やる夫スレ作者 ◆IL/7VRqS7E が自分の雑談所で好き勝手にやっている短編などの為に作った纏めです。編集などのは全て自由ですので好きに行ってください。色々弄くってくれると喜びます。



行動履歴(4週間目から)

※お金の価値は現代の1000倍。(1000円→現代の100万円) 例:安いパンなら1個10厘、弾丸は数十厘
※1つの場所で選べる要件はだいたい2件まで(武器屋の例:買取→メカ用装備購入(終了)。買取→ロボ用→自分用は3件なので無理)

二十二日目:クズ山発掘、待ち惚けマミさん

(83) 番外:赤王フラグ(87)
■朝
自宅やはりやる夫の起床のほうが早いため、Sfは通算21連敗。Sfはシャルロッテを連れて部屋を出ていった。
ちなみに、やる夫は平服で銃撃された時に繊維が肉に巻き込まれるのを避けるため下着をつける習慣が無い。
食卓につくと蘇芳が眠そうに起きてきた。ふとやる夫が米がたべたい、と言い炊飯器が無い為に独逸式の
朝食が続いていた事が発覚。炊飯器(2円)を購入することに決定した。
午前6時
今日の予定はオフに決定。とりあえずやるべきことを消化しよう。
やる夫とSfで上3つを担当、雑用は人形たちに任せる。
 ・屑山で警備タレット探し
 ・武器屋で警報機購入、先日売り忘れたアイギス&Noirの初期装備売却
 ・装甲車をタンクデサントに改造+天井を荷台にしやすく工夫+金網装備
 ・アイギス:精密作業アームで《壊れた精密部品ユニット》を共食い修理
 ・メタビー&テロス:ガレージに倉庫の荷物を運び部屋を空ける
 ・Sf:19日回収品の錆銀食器磨き(メイドは既に済ませていた。流石である) →《銀食器セット(美品)》に変化。
蘇芳とNoirはやる夫に同行することになった。蘇芳「(一緒にお出かけって久しぶりかも…)」
・人形任せにしていい雑用があったので最終的に上のように差配したが、
 精密作業が出来ない上、蘇芳の護衛が至上目的のNoirに留守番で共食い修理をさせようとしたり、
 スラムの屑山に車で乗り付けるのはどうだろう、という蘇芳のツッコミを受け修正安価。屑山には徒歩で向かう。
・更に明後日のヤハタ遠征に車で行く気満々(スレ住民が)だが「契約内容はどうなってるのか?」とSfに突っ込まれる。
 話を持ってきたのも通したのもマミとはいえ、後でメールして貰うなり何なりで詳細を聞かなかったのは何故だ…
 (誰も気付かなかったせいです)
安価のスナイプで本人に会って直接ではなく、取り敢えずメール確認でいいかと楽観して、
予定通りに行動することになった。時間は6:22。 蘇芳「意外と計画は杜撰だったんだね」
(原因は住人だが)割と本気で電脳化したほうがいいんじゃないかと悩むやる夫であった。
クズ山(7:00)やる夫、蘇芳、Sf、Noirの4名で到着。貧民には宝の山。蘇芳も子供時代はここを漁っていたことがあるそうだ。
まだモノがある朝なので浮浪者やストリートチルドレンが大勢集っている。
人形たちはここでは目立ちすぎるという蘇芳の強い意見で目立たない場所に待機。
末尾ランダムで4度漁った結果、
・やる夫は《腐りかけた生体部品×6》、《焦げた精密備品ユニット×4》、
 《大破した自動人形》→バラさずお持ち帰り、《中破した警備タレット》を入手した。
・一方蘇芳は《腐りかけた生体部品×11》、《焦げた精密備品ユニット×14》を持ってきた。…さすが、元ストリートチルドレン
たまーに子供がやる夫の放った不用品を拾っていく、銃身の焼けた銃なんてどうするのか。
やる夫は疑問に思ったが、路地裏の露店で売られて下級スカの死亡理由になる事を悟った。1丁数十銭の安い武器だ。
必要なものは手に入れたので帰宅。ここで2時間ほど掘っていたことになる。
自動人形が重力操作でガラクタを詰めた箱を浮かべたり、人形の残骸を軽く浮かせて運ぶ有様は軽くホラーだった。
自宅(9:30)仕事を終えたアイギスが暇そうにシャルロッテと遊んでいた。メタビーとT-elosも仕事を終えてじきに戻るそうだ。
(焦げた精密部品ユニットx10→《精密部品ユニットx2》に変化)
 アイギス「また増えるでありますか…人形」 Sf曰く、受け入れ可能な人形は精々あと2機分との事。
今回拾ってきた人形は水素バッテリー炉の安い愛玩用。クリプトンフューチャー製のRu-ka後期型らしい。
修理には《生きた生体プロセッサ×2》、《生きた生体部品×5》、《完全な精密部品×4》が必要になる。
純然たる愛玩用(歌唱用)であるため、戦闘は全く期待できない。できて家事と接客くらいであろう
とりあえずSfに1日がかりの修理を頼むことにした。売るにしろ売らないにしろ、とりあえず直しておこう。
アイギスも多少は手伝えるが単独では高度な事は無理なので、手伝いが終わったら共食い修理をまた頼もう。
(84)
ふとPDAを見ると、早朝にメールを送って10分後にマミから返信でお誘いが着ていた。3時間も前である
さすがに3時間ともなると……本来やるつもりだったことをやっているだろう。
とりあえず忙しくて反応出来なかった、という旨のメールを送っておこう……
一言ヒント
「市民、ぼっちがたまに受け取るメールに、しかも唯一と言って良い度合いで親しい相手から送られてくる
 メールに即座に反応して、更に元々の予定を曲げてまで会おうとするのは普通の行動です。」 (了)
酒場(10:00)(85) ここ3時間、大量の紅茶を消費しつつ数十秒置きの頻度でメールの返信チェックをしていたマミと、元々の予定に戻るべきと冷徹に進言するシュネーライン。
そろそろ泣きそうだった所に合流受諾の返信があり大喜びでまだ酒場にいると伝える。
返信を受けたやる夫は空恐ろしい物を感じつつ一人で酒場へ向かった。
 ・留守番の蘇芳は自習を言い渡され、アイギスの共食い修理を横で見ながら習う事にした。
十数分後、酒場についたやる夫は恥ずかしい位に熱烈なマミの歓迎を受け、はしゃいだ彼女に挨拶程度に
シュネーの感想を聞いた所、20分近くも凄い勢いのウチの子自慢を聞かされる羽目になる。
マミが席を立った時に払った紅茶代はトータルで5円に達していた。
店主がニヤついて見ていたので後日ネタにされるだろう。
ヤハタへの護衛依頼のクライアントを訪ねて市場の商会へ。
道中でなんとなく子供からスズランとかすみ草のブーケを買い(通常5銭だが、釣銭取らず1円)、マミにプレゼント。金髪に白い花はよく映える。
周囲から溜息と舌打ちが同時に響いた。
商会どこかで見たような受付嬢(音無小鳥)の案内で依頼人の元に。小鳥はいつもぼっちで来るマミが男連れな事に驚愕の視線。
依頼人は以前(14日目に)やる夫が商談の護衛を引き受けたホロだった。
最近は軍の動きが鈍く、野盗警戒や討伐があまり効率的に成されていないため、
身を守るために中小のキャラバン達が協力しあっているそうだ。(ホロはその代表)
キャラバンの規模はトラック20台 護衛車両が大小5台、商人が総勢で28人、護衛が全部で18名とのこと。
契約内容の確認と装甲車での同行の可否を尋ねたところ、戦力が増えるのは心強いと快諾。
自動人形及び警備ロボも一人分として勘定され、一体に付き一日15円の加算(x5体で75円)、
車分が燃料などの補給をつけて1日20円加算と、より好条件で契約を結び直した。
(やる夫・蘇芳分合わせて計125円/1日、往復で250円の報酬) これで懸案事項はタレットの修理くらいだ。
その後、マミに予定を尋ねられ、暇と答えたところ一緒に昼食をとることになった。(了)
一言ヒント
「市民、権力と金のある人とは仲良くしなさい。それは力です。赤色だと碌な事ができないのと同じですよ、市民」
■昼
鬼丸飯店(12:00)(86)マミの勧めは酒場だったが(行動範囲が狭いぼっちなのでその程度しか選択肢がない)、
やる夫が(安価で)お勧めの店があると、マミと以前来た事を(ゾンビも同じく)ど忘れして案内した。
しかしマミは場所が裏路地の労働者向けの店だから恥ずかしくて言いにくかったのだと良い方に解釈。
実はマミもこの店を気に入っていて、あれから何度か地味な平服で通っていたのだ。
マミパートでは(安価で)話題が触れず困ったが、やる夫が話題を振ってくれ、ちょっとくらい盛ってもいいわよ……ね?と最近の武勇伝で見栄を張る事にする。(腹痛で了)
(87)20mm機関砲一門のみ搭載の汎用大型装甲兵器をシュネーとの連携で鼻歌交じりに撃破した話を、チェインガン2門に80mm砲搭載で空間装甲と反応装甲を備えた多脚思考戦車との激戦だと盛大に盛った話をしてしまうマミ。
しかしやる夫は兵器オタとしての興味を刺激され三菱重工製の難敵かと語りに入ったので、好感度的にはマイナスにもプラスにもならなかった。昼食代は2人で《2円》也。
食後、帰りかけたやる夫を寂さから半ば無意識に呼び止めたマミは、予定を聞いて同行を申し出る。警報器なら武器屋で高い新品を買うよりは、と露店通りで中古品を買う事を提案した。
やる夫の承諾を得て、マミは両手にやる夫とシュネーの手を握りながら上機嫌で出発した。
露天通り貧民窟ほどではないにしろ、寂れた薄汚い通りに露店がひしめき合っている場所。
ジャンク品や食べ物の屋台、似顔絵や手製の小物に占い屋など種類は様々。
楽しげに練り歩くマミの先導で、子供4人が広げた露店で修理可能な警報機を見つけた。
相手の言い値で3円払おうとしたやる夫だが、クズ山生活経験のあるマミに止められ、
彼女の子供相手に容赦無い値切り交渉により《50銭》で《壊れた警報器》を購入できた。
その後もマミの買い物に付き合い、《20銭》で買ったアイスクリームを舐めながら2人そぞろ歩く。
武器の露店でさして身なりの悪くない2人の少女(まどか&さやか)が古ぼけた武器を手にしているのを目にし、
眉をひそめたマミを見てやる夫は彼女達に声をかける。
彼女達が見ていた武器を検分したところ、案の定危険な粗悪品であり、値札の15円という値段にはとてもではないが見合わないものだった。
武器を携帯していて警備ロボットまで居るため、手は出せないがこちらを睨む店主を尻目にその場で武器を買うのを止めさせ、
彼女達に官営武器店で購入することをすすめて立ち去ろうとしたが、武器の選び方を教えて欲しいと引き止められた。(了)
喫茶店(88) 話を聞く為に、マミの行きつけの喫茶店へ移動。オープンカフェだが、例の泥水を出す店ではない。
やる夫はコーヒー、マミは紅茶、残り2人はマミの奢りで紅茶を注文。互いに簡単な自己紹介を済ませる。
背の小さい少女の名は鹿目まどか、快活そうな少女は美樹さやかといい、共に中産階級出身の13歳。
中産階級の主な職業は商人や大手の事務職であり、住む場所も軍の警備範囲内なので護身用の銃を買う必要は無い筈だが……
 
理由は極めて単純、家族のために金が必要なのだと言う。今、下層民と中層階級の間で病が広がり始めている。
それは出血熱のような症状だが不治の病ではなく、しかし高価なナノマシン治療薬を投与せねば死に至る病であった。
珍しい症例の為医療センターでも薬のストックがなく、富裕層の人々が買い置きしたので値段が1本500円に高騰、
下層民は勿論、中産階級でも手の届かない値段になってしまっていた。
まどかの家族で倒れたのは母と弟。1本では完治せず月一投与で2ヶ月ほどで治る病気なので、患者が2人だと月に1000円必要になる。
彼女の家では母が働き父が主夫のため、貯金を叩き車を売って1本目を確保したものの、最早2本目を買う余裕が無い。
父がまともに働いても月に100円が限度、打ちひしがれる父を見かねて調べたが、
自分が身売りしても200〜300円にしかならない。このままだと来月には母と弟は死んでしまう……
彼女に思いつける方法はもうスカヴェンジャーしかなかった。そこで美樹さやかに相談したところ、彼女も手伝ってくれることとなったという。
彼女も彼女でお金が欲しかったからだというが、その理由は話さなかった。
 
志は立派だが、それだけで戦に勝てるかといわれれば断じて否である。話を聞いた現役スカヴェンジャー達の表情はそれぞれ違う。
やる夫は表情がローブに隠れているが呆れた様子だ。また、マミの表情も険しい。
一見ちゃらんぽらんでどうしようもないボッチにしか見えない彼女だが、実際は歴戦の猛者である。
単体の戦闘力はやる夫にも匹敵する。小さい頃からボロの拳銃1丁で警備ロボの目を掻い潜って遺跡を駆けずり回り、血反吐を吐きながら金を貯め装備を整え戦ってきた。
傷を受けたことなど数知れず、腕がもがれるような大怪我を負ったこともある。何の支援もなしにスカヴェンジャーになるのは、それほどに過酷なのだ。

無論、生活の過酷さはやる夫も劣らない。それこそ年齢一桁台から既に銃を握っていた。
成長後の生活スタイルは、起きたら訓練、畑仕事をして訓練してまた畑仕事、日が暮れたら座学、日付が変わる前に就寝である。常人では気が狂うだろう。
だがこの目の前にいる2人はどうだろう? 一般的な家庭に生まれ育った温室栽培の弱い花である。外に放り出されればどうなるか、想像は難くない。
やる夫から見れば単なる無謀者である。彼の弟子も、裏路地で生まれ現状を脱するために命をかけ、殺人者にまで落ちようとしている。この2人にそれだけの覚悟があるようには見えない。
しかし、マミは別の考えを持っていた。境遇で言うなら、鹿目まどかはあと少しで昔のマミになろうという場所に立っているのである。
だが、今ならまだ間に合う。そしてマミはどちらかと言うと、拾える実は少々無理をしてでも拾いたい性分なのだった。
今自分が手をさしのべて何かしら助けてやれば、この少女がこの世から消える可能性は低い。
だが自己犠牲してまで稼ごうとしているのだ。一時的にも担保もなく金を貸してやると言っても彼女は首を縦には振るまい
もちろん、振ったとしても今度は自分に金か、足手まといを連れて彷徨くリスクがのしかかる
隣でダンマリを決め込んでいる彼女唯一の友人は……大雑把なところはあるが究極的にはリアリストだ。
既に初弟子を取ったばかりでこれ以上負担を進んで抱えることはないだろう。
それは、頼めば優しい彼のことだ、何かしらの便宜を図ってはくれるだろうが……根本的な解決にはならない。
結局、自分で考え決めたほうが楽だろう。そのはずだ。今までそうしてきたのだから。ところが……

一言ヒント
「私はさして外道ではない。何もかもうまくということも、無くはない。これはマミさんプッシュイベントであり、やる夫イベントである」

マミが口を開こうとしたとき、突然やる夫が沈黙を破った。そしてマミ以外反応出来ない速度でセーフティーが外された拳銃を抜き、少女の額にポイントする。
そして彼女に覚悟の程を問う。常にこめかみへ銃口を押し付けられて生きる覚悟はあるか、自分の命をチップにし負ければ全て失うゲームに乗り込む勇気はあるのか。
銃口を見て、少女は考える。その奥に収まる鈍色の鉛を想像し……それでも
少女──鹿目まどかは臆すること無くチップを卓上へ放り投げた。この少女は既に自分の中で完結している。
そして友人である美樹さやかもまた、ぶっきらぼうな言いようだが自分の中で完結しているのだった。
自ら安住の木の枝から飛び降りることを望む果実……焼きごてを当てて逃げるならそれでよし、逃げないなら立派なジャムになってもらうしかあるまい。
そんなことを考えながら、やる夫は明日、ここにいる4人で仕事をしようとマミを誘うのであった。(了)

一言ヒント
「市民、ショック療法という言葉があります。そして、寝ぼけている相手を起こすには張り倒すのが一番です 分かりますね市民?」
〜一方その頃〜
官営武器屋(89)
本来荒くれ者やある種の特殊な雰囲気を纏った連中ばかりが来る店だが、今日は普段と趣が違った
店主はカウンターに上体を預け、普段の険しい表情を解いて、どこか憮然とした表情で店内を眺めている。
店内には3人の少女──1人はここの常連で、残りの2人は見知らぬ顔、そして警備ロボという奇妙な顔ぶれ。
マミは見知らぬ少女2人にボディーアーマーや防弾ローブなど品定めをしており、店は彼女らの貸切状態である。
ずぶの初心者2人は、動きまわって回避する事を考えない重装備(レベル庫秒謄廛譟璽函砲埜任瓩蕕譴討い拭
2人共体格が良くないため、銃も剣も扱わせるのは難しい。
そこでさやかには刀身の長くない単分子ブレード2本を選んだ。しかしまどかは無理しても22口径が限界だろう。
マミが店主に「非力でも扱えてある程度楽な武器」が無いか聞いたところ、何言ってンだコイツというような顔をされたが
ふと他のスカの持ち込み品の存在を思い出し倉庫から持ってきた。
差し出されたのは弓。引き絞れば圧搾光砲……ようはレーザーが出るIAIの雰囲気装備であった。
値段は250円だと言われ、マミの格好わるいところは見せられないわね補正が発動し交渉開始。
ノビさんにはあしらわれたものの、結局防具込みの全てを合わせて260円のサービス価格で手を打ってくれた。
代金は2人の出世払いとし、全てマミ持ちである。200円以上は大金だという2人に、200円など端金、
三級スカヴェンジャーなら半日で稼げる金額。言い換えればその日給が自分の命の価値とも言えるとマミ。
人の命の値段は意外と安い。だから、落とさないように頑張って命の値段をあげなさい、価値が高いほど
死ににくいのだから、と。その発言にまどかやさやかは驚きを隠せないようだった。(了)
■夜
自宅(89)やる夫は結局喫茶店ではマミにコーヒー代を半ば強引に奢られてわかれた。
警報機の修理をしていると、なんとなくやる夫の違和感に気づいた蘇芳が色々と探りを入れてきたが、話すことは無かった。
始めは気になっていた蘇芳も段々どうでもよくなってきたのか、いつの間にかやる夫に体重を預け眠ってしまった。
本来なら起こしてちゃんと眠らせるべきだが、何も話さなかったことに若干罪悪感を覚え、やる夫はそのままの姿勢で修理を続けた。
 警報機の修理が完了した
蘇芳を寝室へ連れて行くと、空気を呼んだノワールが静かに座っていた。
さて、部屋に戻ると修理していたもう一方の人形のハード面の修理が終わったとSfが報告した。ソフト面は、OSを復元することになるという。
とりあえずOSとAIだけ初期設定で復元させることにして、起動は後回しにした。処遇はまた後で決めよう。
Sfに促されたため素直に眠ることにした。子守唄のサービスは遠慮しておいた。
所持金
 1628円95銭50厘
 +:0=0
 −:炊飯器2+花代1+昼食1(2人で2円なので1人分として)+警報0.5+アイス20銭=4.7

【フラグ?】
  • 04日目:裏通りで“売春窟”“賭場”“薬屋”“質屋”を発見。(未探索)
  • 07日目:ライダーから仕事の斡旋が受けられる。近いうちに来て欲しい(スルー中)
  • 10日目:今度ガンダムのダビングしたメモリを渡すから見ろっ!(刹那)
  • 15日目:アイギスのAIが成長したらまた連れてきてくれないか?(木山)
  • 18日目:夜盗退治リベンジ:刹那はクライアントに話を通し、後日しっかりと準備を整えてくると言う。都合が合えば参加できるだろう。
        (酒場に行って(刹那と)話すことから全部始まるよ。引きこもってると話進まない(74スレ) ) →時間切れ
  • 21日目:ライダー(地元マフィア連合の独立した諜報部的なチーム)から勧誘のお知らせ
  • 21日目:互助会(低級スカの寄り合い所・一部腐敗気味)に入れば救世主プレイ
  • 22日目?:イベント「暴君の欲望供廚後日発生します。簡易性転換剤を持った赤王がやる夫を襲撃?
【溜まってる仕事】
自宅)
外出)
  • ルカの売却orバイト先探し(当時の価値は新品で450万円。この時代だと4500円?→売却は40%なので1800円?)
  • 安い人工の宝飾品の換金先探し →商会でおk
  • 装甲車をタンクデサントに改造+天井を荷台にしやすく工夫+金網(RPG対策)装備
【改造関係】
  • 05日目:高性能PDAの能力を高めたいなら、より高位のハッキングツールやデコーダーをインストールする必要があります
  • 16日目:多目的視界補助バイザー。アップグレードキットで強化可能予定

二十三日目:マミ、まどか、さやかと仕事。チームまどマギ(仮)結成

■朝(97)
自宅起床。アイギスとT-elosのいつものじゃれ合いや、SfとNoirの暴言を混ぜない絶妙な口撃の応酬を肴に朝食
ルカの処遇はまだ未定。当時の日本円価格で450万円程度らしい。
今日の仕事の行き先は遺跡に決定。同行メンバーは蘇芳とNoir(とシャル)を除いた全員。
蘇芳は一昨日と同じく射撃訓練。私用で出かけるというのでお昼代と小遣いを兼ねて《5円》渡しておいた。
行き先は馴染みの店に行き、ナージャと食事をしたりといったことらしい。訓練はちゃんとやるし、夕方には帰ると言っていた。
マミにメールを打ち、07:30に酒場集合と伝えた。
一方Sfはシャルに食事の時間を守るよう躾けているが……果たして

