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宇宙空間移動のお供、タクティカルオーバーレイ(Tactical Overlay)


宇宙空間をひとり航行していると、遠近も上下も、他のオブジェクトとの位置関係が非常にわかりにくいです。




そのため、特に自艦周辺の状況を空間的に把握するためにタクティカルオーバーレイ(Tactical Overlay)という表示機能を用います。

起動方法

HUD(Head-Up Display)の左側のボタンでタクティカルオーバーレイ表示を切り替えます。





タクティカルオーバーレイの表示について


タクティカルオーバーレイは以下のような特性を持ちます。
水平面上に表示される
航行規定により、擬似的に宇宙空間に上下が定められています。宇宙空間に静止していると、艦船は規定に従い自動的に水平位置と平行になるように艦体方向を調整します。タクティカルオーバーレイを見ると、明確に水平の位置がわかります。
自艦からの距離が表示される
同心円によって示されるガイドによって自艦からの距離が示されます。表示の単位はキロメートル(km)です。最大は艦によって様々ですが、200km〜2000kmに設定されています。オブジェクトの位置についての記事で後述しますが、自艦からの距離はすべて水平面上で把握できます



放射状に伸びる方位ガイド
自艦を中心にして、水平面上に合計16本のグリッドが表示されています。画像内矢印で示されるオレンジ色のガイドは星系内における「北」を示しており、誰が見ても同じ方向を指しています。この方向はプレイヤー間で共有できるわけです。
オレンジ色の線を北として東西南北の4本(距離表記がついているもの、はっきりとした線)に加えて、それらの線の間の扇を4等分する線が12本、計16本になります。
これを利用して「みんな、東側の上方にいる敵から攻撃しよう」というように位置情報を共有できます。



また、この「北」方位はHUD(Head-Up Display)の周囲にも方位磁針のように表示されています。
「^」マークが「北」を示しています。これはタクティカルオーバーレイを表示していない場合も表示されているので活用しましょう。



自艦のスペックの投影
自艦のターゲット可能範囲が赤い破線(点線)で表示されています。また、装備のアイコンにカーソルを当てると一定時間の間、その武装の最適射程距離および精度低下範囲(効力減少距離)、つまり実質的にモジュールの効果を及ぼすことができる範囲の基準になる距離が表示されます。





オブジェクトのタクティカルオーバーレイ上への投影


周囲にあるオブジェクトは、タクティカルオーバーレイ上に方向と距離を示す形で表示されます。オブジェクトから水平面へと伸びる線は自艦からオブジェクトまでの距離による球面にそった曲線になり、オブジェクトと自艦を結ぶ線と、自艦と水平面上の点を結ぶ線は同じ長さ(距離)になります。




そのために水平面上の点の位置を見るだけで、対象との距離が把握できます。


「20kmとちょっとだな」

上の画像だとステーションまでの距離は0kmとなっていますが、これはステーションのシグネチャ半径が大きく、センサー上ではすでに接触しているほどの距離にいるということです。実際は見ての通り、ステーションに接触するまでに約23kmの距離があります。

「接近」ショートカットの移動


接近ショートカットは仕様が変更され、操作によって宇宙空間の1点にむけて接近する機能になりました。
タクティカルオーバーレイとは直接の関係はありませんが、空間上の位置把握のためにタクティカルオーバーレイを併用することが推奨される仕様になっています。

接近ショートカットを長押しすることで機能が発動します。なお、最初の操作完了までショートカットは押し続けている必要があるので、簡易なキーを選んで設定しましょう。なお、デフォルトは「Q」になっています。

長押ししている間、以下のようなガイドが表示されます。



このガイドは水平面上に表示され、マウス操作によって画像上の円と線の交点をぐりぐり操作することができます。これによって自艦の水平面上をガイド(円状)が拡大したり縮小したりします。



水平面上に表示されているので、この円は距離を表しています。何の距離かと言いますと、接近時の移動距離です。
左クリックで操作を確定し、距離を決定します。すると、ガイドの表示が変化します。ここまで来たら接近のショートカットキーは離してもかまいませんが、再度押すとクリックで決定したものはリセットされます。



円と線が固定され、線の長さ(距離)を変えずに上下に操作できるようになります。垂直方向に操作できるようになるわけです。破線によって水平面上の線と、そこから線が上がったり下がったりすることによって生まれる弧が表示されます。



左クリックによってこの操作を完了し、最終的な接近の移動位置を決定します。左クリックした際のマウスで操作していた点(直線の先端)に向けて艦船が接近します。

タクティカルオーバーレイを利用した接近

具体的にタクティカルオーバーレイをどのように活用するのかを示していきます。今回はガレンテのセントリーガンを対象とし、その周囲に接近していきます。




接近ショートカットを長押ししたまま、ガイドをタクティカルオーバーレイ上の点に合わせます。この点と実際の対象までの距離は等しい、というのが今回のミソになります。また、この操作で水平面上での方向も決定することになります。




左クリックして距離と水平面上の方向を決定し、次の操作でその線を直接対象に合わせます。操作の円弧はタクティカルオーバーレイ上の表示に沿って移動します。




左クリックで決定することで、艦船が対象に向けて移動します。




対象に直接向かって移動するわけではなく宇宙空間の1点に向かって移動する形になるので、例えば「ステーションの出港位置前方」だとか「NPC敵グループの中間程度の位置」などのファジーな位置に向かって接近することも可能です。

航行方向・速度の表示

タクティカルオーバーレイ表示時、独力で移動しているオブジェクトはその速度・進行方向が表示されます。



青色の矢印として表示されているのがオブジェクトの速度です。1秒で移動する速度がベクトルとして表示されているようですが、カメラを引けば見やすいようなサイズに変更されるのであまり重要視しなくてよいでしょう。矢印が長いほうが速い。矢印の方向に飛んでいる。この2点を押さえておけば問題ありません。なお、敵対NPCの場合は矢印が赤色で表示されます。



青色の直線は、接近の操作による目的地と自艦を結ぶ線です。何もない宇宙空間に接近している場合、画像のように空間に丸印が表示され、そこに向かって移動するようになります。



周回(オービット)軌道の場合、図のように接近するための青線と、周回軌道を示す青円が表示されます。この円の半径はオービットレンジと同じですが、艦はこの青線にそって航行するわけではありませんので、あくまで目安として受け入れてください。

その他、タクティカルオーバーレイを活用するモジュール


大型艦載機母艦に搭載可能なバーストプロジェクターや、旗艦級戦艦に搭載可能な範囲型ドゥームズデイデバイス、または戦闘機などは同様のユーザインターフェースによって発射位置や方向などを決定します。

関連ページ:バーストプロジェクターガイド
      ドゥームズデイデバイスガイド
      戦闘機操作ガイド


また、ボムなどの範囲兵器も効果範囲(距離)をタクティカルオーバーレイによって確認することができます。

関連ページ:ボムガイド



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