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【人喰いバクテリア】〜手足が急速に壊死していく恐怖の病

★人喰いバクテリア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E9%A3%9F%E3...
 劇症化すると手足の急激な壊死がおきる壊死性筋膜炎などを引き起こし、
進行を止めるために壊死した手足の切断を行うも間に合わず、
ショックや多臓器不全で発症者を死に至らしめることが多い細菌性感染症のこと。
 一般的にはビブリオ・バルニフィカスやA群溶血性レンサ球菌を指すことが多いが、
多種の細菌による「壊死性筋膜炎」全般を指すこともある。
通常なら発症しないか発症しても軽症で済む細菌が、糖尿病や肝疾患、免疫の低下している人を中心に
劇症化することがあり、その病態や進行の速さから人喰いバクテリアと呼ばれている。


◆人喰いバクテリアたち
◎ビブリオ・バルニフィカス
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-a...
http://idsc.nih.go.jp/disease/vulnificus/vulnificu...
 ビブリオ・バルニフィカスは魚などの海産物を生食することで経口感染することが多い。
健康な人は感染しても軽い下痢や腹痛程度ですむが、免疫の低下している人や肝疾患のある人が感染すると劇症化する。
症状は感染後数時間から2日間の潜伏期間の後、発熱、悪寒と下肢に激しい痛みを伴う。
その後、急激に皮疹、腫れ、発赤、血圧低下などがあらわれ四肢が壊死していく。
壊死した組織や四肢を切断しないと死に至る確率がきわめて高い。致死率は劇症者の50〜70%である。
 アメリカのメキシコ湾岸での報告が多く300件以上を数える。日本でも200例以上の症例が報告されており、
九州の有明湾地方での症例が多い。

◎A群溶血性レンサ球菌(劇症型溶血性レンサ球菌感染症)
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g2/k02_46/k0...
 通常は小児に咽頭炎などを軽い症状を起こすだけのA群溶血性レンサ球菌だが、
一部の人(特に30歳以上)で劇症化(劇症型溶血性レンサ球菌感染症)する。
ビブリオ・バルニフィカスと違い健康な人でも劇症化する。
症状は四肢の疼痛、腫脹、発熱、血圧低下などで、
発病から病状の進行が非常に急激かつ劇的で、発病後数十時間以内には軟部組織壊死、
急性腎不全、成人型呼吸窮迫症候群(ARDS)、播種性血管内凝固症候群(DIC)、多臓器不全(MOF)を引き起こし、
ショック状態から死に至ることも多い。錯乱状態や昏睡なども起きる。
壊死した四肢は切断しないと死に至る確率が高い。致死率は30%である。
 1987年にアメリカではじめて報告され、 1994年に英国のニュースが週刊誌に「人食いバクテリア」として
センセーショナルに取り上げられて話題となる。
 日本での最初の症例は1992年で、毎年数十件の発症が報告されている。

◎エロモナス・ハイドロフィラ/ソブリア
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k01_g1/k01_3.htm...
 淡水に常在しているエロモナス・ハイドロフィラ/ソブリアといったエロモナス属による感染症は、
通常菌を含んだ水を飲んでも軽度の下痢程度の症状しかおきず、数日で軽快する。
まれに発熱や血便、腹痛を伴うコレラ様の水様性下痢を起こすこともある。
しかし傷口に侵入した場合、一部で劇症化して四肢が壊死する、人喰いバクテリア症状になることがある。
2012年のアメリカで、川に転落してふくらはぎを22針縫う怪我した女性がエロモナス・ハイドロフィラに感染。
左足が壊死したため切断し、腹部の一部が壊死するなどして一時心肺停止の重体になる事件が起きている。

◎フォトバクテリウム・ダムセラ
 2002年のアメリカで男性がフォトバクテリウム・ダムセラに感染した男性が死亡している。
2週間前に刺した指の傷が腫れはじめ、数時間後には腕までがはれ上がり、
指・手・腕を次々と切断していったが症状はおさまらず、感染から1か月後に死亡した。
 日本でも死亡例がある。

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