 市民「あ、なんか蘇芳の外出がことごとくフラグっぽい」
 コンピュータ様「いやぁ市民は優しいなぁ……私にネタを沢山提供してくれるなんて」
 市民「!?」
組合Sfを連れて組合事務所へ。既に受付嬢のローソ…女性にも人形遣いの名が伝わっていて膝の力が抜けかけた。
 仕事先(遺跡)を選択。民生品を狙う→ 商店街:大型の地下アーケード遺跡(色々店が立ち並ぶがミュータントの巣窟)を選択
商店街に群生しているミュータントは化学兵器と炎熱兵器に耐性があるとアドバイスを貰った。
酒場そのまま酒場へ。マミのナニがたゆんたゆんして……ゲフゲフ。初心者にミュータントは(精神的にも)きつくないかと心配される。
マミが後輩2人にかっこ良く見せようとミュータント20匹くらい余裕だとサバを読んだが、
シュネーラインに一方向から7体以上同時に処理するのは無理ですと突っ込まれていた。
武器店一端帰宅して人形たちを回収し、車を持ってくる……前に一旦武器屋へ。
さすがにこの時間は混んでいる。Sfの要望に従い《9 mm拳銃》を10挺購入。《50円》の出費。
《EMP手榴弾と閃光手榴弾》を5個ずつ購入し、さらに《50円》の出費
武器屋の用事は終わったので、自宅に戻り人形たちを回収しよう。
移動中
(102)車に乗ってる人たちで自己紹介。
まどかは弓を、さやかは剣を持っているが素人が前に出ると危ないからSfとメタビーから離れるなとやる夫。
旧地下街前衛を前に押し出した制圧戦を行うことにして突入。
 前衛 アイギス、T-elos、シュネーライン
 中・後衛 他の方々
ミュータント出現。どうみてもエイリアンです、本当にありがとうございました。
アイギスの5.56 mm(ホローポイント)では死なない。元々相当硬く、纏った粘液が貫通を妨げているらしい(103)
奥から大量に出現。壁や床を縦横無尽に、ルートをばらして接近してくる。かなり頭がいいようだ。しかも強酸の体液を持っておりブレードを腐食させてしまう。
第一波、第二波、第三波と立て続けに襲来。アイギスは徹甲弾をもってしてもやや火力不足。メタビーのチェーンガンが焼き付きそうになっている。
Sfが優雅に対戦車缶切りを食らわせたりしている一方、後ろでは素人たちがおどおどしながら敵と体液を避けていた。
1匹が前衛組を突破。まどか・さやかに迫ったためやる夫がナイフ1本で首を切り落とした。被害はやる夫の手袋。
とりあえずミュータントは打ち止めになったようだ。弾をほとんど使い切ったので、一旦補給に戻ろう。
遺跡外(103)弾を補充し、衣服に付着したミュータントの体液を拭う。これで人形達の弾補給に使うカーボンスティックが品切れになった。
やる夫とマミは淡々と補給を行なっているが、素人2人はだいぶグロッキーのようだ。
マミ曰く、ミュータントの革は30cm四方で2円で売れるそうだ。あと卵も高価らしいが、採集はかなり危険だという。
まぁ要するにフェイスハガーである。卵を体内に産み付けられると除去できないので同行者に◯されるしかない。
まどかとさやかは限界が来たのか《抽象的表現》。
やる夫がまだ続けるか?と聞いたが、吐いたくらいじゃ諦められない、ということで続行。再び地下街へ。
旧地下街どうやら地下街は碁盤状になっており、7本の横通りと11本の縦通りで構成されているようだ。現在位置は南西端。
《A-5北 駅改札》、《A・B通り レストラン街》、《C 雑貨通り》、《D 服飾品通り》、《E 機械製品通り》、《F 嗜好品通り》
まずは手前から2番目の機械製品通りへ
途中ミュータントの奇襲があった。マミが優雅に対処したが、どうやらダクトを経由しても出てこられるらしい。要注意。
暢気な感想を述べながら、マミが凄まじい蹴りで卵を蹴り砕き、やる夫が拾った鉄パイプで粉砕する。
素人2人は身を寄せ合い、本日何度目かの「この人達怖い……」という感情を覚えていた。
E-11〜E-5まで探索。
通りに到着したが店名までは分からない。最奥までは踏み込まず目に見える範囲を探してみて、市販用自動人形専門店に入ってみた。
あまり広くはない、当時は通好みの店として愛好されていただろう風情の個人商店だ。
ディスプレイに並べられていた自動人形は生体部分が腐って使い物にはなりそうにないが、棚においてある商品ならなんとかなるだろう。
《生きた生体部品》×15、《生きた生体プロセッサ》×7、《完全な精密部品》×6、《中容量記憶媒体》×3、《高度歌唱用アップグレードパッチ》×1を入手。
 ※木山先生のところで売れば、これだけで大体2000円になる(完全な精密部品の買取価格は現状不明だが)
T-elosがIAIの限定版とかかれたパッケージを見つけてきた。さて中身は……
《ねこみみセンサー》を手に入れた。高性能ブレードアンテナ機能を備える玄人好みの製品である。
昔の製品って皆こうなんですか?と顔を赤くするまどかに、この辺はまだ一般的だといらぬ知識を披露するアイギス。
そこのショーケースで朽ちてるM-ku Ver4は、純粋な歌唱愛玩向けの安価な自動人形で、セクサロイド機能がないなら
当時の価格で50万程度、換装用の性器ユニットも置かれてない本当にライトユーザー向けの店だ云々と講釈する。
現在では5000円相当かとまどかが驚くと、相場の変動もあるので実際には2000円くらいだと赤面したマミが訂正した。
閑話休題。さてこのネコ耳カチューシャはIAI製品にしか装備できない。だがアイギスはヘッドセットを装備しているしT-elosは他社製品なので言わずもがな。当然Sfに視線が集中する。
スレ民の圧倒的支持の下、Sfに装備してもらうことになった。これにより広範囲の精査や敵探知が可能になったが……Sfの目がかなり怖い。
どうやら侍女としてヘッドドレス以外を装備したのがお気に召さないようだ。しかも女性陣の目が若干冷たく、やる夫の背に冷たい汗が一筋垂れた。
 Sf「これで……満足で御座いますか? ニャー」

(103)(104)現在地はE8通り。とりあえずE通りを奥まで探索。
Sfの索敵が上がったのでシュネーラインと合わせ奇襲対策は万全である。
《E-08-09 大型電気量販店》
《E-07 空き店舗》
《E-06 修理工房》
《E-05-04 大型自動人形製品店》
《E-03 機械部品店》
《E-02 修理工房》
《E-01 看板無し 更に地下へと潜る店舗らしい》 を発見。
《大型自動人形製品店》に入ることに
店の在庫用倉庫を漁った所、保全機能の生きた《店舗配送用小型コンテナ》を3つ発見。マミも驚くかなりのレア物らしい。
サイズは1m四方で重力軽減機能が死んでいるので人間では持てない。
中身は《汎用生体プロセッサ》×100、《汎用生体部品》×100、《IAI製周辺機器》。
《IAI製周辺機器》には、IAI製侍女服セットが甲乙丙の各20セットずつ、汎用奉仕用品セットも入っていた。
これらは売るところに売ればコンテナ1個で2万円は下らない(※木山先生の所でプロセッサは200円/個)。
更にコンテナ自体も高値で売れるお宝だ。
遺跡の等級に対し発掘品の良さにマミが不安を抱く。本来これらは二級以上でも出てくるかどうか、といったものらしい。
しかもまだ潜ってすぐの場所であり、遺跡にはまだまだ奥がある。敵の数も妙に多い。
マミが以前参加した下水道のミュータント掃討が下水道に空いた穴を塞いで終った事を話し、その穴の奥が地下鉄と繋がって巣になっているのではないかと危惧。
ひょっとしたら深部には女王がいる可能性もある。
ミュータントは知能が高く、女王本位制の社会を築く。深部にはハイヴ(大規模な巣)とかもあるかもしれない。
女王無しでも卵は少量なら生産できるが、ここに来るまで卵は沢山あった。……本格的に営巣準備中の可能性が高い。
危機感が一気に高まり、撤収の準備を始める。Sfに生体プロセッサコンテナを重力操作で持たせ、他に《甲種侍女服》×10、《生きた生体部品》×20、《汎用奉仕セット》×1を持った。
 ※これによりSfは手が塞がるためレーダーとしての役割しか果たせなくなる
出口まで走れば2分の距離だが、大荷物を護衛しながらだと5分はかかる。徐々にミュータントが威嚇音を出しながら再び姿を現し始めた。
熱源増加。途中迂回する案もあったが罠の可能性があったため押し切る。
最後の角に接近。あとは階段を登り隔壁を開けて外に出るだけだが……そこまでが無限に思える距離だ。
最後の辻で判定失敗、ミュータントに通路を塞がれた。開戦と同時に敵が一気に押し寄せる。弾幕よりも多い勢いで敵が迫る。
必死に迎撃しながらジリジリと後退。なんとか隔壁にたどり着き解錠。ついに地上の光が差し込んだ……。
(105)少し空いた隙間から素人2人が転げるように脱出、コンテナを押し出してSfが脱出、人間2人、自動人形、警備ロボが順に脱出した。
直ぐに隔壁を閉めるようにやる夫が怒鳴る。這い出ようとしていたミュータントが閉まる隔壁に押しつぶされ、再び地下は闇へと戻った。

しばらくは全員が隔壁へ銃口を向けていたが……気配が完全に遠ざかる。それを合図に全員脱力した。
マミもしんどかったと言うほどハードな戦いであった。T-elosもブレードが腐食したことを愚痴っているし、アイギスもAIが恐怖を感じられたら失禁してたと言っている。
とりあえず全員無事で安堵するマミ。素人2人は……コホン。マミは兵士たちとやる夫とメタビーとシュネーラインを監視小屋まで押しやった。
まぁ、乙女の尊厳というやつである。

■今回の成果物まとめ
・《生きた生体部品》×35 計1050円
・《完全な精密部品》×6 計240円
・《中容量記憶媒体》×3 ?円
・《高度歌唱用アップグレードパッチ(歌唱S用 日本語歌詞特価)》 ?円
・《ねこみみセンサー》 ?円
・《甲種侍女服》×10 ?円
・《汎用奉仕セット》 ?円
・《汎用生体プロセッサ》×107 計21400円
・《店舗配送用小型コンテナ(保全機能付)》 10000円?
遺跡外
(12:00)
(107)(108)とりあえずやる夫とメタビーは使った武器の手入れをして待つことに。
メタビー曰く今回はチーム全体で97匹のミュータントをやったそうだ。もう少しで3桁のキルスコアだったのにと惜しがっている。
本州の方ではミュータントが街を飲み込む勢いでハイヴを形成したため、極小の反応弾で焼き払わざるを得なかった事もあるらしい。
軍も注視する危険生物の筈なのになんでこんなに……とやる夫は訝むが、一緒に追いやられた下っ端兵士も知らず聞かれて逆に困っていた。
乙女の尊厳の処理が終わった後、Sfはまだ少しなら戦闘可能であると状況報告したが無理はせず撤収指示。今から帰れば15:00くらいには着くだろう。
まどかとさやかは正直トラウマレベルの初仕事となったわけだが、マミ曰く三級遺跡なら20匹くらいがせいぜいなので今回は相当イレギュラーだという。
新人2人の視線が痛かったので分け前の話に。コンテナはそれ自体が1万円くらいにはなるそうだ。分配についてはマミに提案があるらしいので意見を聞くことに。
大抵の分け前は対等の相手で5割、新人なら5分程度。今回はイレギュラーで大量の報酬になるが、当初の想定では3000円程度入れば上等と思っていたそうだ。
つまり新人の分け前は150円。まどかが必要なお金には到底届かず、かといってそれほど割の良い仕事がゴロゴロ転がっている訳もない。
そこでマミは1000円をまどかに渡し、『返済無期限・利子なしで融資するから真面目に働きいつか返す』か、
あるいは『そのお金を支度金として私に弟子入りしてチームを組み、スカヴェンジャーとして返すか』のどちらかを迫る。
多数決安価により、賛成多数によってまどか・さやかのマミへの弟子入りが決定した

分配の話に戻そう。マミの弟子2人分は自分の分け前から再分配するということで、7(やる夫):3(チームまどマギ)で分配することに決定
 マミの好感度がC→B(かけがえのない戦友)へと上昇した
 ゾンビ「尚、恋愛フラグ踏んでないとお友達のままMAXまで行くかもね……(友達MAX=恋愛消滅)」
郊外・木山研究所
(15:00)
まずは戦利品の一部を資金に変えるべく、脱ぎ魔……じゃなくて木山先生の研究所へ。
107個の生体プロセッサ持って来ましたといったらさすがに退かれた。まぁ当然の反応である。
予算の限界で50個だけ現金買取してくれて10,000円入手。あとは物々交換になった。
《重火器:B・A》、《銃火器取り扱い:A》、《ハッキング:A》、《近接戦闘:A》、《軽業:B》、《CQB:B》、《奉仕:C》、《運転:C》
以上のルーチンを、4,900円分の生体プロセッサ(24個+やる夫が自費で100円支払い)を対価に入手した。残り33個はお持ち帰り。
(重火器Bは重複するので余分だった)

購入ついでに、ルーチンのコンフリクトについて訪ねてみたところ
【近接+銃器や重火器】【初期スキル+後付で4つ以上になる】をやると発生しやすい。また【三種複合】で発生する時もあるそうだ。
要するに、あまり外れたルーチンを放り込まない、あまりたくさん放り込まない。これを守れば基本大丈夫だろう。
 ゾンビ「万能を望むな……一極特化こそ素晴らしい……」
時間は15:30を回った。これにて研究所からは退散。立ち去る時、軍の金払いが悪くなった、と成果を急かす以外に木山が始めて軍に対して不満を漏らしていた……。

※ルーチン補足あれこれはこちらを参照。
商会 ゾンビ「ああ、組合は売り終わった後にイベントで入れよう……何か偉い心配されてるから……」

(109)他のものを処理するため商会へ移動。大人数では何なのでマミとSfだけ着いてきてもらった
商会では【加藤祭】という女性が対応に出た。元は関西支部の人で、修行しに来たらしい。
 ※商会は商人ギルドらしきもの。ホロは商人の1人
売り物のデータに目を通すと、目の色が変わった。コンテナ(21式配送コンテナ)はかなりの価値があるらしい。
彼女が提示してきた査定額は以下のとおり
 ・《生きた生体部品》×35 一個25円
 ・《完全な精密部品》×6 一個45円
 ・《中容量記憶媒体》×3 一個110円
 ・《高度歌唱用アップグレードパッチ(歌唱S用 日本語歌詞特価)》 8000円
 ・《ねこみみセンサー》 5000円
 ・《甲種侍女服》×10 一着500円
 ・《汎用奉仕セット》 1000円
 ・《汎用生体プロセッサ》×33 一個35円
 ・《店舗配送用小型コンテナ(保全機能付)》 12500円

コンテナの買取金額が13500位にならないかと釣り上げつつマミに相談してみたが、マミはテンパっていた。先輩ェ……
13500円ではさすがに買い渋ったため13000円で話がついた。
再度買取品の安価を出した結果、"《甲種侍女服》×6の売りのみ"という安価に。スレ民の悲鳴が反響した……南無。
色々あったけど少しだけ時間が巻き戻された。色々失うものが多すぎたためゾンビの温情。
 ゾンビ「今回はペナ無しだけど、今後は【書いてあることはやる、書いてないことはやらない】を徹底するぞー」

(110)改めて、《完全な精密部品》×6、《中容量記憶媒体》×3、《甲種侍女服》×4、《店舗配送用小型コンテナ(保全機能付)》×1を15600円で売却した。
 加藤祭からの好感度がE(金づ……げふんげふん お得意様)になった
■夕方
武器屋分配の前に弾薬の補充。夕方の店は売却や補充に来たスカヴェンジャー達でごった返している。やる夫は《カーボンスティック》×40本(2本/1円)と《弾丸》を10円分補充し合計30円支払った。
マミもレイルガンの予備弾や予備の銃身を注文している。見た目はカスタムされているが銃身は汎用だそうだ。
ドラえもんにT-elosのブレードについて聞くと、在庫がなく1から削り出すので1本400円になるらしい。
戦闘自体は予備武器である熱振動徹甲刀を渡せば問題ないが、さて……分配がややこしくなりそうなのでここでは保留した。
これにてひと通りの換金は終わった。そろそろ分配したいが……どこで分配しようか。さすがに車の中というわけにもいかない。
安価により酒場に行くことになった。
おまけ現在の未換金品と換金したお金まとめ
 ・《生体プロセッサ》33個(1155円相当)
 ・《生きた生体部品》35個(875円相当)
 ・《高度歌唱用アップグレードパッチ(歌唱S用 日本語歌詞特価)》1個(8000円相当)
 ・《ねこみみセンサー》1個(5000円相当)
 ・《甲種侍女服》6個(3000円相当)
 ・《汎用奉仕セット》1個(1000円相当)
 +売却して得た25600円
  ↑内訳 木山価格の《生体プロセッサ》×50 = 10000円、コンテナ13000円、《甲種侍女服》×4 = 2000円、《中容量記憶媒体》×3 = 330円、《完全な精密部品》×6 = 270円)
以上総額44630円

木山先生は50個しか買ってもらえない。よって一旦手元に戻った《生体プロセッサ》×57は35円/個で換算し分配
これを後で木山先生に持ち込んで物々交換を申し込んだら200円/個で換算してくれた、という認識に。そうすると
 ・《生体プロセッサ》33個(1155円相当) → 《生体プロセッサ》57個(1995円相当)
 総額44630円 → 45470円
 チームまどマギ(仮)には13641円支払えば問題なし
酒場(110)物資満載の車の警備はメタビー、アイギス、T-elosに任せ、残りは酒場に入っていった。
新人2人を加え(単なる仕事相手を除いて)今までにない人数で酒場に来た事でマミのテンションは爆上がり中。
夜も間近なこの時間帯、酒場は様々な客がいる。ローブを纏った男+侍女服を着た長身の女性+黄色の華美な衣装の少女
+純白の警備ロボの団体までは若干浸透しつつあったが、そこに少女2人が加わる事で異質さが再装填されて
異様に目立ってしまっていた。流石のやる夫も額から嫌な汗を流す。
大きな分配なので個室を借りようと魔女に近づくと、女衒屋(要は風俗)のほうが向いていると評された。……さすがに人間としてそれはどうだろうか。
気を取り直し部屋を借りることに。中堅はよく個室を使うが、大手はむしろ大っぴらにやるらしい。狩りの成果を誇る事で己の大きさを誇示し、逆に不埒者を寄せ付けなくする為だ。
1時間10円で2階の5番室を借りた。酒(ソフトドリンクも)だけなら飲み放題との事。
やる夫はいつものオレンジジュース、マミは紅茶を頼んだが、新人達は恐縮して水を注文。一般人からすると異質な酒場の雰囲気に圧されているらしい。
ともあれ人間4人で乾杯。今回の仕事、マミも1度でこれだけ稼いだのは初めてらしい。
またやる夫的にも、再戦はちょっと……という感想を漏らしたくらいにハードな仕事であった。
分配はマミ側が全て現金で、を希望した。これは計算も楽なのでやる夫(メタ的にはゾンビとスレ民)にはありがたい申し出である。
プロセッサはルーチンと交換した分のみ200円扱いとし、残りは商会査定額で計算した。
というわけで、めでたく13641円をマミに渡し本仕事の分配は終了。なお、ご祝儀としてメシくらいはおごることにした。
なお、スレでは何故か彼女らにメイド服を贈ろうとする意見が多かったが幸いにして回避された。
 ゾンビ「無難でよかった……メイド服とか渡したらどうやって変態と勘違いされないで済むか考えないといけなかった……」

今回のやる夫の取り分
 ・《生体プロセッサ》57個
 ・《生きた生体部品》35個
 ・《高度歌唱用アップグレードパッチ(歌唱S用 日本語歌詞特価)》1個
 ・《ねこみみセンサー》1個
 ・《甲種侍女服》6個
 ・《汎用奉仕セット》1個
 +11959円+ルーチン各種
以上を自分のものとして入手した。

チームまどマギ(仮)内では、今の分配金からマミが1000円ずつまどかとさやかに支度金を渡していた。
2人に対し、"積み上げた財貨が、自分の人間としての価値である"という持論を語るマミ。
その金の重さが、自分の命、ひいては大切な人の命や目的の重さだと。最底辺から這い上がっていった彼女ならではの独特の死生観だった。
お金を握り泣いているまどかを優しくあやし、何か考え込んでいるさやかを連れてマミは2人を送っていった。
いくら警邏軍人がいても大金を持ったまま動くのは危ない。
明日からヤハタなので色々は言えないが、帰ってきたらまどかとさやかの両親にも挨拶に行く予定との事。
やる夫もここで別れ、車に戻らず組合の受付に向かった。
組合大抵は届出を出した本人の仕事だが、潜った後の帰還報告は義務である。中で死んでたら面倒だからだ。
夜の報告タイムでもあるため非常に混んでいるが、馴染みのローs……律子のところに並んだ。
どのように報告したものかと悩んだが、安価により満場一致で包み隠さずそのまま報告することになった。
今回の遺跡は、軍の評価では《ミュータント十数匹程度の三級》相当だったが
 ・遺跡の保存状態が非常に良好
 ・視界を埋め尽くすほど湧き出したミュータント
 ・事前情報は商店街:大型の地下アーケード遺跡だが、実際の施設は地下街で奥には駅がある
 ・マミから聞いた軍のミュータント掃除の杜撰さなどからの推察(下水道と繋がっている、ハイヴや女王の存在)
これらを全て報告した。
律子としては冗談で済ませたい内容だったが、最近の軍の怠慢は目に余るらしく見逃せないと判断、自分の受付を閉めて立ち上がり、組合事務所の奥へ消えていった。
……どうやら自分は、彼女が即座に報告に走るほどの情報を流したらしい。
 律子「色々持ってくるのはありがたいけど……正直、程々にして欲しいところだわ」
最後に彼女はやる夫に疲れたように言って、組合事務所の奥へと消えていった……。
■蘇芳視点
自宅(朝)(112)時は戻って朝。さて、やる夫も出かけたし自分も出かけよう。まず訓練をしてから遊びに出よう。
郊外家から数分のいつもの荒野。一心不乱に撃ち続けて数時間、小銃と拳銃合わせ400発ほど撃ったところで小休憩
Noir曰く、命中率から見て着実に進歩しているという。小銃(50 m)で50.62%(2日前12.4%)、拳銃(15〜20 m)で78.23%(2日前31.4%)
(113)そろそろ11時にもなろうという頃合いなので、ランニングがてら走って撤収した。
ちなみに放置した数百発分の空薬莢は、毎日屑拾いが来て綺麗にしてくれるようだ。
自宅(昼)銃をフィールドストリッピングの簡易分解で整備し、携行マガジンに弾を詰めてからシャワーを浴びる。
贅沢に慣れ過ぎだと痛感するが、実際は火薬が目に入ったら失明するから可能なら浴びろというやる夫の厳命である。
シャワーの前後でシャルに絡まれた。なお、シャルの感覚ではヒエラルキーはシャル>蘇芳なので抱きかかえられると暴れるのだ。
ノワールが抱える分には平気なので蘇芳は底辺である。否定は出来ないと納得しつつ、やはり悔しい蘇芳だった。
裏路地石鹸の香りを漂わせ、小綺麗な格好のまま裏路地を歩く蘇芳だが、決して無用心ではなくNoirの圧倒的な
抑止力と自分の袖の内側に縫いつけた小型のフォールディングナイフを考慮しての妥当な判断であった。
にこやかに古巣の空気を味わいながらこう思う。(うん、相変わらずドブ川みたいな雰囲気で安心した)
それに、蘇芳は鬼丸飯店などに行く時よくやる夫と手を繋いで周囲に関係をアピールしている。
彼女の師は子供以外ならスリの指を容赦なく捻り折り、街中で20mmをぶっ放し挽肉を作る事に何の呵責もない殺人侍女を連れた恐ろしい人物だと路地裏では認識されている。
その上、純戦闘用自動人形2体を侍らし、腕に巨大なチェインガンをぶら下げた重装甲の警備ロボまで持ち、あの暴君の邸宅に何の畏れも無いように出入りするのだ。これで恐れられない筈がない。
知っていれば、そんな人形遣いの関係者である蘇芳に手を出すバカは早々いないという訳だ。

ナージャの働く安酒場に到着。再会と同時に路地裏に来るのに小奇麗な蘇芳を見て襲われたいのかとぶち切れられたがNoirを見て驚きつつも納得された。
マミの件で人形遣いは囲った女に人形を贈ると噂になっており、蘇芳がやる夫の女になったのだと早とちりしたのだ。
Noirが否定すると聖人かキチ○イか…本当に何?アンタの師匠は…と大いに嘆息された。
しばし会話でじゃれあった後、汚れの落ちない酒場の床掃除にいい加減飽きたナージャと2人でお昼ごはんを食べに出かけた。

人形遣いの噂
・人形フェチのウィザード級ハッカー
・家にはもっと凄い量の人形がある
ロリコン
・いや、連れてる人形の質からして美形なら何でもいいんじゃ
・じゃあ性豪でロリコンで面食いか
・あの魔女や暴君にも手を出そうとする恐れ知らず
・ある意味尊敬出来るわー……

とまぁこんな具合……
安酒場(117)昼ごはんをどこで食べるかと話し合う。
蘇芳は昔よく行った田中婆さんの定食屋が、4日前に店主死亡で閉店したとの話にショック。
路地裏に拠点を置くスカのチームに入って家を追い出された婆さんの馬鹿息子に、酒代欲しさに撃ち殺されたとの事。
他にもお気に入りの店が代替わりで味が落ちたり、死んで閉店したりで結局、ナージャが普段食べに行っている安い酒場へ
奥のソファを占領して、昼は出していない酒を無理に出させて騒いでいる集団がいたが、裏路地では珍しくもないので
2人は気にせずカウンターで注文をし食事を始めた。が、そこへ泥酔した男(チームデイズの澤永)がふらふらと寄ってきて声をかけてきた。レイプ魔と噂の屑で、リーダーの昔馴染みとやらで後盾があり、かつ手癖の悪い相手なので蘇芳は直ぐに代金を払って退散を選択。
追いかけようとした澤水が顔から転んで前歯を折り、鼻血を出して仲間に馬鹿笑いされている声を背中に、2人と1体は酒場を後にした。
手を繋いで逃げながら、何だか昔を思い出して楽しくなった2人は大笑いする。街の端の耕地が見えるまで笑い転げながら駆け抜けた。一息いれて、互いの貧相な体をネタにした毎度の喧嘩を楽しむ。その後は露店巡り。ナージャは歌う時の小奇麗な服を、蘇芳は白と桃色のストライプの下着を買って、クレープを食べたり蘇芳のカメラで記念写真を撮ったり。
楽しい時間は早く過ぎ、すっかり夕方に。2人はまた遊ぼうと硬く手を握り合い、別れた……。
■夕方以降
自宅(117)先に蘇芳が帰宅。それに合わせてシャルが起きてきて蘇芳にじゃれついてきた。
シャルが蘇芳のスカートに捕まって遊んでいると、やる夫が帰宅。タイミングを合わせたかのように蘇芳のスカートが落下した……。
 アイギス「おお、これが伝説のラッキースケベでありますか」

