むかしなつかし「人形劇三国志」各話へのツッコミネタバレあり

あらすじ

周瑜と孔明は一夜、酒を酌み交はし、曹操軍を攻めるには火計しかあるまいといふことで意見の一致を見る。
しかし、孔明を危険な存在と見る周瑜は、公に孔明の命を取らんとし、十日のうちに十万本の矢を用意するやう依頼する。孔明は、三日で揃へませうといひ、ある霧の深い日、まだ夜も明けやらぬうちに曹操軍の陣中近くまで舟二十艘を引き連れてゆき、曹操軍から矢を奪ふことでこの依頼を達成してしまふ。
一方、周瑜にはほかにも憂慮すべきことがあつた。それと見てとつた呉の老将・黄蓋は、自分が犠牲になつて曹操をだましてみせませうといつて、満座の中で百叩きの刑にあふ。この計略を見破つた闞沢を使者に立て、曹操軍に降伏するといふことにして、曹操を信じ込ませてしまふ。
事前に蔡中を間者として呉に使はしてゐた曹操だが、さらに周瑜の旧友・蒋幹をふたたび呉に送り込む。ところが蒋幹は今度は手ひどく追ひかへされてしまふ。山中でひとりさまよふ蒋幹は、山小屋で龐統に出会ふ。

一言

演義でいふ四十六回から四十七回のほぼ最後まで、といつたところ。

紳助竜介の説明ではいつのまにか玄徳の命令でひとり呉に乗り込んできたことになつてゐる孔明。あれ、孔明、自分が行きます云ふたんぢやなかつたか。自分ひとりだつたら自由に動けます、みたやうこと、云ふてたやないか。

川つぷちでやうすを見守る勝平のところにやつてくる美芳にむかつて、「あ、張飛さんの奥さん」といふ勝平。
「んふっ、美芳さんでいいのよ。なんだか恥づかしいぢやない」
「でも張飛さんに会ひにきたんだろ。照れなくなつていいぢやないか」
「んー、こいつ」
といふ会話の流れが自然でいい。照れる美芳がかはいいし、生意気な物云ひの勝平もかはいい。
勝平は孔明の流してくる手紙を受け取つてゐるわけだが……えー、位置関係として、それは正しいのか? 孔明の方が川下にゐるのでは。セリフでは孔明の方が上流にゐることになつてゐるけれども。

孔明からの手紙を読む玄徳。周瑜の計略によつて蔡瑁が曹操に斬られたことを知らせる手紙。
孔明に云はれないとわからないのかなあ。間者をはなつ余裕もないのか、玄徳軍は。うーん、さうかもしれないなあ。
それまで軍師殿の身になにも起こらねばよいが」といふ関羽のセリフがいい。心配だもんな、やつぱり。

一方呉では、周瑜と孔明とが卓子を囲んでゐる。
「この冬の夜長先生に久しぶりに一献さしあげてゆつくりとお話を伺ひたいと存じましてな」と、周瑜は云ふのだが、そんなに時間がたつてゐるのか。
これは人形劇三国志のひとつの欠点なのだが、時間の流れがいまひとつわかりづらい。「もうそんなにたつてたのか」といふのと、「あ、あれつてあつといふ間のことだつたんだ」といふのとの差がわかりづらいんだよな。
あと地理的な遠さもわかりづらい。今回は冒頭で竜介が「長江はこのあたりでは北の川岸から南まで1kmもある」といふやうな話をしてゐる。よつてなかなか間者の行き来もむづかしい、といふ話になるのだが、そのわりにはみんなわりとかんたんに行き来してるやうな気がするんだよなあ。
頤に手をもつていく周瑜のやうすが実にいい。
曹操軍を攻める策について口にしやうとする周瑜。
それを抑へて、「ここは口で申さずに互ひの考へをそれぞれ掌に書き、一度に見せ合ふことにしてはいかがでせう」と、いふ孔明に、
「なるほど、それも一興」と、答へる周瑜。
あのー、そんな悠長なことをやつてる場合ではないのではないかな。
それを云ふなら、「この冬の夜長」に「一献」、とかやつてゐる場合なのか? 場合なのかな。
だつて、孫権には早く攻めろつて云はれてるつて、さつき周瑜、さう云つてたのに。
筆を手にとつて、掌になにごとか書きつける周瑜と孔明。この、掌に書きつける動作がこまかくていいぞ。それも周瑜と孔明とで微妙に動きがちがふところがたまらない。
そろつて掌をひらいて見せる周瑜と孔明。孔明の手の方がわづかにちいさい。それにしても指が短いぞ、孔明。
どちらの手にも「火」と書いてあるが、微妙に字がちがふところがこれまたこまかい。
「これは愉快ぢや」と、云ふ周瑜に、
「まるで示し合はせたやうでございますな」と、答へる孔明。
気の合ふふたりなのかと思ひきや、
「なんとおそるべきやつ。生かしておいては必ず我が国に仇を為すことにならう」と、肚裡でつぶやく周瑜。それはそのとほりかとは思ふけど、今は曹操軍を倒す方が先決だらうよ。さうやつて孔明にたぶらかされてるから、臥せつたり血ぃ吐いたりすることになるんだぞ、周瑜。
かうして見ると、孔明は、曹操との戦をけしかけつつ、周瑜のHPを徐々に削つてるやうなんだよなあ。呉に勝たれ過ぎてもこまる、と。呉が勝つのはかまはない、むしろ願つたりだけど、その後も周瑜に元気てゐてもらつてはこまる、と。そんな感じがするよね。

