天上天下唯我独尊!!(FreeBSD) - tmpfsを使ったRAMディスクの設定
僕はFirefox-9.0を使っているのですが、ブラウジングしていると、表示が時折遅くなることがあります。
やはりストレスを感じますよね。で、何か良い方法はないかな〜?


i386を使っているので搭載メモリ6GBでもメモリは3GB程余っています。これを活用出来ないかなと思ってRAMディスクにしてしまえば良いかも。
と、思ってFirefoxのキャッシュを空きメモリを使えばキャッシュはRAMディスクへのアクセスになるので、高速化は期待できるはず。


と、言うことで。
mdを使う方法とtmpfsを使う方法の2種類があります。mdは従来のRamディスクで容量を指定して領域を確保します。
一方、tmpfsは動的に容量を確保します。今回は、tmpfsを使うことにしました。


RAMディスクを使うメリットはキャッシュがHDDに残らないということです。なので、ディスクの節約にもなるし高速化も期待出きるのでやってみる価値はありそうです^^;
コマンドラインからは以下の様に設定します。


mount -t tmpfs tmpfs /mnt/ramdisk

起動時にマウントしたければ、/etc/fstabに以下を追加します。


tmpfs /mnt/ramdisk tmpfs rw   0 0


/mntに/ramdiskを作成し、この領域にRamディスクの領域を割り当てます。
さて。Firefoxのキャッシュ指定は。と、言うと、

Firefoxを起動したら、アドレスバーに「about:config」と入力します。
そうすると、「I'll be carefule , I promise !」と表示されますのでクリックしてます。
以下のスクリーンショットの様な画面が表示されます。





ここで、どこでも良いのでマウスを右クリックします。すると、「New」と言うのがあるので、ここで「String」を選択します。次に「browser.cache.disk.parent_directory」と入力してOKを押します。
更に、「/mnt/ramdisk」とマウントディレクトリを指定します。

これで、キャッシュはRAMディスクの利用が可能になります。

僕の場合、Firefoxの起動やブラウジングが速くなりました。
結構、気持ち良いです。また、FirefoxのキャッシュはこれまでHDDの領域を使っていたため、CPU利用率もキャッシュを利用することにより若干ですが低減化出来ました。

Firefox-8の高速化に取り敢えず成功です^^;