蘇芳が黙っているのであっさりと夕食も終わったがどうしようか……Sfが台所からこちらを伺っているが
PDAに着いたマミからの凄まじい長さのメールの返信を適当に返しながら、ホッペが紅いのってなんか可愛いお、なんてボソリと呟いてみた(118)
小さな呟きだったが蘇芳の耳にしっかり届いたらしく、アワアワとしたあとNoirも反応出来ない速度で部屋に篭ってしまった。テンションMAXで茹で蛸である。
……気を取り直し、続いて人形たちのルーチンを弄るとしよう。
メタビーの近接戦闘ルーチン削除、各員の既存ルーチン強化を行い、
さらに空き枠のあるアイギスとメタビーに空きスペースに何を入れたいか尋ねた。
2体とも現状所有のルーチンに欲しい物はないが、
メタビーはいずれ《ダメージコントロール》を、アイギスは護衛用としてルーチンではなく《内蔵レーダー》をご所望(中断)
(118)ルカをセーフモードで起動し歌唱パッチを入れようとしたが30分程かかるとSfに言われたため一旦保留した。
これで家でやる仕事は大体終わったため酒場に出かけることに。同行者はSfのみ。
※後日、パッチはこの晩入れたことになった。(119)
酒場(118)まず見知った顔を探したところ、アチャ子を発見。稼ぎがいいらしいいねーと言われなし崩しでおごることに。さり気に高い酒を飲まれた。(45銭/1杯)
ここでアチャ子が明日からヤハタに外征予定で、その旅費を浮かすのに目的地が同じ隊商の護衛を引き受けたという情報をゲット。やる夫と同じ雇い主であった。偶然だよ、偶然。
やる気がなかった彼女だが、人形遣いに笑われないようには仕事をしようと思い直したらしく、明日の準備のため酒を飲んで帰っていった。
 ・どうやら明日、アーチャーは同じ仕事に付いてくるようだ
 
続いて魔女の前に移動し、こちらから話を振ってみた。(ヤハタ情報、酒場のステージの件を抑え→自由安価)
内容は昼間のミュータント絡みの件であるが、魔女もやる夫が知る以上の情報は掴んでいないらしい。
 魔女「近いうち軍がやらかすだろうが……軍はゴタゴタしてっからなぁ(ニヤニヤ」

忙しないが席を移動し、今度は黒髪の青年……刹那のところへ。
ガンダムの動画は既にメモリに焼いてあり、この間の野盗退治もケリを付けたとの事。
見慣れない少女が彼らの卓にいたが、刹那の妹の【ひまわり】だという。やる夫が噂の人形遣いと知って目を輝かせたが、ヒロシに連れられて行ってしまった。
刹那と2人きりになったので会話。野盗退治の件を詳しく聞くと、4日前に装甲スーツ3機に狙撃手1人の過剰戦力で片付けたそうだ。
討伐対象の野盗自体は大した事のない相手だったが、脱走兵で組織された野盗(以前見た軍正式採用装甲車の連中)と連携していた為、割に合わない仕事だったらしい。
やる夫も今日潜った遺跡とミュータントのハイヴの可能性について話したところ、刹那も事の重大さに反応。
地下への幹線道路が開くのは十数年ぶりらしい。近々探索の依頼が出るかもと言っていた。
もう少し話していたかったがSfが21:30を告げたためこれで別れた。家に帰ろう。魔女に1円45銭支払った
帰路(119)ふと、自分に向けられる視線に気づく。路地裏方面に曲がり誘い込んだ。
相手が入ってくると同時に襲撃。相手の反撃を回避して、完全に押さえ込んだ。相手はZEROアサシン。
話させると、ライダーの使いらしく書状を持ってきたそうだ。本人は本州で、この対応はアサシンの独断。
 手紙内容「この間の返事をきかされたし(※21日目夕方参照) 追伸 ヤハタで少し働かない?」
アサシンはそれだけ渡すと姿を消した。先程は見えずとも気配で対応したが、光学迷彩を着込んでいたらしい。
金は入りそうだけど面倒臭い仕事になりそうだな、と思いつつ帰路についた。
収支報告
 +:現金11,959円(マミ分引き済)
   現物:
   《生体プロセッサ》×57、《生きた生体部品》×35、《高度歌唱用アップグレードパッチ(歌唱S用 日本語歌詞特価)》×1
   《ねこみみセンサー》×1、《甲種侍女服》×6、《汎用奉仕セット》×1、ルーチン各種
 −:計236円45銭
   内訳:5円(蘇芳小遣い)+100円(朝の武器屋)+100円(木山研究所)+30(弾薬・Cスティック購入)+1円45銭(夜の酒場)
所持金
13441円50銭50厘

補足
なんで兵士達は持ち出すのが難しそうな重装備を持ち出して逃走してんだ?

83 : ◆IL/7VRqS7E:2012/03/16(金) 02:01:33 ID:KF08X4o2
>>275 巡回分隊毎結託して脱走することが多い……
示し合わせて脱走の用意→分隊長が堅物なら巡回路上で殺して捨てる→装備そのまま
まぁ、任務中に基地から離れた巡回なら何とかなるのよ……
危険地帯なら戦車随伴の分隊とかもいるし……

二十四日目:そうだ、ヤハタへ行こう

■朝
自宅(119)起床し食事。蘇芳は昨夜の件で顔が赤いが初陣である。夜に届いていたマミの長文返信には触れないでおく。
その後T-elosに熱振動鉄甲刀を渡し、Sfは甲種侍女服に着替えてもらった。
ちなみにお古が『Sf使用済みのメイド服』になったりはしないので落ち着くように。今回の旅路にはシャルも同行する。
自宅の各種センサーの起動を確認し、タレットも起動させた。鍵は喪黒さんのところのだから大丈夫だろう。
出かけるに当たり各種不備はないか確認し、出発した。
なお、不思議理論で現有アイテムは全部もって行ける。未起動状態のルカも持っていく。
集合地点隊商は商人28人、元々の隊商専属護衛15人、雑用人足20人、雇った護衛18人という大所帯である。
隊商のトラックは20台、護衛の装甲車が6台(4台が専属護衛、軽装甲2台はやる夫と互助会)
ホロの話によると、隊商は十数キロ毎に点在する30近い集落に寄りながらモノを捌き、ヤハタへ向かうという。
見立てではヤハタに到着するのは早くて夕方になるだろう。
護衛の参加者は次の通り
 ・アチャ子(独立傭兵)
 ・ピトー(半ミュータントの女。独立傭兵)
 ・伊藤開司の小隊(互助会。ボロ装甲車持込み)
 ・マミ+シュネーライン(三級スカ)
 ・やる夫+人形5体+蘇芳(三級スカ+五級スカ)
簡単な自己紹介を終え、各員は配置に付き出発へ。
期待満々で寄って来たマミとシュネーを車に乗せ、エンジンを掛けて出発した。
移動中(121)やる夫の配置は殿組で、特に何事も無く隊商は進む。車内でマミが妙にハイテンションだったり警備の出番ではすぐ仕事顔に戻ったりしていた。
途中、やる夫は自分の膝の上にいたシャルの重みが厳しくなったため後部へパスした。だが目測を誤りマミのおぱーいの上に……
シャルが上にしがみつける程のその質量に息を呑む蘇芳であった…
■昼
昼休憩マミの誘いで、甘いドーナツやスコーンを昼食としたやたら優雅なティータイムと相成った。
貴族の茶会の如き様相とは裏腹に、消化が早くエネルギー変換効率の高い物を選び、カフェインで脳を覚醒させる極めて合理的な食事だったが、あまりの格差に衝撃を受けた互助会からは妬みの視線を向けられていた。
無責任な部下たちがカイジに文句を言ってきて下さいと丸投げ。食事内容の意味を理解していたので困惑するが、やむを得ず向かうカイジ。
だがやる夫一行に近づいたところで、先にアチャ子が乱入。続いて匂いにつられてピトーまで現れたためさらに近づけなくなる。
アチャ子もピトーも、かなりの実力派傭兵として知られている(マミは知らなかったようだが)。
  判明したあだ名 マミ:孤高の射手、アチャ子:ソードダンサー
酒場での交友関係も思い出し、やる夫の人脈に慄くカイジ。
見知らぬ人達がいっぱい(2人だが)いるためガチガチに凍り付いたマミ。そこへピトーがやる夫とマミを夫婦と勘違いした爆弾発言。
15歳なんでそれはないわー、と返答するやる夫に知らない人は多かれ少なかれ驚いていた。
(122)なんやかんやで雑談が続くが、車の陰でじっとしているカイジが気になるのか、ピトーが声をかけたことでカイジ登場。
やむを得ず出てきたが、実力者が揃いまくったこの空間は非常に気まずい。かといって中間管理職的な立場上スゴスゴとも戻れない。
そこで会話の切り口として、次に出発する時の配置を先頭だった自分達と交代しないかと持ちかけた。やる夫はこれを……
 安価【受け入れる】
出発が近いのでお茶会は解散。やる夫は隊列変更の旨をホロに伝えに行ったが、二つ返事で了承が返ってきた。
準備を終えたので、出発。集落から少し行けば野盗の勢力圏に入るため気を抜かず行こう。少し天候が怪しくなってきた……。
移動再開(128)残る荷物は三割程度。ヤハタ付近の街で捌く予定の医療用ナノマシンと無針注射器だそうで、全てまともに捌ければ数万円単位の代物。
長閑な道中に隊商の車列に弛緩した空気が漂う中、人形遣い一党の運転席のやる夫とSf、銃座のアイギスは
至って真面目に仕事に取り組んでいた。が、後部座席はかなり緩んだ空気が……雨が降り始めた
さらに雷まで鳴り始めたため、視界とセンサー両方の機能が制限される状況になった。肉眼での視界は10mもない。好ましい状況ではないが嘆いても仕方ない
襲撃雷にセンサーが撹乱されながらも、アイギスが前方400mに質量3kgのIED(要は爆弾)を感知。やる夫が無線に向かって怒鳴り、隊商は停止した。車が多すぎて統率が取れていない。やる夫は……
 安価【自動人形組を外に展開させる】
展開した人形たちの情報を総合すると、敵は12時、2時、4時、6時、8時、10時の6方向から車両が最低2台ずつ、人間の反応多数。距離1800
まだ指揮系統は混乱しているため組織だっての反抗は無理であろう。やる夫は……
 安価【最初からの進行方向上に射撃を開始させる】
それぞれの行動は次の通り
やる夫組
 ・メタビー:進行方向(12時)の敵がIEDの余波距離まで近づいたら迂回される前に爆破
 ・Sf   :10時方向に20mm砲を掃射。距離700mより開始。弾幕で敵を抑える。
 ・アイギス:2時方向に車載機銃で制圧射撃。距離1000mより開始。
 ・蘇芳  :シャルを車内に押しこむ、ノワールは仕事なし
その他
 ・マミ組 :6時方向はお任せ
 ・ピトー :8時方向に単身猛ダッシュ
 ・アチャ子:4時方向の足止めに単騎駆け→支援にT-elosを
 ・専属護衛:賢明に敵を抑えようと努力、隊商お抱えなのが分かる程度に練度を示す
 ・互助会 :広く散開して散発的に無駄玉射撃中、カイジの制止は届かない
 
敵は軍隊崩れ、兵員輸送車に過ぎない装甲車と違い、大型火砲を備えた立派な兵器である歩兵戦闘車両が厄介。
7.62mm等、普通の歩兵用火器では歯が立たない。
後方ではマミが1両撃破、Sfも10時方向の軽歩兵戦闘車両を1台蜂の巣にした。
残りはトラック2台。ターゲットを変えるかという質問に対し…… 安価【12時方向の中装甲車へ砲撃】
Sfの攻撃を受け、敵車両が射線の空いた10時方向へ逸れた。これによりIEDの爆発範囲を迂回するような形になってしまった。次の行動は……
 (129)(130)安価【一発の殲滅力にかける Sfにレイルガンを装備させ、車団を攻撃させる】
 安価【10時の車団に向かいつつある中央の装甲車を狙う】
3連続のダイス勝負を全勝し、装甲車1台、トラック2台を十数秒で壊滅させた。これにより12時方向は壊滅、10時方向も残りトラック1台。
 Sf「一射一殺……これもメイドの嗜みです」
一方他の方面では……
アチャ子は歩兵を切り刻み、T-elosは中歩兵戦闘車両を一刀両断……とまではいかないが、鉄甲刀で操縦席を掻っ捌く。
 T-elos「通常兵器で私が殺せるか!」
ピトーはその驚異的な膂力で敵を圧倒。さすがに装甲車は蹴りではどうにもならないが、それでも追加装甲を数センチ凹ませるほどである。
マミとシュネーによるレールガンでの攻撃は続いており、2台目のトラックを粉砕した
互助会も弾をバラマキ、足止めの不完全な4時や8時方向から迫る歩兵たちを抑えこむ努力をしていた。小銃のみの装備からすれば悪くない働きではあるが、制圧力不足から、数人の死者が出ている。
戦況は好転しつつある。これなら……
 安価【駄目押しだ、2時方向の軽歩兵戦闘車両を叩き潰す】
Sfの命中精度を上げるため、メタビーに敵の足止めを指示。お預けを食らっていたメタビーは鬱憤をはらすように弾を撃ちまくる。何気に頭部小型ミサイルの初開帳である。
Sfのレールガンが4度目の火を吹き敵に命中した。だが当たり所が悪かったのか、飛翔体が反れた。そこには本格的な軍備品であるリアクティブアーマーが見える。
再射撃。レールガンが5度火を吹き、敵の歩兵戦闘車両は完全に沈黙した。
そしてついに敵は撤退を開始した。採算が取れないレベルの被害を受けたのだろう。
こちらの被害は死者5人(互助会3人、専属2人)、負傷者5人(全て互助会)。幸い車両には被害が一切無かった。
積荷が駄目になるのを避けて敵が対戦者ロケットを使って来なかったのが大きかった。結局、戦場を制するのは火力と鉄量である。
襲撃後処理
(135)(136)
ダメージレポート。アチャ子やピトー、マミ、カイジが続々集まってくる。互助会以外は被害もない。
やる夫組も当然無事で、損失は車載の50calの砲身が要交換になった程度。
(136)今回の大規模襲撃は流石に想定外という事で、ホロから1人頭30円の追加報酬が出された。さて、どうしようか
 安価【IEDは解体せず爆破処理、アーチャー達と死体漁りする】
やる夫なら解体不能ではないが、確実性を取りメタビーにIEDを吹き飛ばさせる。炸薬量は3kgだが、周囲200mm以内だったら車内にいても細切れだったろう。
空いた時間で実況見分へ。ピトーとアーチャーの手際の良さというか、技量が凄い。
アチャ子は首を飛ばした死体は気にも止めないが、銃ごと切り飛ばした腕は不作法だと妙な所で恥じらいを見せた。
 《皇国軍採用5.56 mm小銃×10》《皇国軍採用9 mm拳銃×15》を入手した。
放置されていた《歩兵戦闘車両》が目に入った。装甲の一部に深い切れ込みが入っているがどうやらまだ動きそうだ。
 安価【持って行こう】
動きはしたが、火器管制と後部カメラが壊れている。ご立派な30mm砲が泣いている。
とりあえず隊商へ持って行くと、スカヴェンジャー内で好きにするがいいとホロが言ったため、護衛仲間に一応確認を取る。
 アーチャー:運転が苦手だから要らない
 ピトー  :そんな小回りが利かないのは要らない、どうせなら食べ物か戦いがいい
 マミ   :雪の子の件で十分なので要らない(先輩なのに運転できないとか恥ずかしくて言えない)
一方互助会のほうは色々ともめていた。構成員の資金繰りのひどさがかなり露骨に出ている会話である。
(137)ここへやる夫がきて車両について尋ねたところ、カイジは
 1.修理費用と維持費が出せない、2.ヤハタで処分するツテが無い、の2点から辞退しようとした。
ここで構成員たちが自分たちの権利を主張(戦ったし戦死者も出た)し始めたため、なんとなく怪しい雰囲気になってきた。
 安価【じゃあ車の代わりに何かあるか? と問うてみる】
暗に「お前らは俺らより役に立ったか」と聞いたところ構成員たちは沈黙した。その隙にカイジが互助会のリーダーとしてやる夫達の戦果を認めたため、決着。
普段からの苦労が透けて見えるカイジに、酒場で会ったら1杯くらい奢ってやってもいいかもと思うやる夫だった。
しばらくすると、ホロがそれぞれの代表を呼んだ。予定をいくつか切り上げ、大口の商売だけをしてヤハタへ向かうそうだ。
5分後に出発し、予定より少し早い夕刻辺りにヤハタに着く運びとなった。
■夕方
ヤハタ到着(139)雨の降りしきる中、地平の向こうに大きな都市が見えた。ヤハタに到着したのである。
皇国の西方領域にて屈指の大型港湾都市であり、南領との交通のバイパス。西領西北部最大の都市。
マミによると治安が良いらしく、貧民窟も存在しないらしい。ただし若干物価が高いとかなんとか。
ともあれ、何の問題もなく車列はゆっくりと都市の中へと入っていった。
車列は商業区画へ向かった。商会支部は非常に大きな面積を持っており、そこに設けられた駐車場に車を停めた。
滞在している間は商会がしっかり責任を持って管理してくれるそうだ。(※保険あり)
ホロから《125円+ボーナス150円》を受け取った。冷静に見えるやる夫だが、その実軍港から見えた兵器群に興味が向いている。さて、まずどうしようか
(139)安価【まずは宿を取ろう】
 安価【1人一泊20円の最高級宿】
ホテルの値段に蘇芳が唖然としていた。このホテルはマミも贔屓にしている良いホテルらしい。ちなみに、アイギス達は所有物扱いなので料金はかからない。
マミが急いだほうがいい部屋が取れると言って急かすため歩き出した。
 安価【……3人部屋にするとちょっと部屋代浮く?】
3人部屋だと家族向けであるため、1泊50円になって10円ほど安くなるようだ。さてどうしようか?
 安価【でもまぁ、部屋分けた方がいいか】
……何も言うまい。南無
(145)そろそろ夜だし宿へ向かおう。
ホテルフロントで蘇芳が人形に間違えられたものの無事ホテルの部屋に通された。Sfが如何するか聞いてきた。
 安価【風呂に入るか】
体ができていない蘇芳を先に入らせることにした。
人形達が荷物を仕分けているがこの部屋に持って来たのは服と少数の武器なので、何か必要ならば装甲車に取りに行かなければならない。
食事は午前6時から9時 午後4時半から8時の間に食堂に行けば出してくれるらしい。頼めば部屋にも運んでくれるらしい。……どうしようか?
 安価【食堂に行く】
(146)連れて行かないと怖いSfとNoirだけつれて食堂に行くことにした。
食堂にはほとんど人気がなかった。どうやら人感センサーでキッチンに報告が行き準備が始まるようだ。
食堂に行くと、4人掛けのテーブルにマミが1人で座っていた。背後にはシュネーラインが控えている。
 安価【徐に通り過ぎてみる】
何となく通り過ぎてみた。かなり驚いており、蘇芳も え?という顔をしている。
 安価【冗談ですよ といい席に着く】
 引き返すとマミは驚愕の表情から一転、華が綻ぶような笑顔に転じた。
Sfに椅子を引かせて席に着いたやる夫は、巴 マミがどういう人間が少し理解した様子である。
仕事を奪われたボーイが自分よりもずっと らしい Sfの存在に面食らって困っていた。
ボーイの仕事を奪うなとSfをたしなめた。
テーブルマナーを知らないためフィンガーボウルに戸惑う蘇芳。
 安価【助けてノワール!】
ノワールに助けを請うと、耳元に小声でしっかりとした知識をかいつまんで教えてくれた。
気がつくとSfが給仕たちに紛れていた。スタッフを 説得 したらしい。
食事はコースメニューで正直蘇芳には少しきつかった。
安価【何か話題を振る】
安価【この街で面白い場所ってある?+2人でデートっぽく行動する】
マミは明日一緒に出かけようと言ってきた。
彼女としては蘇芳も一緒につれて行くつもりらしい。
2人で行動するには何か良い訳が必要だ。
安価【色々専門的な物が買いたいから蘇芳を連れ回すのも可哀想だし2人で行きたいと言う】
町を探検してみたいと思っていた蘇芳はノワールとぶらぶらすることに決めたようだ。
蘇芳に今日の仕事の分の賃金を少し遅れたが自分で稼いだ金である事を念押しして握らせてやった。(5/10分更新まで)
食後の時間を…(159)蘇芳は先に眠ってしまい、マミと2人で最上階のお洒落なBARへ。
このホテルに泊まった時は来るようにしているお気に入りの場所だという。
憧れの人がカクテルグラスを傾けるのが実に様になる人だったのにあやかっているらしい。
お付きのSfと雪の子は(Sfがシュネーに袖を引かれて)空気を読んで後ろに下がる。
とりとめのない話をしつつ酒杯を傾ける。
・マミの憧れの人の話
 マミが褒める程の美女で同じように華やかな装い、落ち着きがありとても強く仕事はスマート。格好良く美しく!という感じ。分不相応過ぎて声をかけられなかった昔と違い、今なら声を掛けてもいいと思ってはいるが、既に本州に河岸を変えているので会えないそうだ。スカヴェンジャーも客商売の面があるのでイメージが大切。その場合、実務特化の泥臭いプロを演出するか、敢えて目立つ格好で強烈な印象を与えるかに分かれる。彼女たちのように派手な格好も伊達や酔狂ではなく、目立つ姿でも生き延びてきた実力の証明として対外的なアピールに十分意味があり、イメージ的には下手に実利に拘るよりも有利なのだ。
・明日行きたい場所
 仕事用の買い物は官営武器店、自動人形、警備ロボそれぞれの専門店、ジャンク市など。マミはそれ以外にもブティックなど普通の買い物も楽しみらしい。蘇芳にももう少しまともな服を買ってやった方がいいかも知れない。
・マミから趣味の話を振られる
 やる夫のミリオタ魂が燃え上がり、やたら饒舌に喋りまくる。内心慌てるマミ。まあ、楽しそうだからいいかと思ったが、酒のペースが早いので顔を洗ってきてはどうかと促してみた。
秘密の依頼化粧室で顔を洗い、少しアルコール蓄積が下がった。
そこで突然の背後からの不意討ち。取り押さえてみると、ライダーの部下の女アサシンだった。認められないなら本気でやってみろと言われたらしい。今度こそは完全にやる夫の力量を認めたようだ。
用件はエヒメで言っていた仕事の依頼。簡単な護衛とは言うが、帰りの途上で便乗させるだけで報酬1万円というあからさまな厄介事である。明らかな追撃フラグだが、囮を出しての攪乱工作は勿論向こうがしてくれるとの事。
帰路は仕入れた積み荷を満載した隊商と共にエヒメに直帰するだけなので行きよりずっと早く帰れる。
危険と釣り合うかはまだ判断できないが、十分に魅力的な報酬ではあるだろう。
受ける受けないは別として、当然の守秘義務を念押しされた上で護衛対象の資料を渡された。
斑木ふらん 本州の軍研究所所属の医者兼科学者。人体工学のプロフェッショナル。外見的にどう見てもまっとうな研究者には見えない女だった。軍……他の管区と違い、あの連中がまともな目的で他所から科学者を呼び寄せる筈がない。断ろうと思った時、軍に知人は居るかと妙な事を聞かれた。以前の依頼人であった善行少尉を思い出し、居ると答えると、この仕事にしくじれば軍が今よりも悪い方に転ぶとだけ教えられた。ハッタリではないようだ。受ける気があるなら明日の夜に来いとメモを渡し、女は姿を消した。
受けなければ血みどろの市街地戦に発展し、ライダー達の組織も拠点を引き払う事になるらしい。
コンピューター様からのご助言
「いいですか市民、争い事と言う物は儲かる場でもあります。上手く乗り切りなさい
利用さえ出来れば争いは此方の理になります。
そして、可能なら争いの舵取りが出来る場所へ行きなさい
そうすればその争いは最早貴方を儲けさせるだけの茶番と成り果てます」
追記:組織は個では動かない。だから組織として何処と繋がりが深いかを考えれば陣営は直ぐに読めます。
飲み直し受けても厄介、受けなくても後が厄介、今後の展開を左右する面倒事を知らされ嫌な気分になりつつカウンターに戻る。景気づけに少し強い酒を頼んだが、アルコール判定には失敗、蓄積オーバーで潰れなければセーフなのでまだ大丈夫。
しかし、甘くなくてあまり美味しくなかった。
(160)マミの趣味の話
彼女の趣味と言えば菓子作りや料理だろう。しかしその切っ掛けはヘビーだった。
 「ええ、やっぱり美味しい物が食べたいから、残飯でも工夫すれば食べられるって気がついて料理を始めたのよ」
笑顔で言われてしまい、言葉に詰まる。先週の試験辛かったわー 位のノリで凄まじい過去を語るマミ。
ゴミに住まいゴミを漁りゴミを食べゴミを商いゴミの中へ帰る日々、そこから這い上がるまでの苦労は筆舌にしがたい。
彼女の強さを改めて知り、両親の庇護の下でぬくぬくと育った自分には想像もつかない過酷さだと感じるやる夫。
しかし、自分の過去も突っ込みどころ満載な点には気付いていなかった。
マミは初めての依頼料で甘いものを食べた時、驚くほど美味しくて情けなくなるほど泣いたらしい。
その経験が彼女に優雅な生活を送るという趣味を作らせた。菓子はその趣味の一環で、恐らく彼女のアイデンティティを形作る一つの因子なのだろう。甘みが初心を甦らせるのだ。
彼女にとって菓子作りとそれを食べることは一種の自己鍛錬でもあるのだろう。
やる夫が重い過去に衝撃を受けている一方、マミは菓子作りの腕を褒められて有頂天になっていた。これも一つの才能かも知れない。

