失わせる。
 寄生されたカダヤシは泳ぎがジグザグになったり、水面近くで腹を見せたりする。
また、水面に突進するなどという不規則な行動をとることで、最終宿主の鳥類の捕食されやすくなる。
その行動はあたかも自殺するかのように見える。



【エメラルドゴキブリバチ】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%A1%E3...
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-705.html
 東南アジアやアフリカなど、熱帯地域に生息するジガバチの仲間。
エメラルドゴキブリバチはまずゴキブリを刺して麻酔を注入する。
動けなくなったゴキブリに今度は脳の逃避反射を制御する神経細胞の部位に2度目の毒針を注入する。
麻酔が切れた後、ゴキブリはおとなしくなりエメラルドゴキブリバチの誘導によって巣に連れて行かれてしまう。
巣に入れると卵を注入。孵化した幼虫は生きたままゴキブリの内臓を食べて成長しサナギになり、
やがてゴキブリの体内から出て羽化する。


【クリプトキーパー】
 アメリカ南東部で発見された新種の寄生ハチ。別の寄生ハチ(タマバチ)が樫の木に作った「虫こぶ」内の幼虫に卵を産み付ける。
産み付けられたクリプトキーパーの卵が孵化するとタマバチに寄生して体を乗っ取り、まずタマバチを操って虫こぶに穴を開けさせる。
穴はタマバチの体が引っかかる大きさにして、外に出ようとしたタマバチを動けなくしたうえで、内側からタマバチの身体を喰い破る。
 このように他の寄生生物へ寄生することを二重寄生と呼ぶ。

このページへのコメント

めちゃ恐い

0
Posted by こじ 2013年07月11日(木) 20:55:42 返信

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