| 裕美:うーんと、まずは手でハートマークを作って、それで次に…。 |
| 千鶴:そうです! そこで笑顔を作って、決め台詞の…。 (9) |
| 裕美:ひろみんラブリービーム☆ …えっと、本当にこういう感じでいいのかな? |
| 千鶴:うん、バッチリです! 教えた甲斐がありました! 裕美ちゃん、かわいいですよ! (10) |
| 裕美:そっ、そうですか? ほめられると、照れちゃいます。千鶴さんも、メイド服、よく似合ってますよね。 |
| 千鶴:そっ、そう!? そういってもらえると…嬉しい。(11) |
| 芳乃:おふたりともーいい笑顔なのでしてー。どうやら心中の迷いを振り払えたようー。 |
| そら:じゃじゃーん! みんなお待たせ〜☆ そらちん特製☆すぺしゃるぱふぇだよっ! |
| 芳乃:すぺしゃるぱふぇとはつまりー特別にして完璧にー。しかしながらお腹が冷えますゆえーおせんべいとかは無いのでしてー? |
| 千鶴:和風カフェじゃないから、さすがに無いんじゃないかな…。オムライスなら…ありますが…。(12) |
| そら:おむらいす・みーつ・ぱふぇ☆ メイドかふぇって言ったら、やっぱおむらいすが定番☆ |
| 芳乃:食は元気のみなもとゆえー命をいただき己の力といたしましょうー。ときに、そなたー卵に描かれたその紋様はなんでしてー? |
| 千鶴:え…? あの、これは…。オムライスにケチャップで絵を描くのって、メイドカフェの定番っていうか! (13) |
| 裕美:かわいいクマさんだね。私もそういうの…ちょっと憧れるな。 |
| 芳乃:ほぉーなにやら面白い風習のようー。わたくしもやってみたいのでしてー。 |
| そら:じゃあ、みんなで描いちゃおー☆ メイドに大切なのはさーびす精神! れっつ・おむらいす・お絵描きたいけーつ☆ |
| 千鶴:ご主人様のために、素敵なオムライスを作った人が勝ちってことですね? じゃあ、まずは裕美ちゃんからっ!(14) |
| 裕美:わ、私…? ええっと、何を描いたらいいんだろう…。ご主人様が喜ぶ絵って…想像つかないなぁ…。 |
| 千鶴:あ! 裕美ちゃん、ハートにしてみたらどうですか? ほら…せっかく練習したんですし! (15) |
| 裕美:じゃあ、そうしようかな…。えーと…こ、こう? |
| そら:すもーるはーと? もっと、びっくはーと、ぷりーず☆ 卵の上に、らぶりーびっくはーと! |
| 千鶴:ふふ、裕美ちゃんファイトです! えーと…芳乃さんは何を描いたんですか? ……星? (16) |
| 芳乃:この紋様はまじないのー魔除けの紋様なのでしてー。いにしえの人々の知恵でしてー。 |
| そら:ほぇー! よく分かんないけどすごーいっ☆ んじゃ、次はそらちんの番っ! 何描こうかなーっ! |
| 裕美:ああっ、ケチャップが! そらさん、握力強すぎ…! |
| そら:てへっ☆しっぱーいっ! うわー、オムライス真っ赤! でもこれはこれでよしっ! |
| 千鶴:こうして見ると…みなさん個性が出てて面白いですね。うーん…オムライス対決、優勝は誰でしょう…? (17) |
| 芳乃:十人十色とも申しますにーいずれも甲乙つけがたき傑作でしてー。なれば、わたくしたちではなくー別の者にー。 |
| 裕美:それなら…プロデューサーさんに審査してもらおうよ。 |
| そら:おおっ! ないすあいであっ☆ 審査してもらおう! じゃあ、おむらいすを持って、れっつごー☆ |
| 千鶴:そうだ、裕美ちゃん! チャンス到来です! 今、私たちはメイドなんですから、さっき覚えたラブリービームで、ご奉仕ですよ! (18) |
| 裕美:ええっ! |
| 芳乃:そなたの想いがーオムライスを美味しくするでしょうー。わたくしも、そのビームなるものー見たいのでしてー。 |
| 裕美:う……わ、わかった…。みんなが言うなら…プロデューサーさんをご主人様だと思って、笑顔でがんばるっ! |
担当Pとしては全部読んでほしいが、少々長いので個人的見どころを以下にピックアップする。
共演メンバー3人を前にしても物怖じしない松尾千鶴(1)
モデルチャレンジの時には「……なんで私が、こんな人達と一緒の仕事なの?」と自分が場違いなのではと物怖じしていた松尾千鶴。
しかし今は堂々とし、そらを相手に「今回のお仕事、楽しみなんですか? 」とまで言えるようになった。自分が可愛くあっていいという思いの表れ。
メイド服にたじろぐ松尾千鶴(2)
可愛くなる事への憧れを隠さなくなった松尾千鶴。しかしメイド服はさすがに可愛すぎたのか、抵抗があったようだ。