>アルコール判定5回で潰れなかった為、やる夫が新しい特性を獲得、 特性 アルコール耐性(弱)を手に入れた
 
・弟子について
 マミの下に付いた2人。覚悟は十分だが、才能はないという評価。普通に育った為、人の悪意を知らな過ぎる。
今のままでは人間相手に引き金を引く事は出来ないだろう。今後に期待…ではあるが、耐えられるだろうか。純粋な敵意と悪意……そして殺意に(中断)
(160)まどか達の件は後々マミが何とかするとして、蘇芳の方はどうかと聞かれた。
覚悟や死生観は裏社会で生きてきたので十分、スカとしての心構えは既にできている。本人が死に物狂いの勢いで学習している為、必要な知識も乾いたスポンジのように吸収している。感覚的にだが、どうやら狙撃の才能があるようだ。元の生活で培われた忍耐強さ、目的の為なら妥協しない精神。これは狙撃手に最も必要な才能である。更に栄養状態の改善で未発達だった肉体的成長の余地もあり、仕込めば近接戦闘的な意味でも発展性がある。将来的に相方として申し分ない兵士に育つと期待出来るだけの才能があるとの評価を素直に告げると、マミはやっぱり野で育つと強いわねと笑ってみせた。結論としては、どちらの弟子も今後に期待という事で落ち着く。

そろそろ遅くなって来たが、マミにもう少し飲もうと誘った。「巴さんと飲むのは楽しい」というセリフがボッチのハートにクリティカル。感激で内心嬉し泣きのAAに全スレ民が涙した。テンション上がって今日の酒代はマミのおごりに。
・やる夫の実家の話
 マミに聞かれたので、両親共に諜報員の戦闘民族でごく普通のNOUKAやってますと、簡単かつ両親の所業をマイルドに脚色した日常を話したのだが、何故だかマミにあっけにとられてしまった。自分が大きくなるにつれ農作業の間に訓練するのではなく、訓練の合間に農作業していた気がするのが不思議だ。
・好きな異性のタイプ
 マミに好みの異性のタイプを聞いたが、凄く恥ずかしがられてはぐらかされてしまった。こんな話題を振るとはそろそろ自分もアルコールが回りきってきたらしい。

お代わりを頼もうとしたが、これ以上は二日酔いで明日に響くとSfのストップが掛かった。素直にお開きにする。
マミは10円札をバーテンダーに渡し、お釣りはチップにと優雅に言って席を立った。ふらついた彼女の手を取り、シュネーに渡す。自分も傅いて手を取ったSfの気遣いを偶には素直に受け取る事にして部屋に戻った。
収支報告
 +:報酬275円
 −:宿40円(蘇芳と2人で)+チップ1円+蘇芳初任給5円
所持金
13670円50銭50厘

【仕事内容】
  • ヤハタ:エヒメ西部の大型港湾都市。流通が良い
  • 隊商の護衛(難易度的には4〜5級のスカヴェンジャーが受けるもの、蘇芳の初仕事)
    移動に片道1日、滞在3日の計5日程を予定(報酬は往復の2日分+3日分の現地滞在費+襲撃発生時の危険手当)
    襲撃は夜盗またはミュータントが主
     日給15円(+成果報酬)、食事有、滞在中の宿泊費依頼者持ち(商会宿に泊まる場合)でフリー
     (人形遣い一党:日当15円x7人+ガソリン代20円で一日125円)

二十五日目:ヤハタ一日目

■朝
朝の散歩とマミの起床(160)生憎と雨。夕方には止むらしい。
マミと遊びに行くので、邪魔しないよう人形達に午前中いっぱい暇を出す。
Sf、T-elosは留守番。メタビー、アイギスはノワール、蘇芳と一緒に観光してくるらしい。
早起きしたので暇つぶしがてら20分程ホテルの周辺を散策する。Sf、ノワール、蘇芳が付いて来た。
(161)一方その頃マミが起き出し、今日の外出に備えて念入りにお洒落をしていた。
やる夫達はSfが重力操作で出した力場の傘に入りながら雑談。蘇芳は都会の光景に大はしゃぎで何度もカメラのシャッターを切っている。話は崩壊前の企業の変態ぶりに推移し、理解不能という事で落ち着いた。
お出掛け前(161)散策中、ホテルの近場で[お洒落なカフェ、お洒落な洋食屋、お洒落なブディック]を見つけた。
ホテルに戻ると蘇芳はホテル内の探検に行くと離れて行った。
迎えに来たマミと官営武器店へ向かう。その前に1日5円のレンタカーを借りる事になった。
やる夫が1人で付いてくると聞いて、マミも頬の熱さを感じながらシュネーに待機を命じて2人きりで出かける。
シュネーは空いた時間を利用してSfにバグ取りや思考領域の調整、同期をして貰う運びに。
お出掛け(162)マミの手を引いて相合い傘。マミの提案でいつも着ているローブも脱いでいく。思ったより気楽で気分がいい。
レンタカー屋で5人乗りの普通車を借りる。軽やワゴンもあったが特別な高級車以外は値段は同じ。一律5円/1日
官営武器店品揃えの豊富さにやる夫の目が輝き頬が緩む、マミはそれを微笑ましそうに見守った。
大物を買うなら配送を頼んだり、車自体を引っ張って来る必要があるので、今回見るのは個人携行兵器までにしておく
購入
 ・5.7mm×28軽機関銃:120円
 ・50口径対物ライフル供240円
 ・連装グレネードランチャー:250円
 ・対戦車ミサイル発射機:1500円
 ・対戦車ミサイル(弾):140円×5発=700円
 ・高性能爆薬 1kg :100円×10=1000円
 ・50cal砲身 5円
 ・各種弾薬 10円   計:3825円
 
自分では軽率に買い過ぎたかと思ったが、マミはやる夫には珍しい歳相応のはしゃぎぶりと衝動買いに可笑しみと微笑ましさしか感じなかったようだ。
彼女の買い物は弾を数ケースとバッテリーを1ダース、砲身を5本。その笑顔が暖かい。
警備ロボット専門店(162)マミに次の行き先の希望を聞くと、シュネーの装備を更新したいらしい。警備ロボの店に向かう。
品物を見ると良い物は流石に高い。買うにしてもメタビーの装備だけなので、今は買わず本人を連れてきた時に選ばせる事にした。
一方、マミはシュネーのプレゼントに近接装備以外にも、高額な対物マントを購入していた。お値段いちまんえん……
既に掛け替えのない存在となったシュネーの生存性能を上げる為なら、貯金を切り崩すのも惜しくないらしい。
それ用のコーティング剤や追加装甲でなく、何故マントなのかとは突っ込んではいけない。ロマンだから。
ブティック(紳士服)10:30 安価はブティック→カフェ。
マミをブティックに誘うと、やる夫の私服が欲しいのだと勘違いされた。お奨めの店を紹介してくれるらしい。
ホテル付近で見つけた店に案内する選択もあったが、ここはマミの誘いに乗ることにした。
普段の言動から彼女のセンスに一抹の不安があったが、着いてみれば上品な店で品質もセンスもよい。
マミに選んで貰い勧められるままにお洒落な黒のジャケットを購入した。80円也。他の私服より段違いに高い服だが、
ふと思えば田舎の両親のセンスがアレなので、自分の服飾センスに不安もあった。ある意味良い機会と考えよう。
マミは満面の笑みで、今度は黒革のコートも合わせたいと思っていた。
喫茶店当初の予定通りカフェに向かうか、改めてマミの服を見ようと誘うか。 →安価は前者。
午前最後の行動として、近場にあるマミお奨めのカフェに向かった。
11:30
午前は全てマミの案内で動き、立派にエスコート出来たとは言いがたいが、マミの方はいたくご機嫌である。
何度来ても飽きない良い街だと言うマミに、彼女にはここのような都会が似合うと感じるやる夫。
しかしスカとしてはエヒメの方が生きやすいと悪戯っぽく微笑まれた。何だかんだ言っても、骨の髄からスカヴェンジャーなのだろう。確かに今日のような可愛らしい服も似合うが、普段の戦闘服の方がより似合うし美しいと…そこまで考えて、やる夫は自分が銃器等の機能美以外で初めて《美しい》と人間相手に純粋に思った事に戸惑い、少しだけ頬が熱くなるのを感じた。
>ゾンビせんせー、マミさんメインのイベントはまだ一杯ありまっか?
964 名前: ◆IL/7VRqS7E[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 23:38:37 ID:OP.wQ3kY [15/18]
>>963 踏めばな……!

色々と地雷の如く埋め込んであるから探してみるといいよー……

個人的にはギルガメッシュイベントを多めに組んである……
諸君等の好きなお金だよお金……
蘇芳の午前(163)やる夫達が喫茶店に居る頃、蘇芳は中央部の高級商店通りでウィンドウショッピングを楽しんでいた。
お供はノワールとメタビー、アイギス。悪目立ちしているが既に割り切った。
人形達と街で見かけた一足300円の高過ぎる靴(ブランド代250円)を話の種にする。
日本IAI製AIの人間臭さに呆れ混じりの感心を漏らすと、アイギスがドヤ顔で当時の碌でもない企業理念を語ってみせた。
 「3割の悪ふざけと、3割の興味本位と、3割の悪戯心と、1割の企業努力が日本IAIの企業理念でありますよ」

お次は露店街へ。
軍港に併設された一般港付近で開かれている、混沌とした活気のある露天市。蘇芳の慣れ親しんだ空気だ。
しかしその規模は膨大であり、雑然さと品揃えの幅は凄まじいの一言に尽きる。
高性能機械や衣類に食べ物、謎のガラクタから自動人形まで、およそ考えつく限り全ての物を扱う店が此処にはあった。
古着や武器の店もあったが、食べ物の露店を覗くことにする。
屋台で互助会のカイジに会った。今日は珍しく1人で、昼間から安酒を飲んで1本30銭のお安い焼き鳥を齧って幸せを噛み締めている。目があったので挨拶すると、アイギスが空気読まない毒舌を発揮してなし崩し的に話し込む事になった。
(カイジの蘇芳認識:た、確か人形使いの女……だっけ?)
聞けば昨晩食べ損ねた夕飯代わりらしい。昨日の夜から部下共が大部屋で安酒カッ喰らって騒いでいる横で
班長義務の各種報告書を作成していて、今まで何も食べられなかったとの事。栄養補給と憂さ晴らしを兼ねて
飲むのも仕方ない事だろう。更に空気読まない発言を続けるアイギスがロボ達に叱られるのを見て、
戦力が高いのはいいがコントロールが大変そうだと漏らすカイジ。メタビーが少し焦りつつも基本的には
上位存在に従うからとフォローしたのだが、言った事には従ってくれる…もうそれだけで俺は……と逆に
ダメージを与えてしまったらしい。不味くて体に悪い強いだけの合成酒を煽り、何か言いたげに口を開きかけては止め、
結局言わずに帰っていった。彼の抱える中間管理職の悲哀は深刻なようだ。
なんか悪い事しちゃったかなと思いつつ、蘇芳は自分もやる夫に師事する道を選ばなければああなっていたかもと想像し、背筋を冷やした。
 その後、蘇芳は可愛い服のある古着屋や美味しそうな店など色々な露店を冷やかして、結局何も買わずに昼前にホテルに戻った。少し焼き鳥を食べたが、初めての給料なのでなるべく大事にしたい。機会があればやる夫と2人で来たいなぁ…と思いながら。
留守番組の午前(164)やる夫達が喫茶店、蘇芳達が露店街に居る頃、ホテルに残った人形達はシュネーラインの調整をしていた。
T-elosがSfの作業を眺めつつ、IAIは支社間同士で仲が悪い割に規格は共通なんだなと、何気なく話し始める。
そこからシュネーのコンフリクトを修正して独逸語しか話せないのを直してやれないのかと聞くと、普通に直せるらしい。
しかし、当人から断られた。『……我が主が喜ばれておりますので』。……敢えて何も言わないのが優しさだろう。

そんなT-elosに「常識人ぶってますが貴方も大概ですよ?」とSf。
偶々ライブラリから出てきた当時のVectorの販促チラシを見て、戦闘用なのにその外見はどうよと改めて思ったらしい。
興味津々でそれを見せて貰うT-elos。 →どう見てもエロス用です、本当にありがとうございました。orz
何処の広報部も何処か螺子がぶっ飛んでるのは共通だなあというのがSfさんの感想だが、T-elos的には何気に
アイデンティティの危機である。一応名誉の為に付け加えると、“ソッチ”系の技術ルーチンは追加パッチ商法
だったらしくデフォルトではインストールされていないので、本物の戦闘用を名乗っても間違いはないとの事。
とは言え、既にT-elosの戦闘用としての名誉はボロボロである。本人も実は不安で色々と自己精査していたが、
知りたくはない真相だった……。
  Sf(自己不信を起こすとはヴェクターインダストリアルも存外AI技術は低くなかったようですね)

そうこうしている内に、シュネーの記憶の並列化、瞬時判断用思考領域拡充、新規購入ルーチンの導入が完了。
慣らし運転にT-elosとの軽い模擬戦をしてみる。
T-elosは2割の動きに抑えての対戦だったが、5分程でシュネーの負け。しかし基礎性能で戦闘用自動人形に大きく
劣る警備ロボとしては、ここまで食い下がれるだけでも賞賛に値する能力。シュネーの弛まぬ工夫の成果だった。
(……まだまだ足りない)それでもシュネーは満足せず、主のために思考領域の運動を静かに続けるのだった。
■昼
合流して食事(164)やる夫達がホテルに戻ると、既に全員が揃っていた。
マミから新装備を貰ったシュネーに仲間達が羨望の視線を送ったり感想を述べたりして賑やかだ。
昼食は外に食べに行く事にする。大勢で行くならあまり気取らない場所がいいだろうと、マミが候補を教えてくれた。
商会近くにある大きなホールの食堂に徒歩で向かった。人間3人、警備ロボ3機に自動人形3体の一行なので目立つ。
ランダム判定で知り合いが此方に寄って来た。依頼人であるホロだ。悪目立ちしてると軽く注意された。
いくら治安が良くてもバカと阿呆は何処にでも湧くので慎むようにと(返り討ちブラッドバス的意味で)。
・昨日の野盗の話
 軍の知り合いや同業者からの情報を総合した結果、襲ってきた軍人崩れ達はヤハタ担当の第4師団ではなく、
エヒメ担当の第3師団の派遣旅団からの脱走兵だったそうだ。最近は軍機の緩みで部隊ごとの脱走が相次いでいて、
野盗化した後も古巣の物資調達部が彼らに横流ししているらしい。権力争いの話もあり、きな臭い雰囲気が強すぎて
市場としての魅力はあっても帰りたく無くなるぐらい危険を感じている。最悪、河岸を変える事も視野に入れているとの事。
色々と聞いてみた。
・帰りの護衛状況。大きな変更点は別ルートで一直線に帰ることだけ。
 死傷者の補充で4級1人、5級5人の有象無象のスカヴェンジャーを雇ったとの事。
・物資の売却先(パーツや人工宝石やら含む)。この街はよくも悪くも秩序だっているので買取をしている場所は少ない。
 一番効率的なのは商会の買取。武器屋の買取もなく、他は特に高く買う訳でもないリサイクルセンター的な古物商が一軒ある程度。
・車両や自動人形の店。それぞれの専門店を教えて貰った。車屋は修理工場も併設。
 戦闘用を扱う主にスカ向けの人形屋と、愛玩用を扱う一般向けの人形屋があり、後者は中古人形の買取もしている。
・英雄王について。ホロは露骨に不満そうに危険人物だと評した。権力と財力を併せ持つ強欲な破綻者らしい。
 だが金払いは相当によい。アレと会うなら形ばかりの臣下の礼をとるといいとの事。(詳しくはこちら
・街の名所。中央街の高級商店通り(デートスポット)、軍港(観光スポット)が有名らしい。
・スケジュールに変更は無いか。今の所は変更なし、仕入れ状況や天候によっては変わる可能性もあるが、
 その時は連絡がある。

色々と興味深く、かつ有用な情報を提供してホロはホールを後にした。
少し話し込んだので食事が終わったのは1:30。3人で5円の食事だったが、マミが半分持ってくれた。
969 名前: ◆IL/7VRqS7E[sage] 投稿日:2012/07/04(水) 23:42:24 ID:OP.wQ3kY [16/18]
まぁ、色々言っておくと……原作的にあの人、人間の行き足掻く姿とか暇潰し的に好きだろうけど……
個我が無い、若しくは弱く、強かったとしても感情の無い自動人形には愉悦を見いだしそうに無いという……

収集品としてはありだろうけどね……
とりあえず、そんなにおどおどしないでもいいよ……
午後の予定安価→ FVと軽装甲車持ってきて車輌店、戦闘用自動人形店、愛玩人形店、警備ロボ店の順に回る。
まずは車屋の整備工場でIFVを見て貰う。とりあずは見積もりである。その後は自動人形の店を見ようと話していると
蘇芳が自分も一緒に行っていいかと聞いてきたので承諾。人数が増えてマミも嬉しそうだ。しかし、足の問題が出てきた。
行きはIFVと分乗できるが、町中の移動には5人乗りの乗用車を使うので全員では行動できない。
(全員乗れるのに装甲車使えないの?→GM:流石にあれで街中を乗り回すのはアレだから…… )
やる夫、マミ、Sf、蘇芳は固定として残り1席。蘇芳を誰かの膝に乗せれば無茶な6人乗りもできるが……
(165)安価→ 蘇芳をやる夫の膝に乗せてテロスとアイギスを同行
狭いが無茶して警備ロボ3機はお留守番。シュネーはまだ調整があるので留守番は有り難いらしいが、
Noirは他に用もないので蘇芳の護衛ができず不満そうだ。
アイギスは喜んだが、T-erosはブレードの替え刃だけでいいのにと戸惑い気味。
Noirにちょっと悪いことをした気もするが、人間3人、自動人形3体で出かける事になった。
車屋(166)やる夫の膝の上で蘇芳がときめく一方、やる夫も膝にかかる重みに蘇芳の栄養状態の改善を感じていた。
IFVの操縦はSfが担当。彼女の奉仕ルーチンは変態的に多目的仕様なので軍用車両でも問題ない。
着いた車屋は、1両だけ大型戦車がある以外はエヒメと似たような品揃え。
見積りを頼むとIFV修理には5000円かかると言われた(この店は軍需系部品が少ないのでエヒメより500円高い)。
今後の事を考えるとIFVが全力で動けるのは何とも魅力的。即金で支払うと修理工に驚かれた。
修理が終わるのは、2日後……要するに出発する日の朝。開店前の早朝でもガレージに届けてくれる。
高額紙幣のやりとりに蘇芳はテンパッていたが、高級なレイルガン5挺をカスタムして使っているマミは落ち着いた反応。
 マミ「やっぱり装備にかけるお金はケチるべきじゃないわよね」
戦闘用人形店ディスプレイされた人形の中に、アイギスの原型機を発見。3万円というお値段に蘇芳が驚きの声を上げた。
地元にはない優良な装備が多いが値段も高い。店員に重力操作パッチはないかと尋ねると市販されておらず、
IAI系列の遺跡でパッチ本体&グレードアップキットを見つけるしかないだろうと教えてくれた。
ルーチンのパッチ1つにしても随分高く、木山価格が市価の半分であった事を知った。
ルーチン・武装から不要品をいくらか売り払い、計470円入手。
 (売却:近接C=80円、重火器B=160円、五指内蔵型9mm短機関銃=80円、三連爪単分子カッター=150円)
人形達に希望の商品を聞くと、装備更新はSfのみ。T-erosはブレードが修繕できればよく、アイギスは五指マニピュレータ
の利点を捨てるくらいなら、Sfのお下がりになる20mm機関砲を担いだほうが効率がいいとの事。
購入
・30mm機関砲改 2500円
・大型マガジン    500円
・単分子ブレード4本 200円  計3200円の出費。
念願叶って30mmを手に入れたSfはご機嫌である。Sf「これで浪漫が満たせますね」蘇芳「一体何と闘うつもりなんだろう?」
この後愛玩用自動人形の店を見る予定だったが、財布の中身が一気に寂しくなったので金策を優先する。
 →暴君に紹介された英雄王の邸宅へ
英雄王の屋敷19日目に入手した《宝石の小袋》を換金しに行く。連れは待たせて1人で会う事にする。
午前に続いて居残りを命じられたSfの機嫌が随分と悪い。ご機嫌取りに明日はわざと起こされてやるべきだろうか…
残りのメンバーはマミの知るまた別の喫茶店で暇を潰して貰う。用事が終われば短波通信で呼び出せるので問題ない。

門の前に立つと不意に門扉が開かれ、無表情なメイド(翡翠)に出迎えられた。予め暴君から連絡が行っていたらしい。
持ち主の財力とセンスの良さを伺わせる絢爛風靡な邸宅。豪華さだけでなく、警備の厳重さにも目を見張る物がある。
まぁ、準備を整えれば何とか忍び込む事も出来なくもないが。……数千円はするソファーの上でしばし待つ。
現れたのは天上天下唯我独尊を絵に描いたようような、それでいて嫌味にならないオーラを纏う男、【ギルガメッシュ】。
闇を這いずる鼠と、言葉は悪いがやる夫の本分を諜報員と一目で正確に見抜く慧眼の持ち主である。
ホロの注意通り英雄王を立てる態度で宝石袋を差し出すと、やる夫の殊勝な振る舞いを良しとして簡単に
一万円の札束となって帰ってきた。物の価値は認めるし、下々が差し出すならば相応以上の対価を惜しまないと。
 我様「端金だ 受け取るが良い(キリッ」
その際、彼が遺失技術である位相空間技術を気軽に扱える立場だと知る。崩壊前であっても様々な危険から殆ど
製造が許可されなかった特別な技術だ。(要はゲート・オブ・バビロンが使える)

