B-OSP EVEONLINE WIKI - Muninn(ムニン)






説明

共和国海軍から「マタール部族強化用のパワフルな強襲型艦船であると同時に、軍仕様のヘビーミサイルや他の兵器を搭載できる商業艦としても使えるような艦を」という注文を受け、バウンドレスクリエーションが考案した艦船がムニンである。アーマーが強固で、多くのミサイルハードポイントを持ち、最新の弾頭最適化技術を誇るムニンは、まさに強襲艦そのものである。

開発元:バウンドレスクリエーション

バウンドレスクリエーションの船は、ブルートー部族の戦争哲学に基づいて設計されている。すなわち「とにかく載せられるだけの火力を艦に載せておけ」だ。ムニンも、その例外ではない。

名前の意味は”北欧神話のオーディンに付き添うワタリガラスの内の1羽”
もう1羽はフギン。

性能概要


ムニンは元々タレット艦、そしてシールド艦として開発された艦である。説明を見る限り「ミサイル艦として発注された」となっており、その時代の記憶は念入りに消去されているようだ。これがブルートーのやり方なのか。

とはいえ大量のミサイルをひたすら垂れ流すというミンマター的なミサイル使用コンセプトがもろに発揮された形だ。幾度も行われた改修の結果、スロット構成やボーナス、HP、FITリソースはかなり歪になってしまったが、それでも単独の近接格闘から中〜遠距離対応の艦隊戦運用まで幅広い形の運用が可能になる。ただし・・・今まで覇権を握っていたムニンが、ケルベロスやサクリッジのような船を食ってしまうような”強い”FITにはさせないぞという、強い意志を感じるのもまた事実だ。本当にギリギリのところでバランスを取った結果生まれたムニンを「玄人向けの万能カスタム型艦船」と言い張るのが、これからのミンマター人の主流になるだろう。

シップボーナス




スペック






Fitting方針・運用方法


とにかく現在のムニンはミサイル艦である。ターゲットレンジがかなり縮んでしまい、ヘビーミサイルの射程に強引に合わせられてしまった。FITを考える際のベースはまずここになる。ヘビーアサルトミサイルやラピッドライトミサイルで近距離や対小型向けにカスタマイズする向きもあるが、ベーシックなのはやはりヘビーミサイルだ。そしてそれは、武装モジュールにパワーグリッドよりCPUを食うようになったということである。
それに呼応するように、ムニンはややCPUが上がってパワーグリッドが下がった。ただしそれは既存のFITのタレットをそのままランチャーに置き換えて終わりというものではない。ミディアム4、ロー6という「本当に元々シールド艦だったんですか?」と言われるようなスロット構成もあって、アーマー防御にするにしろシールド防御にするにしろ、かなり難しい。落ちた射程を補う必要もあり、その上で火力も欲しい。素体の性能はシールドに向いていて、HPはアーマーが多い。全てをいい感じにするとキャパシタが不足する。何かが微妙に食い違っており、シンプルに性能だけでドンと押せないのが現在のムニンである。

そのためムニンをFITする際は、まず武装を選んだ後、ミサイルの性能をどの程度確保するかというところから計画するのを勧めたい。レンジはどのくらいにするか、威力はどのくらいほしいか、と言ったところだ。ここで艦隊運用のことも考え、コマンドバーストを受けられるか、というところも考慮する。また、格闘戦をしたいのであればポイント装備を積む積まないといった部分も考慮する。ガイダンスのエンハーサかコンピュータか・・・。このあたりで防御をアーマーにするかシールドにするかも決まってくる。

その上でシールドとアーマーのレジスタンス増加ボーナスをもとに防御を考える。おそらくこの時点でスロットとリソースを考えながら隙間を埋めることになるだろう。ここで微妙に切り詰められたリソースが効いてきて、シールドにするとCPUが足りず、アーマーにするとパワーグリッドが足りなくなる。リグや、あるいはインプラントによるリソース強化などを駆使することでやっとFITが完成する。

現在のムニンは素直に組んでも形にならない艦船である。FITを作り上げるには、艦隊運用などを含めた幅広く深い知識と、イマジネーションが求められるのだ。





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