実際はメイド服に憧れがあった松尾千鶴(3)
「おかえりなさいませ、ご主人様♪」というセリフに憧れがあることが判明した松尾千鶴。
しかしさすがに恥ずかしかったのか、今回は必死にごまかそうとしている。
よしのん&そらちんぱわーで心の内を丸裸にされる松尾千鶴(4)
いつもならごまかしたままの松尾千鶴だが、今回は芳乃の指摘とそらの勢いでついいつも以上の本音が出てしまったようだ。
進歩を見せつつも根っこは変わらない松尾千鶴(5)
可愛い衣装にはだいぶ慣れたと進歩を見せる松尾千鶴。しかしまだノリノリで着られるほどの度胸はなく、心の整理が必要なようだ。
仲間の言葉に勇気付けられる松尾千鶴(6)
緊張しているのは自分だけではないことに気付いた松尾千鶴。
そんな仲間達からの「リラックス」というアドバイスに少し心が軽くなった。
ちーちゃんラブリービームが外に漏れていることが発覚した松尾千鶴(7)
[不器用少女]松尾千鶴で披露した「ちーちゃんラブリービーム」。
当初はPと二人だけの秘密にするはずだったが、なぜかそらがその必殺技を知っていたのだった。
一体どこから漏れたのだろうか。
まあPかしゅがはの二択だと思うけど
動揺しつつも、しっかりと決断する松尾千鶴(8)
ちーちゃんラブリービームの件に関して詳しく聞きたいことは多々あるだろうがその部分を押し殺した松尾千鶴。
最終的なポイントが「可愛い衣装が着られるから」という部分が成長した松尾千鶴らしい。
ちーちゃんラブリービームを直伝する松尾千鶴(9)
プロデューサー松尾千鶴、ここに誕生。
あれほど恥ずかしがっていたちーちゃんラブリービームを関ちゃんに指導している。
自分に自信がない関ちゃんを自分と重ね合わせ、シンパシーを感じているのかもしれない。
褒めて伸ばす松尾千鶴(10)
ラブリービームを伝授した関ちゃんに対して「かわいいですよ!」と一言。
松尾千鶴の指導は褒めて伸ばすタイプの様だ。理想の上司である。
恥ずかしながらも素直に喜ぶ松尾千鶴(11)
関ちゃんにメイド服が似合っていると褒められ、素直に喜びを表現する松尾千鶴。
昔ならそんなことないと否定していたはず。褒め言葉を素直に受け取れるようになった。
冷静にツッコみつつも妥協案を提案する松尾千鶴(12)
芳乃のおせんべい発言に冷静にツッコミを入れる松尾千鶴。
しかしただツッコむだけでなくオムライスという別の案を出すあたり芸人的なツッコミではなく純粋な訂正だと見て取れる。
メイドカフェの定番に照れる松尾千鶴(13)
オムライスに絵を描く。メイドカフェの定番である。
先のセリフから分かる通りメイドに憧れがある松尾千鶴は自分から絵を描いた様だが、芳乃に「その紋様はなんでしてー? 」と聞かれ、つい照れてしまった様だ。
対決を仕切りだす松尾千鶴(14)
急きょ始まったオムライスお絵かき対決。
そんな状況でも素早く状況を理解し、自ら仕切り役を買って出る松尾千鶴はやはり真面目体質。
関ちゃんにハートを提案する松尾千鶴(15)
プロデューサー松尾千鶴、再び登場。
どんな絵を描けばいいか悩んでいる関ちゃんに対して、先ほど練習したラブリービームからハートを提案する松尾千鶴。
ハートはまさに定番ともいえるチョイス。さらに簡単な図形であり、今回最年少の関ちゃんにとってはまさにうってつけ。
プロデューサー松尾千鶴、想像以上に敏腕。
応援しつつ進行も忘れない松尾千鶴(16)
ハートのサイズに照れが見える関ちゃん。そんな関ちゃんをしっかり応援している松尾千鶴。
年下を支えているこの感じ、松尾千鶴のお姉さん属性発動である。
そこで盛り上がりつつも芳乃のオムライスの話に自然(?)に移行し、しっかりと進行をする真面目さも忘れない。
まとめ上げる松尾千鶴(17)
全員のオムライスを紹介し、一言でまとめ上げた松尾千鶴。小慣れた司会者のようだ。
しかし優勝者を決める方法までは考えていなかった辺り少々詰めが甘い。
自分が教えたラブリービームを振る松尾千鶴(18)
プロデューサー松尾千鶴、三度降臨。
後半冒頭部で練習していたラブリービームを関ちゃんに振る松尾千鶴。
人づてとはいえ、最初プロデューサーに見られた時は「のぞき穴です!」とごまかしていたちーちゃんラブリービームを正面からプロデューサーに見せようとしている。
もうラブリービームは恥ずかしい技じゃない。自分を可愛く見せるテクニック。こんなところからも松尾千鶴の成長を感じることが出来る。
目の前でラブリービームが披露されたとき我々プロデューサーが無事でいられるかどうか心配だ。