贈り物をする為に赤王が好きな宝石を聞かれた。記憶(史実ネタ)をさらって答える「確か蛍石が何より好きだと」
我様も御用商人が赤王に売るための石を買うのに数十万身銭を切ったという話を思い出し、それが蛍石だったと納得。
答えが間違えでない事を理解し、やる夫に機嫌よく褒美は何がいいかと問うて来た。
(後日、透き通る碧の蛍石を基調にした大振りの首飾りと共に我様の手紙が赤王に届くのだが、手紙は破り捨てられ
首飾りも赤王に勝手に好みのデザインに改造されてしまうのを彼は知らない。)

……何が欲しいだろう? →その他:自動人形達に何か良い物を渡してやりたい
敢えて部下を気遣う願いをよしとするも、ギルはやる夫が何を求めているのかと問うて来た。
人の心の奥底をえぐりだす、愉悦部の発動である。……しかし、やる夫は思った。
 「……あれ? 自分は何がほしいのだ?」

(167)やる夫的には、好きな銃器類も眺めて満足できるし、改めて 欲しい となると思い当たる節がない。
ギル(あ、あれ? この悩みかた何か我が欲しかったのと違う?)
 や「……とりあえず帰る日は晴れて欲しい?」 ギル「すまん、流石の我もそれは予想外だったわ」
締まらない会話になってきた。ペースを崩されたものの、やる夫が若い故に欲がないのだと告げるギル。
その言葉にこそやる夫が反応した。思わず王の言葉を遮って聞き返す。14〜5歳とピタリと言い当てられ……感涙。
いきなり泣きだしたやる夫にビビり、相手がなんでか愉悦しているのに気付いて困惑する我様。
 や「貴方こそ……王だ……」 ギル(……訳が分からないよ……) ごもっともです。

とりあえず錯乱したやる夫を落ち着かせ、本題の褒美に戻る。我様が記憶を探ると倉に重力収束砲や自動人形があった。
安価で《重力収束砲》に決定。調子を取り戻した我様が解説を始めた所で、扉がひどく乱暴に開かれた。
まさかの【ギルガメッシュ(女)】のご登場である。
英雄王をそのまま女にしたような彼女は、目の前のギルガメッシュを兄と呼んだ。兄妹らしい。我様ならぬ妾様だった。
そして互いを雑種と呼び合い、いきなり始まる喧嘩。互いの背後で武装を展開する位相空間(バビロン)。
緊張が最大に高まった瞬間、笑顔のメイド(琥珀)の一言で客人の存在思い出し、双方矛を収めた。
やる夫は実家を出て以来久々に死を覚悟したが、メイドの態度を見るとこの恐るべき兄妹喧嘩もいつものことらしい。
そもそもギル子はやる夫に用があったそうで、貧相なツラと言いつつしげしげと眺め、何やら気に入って面白いと評価。
いきなり自分の妾(めかけ)になれと言ってきた。突然乱入してきてこの台詞、やる夫の思考も追いつかない。
メイドはまぁと笑い、英雄王は青筋を立てる。1人でギルに会ったからこそ発生した美味しいイベントだった。
女皇(167)前回のあらすじ:なんかしらんがプロポーズされた
妾様が言うには、やる夫という人間は綺麗に形作られた器に対し中身が空虚なのが面白いらしい。
まるで器だけを整える事に腐心して作られたようだと。美酒を満たすも泥水で汚すも、空のまま割るのも自在。
それを眺め意のままに染め上げるのは実に愉快だと哄笑する。彼女もまた我様とそっくりの破綻者であった。
確かにやる夫は元諜報員の両親によって諜報員として完成されている。器は出来ていると言えよう。
そして、中身と言える我欲がなく、何かを為したいという漠然とした願望でスカヴェンジャーをやっている。
兄に劣らぬ実に正しい洞察だった。有無を言わさず返事を促す妾様にやる夫は……
 安価→ 「鼠に首輪は似合わないのでは?」 赤王や我様に忠誠を立てていると答える選択もあったが、無難に返答。
遠回しにお断りした訳だが、そもそもOKする選択肢自体が(その他以外に)なかった。妹がフラれて我様ご機嫌である。
暴君のお気に入りであるやる夫には、妾様も粗雑な扱いはできない。会えば斬りつけられたり蹴倒されたりする兄と違い
妹の方は暴君と仲が良いのだ。嫌われるような真似はしたくない。諦めてはいないが、この場は一旦収めてくれた。
 ギル子「一時だが妾は部屋に戻ろう。が、雑種 妾は肯定以外の返答を認めぬぞ」 笑顔の侍女を連れて去る。
少し後にだが、彼女もまた英雄王と並ぶ女皇と称され、同じように畏怖されていることを知ることになる。

騒がせたな、と一応の詫び言葉を賜り、用が残っているなら言えと視線で促された。
気を取り直して、宝石袋と同日に入手したもう一つのお宝を差し出した。《皇紀3000年記念10万円金貨》x10枚。
倉に入れる程の品ではないが、我様には懐かしい品だったらしく、遠くを見る目で実に面白げに笑った。
先ほどと同じように札束を取り出し、それを分けるのが面倒になって丸ごと放ってきた。妹の迷惑料込みらしい。
やる夫は更に一万円手に入れた。そろそろ用事の時間だという事で、やる夫は深く頭を垂れると下賜された物を
持って部屋を辞した。途中廊下で妾様がニヤニヤしてたので会釈して通りすぎる。何やら不気味な気配を感じた……
屋敷を出る前に《重力収束砲》が入ったハードケースを渡された。何だろう、酷く疲れた……自分は何者なのか……か。
■夕方
蘇芳のおめかし4:30 表に出ると雨は止み夕日が照っていた。短波通信でマミを呼び出す。
何やら相当楽しそうな声で直ぐに迎えに行くと返答があり、迎えに来た車から降りた蘇芳の姿が変わっていた。
上質な青のブレザーにプリーツスカート、リボンにローファーと、最近流行りの学生風のお洒落着だった。
軽く化粧まで施されすっかりお嬢様然とした蘇芳に唖然となる。喫茶店での雑談から、
お洒落を知らないのは女の子として可哀想だとマミが言い、蘇芳を連れて中央街の高級店通りへ突撃したのだ。
やる夫は蘇芳の脇に手を差し込んで抱え上げ、珍しく微笑を浮かべて素直に言った。
 「随分とまぁ……可愛くなったもんだお、ほんとうに」
自分が何者でも無いと突きつけられた直後、頑張って何かになろうとしている少女を見て…褒めてやりたくなったのだ。
良い雰囲気に車中から きーす! きーす! と囃し立てているアイギスは後で電源でも切ってやろう。
恥ずかしがって蘇芳が車に逃げていった後、穏やかな空気をぶち壊すSfの耳打ち。
蘇芳を着せ替え人形にしたマミがハッスルして次から次へと買い与えたので、服の総額は凄い事になったらしい。
以下、内訳
 ・ブラウス 20円
 ・ブレザー100円
 ・スカート 80円
 ・リボン  15円
 ・ローファー60円……しめて275円。ぶっちゃけ、ヤハタに来る時のやる夫一家の護衛報酬と同額である。
なにそれこわい。更に下着のオーダーもしていてそれが120円、総額395円のでかい借りだった。
下着の値段に顎が落ちそうになる。この礼はどう返すべきだろうか……。マミは気にしないだろうが、金額的に蘇芳に
させるのは非現実的、当然師である自分がするべきであって…(だ、駄目だ……女の考える事は分からん……)
図らずも、昔父が言っていた台詞を理解する羽目になり、成る程少しは似ていた部分もあったのかと逃避しつつ、
やる夫は頭を悩ませるのだった。
重力収束砲の悪夢(168)ギル様からのお土産は、手加減1発ビル1つ、全開なら半径500mの空間を根こそぎマイクロブラックホール
の向こう側へと葬り去るIAIのキチ◯イ兵器だった。(詳細はこちらの装備品欄参照)
ヤバすぎる威力にやる夫がドン引く一方、喜びと浪漫を滾らせたSfは試し撃ちがしたくてウズウズしていた。
愛玩用人形店当初の予定に従って店に来たが、IAI製品達は他社製品を見るとやたらと煽る悪癖が……
店頭で歌っていたMi-ku(5000円)をはじめ、罪もないクリプトン製人形達が犠牲になった。
売却
 ・甲種侍女服  540円x3着(残3着)
 ・乙種侍女服  400円
 ・Ru-ka後期型 4500円   計6520円入手
夕食へ(169)一度ホテルに戻り、荷物を置いて随員の選択。ホテルの食事も上等だが、観光なので外食にする。
尚、今日1日大人しかったシャルは、環境の変化に反応して1日中荷物の隙間で外敵が来ないか警戒していたらしい。
今はもう安心して部屋をウロウロしている。さて、どこへ行こうか→ 安価:少し洒落た所で食べよう
コースで1人15円と予算を聞き、またしてもマミがお薦めの店に案内してくれる。空気を読んでお供は各人の従僕のみ。
マミがシャルを抱き上げて一緒に連れて行く事になった。めかし込んだ2人に合せ、やる夫も今日買ったジャケットを着る。
着心地は極めていいが汚さないか不安だ。車中でマミに個室も頼める中央街のフレンチの店だと聞き、ホテルと大差ない
雰囲気と悟った蘇芳は苦手なテーブルマナーの出番に顔を顰めた。

目的地に付くと自分達同様に着飾った中央街の人々の視線が集中する。高額な自動人形と警備ロボを複数従える自分達
の目立ちぶりに汗を滲ませる蘇芳。応対に当たった店員も一瞬フリーズした。ちなみに、マミが何故こんな所で個室のある
レストランを知っているのかは……深く考えまい。個室なので楽にしてもいいのだが、この機に蘇芳にマナーを仕込もう
とするノワール先生は甘くなかった。蘇芳のお勉強を微笑ましく見守る。
料理は確かに美味しいが、しっかりした味が好みのやる夫や、どちらかと言えば貧乏舌の蘇芳には今ひとつ物足りない。
具体的には味の濃度とか味噌とか醤油的な成分が。そこから路地裏の碌でもない食事情や血生臭いサバイバル訓練、
対毒訓練など、食で苦労した思い出話になったが、気分を悪くするような繊細な人間は1人もいない。
場所柄に不似合い過ぎる歓談内容にツッコミたいが空気を読んで沈黙するSfをよそに食事は終わる。
大満足とは違うが、こんな場所では味覚が一致しない異国人的には雰囲気を楽しむものだ。マミもそれが大事らしい。

ここでもまた上機嫌に奢ってくれようとするマミだったが、それを遮ってマネークリップを取り出す。
 「こういう時に格好付けるのが男の仕事らしいですお?」
気質的に誰かに何かしてあげないと落ち着かないマミを、こんな台詞で留めてシャルを含めた4人分、60円支払った。
マミには最近奢られ続きだったのと、蘇芳の服の借りもあってこのままだとヒモ(ry もとい貰いっ放しは人としてどうか
との他意のない台詞だったのだが、昨晩2人で飲んだ時から今日にかけてのフラグの積み重ねで、
ついにマミはやる夫を男として意識し始めた…! マミ(……目、目を合わせられない……(///))
 ・巴マミの好感度が B+(何かしら、この気持ち) に上昇、一部イベントがアンロックされました。
 ※ゾンビ(とりあえず親友ルート固定は無くなったから安心してね……)
■夜
夜の行動PM7:00 食後はそのまま皆で夜遊びに行ってもよかったが、安価で一度戻ってSfだけを連れて別行動する事に。
 Sf「我が存在意義が最近蔑ろにされておりましたので安心致しました」
夜の時間が空いたので訓練する蘇芳をマミが手伝ってくれるらしい。銃器の扱い、遠距離射撃、格好いい台詞(?)から
マミ得意の遠距離射撃の指導を頼んだ。狙撃とは少し違うが蘇芳に得るものは大きいだろう……と思っていたら、
 マミ「任せて頂戴。後、超遠距離用の長物でも近接戦闘は出来るのよ……」
妖しい微笑みを浮かべるマミに微妙な不安を覚える。狙撃手の蘇芳に流石に例の華麗な曲打ちを仕込んだりは……
 
部屋に戻り、簡単に装備を整える。普段着の武装と念の為、PDWも鞄に放り込む。小さいので持ち運びには便利だ。
一方、Sfも自主的にレイルガンをスカートの下から滑り出させ30mm機関砲改と入れ替えている。念願叶った大口径なので
一刻も早く装備したかったらしい。流石に重力収束砲は止めさせたが。何と闘うつもりなのだこの侍女は。
余った20mm機関砲をアイギスが装備する許可を求めてきた。通常の閉所戦闘なら今でも十分だが、最近の戦場での
火力不足を気にしていたらしい。いつまでも他社製品(T-elos)に置物呼ばわりされるのは癪なのである。
適当に敵に向けてばら撒けばいいタイプの武器なので、近距離戦で使う分にはルーチンなしでも実用に足るそうだが、
聞けばCQB(近距離射撃戦)のルーチンとも深刻なコンフリクトはないらしいので(遠距離射撃で微妙に狙いが狂うかも)、
希望通り 重火器取り扱いLvA と一緒にアイギスに装備させる事にした。不真面目で冗談が過ぎるが、それでも忠誠心
が無い訳では無いのだ。そんな従僕に応えてやるのも主人の甲斐性だろう、と。
依頼人(170)スカの集まる酒場もいいが、先にライダーの部下と落ち合う事にする。厄介事は先に片付けた方が無難だろう。
メモにある番地は町外れだが車を使うほどの距離ではない。夜道の判定で尾行してきた【ハサン(男)】の気配を察知。
光学迷彩を物ともしないやる夫に謝意を示し、同僚のハサ子とは正反対の紳士的な態度でスレ民の好感度を稼いだ。
目的地の民家前で判定、振り向けば買い物帰りの中性的な少女がいた。体内から金属反応多数、依頼側の人間らしい。
部屋に入るとハサ子が迷彩を解いて姿を現し、相変わらずの憎まれ口を叩こうとしてハサン(男)に窘められた。
要は、主君であるライダーご執心のやる夫への焼き餅とのこと。バラして睨まれたハサ夫は飄々と外の警戒へ。

本題に入り、先ほどの少女【斑木ヴェロニカ】を紹介された。護衛対象の妹であり、名の知られた護衛でもあるらしい。
(ちなみに、この場所に来た時点で依頼を受諾した事になっている)
彼女がいるのに何故やる夫達に依頼したのか質問した所、ヴェロニカを囮にした撹乱工作を行う為だという。
フランとヴェロニカは姉妹セットで有名過ぎる為、ヴェロニカが警戒に出歩くだけで姉の居所も知られてしまう。
その先入観を逆手に取り、本命の姉を隊商に紛れさせ、自らが目立つ囮となって敵の主力を引き付けるという作戦。
ライダーの組織は諜報・暗殺に特化しており大掛かりな護衛や戦闘は専門外、個体戦闘能力が高く火力に富んだ護衛が
必要となり、諜報・暗殺・護衛・戦闘と何でもこなす上、過剰火力を抱えているやる夫に白羽の矢が立ったという流れ。
様々な方面に顔を知られているヴェロニカの方が鍵であり、姉の護衛に付くやる夫組は万一の時の保険に過ぎない。
ヤハタ滞在中も接触する必要はなく、当日の護衛だけが仕事のやる夫達に面倒事はほぼないのもわかった。
隊商護衛との二重契約になる件も、厄介事にならぬよう明日ホロに話を通すので気にしなくていいとの事。
そもそも護衛に雇うとは言え、外様のやる夫に面倒かつ繊細な交渉など任せる訳も無いのである。ホロも商人なので、
地元経済の顔役組織から相応の謝礼で依頼されて断わりはしないだろう。ヤケに話が美味いと漏らすと、当たり前だ、
此方は何があっても失敗できないのだから、金も知恵も人も手間も惜しむ訳が無いだろう、とハサ子に怒られた。
とにかく、やる夫の仕事は当日顔を隠してやって来るプリンシバル(護衛対象)を同乗させ、障害があれば払う事だけ。
敵は軍の一勢力であり、予想される数は多くても一個中隊まで。勿論、この規模はやる夫達を本命と見越して戦力を集中
された場合で、実際にはヴェロニカが引き付ける数なのだが。事情など、必要最低限以外の情報はアサ子も教えては
くれなかった。この仕事以降もやる夫が彼らと協力関係を続けるのかは未定なのだから当然だろう。ただ、もし戦闘がある
なら敵の質は決して悪くない筈……である。アサ子は深く踏み込むなと警告し、前金で2000円渡してきた。
前金二割、後金八割は妥当な数字だろう。警告された事もあって、フランとの面通しはせず戻る事にする。
ヴェロニカに見送られてセーフハウスを出るとPM8:30。良い子なら寝る時間だが夜はまだ長い、さてどうしようか。
少ネタ:乳談義(170)勉強中、暑さにやられて煩悩が滾ったゾンビの息抜き番外編。ヤハタ期間後の某日 居間にて。
メンテで上半身裸になったSfの背中のハッチを弄るやる夫の横で、アイギスが自重しない馬鹿話を始め……
蘇芳は見た! 聞いた! そして走り去った!
貧民街の酒場(171)依頼人との打ち合わせは終えた。悪い話ではないが、此方でも何か手を打っておいた方がいいかも知れない。
夜の街を散策、行き先は安価で【貧民街】。エヒメの裏路地ほど荒れてはいない。道行く人の声「純IAI製かよ、ぱねぇ」
侍女が目立ち、売春の斡旋屋と勘違いされて1晩2000でどうか、などと声を掛けられるのをあしらい、
若干同業者っぽい姿が見られる寂れた安酒場へ。

見渡すとカイジの部下たちが居た。カイジの補佐らしき男(石田)だけ、1人離れて溜息吐きつつ静かに飲んでいる。
そして、カウンターには肉をパク付くネフェルピトーの姿が。半ミュータントなので周囲に露骨に避けられている。
彼女がこんな場末の店を選んだのもその為だろう。仕事では重宝され、世間では畏怖される。それが彼女らの立場だ。
満場一致の安価で彼女に声を掛け、1人前30銭の食事を2人前頼んで1人前奢って上げた。計60銭
帰りの護衛はするのかと聞くと、ヤハタへはより激しい戦場を求めて来たので、帰りは考えていないそうだ。(腹痛中断)
(172)ただ、彼女としてもエヒメを離れるのは考えものらしい。本土は政争が激しいが基本的に平和、
他に激しい戦場があるとすれば西領か北領の開拓地ぐらいしかない。野盗や野盗化した軍隊、狩りきれぬミュータントと
獲物に事欠かないこの土地は彼女にしても得難い戦場だろう。どうやら興味が尽きたのは隊商の護衛の件であって、
行きで遭ったような楽しい戦いが味わえればそれでいいらしい。……もしもの為に戦力は多い方が良いだろう。
適当に野盗狩りの仕事でも探してひと稼ぎしてからエヒメに戻るつもりだという彼女に持ちかけてみた。
 やる夫「……もしかしたらある程度暴れられる依頼があるとしたらどうしますかお?」
 
(173)ピトーの耳がピコッと反応。現段階ではぼかして、大きな仕入れ帰りの隊商は狙われやすい事、前回の襲撃が
野盗のネットワークに伝わっていれば、前回以上の規模の襲撃も考えられるとだけ伝える。ピトーもそうなれば面白いと
乗り気になるが、これだけでは所詮推測に過ぎない。かと言って守秘義務のある依頼を明かすわけにも行かない。
そもそも、こちらのリスクを減らす作戦が行われており、やる夫達は保険だという内容なのだから余計だ。
何もなければどうするのかというピトーの言葉に……
 やる夫「依頼料500円、仮に何も無かったとしても、近々エヒメで起こる大きなお祭りのアリーナ席にご招待しますお?」
現時点で話せる限りの情報と、護衛としては破格の料金を提示した。また、ハイヴの件は組合から無闇に広めないよう
言われているので直接は言えないが、大きな戦いにいの一番で参加できる事を教えてやると、ピトーは完全にその気
になって「乗った!」と了承の握手。名目上は帰りの護衛に雇われればいい。心底楽しそうに当日また会おうと告げ、
自分の飲み代を叩きつけて、今から待ちきれないといった調子でそれなりの準備をすべく店を飛び出ていった。
尚、その飲み代は随分多かったようで、結果的に奢るつもりが奢られてしまったらしい。今度何か奢るとしよう。
残りは互助会ぐらいしかいないので店を出た。
猫と犬と忠誠心ピトーのパーツの実に猫らしい反応に気を取られたのを見咎めて、冥土が一言。
「やはりああいうの(ネコミミ)がお好みですか」 態々懐から猫耳センサーを取り出して絡んでくる駄メイドに、いい加減問い質してみる。
聞けば、動物的イメージが気に食わないのだと言う。猫は家に付き、犬は人に付く。
ヘッドドレスと干渉するのも一要素ではあるが、それ以上に情に厚くとも忠誠に欠ける猫は、ただ一人に忠誠を捧ぐ侍女の在り方的に宜しくない、強いて言えば犬が良いのだと。
試しにお手をさせてみると即座に「わん」と返して来た。3回回りたそうだったが止めさせた。
妙なやり取りだが、何故かAIの琴線に触れたらしく満足げなSf。機嫌も回復したようだ。
 Sf「ところで、犬には首輪が必要だとは思いませんか?」 不穏な発言は無視した方がよいのだろうか。
女皇との再会そんなやり取りをしつつ歩いていた歓楽街、人ごみのエアポケットの中心で嫌でも目に入る人物が待っていた。
昼間会ったギル子様である。出会い頭に「遅いでは無いか、雑種。妾を待たせるとは無礼極まるぞ」。当然約束などして
いないが妾様なので関係ない。やる夫からすると、彼女のように会話のペースを握れない相手は苦手な部類だった。
Sfが主に近づく見知らぬ女を警戒して前に出る。幸い、見事な人形だろうと他人の犬に興味はないギル子は退け
と言うだけだが、主以外の相手に命じられる云われはないと拒否するSfとの間で修羅場る空気。少し遅れてやる夫が止め
て謝罪(チラッ)した所、些末事だと許してくれた。

用件は昼間の続き、相変わらずYES前提で妾になれとのお誘いだったが、
盟友の赤王にメール飛ばしたところ、やる夫にも選ぶ権利があると言われて無理強いはせず段階を踏む事にしたらしい。
まず選ぶ為には知る必要がある、14〜5の小僧だけに碌に悦楽を知らないやる夫に直々に愉悦を教えてやろうと、
態々盛り場に繰り出してきたそうだ。……それはそうと、妾は喉が渇いた。何故この自販機は1円札までしか入らぬのだ。
妾基本的に小銭など持ち合わせておらぬのだ……。やにわに残念臭が漂ってきた。
毒気を抜かれて小銭を渡すと、自販機とにらめっこし始める。汁粉ソーダ、俺の汗レモン味復刻版、塩鮭レモネード……
何やらラインナップの奇っ怪さからしてIAIの商品の模様(どこかでIAIの食品プラントが生きているのかも知れない)。
珍品揃いに戸惑いながら、うっかりボタンを押し間違える妾様。飲めない代物だったので特別にやる夫に下賜された。
 つ《飲む麻婆豆腐 14万スコヴィル》 
や(えー……やる夫これ飲まないといけないの……?) Sf「ぶっちゃけ対人兵器レベルなので止めた方が無難かと」
妾様「……で、何の話だったか?」
彼女が話の本題を思い出し、やる夫をバーか賭場に引っ張って行くかで悩み始めるのは蜜豆コーラなる謎の甘ったるい
飲料で機嫌を直してからであったそうな。因みに、IAIの商品は致命的に不味いか中毒的に美味いか、飲めなくは無いが
次買おうとは思わないかの三択ばかりという謎の偏りを見せている。(本日はここまで)
341 名前: ◆IL/7VRqS7E[sage] 投稿日:2012/07/28(土) 03:11:48 ID:zkJJl5GI [49/59]
お疲れ様でした……
尚、ギルちゃまは結構ちょろいと思うよ……私がちょろいん好きなのもあるけど……
ほら、此処で最も攻略困難なのはやる夫だから……
頑張れば便利なATMに(グシャッ