行き来の大変な長江をはさんで対峙する曹操軍と孫権軍。
そんな中、曹操軍から蔡中が呉に降つてくる。
周瑜が入つてくるなり嘘泣きする蔡中。見るからに嘘泣きなんだよなあ。
蔡中は蔡瑁のことを「兄とも慕ふ」といふてゐるが、周瑜は蔡瑁のことを蔡中の兄といふてゐる。架空の人物のことを云々しても仕方ないか。一応、演義では従兄弟同士といふことになつてゐる。
まあ、周瑜くらゐになると、それくらゐおほざつぱなもののとらへかたをしてもよし、といふことなんだらう。
魯粛は、蔡中の降参はいつはりだらうと云ふが、周瑜は聞き入れず、蔡中の降伏を認める。

周瑜に云はれて魯粛は、孔明のもとをおとづれ、蔡中のことについて意見を求める。
孔明、楽しさうだなあ。このあたり、孔明はひとりだけ楽しさうなんだよなあ。
月夜なんだが、居待月か臥待月か。満月とか三日月とかぢやないところが人形劇三国志の月夜のいいところである。
孔明に、蔡中の降伏はいつはりで、周瑜も当然そのことを承知してゐるはず、と云はれて、
「なるほど。なるほど。いや、なるほど」と、大仰にうなづく魯粛。かういふところが「いい人」つぽいんだよなあ、魯粛は。
「今、私が申したこと、お帰りになつても決して周瑜殿にはお漏らしにならぬようきつとお願い致しますよ」と、孔明は魯粛に云ふのだが……
でもきつと孔明だつて、「ああ、魯粛は喋つちやふだらうなあ」と思つてゐたんだらう。
さう思はせてしまふところがすでに孔明の術中にはまつてしまつてゐるのかもしれない、と、やつがれも思はないでもないのだが。

案の定、「周瑜殿には申し上げぬようにと念を押されましたが」と、云ひながら、周瑜に全部話してしまふ魯粛。魯粛としては、自分は呉の人間なわけだし、系列からいつて、大都督周瑜の配下に位置する身としては、話さずにはゐられなかつたんだらう、とは思へども、「もー、ひどーい、魯粛さーん」と思はずにはゐられない。
「どうあつてもきやつは生かしておけぬ」と、拳で掌をなぐる周瑜。こんな些細なしぐさもイカしてるんだよなあ。

いよいよ「十万本の矢」のくだり。
翌日、かどうかはわからぬが、満座の中で、孔明に十万本の矢を用意するやう依頼する周瑜。
みんなの中に黄蓋がゐるぞ。
周瑜は十日のうちに揃へてくれ、と云ふのだが、
「曹操の軍勢が明日にも寄せてこやうといふのに、十日もかけてゐては間に合はぬでせう」と、しれつと答へる孔明。
すると、「おまへさへ話さなかつたらこんなことにはならなかつたのに」といふところの魯粛が、「孔明殿、そのやうな大言を吐いてあとで後悔されるのでないかな。取り消すならいまのうちですよ」と、おろおろととりなしに入る。遅いよ、いまさら。
「しかとお頼み申しましたぞ」と、孔明にいふ周瑜の目がそつぽを向いてゐるあたりも藝がこまかい。

