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堀場を襲うNPC

アステロイドには、採掘艦狙いのNPC海賊勢力がたびたび出現します。いい巡回ルートというわけです。採掘艦としては、この勢力を適切に撃退しなくては安穏とした採掘ライフを維持できません。

しかし、採掘を目的とした採掘艦はハイパワースロットが採掘機で埋まっているため、搭載できる武装は1つしかありません。それはドローン(Drone)です。

ドローンの防衛設定

ドローンは、動作設定を「アグレッシブ」に設定しておくことで、自艦を攻撃してくるNPCを自動的に攻撃してくれます。

関連ページ:ドローン操作ガイド パッシブ/アグレッシブ関連の設定

ハイ・セキュリティ宙域のアステロイドベルトなどに出現する通常の敵であれば、ベンチャーや採掘艦に搭載できる小型のコンバットドローンで十分に対処が可能です。採掘するポイントに到達したら「アグレッシブ」に設定した上でドローンを宇宙空間に出しておきます。

この状態で自艦がNPCによって攻撃を受けると、ドローンが自動的に動いてNPCを撃破し、全ての敵を倒したらもとの位置に戻って待機してくれます。

オートターゲットバックの併用

オートターゲットバック(Auto Target Back)は、自分をターゲットしてきた相手(プレイヤーやNPC)を自動的にターゲットし返してくれる機能です。ミッションや、あるいはPvPなどではあまり役に立たない機能ですが、採掘の時はそもそも鉱石や敵(NPC)をターゲットすることが少ないため、有事にドローンに対処させるためにこれを設定しておくのは有効です。

オートターゲットバックの設定はESCメニュー内で行います。「設定全般」を選択し、オートターゲットバックのターゲット数を設定します。



設定した個数ターゲットしてくれるので、NPCの通常の出現数くらいを選択しておけば、アラームで気づいたときにはドローンで攻撃する準備が整っているというかたちになります。放置採掘とはいきませんが、手間を減らしてくれるでしょう。

ただしこれはターゲットによって反応するので、通りすがりのプレイヤーがターゲットしてきて誤爆を誘ってくるかもしれません。反撃の際は十分に注意しましょう。なおかつセーフティ設定をグリーン(容疑者や犯罪者にならない)にしておくのは非常に有効ですが相手がすでに容疑者である場合などは反撃できてしまい、なおかつ相手からも撃てるようになるため、セーフティ設定に頼り切るのは危険です。

NPCへの対処がドローンの自動反撃のみで十分に間に合う場合は、事故しか生み出さないのでオフ(0を設定)にしておきましょう。

サルベージドローンの併用



世の中にはサルベージドローン(Salvage Drone)というものがあります。これは残骸をサルベージするために使用するドローンで、採掘艦に余裕がある場合に載せておくと暇なときに周囲の残骸をサルベージさせておくことができます。ドローンの操作モードを「アグレッシブ」モードにしておけば、周囲にサルベージ可能な残骸が出現した際に自動的にサルベージしてくれます。
つまりドローンを複数(NPCを倒すのに十分な量)展開できる場合は、例えばコンバットドローン4+サルベージドローン1のような構成にしておけば、ドローンが自動反撃して倒した敵を自動的にサルベージしてくれるようになるわけです。

移動式トラクターユニット(Mobile Tractor Unit)を併用すると効率はより高まります。ドローンが掃討した敵を移動式トラクターユニットがそれを引き寄せて残骸内部のアイテムを抜き取り、サルベージドローンがサルベージしてくれます。採掘が終わったら、あなたは移動式トラクターユニットの中身を抜き出して本体とドローンを回収し、帰るだけです。手間をかけずに鉱石、サルベージ品、NPCのドロップアイテムが全て手に入ります。

ドローン防御の限界

ハイセクはこれでよいですが、ローセク以下に行くと出現するNPCの艦の等級が上がり、ドローンのみでは排除不能になります。その場合は素直に戦闘艦に乗り換えて排除しましょう。また、プレイヤーの攻撃にも、大抵の場合は無力です。耐久性能などの関係で採掘艦に搭載可能なドローンでは、かなりの数を寄せ集めなければ対処できません。

本当の脅威、海賊の要塞(Pirate Strongholds)

2017年10月24日のLifeblood アップデートで追加されたコンテンツです。

この海賊の要塞、またの名をForward Operating Base(前線基地、略してFOB)。この要塞が星系内にある場合、そこで活動するカプセラは強力で特殊なNPCの攻撃に晒されます。

FOBによって出現するNPCは、通常のNPCと同様にワープで出現します。そして、通常のNPCとは違ってハイセクでもワープ妨害を行ってきます。ぼんやりとしていると、気づいてもすぐに逃げられないようになっているケースがほとんどです。その打撃力も通常のものよりも格段に強力であり、防御の薄い採掘艦などはあっさり撃沈されてしまいます。また、もっとも恐ろしい特徴は、NPCによるカプセルへの攻撃が行われることです!気づかないまま放置していると、艦船ばかりか高価なインプラントごとカプセルを破壊されてしまうこともあります。

採掘艦乗りにとっては致命的な攻撃であることが多く、対処が難しい場合はその星系を離れて活動することが望ましいです。なお、FOBの位置はエージェンシー(The Agency)でチェックすることができるので、存在を確認するのは簡単です。

FOBは頻繁に攻略されるわけではありませんが、専門的に攻略する人は一定数います。しかし採掘艦乗りにどうにかできることは少なく、コープやアライアンスのメンバーと共に強力な攻略艦隊を編成できるのでなければ、危うきには近寄らないのが一番でしょう。

関連ページ:海賊の要塞(Pirate Strongholds)

さらにすさまじい脅威、トリグラビアン集合体

トリグラビアンの侵略イベントによって出現したこのNPCは、非常に強力で、なおかつ海賊の要塞のようにパッと見た兆候がありません。この種類のNPCによってもNPCによるカプセルへの攻撃が行われるため、耐久力が低い採掘艦で放置するのは自殺行為です。

一応トリグラビアン集合体は「新しいリージョンであるポクヴェン(Pochven)になった星系の、以前の接続(3ジャンプ以内くらい)に出現するポクヴェンへの接続ワームホールの周囲」に出現すると言われている(※未確認情報でもある)ので、そのあたりの星系付近を避けるだけでも危機を避けることができるかもしれません。物理的な位置を確認してみましょう。

関連ページ:リージョン情報・Pochven(ポクヴェン)

また、トリグラビアンのスタンディングをプラス(0.0より高い状態)にすることでも対処が可能です。これはトリグラビアンと敵対するNPC(EDENCOMや、Pochven内に出現するローグドローンやドリフター)を狩ることで上げることができますが、採掘艦乗りにはつらい相手です。



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