追記:まぁあれだ……
夜明けまでちゅっちゅして、お小遣い下さいみたいな爛れた関係とか超きb(ザシュッ
 (希望と言いたかったらしい)
高級クラブ(173)気が付けば中央街の高級クラブ、その再奥のVIPルームに連れ込まれていた。
目の前で寛ぐギルちゃまの姿はどう見ても水商b(ゲフンゲフン 田舎から出て来たばかりのカッペには辛い雰囲気である。
位相空間から王の酒を賜り、宴席の姿を借りた交渉の場である事を意識して侮られぬよう一息に呷る。……美味い。
喉が灼けるほど強いのに、果汁そのものの様な芳醇な柔らかな風味、そこに程よいアクセントの木と土の香りがある。
少々驚く程の美味さに目を瞬かせた。曰く、女皇にとっては瑣末な物だが、一滴味わう為に命を捨てた者がいた程の
逸品だという。自らが与える事のできる悦楽の一端を示し胸を張る女皇に、何故自分にそこまで入れ込むのかと訊ね
てみた。女皇曰く、空虚なだけの人間なら数多い、だがそれは虚栄と栄達の為に己の中身を捨てた革袋に過ぎない。
その点、やる夫は教育と環境と経験で偏執的なまでに強固な器を整えられ、それでいて普通なら製作者(親)の願望で
満たされがちな中身を敢えて注がれていない。自我も人格も形成されているが、何物でも満たしうる空虚、だからいい
のだと。無垢な物を己の色で染め上げ我が物としたい、自分ならば無二にして至上の美酒を注いでみせよう。器を歪め、
苦悩を愉しむ愚兄とは違う、満たされる事に幸悦を以って人生を送れるようにしてやろうと。要は、お前を私色で染め
上げたいというラブコールであった。
勝手な物言いだが、確かにやる夫には心からやりたい事はないし、自分だけしか出来ない事や発想もない。己がどんな
人間か説明することも出来ない。だからか、心の何処かで彼女に自分を方向付けて貰う未来に魅力を感じてもいた。
何故自分は揺れているのだろう、指がこわばる、喉が渇いた。
……そう思っていると、侍女の白い手袋に包まれた手がそっと肩に乗せられた。その瞳は静かに此方を見つめている。
返答は……
678 : ◆IL/7VRqS7E:2012/07/28(土) 23:45:54 ID:zkJJl5GI
尚、別に完全にルートが決まるわけじゃないのでご安心を……
ああ、でもメタルマックスみたく突発的にエンディングに入って未来の図が出てくるのも良いなぁ……
後でやろう……
追記:チョロイだろう……頷けば所有してくれるんだぞ……? 実にチョロイ……
取られた安価は要点を押さえてシンプルに箇条書き。ゾンビが厨二力を回して独自にアレンジされる。
 GM:中々サドい住民が多い……(←面倒なので誰か台詞考えてくんねーかなーとか考えて居た人

 「……ふぅ。ワイン、御存知ですお?」
やる夫は己をワインの熟成に喩えて語り始めた。初めは只の葡萄汁や安酒でも、器の中で熟成することで変わる物だと。
その仕上がりは実際に封を切ってみるまで分からない。確かに最初から好みの味と知っている美酒を注ぐのもいい。
しかし、我慢して我慢して……その後に開いた瓶の中身が美味ければ、その感動は一入ではありませんか?
なればこそ、熟成に向いた良い酒を注ごうという女皇にこうも続ける。器の特徴によって何の熟成に向いているのかも
変わってくる。何を注ぐべきかを最も熟知しているのは器自身であり、自分が態々田舎を出たのはその器を満たす為、
何が満るか見定め、それがどう熟成していくかを考えるのも楽しみの一つ。
恥ずかしながら、何を注ぐかすら決まっていないので、何が注がれ満ちて行くのか眺めるのもまた一興でしょうと。
ようは後で呑ませてやるから今は黙って見ていろという内容だったが、口上自体はお気に召したらしい。
相応しいと思えば女皇の元に来る可能性にも頷いて置くと、新しい楽しみの形に満足してくれたようだ。
 「ならば器よ、貴様が望む物で中を満たし熟成させるがよい。」
 「良い頃合いになったと判断したら、妾直々に封を切ってやろう。泥水など注いで妾を失望させるなよ?」
が、今から唾を付けておくのもよい、褥を共にする栄誉を与えようかという彼女に、ワインはその時まで封を開けない
ものだと上手く躱し、最後まで穏便に話をつける事ができた。
声を掛ければへつらう者ばかりだったので、今日のやる夫との時間は楽しく過ごせたらしい。女皇は大変上機嫌で
大粒のルビーが一つ嵌まった豪奢なペンダントトップに黒いシルクの帯が通されたチョーカーを此方に放ってきた。
いわば人に付ける首輪だが、女皇に縁のある者の証として使える品だそうだ。権力に弱い相手には効果があるだろう。
使う相手は選べよと釘を差し、女皇は愉快げに もう寝る! と笑いながら帰って行った。
 ・女皇からの【好感度】が B(賞味する期限はいつ頃か) に上がった。
そろそろ11時、自分も戻るとしよう。(1日を終了します お付き合い有り難う御座いました。)
前日13670円50銭50厘→本日29988円0銭50厘
 +:28990円=戦闘人形店売却470円+宝石&金貨売却2万円+愛玩人形店売却6520円+護衛前金2000円
 −:12672.5円=レンタカー5円+武器店3825円+ブティク80円+昼食2.5円+車修理5000円+人形武器3200円+夕食60円+依頼料500円(+宿代40円描写なし)

二十六日目:ヤハタ二日目

■朝
ホテル(203)昨晩は普段より遅かったが、何時も通りに起床。
寝坊を期待してSfが準備万端で控えていたが無駄に終わり心底残念がった。
偶にはわざと寝過ごしてやってもいい気がするが、脳波でわかるので狸寝入りは通じない。
この街ではエヒメだと未整備のTV放送が見られる。地元局や国営放送など。蘇芳が興味深げにしている。暇なら見てみてもいいだろう。
アイギスがT-elosに悪戯。止めようとした蘇芳にセクハラの矛先が向きかけたのでやる夫に電源を切られた。
まだ5:30なので…… 安価【Sfに朝食の用意を任せ、蘇芳と話す】 → 【昨日の訓練と、対物ライフルに付いて聞く】
微妙な面持ちの蘇芳曰く、基本も教わったが、マミのように片手無照準でライフルをぶん回し命中させる近接戦闘は無理。実演されても困った。
また対物ライフル(総重量13kg程)に関しては、蘇芳の体格だと重過ぎて立射はもちろん担いで走るのも不可能。
普通に扱えるつもりで渡したやる夫は「僕はそんなに筋肉達磨じゃないよ!」と怒られてしまった。
(ゾンビの回線が不安定になった為、いったん終了)
(221)前回のあらすじ
・現在ヤハタ。目的は、地元では買えない物資や武器の買い出し。前日の買い物でそれは粗方終了。
・いくらか有力な人脈が増えたが、それを振りかざすような人になるとしっぺ返しを喰らいます。
・残りの時間はまだ多く、回ってない場所も沢山ある、有意義に過ごそう!
朝食後
・スバルにメール。→「お土産よろしく! 何か美味しいの!!」。大食いの彼女に何か甘い物を買って帰ろう。
・本日は買い物と観光、レンタカーを大型に交換するとSfに告げた。
. .昨日散財した直後に収入があったのでSfも許可。女皇は上手く立ち回ればパトロンにできそう
・観光や買い物に期待していた蘇芳も同行。格好は普段着。
・やる夫はマミさんに選んで貰ったジャケット姿。
・マミさんもSfに誘わせ同行するのだが、Sfが寝てるマミを起こすついでに軽く弄って愉悦した。
. .「ふぇっ!? ぼぼぼ、ボッチじゃないわよっ!?」
・蘇芳はナージャへのお土産をマミさんに選んで貰うつもり。
・やる夫は、刹那、ベアト、ノビさん、木山、赤王一家に買っていく。
(222)(マミの弟子分はやる夫が用意すると面子を潰す可能性があるので軽い菓子程度)
・赤王は変な物だと怒るかも? アルトリアは食べ物なら何でも可。
. .赤王用には、「ジャンク市」の民芸品・骨董品コーナーを狙ってみる。
. .Sf「義理で買っていくだけなので、適当で宜しいかと」
・写真もお土産になるので「軍港」では蘇芳のカメラに期待。撮影許可外の所だとスパイと勘違いされるので注意。
本日の予定
・車を借り直す→軍港→土産物(軍港付近)→ジャンク市(美術品含む)→警備ロボ店→土産物(食料系)
. .嵩張る物は後の方が良い、終わる頃には夕方だろう。(本日はここまで。)
(242)買い物へと出発。8人乗りの中型バンに蘇芳と人形達、マミ一行を乗せて出発した。(5円消費)
行きすがら軍港について語り合うなど、車内は賑やかである。
軍港軍港に到着。やる夫が軍艦を見て童心に帰り、柄にもなくはしゃぎ始める。蘇芳に銘じて写真を撮らせまくったりしていると、当然警邏に出ている軍人達からは奇妙な目を向けられる……。
軍艦やらを見て楽しんでいるやる夫や、なにやら物騒な感想を語り合っている人形達はともかく、仕事を終えたら放って置かれた蘇芳はつまらない。そんな様子を見かねたマミは、蘇芳を誘って軍港土産を買いに行くことにした。
蘇芳とマミで適当に土産物を見て回り、個人の土産を買い揃える。そんな中で蘇芳はドッグタグに好きな名前を入れて売ってくれるサービスに目を止める。つい申込用紙に「草薙 蘇芳」と書いてみたら、それを知らずにマミが会計に持って行ってしまった。出来上がったドッグタグに顔を赤くする蘇芳だが、書かれた名前には未だ実感が伴わず。蘇芳は1人、これからの訓練に力を入れようと決意した。
軍港観光の最後には皆で記念写真を撮った。Sfの重力操作を使えば全員が写った写真を撮れる。良い思い出になるだろう……。
土産物屋軍港近所の土産物屋に入り、適当に見て回りながら食品を中心に無難な物を買う事にした。
購入
・赤王用以外の土産  計12円の出費。
土産を一通り買い揃えたので店を後にした。次はジャンク市だ、掘り出し物はあるだろうか……。(本日はここまで)
ジャンク市(243)ジャンク市に到着。自動人形をぞろぞろ連れ歩きながら市を練り歩くが、当然のように目立つ。周囲からの視線や言葉などを軽くあしらいながら買い物を開始する事にした。しかし、如何せん掘り出し物を探すのは苦労する事だろう……。
購入
 ・大型の実体楯           40円
 ・壊れた警備ロボの腕部パーツ 10円
 ・ジャベリンガン           150円
 ・出雲製汎用自動人形の頭部(大破) 90円  計290円の出費。
途中でSfがバカ高い巨大パイルバンカーを持って来たり値切り交渉に失敗したりと紆余曲折あったが、とりあえず色々な物を買った。自動人形の頭部は壊れているとは言え色々と使い道があるようで、あながち損をした訳でもないだろう。そもそもジャンク市での買い物とは宝くじを買っている様な物なのだ……。
そうこうしている内に腹が減ってきた。買い物にしろ食事にしろ、ひとまず休憩を挟む事にした方が良いだろう。(ゾンビのお腹がヤバくなったのでここまで)
ジャンク市(246)雰囲気を楽しみつつ、そこらの屋台で昼食を済ませる。シャルが周囲の人間に縫いぐるみが串焼き食ってる……!と驚愕されていたのは余談。
(247)まだジャンク市を見て回る?→YES
末尾ランダムで…
 ・VSS似の7.62mm消音狙撃銃/特殊軽合金製(1800円)
 ・警備ロボット用照準装置&ドライバセット/不可視レーザー式(800円)
 ・視界補助バイザーアップグレード・壁面透過処理/特殊音波式(3800→3400円)値切り成功
を発見、計6000円の出費
まだジャンク市を見て回る?→NO
赤王用の土産は見つからなかった。マミの話では画廊なら中央通りにあるらしいが、そこまでは行かない。→諦めて明日に回す。
ホテルの従業員に聞いてみてもいいかも知れない。予定通り、次は警備ロボ店へ。
■夕刻
警備ロボット用の店時刻は4時。メタビー、ノワールに希望の品と不要な品を聞く。
メタビー
欲しい:12.7mm重機関銃(でかくて更に不器用になるが、弾幕密度の為に欲しい)
 不要:ブレードアンテナはお断り(付けるとしたら交換になるカブトのツノこと頭部ミサイルは彼のアイデンティティ)
ノワール
欲しい:ブレードアンテナ
 不要:マニピュレーターの無い腕はお断り(蘇芳の身の回りの世話が任務なので不便なのは困る)
 不要:ホバーや逆関節など、普通の場所だと返って動きにくくなる足も困ります
以上の意見から、12.7mm重機関銃(300円)、高性能ブレードアンテナ(500円)を購入。計800円消費
土産物は買ってあるので、今日はここまでにしてホテルに帰還するとしよう。(本日はここまで)
ホテル(248)ホテルに戻ってきた一行。常に状態を保てる自動人形はともかく、生身の女性2人は潮風の影響が気になる御様子。
部屋に戻ったマミが近くにあるという銭湯に誘ってきた。乗り気の蘇芳、浴場内でもやる夫の側に侍ろうとするSfなど様々な反応がみられる。
経験故、特に気にしていないやる夫だったが――(安価の結果)一緒に行くことに。
向かうのは人間3人・Sfとシュネー。残りのメンバーはホテルで装備の換装や留守番となった。
銭湯入浴代は一律1人1円50銭。エヒメの一般的銭湯(15〜30銭)と比べるとやはり高いという印象である。
受付での待機を主張したSfをマミが頼み込んで一緒に入浴することに。
体表の極小機械のおかげで風呂に入る必要のない(むしろ害になる)Sfだが、「風呂上がりの雰囲気」という浪漫を考慮したらしい。
客は少なかったようで、広い風呂を堪能できると上機嫌のマミ。一方、脱いだマミを見て戦力差を憂い、さらにSfの完璧なバランスを誇る肢体に戦慄した蘇芳。
手持無沙汰なSfの申し出でお嬢様2人が髪を洗ってもらっているころ。やる夫は脱衣所で立ち尽くしていた。鞄の中にシャルロッテが紛れ込んでいたのである。
ロッカーの中に入れるわけにもいかず、抱えて入らざるを得なくなり冷や汗が伝う。
女湯では、湯につかった3人のもとに、見知った顔が近づいてきた。(ゾンビが疲れたのでここまで)
銭湯(251)(末尾ランダム安価判定の結果)やってきたのは往路で共闘した独立傭兵アーチャーだった。面識の薄いマミや蘇芳が戸惑うも、Sfが彼女の弁を首肯する。
見知った顔を見つけたから、ちょっと雑談しに来たらしい。そんな彼女の身体を見て実力の高さを知るマミと、ついつい双丘に目が行ってしまう蘇芳。
アーチャー「蘇芳は弟子で、Sfが侍女、マミは……恋人かな?」
それを聞いて顔を赤く染めながら(言いよどみつつ)否定の言葉を口に出したマミ。アーチャーは人形遣いは気に入った女に自動人形を贈るという噂は嘘かとつぶやいた。
 話題安価【この街に拠点移すんですか?】
河岸を変えるつもりでやってきたアーチャーだったが、治安のよいヤハタでは傭兵の仕事が少ない。ならばいっそ、戦乱の南領へ船で渡ろうと考えているようだ。
そこまで言うと「のぼせやすいから」と湯船から上がる。雑談に付き合ってくれた礼を言うと、女傭兵は去っていった。
その場に残るは何事かを悩むマミと、釈然としないものを抱えた蘇芳、マイペースに自己管理中の侍女であった。
シャルを抱えてコーヒー牛乳(15銭)片手に涼むやる夫がいた。
結局、人が少なく湯気が立ち込めていたのをいいことに、シャルロッテを抱えて一緒に入ったのであった。
(そもそも長風呂しないたちのやる夫、5分ほどで上がっている)
連れを待ちながらぬいぐるみ抱えてリクライニングチェアでゆったりする男。何気にシュールな絵面に、ドリンクをコンプリートした女傭兵が近づいてきた。
(252)軽い挨拶を交わしたアーチャーがやる夫の膝からシャルを取り上げた。
「昔のおもちゃ……じゃないな、生き物っぽい」「うちで保護した嬰児の変異体です」
さして驚かないアーチャーだったが、見知らぬ人に抱き上げられたシャルは暴れて彼女の胸にダイブ。
やる夫がシャルロッテを窘めるも、アーチャーは子供だと聞いて抱えてやる。話題を振って居づらい空気を変えよう。
 話題安価【最近の仕事の情報交換 ハイヴの情報込みで】
アーチャーの答えは女湯版と同じだったが、やる夫が以前に軍から受けた依頼について話すと、途端に表情が戦士のそれに変わる。
興味津々に身を乗り出す女傭兵。目が「話聞くまで帰さない」と雄弁に語っている。やる夫は――安価:オフレコと告げたうえで詳細を話す
やる夫の話を聞いたアーチャーは、シャルを返すとメモを押し付け「用事ができた」と去っていった。 アーチャーの連絡先を入手しました。
時計を見れば半時間ほどたっていたころ、真っ赤な顔のマミを担いだSfと、困惑しながらドリンクを手に蘇芳がやってきた。
問い質すと、反応しなくなったマミを放置して風呂を堪能していたら、マミは沈んでのぼせていたという。
急いでホテルに引き上げると、マミに処置を施して寝かせたのち、猛烈な疲れに襲われたやる夫と蘇芳はホテルの食堂で夕食を済ませ、そのまま眠ることにした。(1日を終了します)
前日29988円0銭50厘→本日22881円0銭50厘
+:0円
−:7107円=車代5円+軍港土産(赤王以外)12円+ジャンク市6290円+警備ロボ装備800円(無計算:+風呂4.65円+宿代40円)

二十七日目:ヤハタ三日目

  • IFVの修理完了
■朝
ホテル(252)普段通り5時に起床。一瞬の違和感も、ああホテルだったなと思い出す。連敗記録を更新中の侍女が入ってきた。
917 : ◆IL/7VRqS7E:2013/03/19(火) 23:53:21 ID:fp.qmqFs
・車載50cal換装
・警備ロボット用照準装置&ドライバセット/不可視レーザー式 メタビーに装着
・視界補助バイザーアップグレード・壁面透過処理/特殊音波式 使用

面倒臭いから上記三点はこっちでやったことにしておきます……

リビングでは自動人形たちが戦闘能力について駄弁っている。
 安価:話を――【聞いてみる】
十全の働きができるようになったT-erosは駆動系の一新に興味を示すが、技術者のいない今、それは不可能だと諦めた。
人形遣い一党では主力戦車以外に対応可能というプレデター級の事実。対空火力がやや弱いが、ヘリ相手は十分。
ただ、その要たるSfが地上の装甲兵器を相手取っているときの対空防備が問題だ。
(253)蘇芳が起きてきたので朝食をとる。トランクに入れてきた材料でSfが仕上げたのだが、……あれ、シャルロッテはどこだ?
Sfに探させるも見つからず。それもそのはず、マミの寝床で一緒に寝ていたのだから。シャルなりにマミを心配していたようだ。
シャルを回収してきたSfによると、シュネーからマミは具合が悪く、昼まで寝かせると言伝。
 行動安価:【ホテルマンに美術品を扱う店について聞く】
コンシェルジュは「町はずれの古買商」「交易品ならば商会」「掘り出し物ならジャンク市」と返答。ただし、どこも完全で安心とは言い難い。
結局は自分の目利きがものを言うという結論に至る。Sfの組成分析も頼りにしよう。
 行動安価:【アチャ子に護衛依頼メールを送ったあと、マミさんや蘇芳に断りを入れて戦闘用自動人形専門店に出発】
アーチャーにメールを送ったのち、部屋に戻ると蘇芳が機能買った狙撃銃を構えていた。非常に集中している。
 安価:蘇芳に声を――【おどかしてみる】
気配を殺して肩に手を置くと、愛弟子はライフルを放り上げるほど驚いた(ライフルはSfさんが重力操作できっちり回収いたしました)。
蘇芳は少しへそを曲げてしまったが、やる夫が謝りつつ褒めるとそれも回復したようだ。集中しすぎても周りに対処できないから、メリハリをつけるようにとアドバイス。
 行動安価:【買い物ついでに蘇芳を試射に誘う】 メンバー:【やる夫・蘇芳・Sf・メタビー・ノワール】
自動人形専門店戦闘型はやはり愛玩用に比べてごつい傾向にある。
 買いたい物:【5mm口径レイルガン必須 あれば対飛翔物迎撃用圧搾光砲&追随式追加装甲】
※警備ロボ店と混同していた
購入
 レイルガン
 追加装甲 計16000円、作中最大の出費
浪漫に震えるSfと装甲板をまるで棺桶と評したノワール。幼女型と一緒に写る装甲のカタログ写真から、話が脱線。平和と飽食の時代を思いつつ、官営武器店へ向かう。(本日はここまで)
官営武器店(265) 幾度か訪れた店だが、ここでも少々の散財。目当ての無料シューティングレンジ(最長100m)に。
やる夫が朝の狙撃銃をくみ上げる隣でSfがレイルガンを組み始め、やる夫に慌てて止められた。
 Sf「おちゃめなメイドジョークです」
反動と浪漫を考え始めた侍女を放っておいて、蘇芳の訓練に。
照準器を調整し、100m無風で練習。マミの詩的な教えを元に引き金を引き―― 乱数対決:成功(32vs30)
見事と褒めたノワールの横で、師が感心しながらも一言。「3秒刻みで同じ場所狙え」
驚く蘇芳にやる夫は心臓抜いたら頭を砕け、膝突くから狙いは素早く変更……はまだ無理っぽいから同じ場所と解説。
 乱数対決:成功
いいセンスと褒められて上機嫌の蘇芳だったが、やる夫が直後にホールショットの妙技を披露。
曰く、「25ヤード1秒ピンヘッド1マガジン・できるまで居残り」 人外農家の一端を垣間見た蘇芳であった。 蘇芳の銃器取り扱いスキルがD+に上昇した。(眠いのでここまで)

(266)試射の結果、蘇芳の能力の向上とこの軽量銃なら蘇芳も問題なく扱える事を確認し、
買ったライフルがいいものだと納得した師弟。しばし狙撃談義に興じる。
スナイパーのかっこいいイメージに反し、3日匍匐・トイレ無しの現実を教え込んだやる夫。蘇芳ちょっとショック。
 移動安価:メタビーの買い物・警備ロボ武器店
警備ロボ用品店店の前には「特価品、大量に揃えています」の看板を持つ警備ロボ。メタビーの同型機で砲戦特化型だ。
フォルムの違いについて蘇芳が質問。メタビーいわく、店の前のは軍事拠点用で自分は一般施設用だから威圧感をやや控えめにしていると。
蘇芳「確かに、普通の場所ならノワールみたいにかわいい方がいいよね」 相応に親馬鹿ならぬ従僕馬鹿のようである。
まあ、世の中には侍女に機関砲持たせて護衛させる企業が存在するんで……
ゾンビ「現在6881円だ……」
購入
対飛翔物迎撃用圧搾光砲 4000円の出費
女性型のKBTタイプを見ているとSfに出費を控えた方がと忠告される。一番の支出はお前の浪漫兵装だと返すと、「それはそれ、これはこれ」で済まされた。
残金を気にした蘇芳だが、もう2800円ちょいしかないと答えれば金銭感覚麻痺してる!と感想が漏れた。100円でも大金の世界である。調子に乗りかけた師匠を反面教師にせよ、ノワールからの忠言である。
が、蘇芳自身「汗かいたからシャワー」と以前から見れば考えられない生活だったことで身につまされた。
 安価:少しうろうろしながらホテルへ帰る
道中散策しながらホテルへ帰ることにしたが、50cal下げた警備ロボや棺桶(のような装甲)を追従させた侍女と非常に目立つ一団。
バンを改造した移動式店舗を発見。パニーニと飲み物(1人前70銭・飲み物1杯付)を売っている。
 安価:3人分買って戻る 2円10銭の出費
Sf「周りに人がたくさんいる中、1人だけ食べるのはぼっち飯なのでしょうか」
ホテル帰ってきたら、マミはまだ寝ていた。というか、具合がよくなり二度寝に突入してしまったらしい。
しっかりしているようで抜けているようで、力の抜きどころを知っているというべきか。
悪ふざけの好きな侍女がシュネーを差し置いて彼女を起こしに向かう。耳元で……
Sf「5秒以内に起きないとぼっち飯」 即座に反応したマミにご満悦な駄メイドが起き抜けのマミを昼食に誘う。
優雅で怠惰な英国貴族風の昼食を終え、マミも復調した。さて午後は――
 安価:マミを美術館に誘い、一緒に赤王の土産探し+商会で不用品処分
午後の予定は赤王の土産探しに。想い出づくりと言ってこの場の写真も撮っていた蘇芳だが、マミの寝間着姿はどうにも目の毒である。
ふと、侍女が気付く。主の言い分は2人で行くように聞こえたのだが、如何なのだろう。自分たちの同行について確かめねば――。 (ゾンビが疲れたのでここまで)