おろおろ魯粛炸裂。
だから、おろおろするくらゐなら、最初から孔明が云はないでねつて云つたことを周瑜に話さねばよかつたのに。
今度は夕暮れ時に釣をしてゐる孔明。シルエットが三角形でいい。
もう一日しかないのに、どうするのよ、とかいふ魯粛に、
「魯粛殿、これにはあなたにも責任がございます」と、孔明が答へると、
「責任、と申されますと」と、さつぱりわかつてゐない魯粛。人がよすぎるにもほどがある。
「私が周瑜殿には内緒にしてほしいと申し上げたこと、やはり周瑜殿に喋つてしまはれたのでせう」と、云ひながら、もう云ふつてわかつてたよね、孔明。とは、先にも書いたとほりだが。
つまり、ここで孔明にたぶらかされてゐることを承知で書くと、孔明自身も矢が必要だよなーとは、思つてゐて、そこにうまいこと蔡中が降参してきて、周囲の反対をふりきつて周瑜がこれを味方に加へた、それを魯粛が「どう思ひますか」とたづねてきたので、しめしめとばかりにほんたうのところを語り、「でも周瑜殿には内緒よ」つて云ふことで、「オレは知つてるんだぜー」といふことが周瑜に伝はり、「おのれ、孔明生かしておくものか」といふ風にもつていかせる、みたやうな……
いや、そんな遠大な策は、さすがの天下の名軍師でもたてたりはしないか。
孔明は、舟を二十艘ともろもろの準備を魯粛に頼む。そして、
「魯粛殿、今度こそ、周瑜殿には黙つていてください。もし漏れれば私の計略もくづれてしまひます」と、云ふが、今度は魯粛も云はないだらう、と見越してる感じ。だつて今回「内緒」の約束をやぶつたことで、こんなことになつちやつたんだもんね。

そんな孔明も、紳々ごときに「どえらい軍師」とかいはれてもなあ。さう云はれると、なんだかちやちい軍師に感じてしまふよ。

そこへ魯粛に頼んだ二十艘の舟を引き連れてあらはれる孔明。
青い幔幕を張つた舟の中でふたり、おろおろする魯粛に泰然自若の孔明。
曹操軍の敵の襲来を知らせる鐘の鳴る中、孔明に「曹操軍の陣地ぢやないのか」とか、魯粛は問ふ。
目を伏せたままうなづく孔明。
「この魯粛の身を手みやげに曹操軍に降参しやうといふのか。魯粛、一生の不覚ぢや」と、暴れる魯粛。めづらしいな、暴れるなんて。
このころはダメダメでもない于禁が、舟を出して反撃を試みやうとするが、
「于禁、軽々しく動いてはならんぞ」と、それを押しとどめる曹操。この濃霧の中では、同士討ちになるのが目に見えてゐるから、ね。
霧にけむる曹操もいいなあ。
そこで、于禁は弓矢での応戦に切り替へる。
この弓の音がまたいいんだなあ。どうやつて出してるんだらう。
次から次へと矢が飛んできて、
「私を道連れに死を選ぶおつもりか」と、ひどい狼狽ぶりの魯粛に、
「魯粛殿、さ、一献参らう」と、あくまでも落ち着きはらつたやうすの孔明。
冷静に考へよ、魯粛。どう考へたつて、魯粛を道連れに死にたいと思ふ孔明でないことは火を見るより明かだらう?
孔明は、めづらしく右手に白羽扇を持つてゐないぞ。孔明のことだから、杯を手にするときも白羽扇を持つたままなのかと思つてゐたよ。
「こんなときに飲んでゐられるか」といふわりには飲んでゐる魯粛。飲まずにはゐられないよなあ。

曹操軍で「打てー」と命じてゐるのと、呉軍で曹操に御礼申し上げちやふのと、同じ聲といふのがなんとも。

「おのれ孔明、よくもはかりをつたな」つてなんで孔明だつてわかるんだよ、曹操。しかも、程昱をつきとばすやうにして。かはいさうな程昱。
魯粛にだつて、天候のうつりかはりくらゐはわかると思ふんだけどなあ。
「私の運命は天にかかつてゐる。周瑜殿には私の命は取れません」と、大見得をきる孔明。
結構命ぎりぎりなところにゐるはずなんだがなあ。なんだらうね、この孔明の余裕は。

かくして、十万本の矢は無事集まるのだつたが。

また病鉢巻で横になつてゐる周瑜。
そこに黄蓋があらはれる。
黄蓋から「苦肉の計」をもちかけられてゐるときの、周瑜の横顔が、これまた美周郎の名に恥ぢないうるはしさである。
床からまろび出でて黄蓋の前に膝をつく周瑜。でも、元気になつたわけぢやないんだよね。そこが、なんとも、つらい。

今度は満座の中で黄蓋を百叩きの刑に処す周瑜。
名前は出てこないが呂蒙がゐるぞ。
程普もゐるなあ。
持久戦を解く周瑜に反論する黄蓋。ここの周瑜と黄蓋のやりとりは芝居とは思へん。真剣にやつてるぞ。イカす。
黄蓋の首を斬れ、といふ周瑜を、魯粛がとめに入ると、ほかの人もとめに入る。
そのあひだ、腕をくんでそつぽを向いた黄蓋が右側手前にゐる。
やうすを窺ふ蔡中。
ただ椅子に座してゐる孔明。
かういふ、騒ぎの中でかやの外といふか、ほかの人々とはちがふことをしてゐる人間をきちんと描いてゐるところがいいよねー。

