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カートリッジがでかい上に、 W-RAM が2つも載っています。型番は HVC-SOROM です。HVC-SOROM のソフトはこれだけです。
MMC1 だからマッパー#1 というのは間違ってはいないのですが、ハードウェアの構成が様々あります。古いエミュレータですと、信長の野望は正しく動きません。理由は nes ヘッダーに RAM の容量を指定する場所がないので、少なめの容量として動作させているからです。
ではどうやって RAM の容量を多めにするかいうのを知らせるかというと、ROM のチェックサムなどをみて「これは信長の野望だから RAM を多めにしよう」と決め付けてしまいます。場合によっては nes ヘッダーの情報を無視することもあります。
この方式には欠点があります。 ROM のチェックサムが違うと RAM の容量を増やすことが出来ません。ユーザーが ROM 改造をした場合とか、バージョン違いがでてきた場合にはチェックサムが異なるのでちゃんと動きません。それどころか「吸い出しミスです」と疑われることもあります。
エミュレータ側の都合で説明しましたが、実機ではファミコン本体が「信長の野望だから RAM は多めにしよう」なんてことはできません。部品と配線が一致してないとゲームソフトが動かないため、そしてそれを区別しやすい言葉として UNROM とか CNROM とか SKROM という言葉を使います。