(271)マミを伴って土産探し――の前にSfが袖を引っ張った。「侍従組はいかがいたしましょう」
 安価:無論従僕は身体の一部
二つ名も鑑みて従僕2名に同行を命じると、Sfはいつも通りに一礼。下を向いた顔が少し安堵の表情を見せているのは気のせいではない。
一方の弟子は不機嫌顔。問いかけたら「別に」とそっぽを向かれてしまった。2人と2機は出発。
こっそり舌打ちした蘇芳にノワールが「何で引いたか」と一言。子供のようなわがままを言いたくなかったという言い訳に、隣室の自動人形たちも合流。
ポンコツ2体の愉快な漫才を、ノワールが静かな恫喝を以て沈黙させた。
そのまま護衛ロボットが脱線した話を引き戻す。
ノワールとしては主の恋路を応援したいが、Sfのセンサーと手練れの諜報員相手に自分たちでは尾行できそうもない。
仕方なくどこかから持ってきたホワイトボードで「殿方の落とし方講座」をはじめ、蘇芳は面倒な数時間を過ごすことに。
私立美術館車を降りて中央通りを歩く2人。美術館は清潔そのもので、壁の白さが展示品を引き立たせる。
離れたところに自動人形を従えてはいるが、少年少女が美術品を見る様は実に絵になっていた。
……しかし育ちゆえか、2人の頭の中は「さっぱりわからない」で一致していた。
販売もされていたが、木版画のコピー1500円と言われても食指は動かない。
暫しの間、館内を巡る。高尚な雰囲気に病気的な何かが刺激されたのか、マミはご満悦。
個展スペースでは写真展……ではなく、写真の如く描かれた絵画が並んでいた。
滝をモデルにしたものに目を止める。10×15cm・安物の額縁付き40円。これなら手ごろだ。
 安価:買う 40円の出費

次の個展スペースは銀細工展示。マミが実にうれしそうな声を上げた。小さな像から装身具まで様々なものが展示・販売されている。
細かな装飾が施されたものを見回る中、十字架をかたどったペンダントトップにマミが興味を示した。
一方のやる夫が目に止めたのはスズランの髪飾り。いつぞやを思い起こさせる。価格は手頃と言えば手頃な20円。逆十字も同じく20円である。
 安価:Sfに似合いそうなものを見繕って買ってあげる (>>1「まさかのスナイプである……」)
その横にあったヴェロニカを模したブローチを見つけ――逡巡ののち、ブローチを手に取った。
数m離れたところで警戒を続ける侍女。デートの荷物持ち扱いだが、彼女には何の不満もなかった。
自負する通り、「在るべき女」として主に仕え、彼女は側に立つ。至らぬ主だが、それに報いても罰は当たるまい。
包んでもらったブローチをSfに渡す。荷物を預かったつもりのSfに「いつも頑張っているご褒美だ」と侍女あてであることを伝えた。
珍しいことに侍女の語調が乱れた。いろいろと言いたげな彼女を「お前に買ってやりたいんだから受け取るも処分も好きにしろ」と黙らせる。
何やら演算した後で、Sfは包みを開いて中身を取り出し、無言で左胸に着けた。
プレゼントを押し付けて背を向けた主人に深く腰を折る。
彼女の胸元で忠誠の花が静かに輝いた。その様、あたかも1枚の名画の如く。 (ゾンビが眠くなったのでここまで)

(273)ヴェロニカのブローチをつけた侍女は、主が背を向けているうちに細やかに位置を調整している。努力しているところを見られないのが侍女のつつしみ・気遣いだ。
一方、マミは気に入ったのか逆十字のペンダントトップを手にする。トップのみを縫い付け、装飾にするのだ。
服飾はともかく、装身具は弱点になってしまうため、着けないのが常識だった。とはいえ、たまにはこんなおしゃれもいいだろう。
浮かれ気味のマミが、ふと百日草を象った意匠の襟飾りを見つけた。従僕に問えば、「絆」「友情」「幸福」が花言葉と返答。
やる夫の姿に重ねてみるマミ。なにより花言葉を気に入った。
やる夫に救われていると考えたマミは―― 安価:包んでもらう
百日草の襟飾りは黒いブレザーにもよく似合うだろう。このフリで蘇芳へのお土産というGMの引っ掛けであった。 
そしてレジの隣、鬼灯の銀細工。花言葉は「清い愛」。やる夫といるとき、ふとした瞬間の心の高鳴りは友情と呼ぶには熱っぽく――
「ちょっと動かないで」 やる夫にそう告げ、クリップ状に整えた針金で、そっと鬼灯をやる夫の襟に飾る。
銀色の鬼灯をデートのお礼と称され、驚きながら首を傾げたやる夫の手を取り、マミは次のブースへ。
よさそうな雰囲気に、侍女として思うことがないわけではない。恋を意味する花言葉を持つと同時に、偽り・疑心を示す鬼灯の花。侍女としては微妙な気持ちが。
どこか面白くなさそうにスカートを翻し、Sfは足音を立てずに主の背を追いかけた。

彫刻ブース。自然を切りぬいたものの中、ひときわ目立つものは大理石から掘り出した百合の花。折れそうなほどに作り上げた見た目はすごく良い。
これを掘り切ったあたりに執念を感じる。値段は要交渉。が持ち帰るのは大変そうで―― 安価:諦める
扱いの時点でハードルが高く、渡すまでに苦労しそうだ。既に絵も確保したことだし、やめておこう。何より、暴君は百合よりも薔薇だ。
派手・豪華絢爛・蛍石という彼女の好みに合うものはなかった。……というか、どんなものがいいのか見当もつかない。

次のブースは……美少女フィギュア? Sf「戦前の文化嗜好品というところでしょうか」 全て手製の一品もので、完全脱衣が可能だとか。
マミも、こんな美少女系データが詰まった記録媒体の発掘はよくあることで、本州では高値で取引されると補足。
呆れるやる夫だが、自分の銃嗜好に近いものだろうと解釈した。作りこんでいる割に1個20円とは――
歩を進めたマミが目を止めたのは――マミの人形? 説明書きを見ると、売出し中の人気女性スカヴェンジャーや軍人を勝手に立体化したシリーズのようだ。テンパるマミ。
写真をもとに作ったとある。スカートのデザインが大きく違うのはバストアップ写真が資料だったからだろうか。Sf「ためしに剥きませんか?」
著作権も糞もないこの世界。自分の尊厳のため、マミは自分の人形を購入。一品ものだからひとまず安心だろう。
棚には、暴君や女帝、アーチャーやピトーのものも。活動時期が浅いからか、人形遣い一党の綺麗どころの物はない。
 安価:ネタで暴君のフィギュア購入 25円の出費
ユーモアを解する人物なので、きっと笑ってくれる……と思いたい。
個展ブースはここで終了。まともな絵1枚・ネタのフィギュア1体。土産は十分かもしれないが―― 安価:ジャンク市へ
これだ! というものがなかったため、ジャンク市も見ることに。遺跡荒らしの直売も考えれば、いいものがある可能性もある。
並び立つ2人は自然と手を取っていた。マミが手を伸ばし、指先がふれるとやる夫が自然と握ってやる。
そうすべきだと何となく感じるやる夫。その意味は、まだ恋を意識したものではない。(本日はここまで)
ジャンク市(276)昼間からにぎわうジャンク市は、法則性もそこそこに雑多なものが並ぶ。
商魂逞しい一部の人間は、Sfの買い取りを図りに断られていた。不届き者にはやる夫の指折りか、侍女の投げ飛ばし(重力操作)が漏れなく贈呈されて。
消耗からナイフを探すマミが、やる夫の刃が何であるか問う。母からの贈り物で銘は不明、5年使い続けて刃毀れなしという業物だった。
10歳の子供に与えるには物騒極まる単分子カッターだが、「独立農家の過酷さならば」とマミは自分を納得させる。
 末尾安価:折れた鉄杖の先端? 1kg数十銭の鉄くずに紛れていたもの
 安価:Sfさん、鑑定お願いします
杖本体は鉄、宝石部分は暗い色のフローライト(美的価値は低そう)。 どうする?:購入 30厘の出費
元が元なので非常に安価である。店主に「それだけでどうするんだ」と問われ、つっかえ棒にと答える。
(なお、侍女は黙っていたが、この蛍石、紫外線を当てると蛍光色に輝くらしい)
 末尾安価:溶けない氷(に見立てたいびつな形のガラス玉) 行商親子は10銭だという。 どうする?:購入 10銭の出費
Sfがこっそり鑑定したところ、この「ガラス玉」、高純度のフローライトである。
合成宝石扱いなので暴君の好みに合うかはわからないが、精密レンズの原料だ。しかし、侍女はこれも主に言わないままで。
 末尾安価:木彫りの工芸品店 1円均一、リクエスト可。
(277) 安価:買わない
土産物っぽくないためやる夫はスルー。しかし、気に入ったのかマミが「2匹の眠り猫」を購入。
 末尾安価:花売りの少女に袖を引かれる ブーケ1つで5銭
 安価:購入
1円札を押し付け、やる夫は少女の持つ籠を手に取ると、小さなブーケを分解、1つのブーケにまとめていく。Sf「…また気障な」
と、ブーケを作り直したはいいが、野郎が持つには可愛らしすぎる。さて――安価:少女に渡す
1円札を手に困惑する少女にブーケを押し付け、可愛らしいものは可愛らしい子が持ってるほうがいいと頭を撫で、微笑を浮かべる。
顔を赤らめた少女は、花売りの決まり文句を告げ、ブーケを抱えて去って行った。
無差別に女を口説くなとはSfの言葉。粉かけてるんじゃないと釈明する主に、優しさと勘違いについて述べる侍女だったが、
持論もそこそこに「何かご不満が?」とマミに矛先を変える。Sfの言葉に、マミはわかりやすく動揺しながらごまかした。
やる夫の行動のかっこよさ、孤児を甘やかすべきではないという理性、ブーケをくれるのではないかと期待してしまった自分の意地汚さ。
整理しきれない感情を抱え、マミはやる夫の3歩後ろをついて行った。(本日はここまで)
 
(279) シュネーと同型機が6000円で売られていた。完動品だが発掘品の為状態は微妙でこの値段である。
警備ロボは金持ちが自衛の為に持つ事が多いが、それをぞろぞろと連れ歩く自分たちの異常をマミは今更ながらに自覚した。
 末尾ランダム:金時計。戦前の品ではないがここ数百年の品で機械式の美品。500円。非常に高品質な物ではあるが……→買わない
 末尾ランダム:宝石商。船の延着で足止めされた正規の宝石商が暇つぶしに出店中。
やる夫と夫婦扱いで煽てられ、400円のプラチナの指輪を薦められたマミが慌てて赤くなる。
 安価:じゃあそれを1つと、蛍石を見せて欲しい
商人が取り出したのは、青い大粒のフローライトのペンダント。銀のチェーンにナノワイヤーで固定されている。
Sfも戦前の天然物とお墨付きを出す逸品。お値段1000円だが、指輪とセットで買うなら1300円で構わないとの事。
 安価:購入 1300円の出費 価値は確実だがそろそろ家計が心配になるSfだった。
 安価:この指輪は誰に?→マミにあげる
ジャケットの礼だと気恥ずかしさを誤魔化しながら、やる夫はマミに指輪を贈った。
マミの縦ロールが思わず跳ねる。赤くなりひたすらにアワアワするマミ。そんな2人を微笑ましそうに宝石商は見守っていた。
指輪の小箱を手に動転するマミ。「ゆ、指輪ってことはやっぱり、そ、そういう事なのよね……?」
混乱する頭で自問自答する中、マミはついに己の感情を自覚した。己の中で首をもたげ始めた見知らぬ感情……
古来より、人はその感情を……恋、そう呼んだ。 マミの好感度がA-(お、お友達なのに……)にランクアップしました。一部ルートがアンロック。
おめでとうございます(回線が安定しないので、ここまで)
 
(279) ラブコメ臭を放ちつつ、歩き出す2人。 安価:もう少し何か探す
発掘品を適当に並べている店で「ガンダム」の記憶媒体を発見。外装、ブックレットは酷い状態だったが、ディスク本体は無傷
視聴可能な全話セットであった。安価:値切って買う
状態が悪いので本来10円のところを7円で購入できた。ただし、やる夫は知らぬ事だが中身は種死である……
 ・《ガンダムの記憶媒体》を手に入れた。愛蔵版全話入り。
次の店は母子で切り盛りしているビーズ細工の露天。目の見えない母親が器用に作っている。マミも可愛いと太鼓判。
 安価:買う。 蘇芳用に真っ赤な花蘇枋の髪留めを購入。30銭消費 奇しくも同じ名の花、よい土産になるだろう。
(尚、荒廃世界なのに花のモチーフが豊富な件について→ゾンビ「だが、図鑑だけは残ってたりする……後は汚染逃れた貴重な物を増やしたり…」)
 
 突発末尾対決安価:算出値10 抵抗値10 同値成功
Sfがどこかで見かけた顔を指し示した。やる夫は忘れていたが、互助会のモブキャラだ。何やら小奇麗になっている。
不審に思い、安価でスキャンをかけて尾行する事にする。
Sfのスキャンの結果、それらは皇国軍の正規装備品で、底辺で喘いでいた彼らには不似合いな少し高価な品である事が分かった。
(280)装備は立派でも当人はまるきり素人、先日までの様子と比べると明らかに怪しい。
やる夫は50銭でボロボロのフード付きローブを買い、目立つジャケットをマミに預けて単独行動を開始した。
Sfもマミと一緒に離れていて貰う。Sf「Tes、お気を付けて」
対象の程度が低いので接近は判定不要の自動成功。聞き耳を立てると3人組で娼館通いなど金回りのよい話をしている。
 安価:懐を漁る+このまま尾行 → 当然成功 汚い財布の中には豪遊の後らしいのに300円もの金が入っていた。
痕跡が残らないよう、中身に手を付けず財布をゴミ箱の下に隠す。勿体無いと思うなら後で回収すればよい。
1人が離れた、OHANASIをするチャンスかも知れない…。(本日はここまで)
路地(282) 財布を盗んだのとは別の男が路地に入る。商売女と交渉中のよう―― どうする?:(選択肢を要求)→もう少し追跡する
ご休息所―まあ、そういうことをするための場所に2人は連れ立って入ってしまった。この後1人で入れば目立つ。さて――安価:PDAを使う
短波通信でマミに連絡、2分後に来るとの返事を得る。不自然になってしまうため、Sfは1人残すが、30mm持った侍女を口説くバカもそうそういまい。
ストールや鞄を預けたマミと合流し、並び立って休憩所に入る。一瞬、マミの顔が赤かったのをやる夫は見ていない。
荒事に発展しても、徒手格闘・ナイフ・拳銃は装備済みだ、問題はない。
御休息所ロビーは狭く、係員の態度もよくない。休息代1円を置くと、対応も「適当に上がり空いてる部屋を使え、内鍵は自分でかけろ」これまた杜撰の一言だった。
3階建てだが詰めて使うものらしく、2階へ。6部屋あるうち埋まっているのは3部屋。どう探したものか――安価:空き部屋に入って隣を窺い、違うなら部屋替え
マミ「2部屋向かい合わせで3列、階段側手前2つが埋まっていてその後が1部屋だから…… その1部屋よね?」
彼女の推理に賛同し、空き部屋に入る。さっさと壁に耳を当てるやる夫に対し、マミの方はいろいろ見まわしてしまい、「そういう場所」で「やる夫と2人きり」の事実に顔を赤らめていた。
壁の向うは商談中のよう。随分羽振りがよさそうねという女に、男の方は「割のいい仕事が入った」と返している。
女商人ホロの連絡先はマミが確保済み。追加の護衛は雇ったというが、彼ら45組が抜けたとは聞いていない。仕事を辞めていないなら、誰かに金をつかまされたか……?
ならば―― 安価:マミに連絡を頼む
やる夫は聞き取りに専念し、マミにホロへの連絡を任せた。……どうやらコトを始めてしまった模様。マミが聞いていたらテンパっていたかもしれない。
マミの方は電話口でもたまにどもりながらだったが、ホロに連絡。「互助会は死傷者以外に欠員はない」――それが女商人の答えである。
連中は割のいい仕事を手に入れ、なおかつ護衛を辞めてはいない。往路のこともあってこの護衛仕事を「割のいい仕事」などと言うだろうか。
 安価:ライダーの部下に連絡
もはやきな臭い所か、完全に黒と言い切れる状況だ。慎重を期し、一発で調べたほうがよさそうだ。
とはいえ、十中八九金で抱き込まれたとみて間違いはない。45組の裏で糸引く黒幕を捕らえるなら、伝手を使い、気付かれずに奥まで探るか一息に纏めたほうがいい。
そもそも、この案件を持ち込んだのは向うの方。少しは責任を負ってもらうとしよう。 「やれやれ、観光のつもりが酷い目に遭いそうだお」(本日はここまで)

(284) …と、方針は決めたが、こちらはアサシンたちの連絡先を知らない。大っぴらに接触するなとも言われているが、拠点近くに行けば気付くだろう。
では―― 安価:2人で連絡に行く
アレに関しては、商会付近の宿を探せばすぐ見つかると判断し、マミを伴って休憩所を出る。下世話な顔をしていた受付を無視し、従僕2機を拾って拠点へ向かう。
路地路地を抜け、郊外へ。マミにどこへ向かうのかと問われ、少し考える。半ば身内であり確実に仕事に参加する彼女にも話しておくべきか、守秘義務を優先すべきか。
 安価:道中で話す
経緯を話すと険しい顔をされた。仕事はいろいろデリケートな上、明確にブラックオプ。おまけに相談なしで引っ張り込もうとしていたとあればそれも宜なるかな。
ソロでやっていた分慎重な彼女。しばし無言が続いたが、依頼料は折半でとマミが小さくつぶやいた。それでチャラということらしい。
(乱数対決:28vs22 勝利)気配を感じ振り向けば、男アサシンが短剣を帯びて立っていた。マミが銃に手を伸ばしかけるも、やる夫の態度で攻撃は中止する。
彼らの熱光学迷彩はなかなか上等なもので、ほんのわずかな気配・視線を察知できねば気付けない。Sfの反応がわずかに遅いのだから大したものである。
軽く頭を下げた男に、質問があると告げたやる夫は見てきた情報を詳らかに説明する。
どうやら組織も互助会の裏切りに気付いており、内々に処理しようと準備中だったらしい。時間を遅らせ、掃除してから出立というプランもあったとか。
ただ、彼らでも全貌はつかみ切れていなかった。伝えなかったのも、依頼はあくまで「護衛」。最悪キャンセルも見越していたという。
……これはチャンスだろうか? 安価:あとはすべて任せる
自分たちは自分たちの仕事を。そう告げると、男も此方も此方の仕事をしっかりとと言う。
アサシンからの情報
・互助会に内通者がいる
・内通者はヤハタに来てから雇われた
・全員ではなく、あくまで一部
・諸々の状況からアサシンたちの敵対勢力が関与している
・敵は移動中の攻撃を計画し、準備中
・他の内通者がいる気配はない
・ヤハタの街で彼らは敵対勢力と交戦済み
情報を開示すると、男は再び迷彩を発動、路地の暗がりに消えていった。
暫くの間沈黙が続く。青が駆逐されていく空を見ていたマミが、「帰ろう」とつぶやいた。確かにそろそろ戻るべきだ。
ホテルホテルに帰ると、マミはすぐに自分の部屋に向かってしまった。
戦支度をし、ベストコンディションに仕上げるのだろう。今日は声をかけない方が無難かもしれない。

部屋に戻れば、何やら苦悩していた蘇芳に迎えられた。不思議そうな顔に特に何もないと答えるも、マミのことを聞かれ答えに詰まる。
とりあえず、自分もどうするか考えよう。 安価:蘇芳への伝達・武装点検・襲撃地点の予測・プレゼント
蘇芳に厄介ごとの件を伝えると、「帰りもハード?」と驚きはしたものの、それでもやる夫の選択に不満はないという。
自動人形たちには武器のメンテナンスを命じ、各々がせわしなく動き始めている。
そして蘇芳には名前と同じ花の髪飾りを。 蘇芳「(嬉しいけど、ちょっと死亡フラグっぽい)」
Sf「気づけば武装(いしょう)持ちですが、どれを装備しましょう」
確かに、30mm機関砲・口径違いのレイルガンとSfは武装が多い。決めておくべきだろう。 どれを持たせるか:5mmレイルガン
対人戦闘以外では大きな火力となる5mmレイルガンを装備させる。侍女も浪漫志向的に満足でなによりです。
幸せそうなSfの後ろで、アイギスがなれない20mm機関砲に四苦八苦。ようやくブレードが治ったT-elos、インストールを終えたメタビーも機動チェックに余念がない。
次々取り出される武器の数々。大型機関砲にレイルガン、棺桶みたいな追加装甲。それらを持って2台の装甲車に分乗する様は、機械化一個小隊の火力とほぼ同じ。
蘇芳「(毎度毎度、うちはどこと戦争するつもりなんだろ)」
バ火力兵器と比べ、スナイパーライフルをちょっと小さく思いながら、髪飾りを撫でる蘇芳であった。(セッションのためここまで)
811 : ◆IL/7VRqS7E : 2013/06/08(土) 22:07:56 ID:NZ2vNbWY
まぁ、仲良くね……

ここでの分岐は……

・前準備しっかりして安全に何事も無く帰る

・入念に用意した火力を発揮させるルート

程度だから……
838 : ◆IL/7VRqS7E : 2013/06/08(土) 22:14:58 ID:NZ2vNbWY
マミさんの表情が高いのは あ、これヤバイやつや という部分が大きい……

