発言だけを見るとかなりクールな、むしろ冷めていると言った方が適切な性格に見える。
しかしそうでないと分かるのは「思っていることが無意識に口に出てしまう」という特徴的な癖があるから。
この癖は本人も自覚しており、矯正したいと思っているようだが、初登場時から現在まで、回数こそ少なくなってきた
*6ものの治ることなく続いている。
その無意識の本音から垣間見えるのは『可愛くなることに憧れがあるが、自分に自信が無くて無理だと諦めている』普通の少女の姿。
特に他者からどう見られているかを気にしがちな節があり、「私なんかが」といった自分を卑下する発言が目立つ。
この性格が特に表れているのは
[素顔の幸せ]松尾千鶴の中で披露された『ちーちゃんラブリービーム』のエピソード。
松尾千鶴は誰にも見られないよう、こっそりとかわいいポーズの練習をしていた。そしてその瞬間をプロデューサーに見られてしまったとき、「こっ…このポーズは…そう、のぞき穴、です!」という言い訳でごまかそうとした。
つまりこの時の松尾千鶴は「かわいくなりたい」という自分の本音よりも、恥ずかしさや似合ってないんじゃないかという不安の方が勝っていたのである。
先のストッキング着用の多さも、肌を露出することへの恥ずかしさから来ていると推測できる。