しかし、黄蓋を打つ執行人、片手で打つてるなあ。人形的に両手で打つのはむづかしいのか、それとも片手で打つのが正しいのか。
ひそかに「いかん。このままでは黄蓋が死んでしまふぞ」と気に病む周瑜がイカす。
五十回でとめに入る闞沢。んで、まはりの人もとめる。このくりかへしがいい。

ここで紳助竜介の「苦肉の計」の説明。さらに「反間の計」の説明も。

例によつて、「孔明殿、なぜひとことおつしやつていただけなかつたのでせうか」と、孔明のもとをたづねる魯粛。
「孔明殿は客分で、周瑜殿も先生と呼んでをられます。その先生のおとり無しがあれば」と、魯粛が云ふと、ははは、と、また楽しげな孔明。
「魯粛殿、あなたはまたこの孔明をだまさうとなさるのですな」つて、いつ魯粛が孔明をダマしたよ。あ、喋らんといて、と、頼んだのに喋つちやつた件のことかな。
孔明に、あれは苦肉の計で、打たれる黄蓋よりも打つ周瑜の方がよほどつらかつたらう、と、説明されて、
「いや、なるほど」と、うなづく魯粛。ちつとは自分で考へやうぜ。まあ、そこが魯粛のいいところなんだが。
「周瑜殿には必ずこう申し上げてください。孔明は、都督のなさりかたをあまりのことだと憤慨してゐたと。さもないとこの孔明の首またあやふくなりますのでな」と、またまた楽しさうに笑ふ孔明。
緊迫した状況のはずなのになあ。この孔明の楽しげなやうすはなんとしたことだらうか。これ、このあともつづくんだよなあ。

周瑜には「孔明殿も情けを知らぬなさりかたあまりのことと憤慨してをられました」と、顔を背けて云ふ魯粛。
さう聞いて、孔明の目をも欺いたのだから、これで我が策は成つた、と喜ぶ周瑜がいつそあはれである。

一方、陣中にある黄蓋。
痛々しいぞ、黄蓋。
そこへ闞沢登場。こんな顔の女の人、ゐるよね。もちろん髭はないけど。
「さすが闞沢、みやぶつたのはお前だけだぞ」つて、孔明も見破つてたよ、黄蓋。

単身曹操軍のもとに向かふ闞沢。
曹操は、黄蓋からの書状の内容を怪しんで、闞沢の首を打たうとする。
すると突然笑ひ出す闞沢。
なんといふか、胆が据わつてるよなあ。
闞沢が、曹操の考へのあやまつてゐる点をあげると、「闞沢殿」とか云つちやふ曹操。たぶらかされてるたぶらかされてる。
そこへ夏侯淵が蔡中からの密書を持つてくる。夏侯淵の方を無言で振り返る曹操の顔がいい。いかにも胸に一物ありさうな感じがする。

曹操に乞はれて、一旦呉軍に戻る闞沢は、黄蓋とともに周瑜の策どほり、曹操軍に降る算段を大聲で話しはじめる。
もちろん蔡中が聞き耳を立ててゐるのは百も承知。
だいたい、こんな外まで聞こえるやうな聲で話す内容ぢやないし、話してたらをかしいだらうよ。
それがわからぬ蔡中を送り込むとは……曹操も万策尽きた、といつたところなのかのう。

それだといふのに、曹操は、すべては自分の思惑どほりに進んでゐると思つてゐる。
「このあひだ孔明に奪はれた十万本の矢のお返しができるといふものです」と笑ふ夏侯淵。十万本ぢやないだらう? もつとなくしてるだらう? だいたいなんで十万本とか正確な数字を知つてゐるんだよ。

それでも曹操にはやはりどこか不安なところがあるのだらう。
もう一人、誰か江東に送りたいといふので、ふたたび呉に向かふ蒋幹。
もちろん、汚名返上を目論んでゐるわけだが……うーん、蔡中といひ、蒋幹といひ、ほかに人材はゐないのかね、曹操軍には。

前回は、周瑜に手厚く迎へられた蒋幹だつたが、今度は手ひどく追ひ返される。
山の中にひとり捨ておかれ、寒さに震へる蒋幹。
寒さをしのぐ場所を探すうち、蒋幹はひつそりと立つ山小屋にたどりつく。
そこにゐたのは、姓は龐、名は統、字は士元。
蒋幹のことも曹操軍の手のものと見破られてゐる。
「ではあの鳳雛先生では」と、蒋幹が問ふと、
「いかにも」と、答へる顔がなんだかやさしげでいいぞ、龐統先生。
でも、「あの」鳳雛先生では、と云はれて、「いかにも」と答へるあたり、自信満々だな、龐統先生。

ここまで見ると、是が非でもこの先が見たくなるのが人情といふもの。
次回、ついに「赤壁の戦い」。

脚本

田波靖男

初回登録日

2013/01/27

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