一応、依頼料折半でチャラ とは書いたので致命的では無い……
多分、当日鉄火場に突っ込んでから言ったり、ハサンから説明受けてたら機嫌悪くするのはマッハだろうが……


(285) ホテルにて夕食(描写はキング・クリムゾン!)。宿泊費に含まれている以上、記念に食べておくのも一興。
テーブルマナーを間違えずご機嫌の蘇芳さん。 Sf「では、次は箸だけでアユを食べる練習ですね」蘇芳「!?」
さてどうしたものか―― 安価:三河ヘッドの調査・蘇芳にライフルを渡す・サブウェポンがあるなら準備
自動人形の頭を解析する……が、首の部分が壊れていて接続端子が御釈迦である。脳殻を開いて接続することに。
Sfが生首抱えてその皮を剥ぎ、金属端子を突っ込む――有体に言ってホラーである。
(286)解析を進めたSfが脳殻が生きていることを告げる。どうやら自閉モード能動防壁で保護していたようだ。
行為の絵面・字面ともに凄まじいが、やってることはCPU本体を取り出し、接続端子を入れるだけである。
なお、自動人形の脳殻は蛋白質機械と光子結晶による疑似演算装置内に作られたAIと自我の殻。
人間に似せた構造ゆえに首に機能バイパスが集中している。また首さえ無事なら情報もAIの自我も無事という設計思想に基づいている。
少々強引だったが、接続成功。意識が回復するまでSfがバックログを探る。
どうやら、出雲重工工廠で出荷待ちだった遺物のよう。遺跡荒らしに発掘されたが、管理AIにウイルスを流されて暴走。副脳からの影響を主脳が弾こうと自閉モードに入ったところで、別のスカヴェンジャーに破壊されたらしい。
生産地はクレ。航宙艦などに配備されるタイプの物だが、出荷前のためパーソナルネームはなし。
現状を認識したAIは体を所望しているが、空きボディはない。 Sf「というわけで埋葬しm」やる夫「やめなさい」
彼女を入れる人形がないのだが――安価:とりあえずPDAに、車に接続できるか後でテスト
いったん自我パターンをPDAに転写し、明日引き取る装甲車を一時的な体として試してみよう。
PDAのパネルに、アバターとして侍女の姿が映った。出雲製汎用型侍女人形は一度頭を下げるとストレージを整理し始める。
所有ルーチンから察するに、中型航宙艦・ステーションでの管制用で、乗組員への奉仕やカウンセリングを担当する予定だったとみられる。戦闘能力はほぼ皆無のようだ。
PDAに収まったAIに名前を――安価:蘇芳、君に任せた!
唐突に振られた蘇芳だったが、師匠の胸元を見て、「鬼灯」の名を提案する。AIは自らの名を鬼灯と設定、静かに自身に刻み込んだ。
その他、必要な装備を設置したり、蘇芳にライフルの使用許可を出したり。
ストレージ整理を終えた鬼灯はPDAを仮の住処とした。明日、車に適合するか試すとして――
 安価:マミにフォローのメールを入れてから寝る
マミに一言詫びのメールを入れてから寝ることに。送信後、シャワーを浴びたが、風呂上りにも返信はなかった。Sfにとりあえずのことを任せ、就寝。(時間も遅いのでここまで)

(288)メール送信後、やる夫は雑事を侍女に任せて寝室へ。普段通りに警戒用の武器を備え、普段通り電源が切れたように眠りにつく。
眠りは深いようで浅く、敏感に。両親による突発訓練の賜物であるが―― 乱数対決:同値成功
気配を感じたやる夫は拳銃を抜いて窓に向けた。しかし、ガラスは夜景を映すのみ。
それでも銃口を向け続けていると、諦めたように窓が叩かれた。銃を向けたまま開けてやると、何かが滑り込み――
光学迷彩を解いて現れたのは、以前から自分にちょっかいをかけてくる女アサシンだった。
3度破られちょっと凹み気味の暗殺者。数秒遅れでSfが拳銃片手に、さらに拳銃群を滞空させて飛び込んできた。
やる夫「Sf、構わん。客だ、一応な」 Sf「窓からとは随分不躾ですが、ならば茶を以て持て成しましょう」
アサシンは報告に来ただけで無用と答えた。侍女は来訪者に皮肉をぶつけ、主の所望した白湯を用意する。
用意に要した数分、アサシンは静かに待っていた。白湯にハーブエッセンスが入っているのは、Sfなりの心配りか。
アサシンの報告
・抱き込まれた互助会7人については察知済み
・直前に駆除し、耳を失った相手を混乱させる腹積もり
・内通していた7人は、翌朝「食中毒で動けない」
(289)暗殺者「もとより大所帯で、端から戦力外の烏合の衆が多少減っても戦力はさして変わるまい?」
相手方も、当日の急変では対処しきれないだろう。察知しきれなかった内通者に関してはもはや是非もなし。
彼らの諜報戦でも黒幕が誰かはわからずじまいだったようだ。ただ、装備や身のこなしから察するに推定される敵は「軍」。
エヒメの派閥抗争に関わるものだろうということだが、やる夫は内ゲバ方面は完全に門外漢である。
明日は予定通り。最後にそう告げると、暗殺者は白湯を残して去った。
開いた口がふさがらない。荒れそうだと愚痴るやる夫に、準備は万全だと侍女が返す。
「パフォーマンスの限り最善の働きをいたします。Sein frau この名の通りに」(一日を終了、休憩後、翌日を開始します)

前日22881円0銭50厘→本日1483円50銭20厘
+:0円
−:21397.5円30厘=Sf用浪漫兵器16000円+メタビー装備4000円+昼食2.1円+美術品85円+ジャンク市1308円90銭30厘+潜入経費1.5円

【ヤハタ観光案内】 ※Sfがホテルで配っているマップをインストール済み
  • 店が開き始めたり街が賑わい始めるのは午前9時以降が殆ど。ただ、官営武器店は24時間営業。
  • ブティック:仕事がらみでない普通の買い物。マミさんが楽しみにしている。
  • ブティック(男):マミに紹介された紳士服店。若者から壮年向けまで、高品質な品が揃っている。
  • 喫茶店     :マミに案内された落ち着いた雰囲気の小さな店。飴色のカウンター席と小さな2人掛けの席が2つだけ。
  • 洒落た店や、美味しい洋食屋:マミの知ってる店。
  • 戦闘用自動人形の店、買取もする愛玩用自動人形の店
  • 街の有名どころ
    • 中央街の高級商店通り:品揃え良好、通り一つずれたら洒落たBARやレストランが幾つもあるデートスポット
    • 大きな軍港:外周だけだが周ると楽しい観光地。漁港の方まで足を伸ばせば巨大な皇国海軍の艦群を観察できる。
  • ゾンビ「マミさんは女の子扱いすると困惑しながらも感激してくれそう……」
商業区画
  • 商会 :この街での物資買取は商会が一番いい。武器屋とか個別の店で買取してるとこは少ない。
  • ホテル:街一番の高級ホテル。やる夫とマミの宿泊先
  • お洒落なカフェ、お洒落な洋食屋、お洒落なブディック:ホテル周辺で発見
  • スカが集まる酒場:気取らない食事の店
  • 適当な大衆食堂  :気取らない食事の店
  • 商会近くの大きなホールの食堂:気取らない食事の店。商会関係者やその護衛がよく利用するカタギ向けの店。
中央街
  • 英雄王の屋敷は街の中心。原作通り我様なので、話す時は形だけでも臣下の礼を取るのがコツ。
  • フレンチレストラン:マミお薦め
  • 高級クラブ    :女皇のお薦め
軍港区画
  • 車屋&修理工場:港の近くの広い敷地。スカが少ない街なのであまり軍用車両は扱っていない。
               一応ここの整備工も技術屋としては問題ないレベルなので大丈夫……
ジャンク市
何でもある露店街(一般港付近)。食べ物の屋台、中古武器、ガラクタ〜高性能機械、古着、民芸品・骨董品。
修理すれば使えるパーツなど色々、運が良ければお値打ち品も見つかる。以前の出物は壊れた思考戦車とか。

貧民街
  • 貧民街=軍港の近くにある。この街では労働の雑役人足達が集うような小さなドヤ街や露天街のこと。スラム街ではない。
  • 普通の酒場
  • 若干同業者っぽい姿の見える酒場:ピトー、互助会と出会った。貧民街でもよそ者のスカなどが集まる寂れた酒場。
  • 居酒屋
  • 賭博場
町外れ(港と正反対の外れ)
  • フランの隠れ家;外壁近くの区画の民家

二十八日目:ヤハタより帰還

  • ピトーが帰りの護衛に同行します。 
■朝
ホテル(289)普段通りに目を覚ます。Sfは朝食を用意し車を引き取りに行っていた。飲み物は5本指のあるアイギスがドヤ顔で淹れてきた。
奉仕ルーチンがないので少々ぎこちないがこのぐらいは問題ない。
これもSfの手配。できた侍女である。同じく5本指のT-elosは自分は戦闘用だから…と突き放すが、
アイギスに例の風俗…もとい販促用のビラをヒラヒラされて追いかけっこを始めた、放置しよう。
一方蘇芳は眠たげだが従僕に手伝われて準備に問題なし。多目的マニピュレーターが残っているので便利だとはノワールの弁。
メタビーは火力と引き換えにしたので羨ましげだ。戦闘中の砲身の交換を心配すると蘇芳が自分が手伝うと申し出た。
PDAを起動すると鬼灯はIFVの戦闘機動用ルーチンを確認していた。規格さえ合えば運転に期待していいだろう。
朝食も終わる頃、Sfが帰還。人形遣い一行が揃った。
(回線の調子が悪いのでここまで)
 
(289)許可無く外出した件を謝罪するSfに、効率よく動いたと逆に褒めるやる夫。「恐悦至極にございます」
出発の準備を整えるとマミが部屋を訪ねてきた。往路と違い、厳しい状況が予想されるため表情は固い。
最初から隙のない仕事モードである。共にIFVに乗り込み商会の集合場所へ向かった。
商会往路に乗ってきた装甲車はしっかりと保管されていて痛みも細工された形跡もない。
 【安価】さて、鬼灯に管制を任せるのはどちらにするか? → IFV
鬼灯はPDAからIFVへ移動し問題なく車体を掌握した。尤も人型に設計されているのに車と同調するのは妙な気分との事だが。
さて、これで運転手の問題が解決し火器管制も単体で行えるようになった。
 【安価】車の人員分けはどうするか。尚、主従を分けるのはよろしくない。
   ・装甲車:やる夫、アイギス、SF、要護衛
   ・IFV(鬼灯):メタビー、T-elos、蘇芳、ノワール、マミ、シュネー
 
それぞれの担当車両に乗り込み隊商と合流すると、カイジが人員に欠員が出た件でホロに謝罪していた。
別件でヤハタに来ていた互助会員と合流し規定人数まで再編したのだが、内7人が赤痢で倒れたそうだ。
昨晩聞いたハサンの手配は上手く行ったらしい。事情を承知しているホロはニヤニヤしつつ賃金の減額を言い渡した。
ホロの方でも護衛を増強しているので戦力的には元より問題ない。
 「な、何やらまた武装が大仰になってはおらんかや?」
こちらに目を向けたホロが一層凶悪になった武装に感嘆の声を上げていると、ピトーがやってきた。
今回の彼女はやる夫が個人的に雇った傭兵なのでやる夫の指揮下で動くことになる。
 【安価】ピトーのポジションは? → 装甲車
ピトーは匂いで異変を察知する為、中には入らず装甲車の上(銃座とは別)に座るとの事。
彼女基準でエヒメに面白いことがありそうだと聞いて複雑な顔のホロ。
そこへ楽しそうな話をしているねとアーチャーも現れる。予定外の2人目にホロは少々驚いたようだ。
そういえば、まだアチャ子には話だけで正式に契約を交わしていない。
 【安価】「さぁ、人形使い。私に幾らの値をつける?」 → 500円
相場を知らない読者の混乱もあったが、ピトーと同額に決まった。傭兵の仕事としては破格の値である。
金払いの良さにアチャ子が喜び、見ていた互助会の兵士達もすげー、と驚きの声。
「傭兵相手に此処まで払うのは珍しいよねぇ」とピトーも同意。
専属になってもいいかもとご機嫌のアチャ子に流石に毎回この額は出せないと釘を刺しておく。(散財侍女もいることだし)
 【安価】さて、アーチャーのポジションは?(双剣と弓を装備)→ 装甲車
彼女は素早いのでいざという時の即応にも役だってくれる事だろう。
(290)さて肝心の護衛対象は…と思っているとやけに挙動が落ち着かない大仰な格好の兵士が声をかけてきた。
ハサンさんからの紹介で来ました〜と間延びした口調で、今回のプリンシパル「斑木ふらん」だ。
車内に入りヘルメットを脱ぐとその異相が露になる。義体化ともクローニングとも違う趣で不思議とSfの解析波も通じない謎の人である。
Sfを見て本格的なメイドだと感心し、銃座から顔を出したアイギスを見て久方ぶりに見たアイアンメイデン型だと懐かしむ。何やら暢気な人物のようだ。
安全の為、車内でもメットを被って貰う。同乗する傭兵組には気にしないよういい含めれば問題ない。
外では粛々と準備が進んでいたようで、商会のトレーラーへの積荷(機械部品)の搬入が終わっていた。
そろそろ最後のチェックをして出立した方が良いだろう。(本日はここまで)
商会(294)商会の駐車場では準備が整い、もう10分もすればエヒメへと向かう。
護衛対象は車に乗り込み、後は旅程が無事に済む事を祈るのみ。
隊商に被害が出た場合、たとえどんな理不尽な敵が相手であろうとエヒメでの評判は落ちるだろう。大切なのは結果なのだ。
準備は万端、後は仕掛けを御覧じようという具合だ。……ん? →判定成功
トラックの点検をしている男を見つけたが、挙動が怪しい。
 【安価】そいつが少し前に弄っていた所を調べる。
一見してタイヤに怪しい所はないが、プロならそんな杜撰な仕掛けはしない。 →判定成功
ボルトの接合部にぬるりとした感触、短時間で金属を劣化させる特殊化合薬品だ。放置すれば数時間でタイヤが飛び車は横転する。同乗者を殺さずに確実に動きを止め、何食わぬ顔で裏切り鎮圧を手伝う、えげつないやり口だ。
小細工をしていたのは隊商の護衛の一人だった。
 【安価】さて、この下手人をどうする? → 隙を見てIFVに引き摺り込む
堂々と捕まえるのは不味い、まずは話を聞くとしよう。後部ハッチを開けて車内へご招待。→クリティカル
相手もプロだったがやる夫が殴る方が早い。盛大に床に叩きつけられた相手の口に銃口をねじ込んだ。
抵抗を封じ武装解除すると、軍のウェットワークの人間の装備に似ていた。
 【安価】拷問にかけるか?/ホロを呼ぶか? → ホロを呼ぶ
状況が掴み切れず怯える蘇芳にSfとホロを呼びに行かせる。マミはクールに騒がしいわね、まあいいけどの一言。
やってきたSfにスキャンさせると靴に即効性の毒が隠してあった。軍の汚れ仕事の人間なら対拷問訓練は受けている筈だが大丈夫かと聞くマミに、やる夫は静かに自信をにじませた。
 「で、これはどういう事かの……?」
呼ばれてきたホロは状況を察したのか瞳に色がない。有り体にいって目がヤバイ。
あらましを説明すると舌打ちしてこの傭兵を都合した独立傭兵機構に悪態をついた。出発を遅らせて気取られては不味い。
出発予定時刻までの残り5分で情報を引き出せるかと問うホロに、やる夫は両親仕込みの腕前を披露する
事にした。
 【安価】蘇芳に拷問を見せるか? → 蘇芳、よく見ておくんだお。しくじって捕まるとこうなる
蘇芳は青い顔をしつつ頷いた。今回の拷問方法はいわゆる“歯医者”だ。→クリティカル
マミは懐中時計を取り出し、4分半と静かに呟いた。蘇芳は床に転がる歯を見てドン引きしているが幸いグロ度が低いので深刻な反応ではない。
用済みのゴミはSfが両手足の腱を切って転がしておいた。
捕虜から得た情報は以下の通りだ。
 ・後2人護衛に潜り込んでいる 名前もゲロした
 ・襲撃地点は既に決まっている
 ・そして、此方の移動速度から大凡の時間も決まっている
 
仕事にケチが付いて相当に苛立っているホロに報告すると、彼女の怒りは激怒と形容するのも生温い段階に達した。
スパイを寄越した独立傭兵機構からは相当に絞り上げるつもりらしい。今後の対応を確認する。
 【安価】こっちで直ぐに始末するか?/どうする? → どうするんですか?
ホロは5分程待てと言い残して行ってしまった。何やら大声で人を集めている。
騒ぎを聞きつけて装甲車から傭兵2人がやってきて面白そうだとやる夫に絡む。
離れようとしても巧みに体を押し付けて弄ってくるアチャ子に困っていると、車内の血生臭さに辟易したマミがアンニュイな表情で出てきたが、予想外のアチャ子とやる夫を見て何やら動揺したようだ。
彼女が口を開きかけた時、銃声が2度響いた。
ホロが残りのスパイを見せしめに処刑したらしい。ルートは変更、すぐに出発との事。
頬に返り血を付けたホロはそれだけ告げると自分のトレーラーに乗り込んで行った。
ピトーは軽く鼻をひくつかせ血の臭いだと呟き、アチャ子はやる夫の首に抱きついたまま笑みを深くした。
あれは自分達のように刹那的な稼ぎで殺す人間と違い、計算的な金儲けで人を殺す人間の目だとアチャ子。
闘争の気配にマミは眦をつり上げ表情を険しくし、ピトーは「人形使いに着いていくと良いことがあるっぽいね。これからも適当についてこうかな」と尻尾を振った。
さて、出発である。
死にぞこないの男を車外に捨て、それぞれの車に乗り込む。ふらんは装甲車の中でメットを脱いでいた。
どうにも暑いらしい。どうぞごゆっくりとやる夫。もっとも、快適な旅になるとは約束できないが。
道中車列は予定のルートを外れ、一直線に最短距離でエヒメを目指す。
元々のルートは、少し遠回りだが、アンブッシュの危険がなく軍の巡回路にもなっている通商路だが
そちらは敵に張られている。一方こちらの難所は最初の方にあるだけで後は迎撃しやすい地形なので
そこを全速力で抜けるとホロが通信機で叫んでいた。やる夫達は最も危険な最後尾である。
難所は街から20分程、大戦の影響で生まれた大渓谷だ。ここで襲われたらどうしようもない。
全車最大警戒で襲撃が無いことを祈りつつ可能な限り早く駆けぬけた。そして難所は呆気無く抜けた。
目の前にはいつもの荒野が広がる。誰もが地形の重圧からの開放を喜んだが………
 「……! センサーに感アリ! 距離2600……!」
どうにか苦心して、猫耳センサーとヘッドドレスを同時に装備し連動させていたSfの警告が響く。
遥か遠方の空に2機のガンシップが浮かんでいた。完全な対地兵装だ。エンブレムは消されているが
こんな物を持っている組織は皇国軍ぐらいだ。他には一部の金持ちや軍の廃品を再生した傭兵程度か。
誰もがこれはやばいと思った。対地攻撃装備の戦闘ヘリに地を這う獲物は抗う術がない。それが戦場の摂理なのだ。「……あー……ないわぁ、あれはないわ」とアチャ子。
所属が分かるものは剥かれているがどう見ても皇国軍の正式採用機なのである。これがあった後に軍はどう釈明するつもりなのだろうか。
足を止めて迎撃しようにも。車列を狙われるとアウトだ。撃たれた時点でこんがりローストである。
 「あっちゃー……しくじってたかぁ。やっぱりなぁ、あの子は嘘が苦手だし……」
ふらんの不吉な呟きが聞こえて来たが今は構っている暇がない。(本来はハサンとふらんの妹達で敵主力を引き付ける作戦だった。)
直ぐに対処を……と、思って居ると、何故かSfが自分の裾を引っ張っていた。
運転は席から離れたまま器用に重力操作で継続中である。
(295)「我が主よ、御下知を」心なしかワクワクとした顔で言ってくる。明らかに浪漫の時間を期待していた。
 【安価】よし、やれ+鬼灯、撃て!
許可を得たSfは一礼して銃座から車上にするりと上がっていく。「今は、私だけの舞台です」
スカートから出した5mmレイルガンのパーツを中空で一瞬で結合させ、重力操作で自身を車上に縫い付ける。
巨大な砲身を持ち上げ、ここに破壊の暴威は完成した。

ヘリのパイロット達は苛立っていた。本来ならアンブッシュで一撃くれればおしまいだった筈が、
どういう訳か全力でかっ飛ばして自分達だけが先行する羽目になっている。
そして、極めつけは敵の車上に立つ女だ。エヒメの同僚から聞いた言葉を思い出した。
「火砲担いだ侍女に関わるな」、という物を……。
一方、Sfは全ての計器を動員し、持ちうる限りの演算能力で当たりを付ける。→クリティカル!
撃った、当たった、落ちた、死んだ。…弾頭は見事にコクピットを穿ちヘリを爆発四散させた。
混乱するヘリの僚機とHQ。敵が使ったのは間違いなく大口径携行用レイルガン。レイルガン搭載戦車の
主砲でもなければ軍でも使わない化物だ。何より撃てる個体が普通はいない。あんな規格外の兵器を装備している隊商が居る訳がない、いや居ていい筈がないのだ。
しかし現実は非情である。今や獲物と狩人は逆転した。こうなればパッケージの確保などと言ってられない、落とさなければ死ぬのは自分達だ。
そう思った瞬間、IFVの30mm砲の雨がヘリを襲った。危うく回避したが、次射の判定はクリティカル、2機目も僚機と同じ運命を辿った。
20秒の砲身冷却時間の浪漫を堪能しつつ次射の準備を整えるSfのセンサーに次のお客が引っかかった。
地平の彼方より1機のヘリに遅れてやってくる車影、その数は多くはないが大きさは十分以上、侍女の仕事はまだまだ終わりそうにない。(本日はここまで)

(298)5mmレールガンの咆哮に四散するヘリを見てはしゃぐ傭兵、ドン引く雇い主、衝撃に揺れる敵軍。
こんな物をぶっ放すキチガイでも味方ならば頼もしいとホロは車列を急がせる。
一方、味方以上に激震が走ったのは新たな追手の戦車3両。HQに報告するも撤退は許されない。
先行するヘリと違い殺られる前に殺らねば死ぬだけの立場となった戦車隊の指揮官は悪態をつき、
主砲の120mm徹甲弾を3点バーストで化物(侍女)が乗る殿の装甲車に集中させろと僚機に指示した。
 
 「MBTのお出ましですか、随分とまぁ大人げのない」大人げない兵器を抱えた侍女が何か言いつつ、
後部ハッチから重力操作で鋼の棺を引き出す。中空で6枚に分かれる追随式追加装甲。→クリティカル!
必死で放たれた戦車砲を絶妙極まる角度調整で弾ききった。(反応装甲の消費が1)
さてお返し、並べた装甲板の僅かな隙間から5mm砲撃→ クリティカル!敵戦車隊の指揮官を撃破した。
しかし残るは2両、冷却のインターバルは20秒。……浪漫の代償は酷く長い時間だった。
(回線が安定しないため、本日はここまで)
一方その頃(308) エヒメ、異変の予兆(木山)
エヒメ市街地外れの研究所、帳簿をつけてここ数週間の財政悪化に唸る木山。軍からの予算が当初の4割
程度に落ち込んでいる上に、前にはなかった催促もひっきりなし。ドロッセルも呆れる悪状況。
木山も人形の強化バージョンを流したり、備蓄資金を崩したりして糊塗を凌いでいたがそろそろ限界。
そんな会話をしていると、外に不穏な訪問者の気配。木山をロッカーに隠し、ドロッセルが入口で迎撃。
しかし、すんでのところで攻撃を止める。入ってきたのは木山を保護しに来た皇国軍の憲兵隊だった。
内部が既に制圧されている事を危惧して踏み込んできたとの事。
外には同じ皇国軍の死体が転がっている。どうやら軍内部の政争に巻き込まれたらしい。
責任者のバルクホルン少佐に指示され、渋々木山は最低限の機材を持って連行されていった。
 木山「私は静かに研究したいだけなのになぁ……」
一方その頃(309) エヒメ、異変の予兆(有力者会議)
道中後編(310)(311) ホ「せ、戦車の主砲を弾きおった……」
(311)(312)
(313)(314) 
(314)(315) 
(315)(316) 
(316)(317) 
(317)(318) 
(318)(319) 
(320)
道中後編
マミパート
(321)(322)
戦闘終了(324)(325)
エヒメ到着昼過ぎに到着して数時間後、夕刻の娼館地下でライダーと会談
報酬《15000円》《走狗端末》を入手(一日を終了します)

前日1483円50銭20厘→本日15983円50銭20厘
+:ライダーから報酬15000円
−:アチャ子との契約料500円
  • 情報:五日から七日先の間に軍はスカヴェンジャー、マーセナリーを招聘してLv轡魯ぅ攻略を宣言する。
    本領の皇主勅令なので腐った軍でもサボれない。布告と招聘から間を置かず、編成含めて三日かそこらで出撃になるだろう。

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