ここでは漫画及びイラスト等の、紙媒体に対してぶっかけた時と、その後の状況変化等を考慮していきましょう。
一部お手入れと同じ内容がありますが、ここでは紙媒体を主体とし、無洗浄のまま染みを作る事を目的とした際、ひょっとしたらこれはぶっかけられているのではないかという疑惑の本等、そういった事項について言及するので、この際気にしないもとします。
(紙の名前等には疎いため、詳しい方は加筆修正をお願いします)

漫画雑誌
エロ漫画雑誌に限らず、漫画雑誌でも用いられている紙は同じで、大抵の場合価格の安い印刷せんか紙が採用されています。
ジャン○・サンデ○と言った有名マンガ雑誌が用いている物がこれで、色の違う紙を用いているものと考えれば間違っていません。
この印刷せんか紙はとても脆く、簡単な事で破けてしまうため、ぶっかけには適していませんが、液体の浸透性が良いため、はっきりと黄色い染みが出来上がります。そのため、上手い事乾いてくれれば、綺麗(?)な染みができあがります。
その性質故に入手する際の価格も安いため、染みを作るにはコストパフォーマンス面においても文句なしの紙だと言えます。
ただし、難点として二回なのにもっと回数かけたように見えるという、なんだかよくわからないものがあります。
つまり、2〜3回くらい重ねがけしてあるのがいい!というこだわりには不向きだという事です。
エロ漫画単行本
エロ漫画単行本は通常の単行本と異なった紙を使っています。
とはいえ、厳密には大判コミックと呼ばれる、通常よりもサイズの大きい漫画で用いられている紙です。
A5、B5以上のサイズが該当します。いまいちパッとしないと思いますが、ワンランク下のサイズであるB6は青年漫画。例えば各種有名麻雀漫画、ガンガ○コミックス単行本などが該当し、A5は四コマ漫画単行本やエロ漫画雑誌の単行本、一騎当○が該当します。
サイズの差でなぜ紙を変えているのかは不明です。B6以下のサイズは漫画単行本の項目を参照。

エロ漫画単行本の紙は丈夫で硬く、多少の水をはじく性質があります。そのため、ページを閉じると固着してしまい、染みにはなるのでしょうが破けてしまい確認できません。
強引に開いて放置すると、他の紙よりも濃い染みができあがります。これはおそらく、紙そのものに殆ど浸透せず、表面で固まったからだと思われます。
よく考えられるマンガの染みと異なり、大きさも違うし色も濃いものの、それはそれで独特の味わいがあります。
ただし、当然の事ですがページを開いたまま乾燥させる必要があるため、該当ページが割れてしまう可能性があります。
おそらくですが、一度染みになってしまえば何かしらの方法で綺麗に除去する事が出来るかもしれません。
漫画単行本
B6以下のサイズの漫画単行本です。
有名どころではT○Loveるの単行本をはじめとする、ジャンプコミックスの文庫本の他、青年漫画と呼ばれる漫画の単行本も、同じ紙を用いています。
これらの本で用いられている紙は良くも悪くもオーソドックスで、印刷せんか紙に比べれば丈夫ですが、エロ漫画単行本等に比べれば吸水性は悪くありません。
そのため、ぶっかける→閉じる→放置で十分良い感じの染みができあがり、特別気をつかうようなことはありません。
ただし、その分ページ同士のくっつきやすさもエロ漫画単行本程では無いにせよ相当で、勢いに任せてページを開くと紙が簡単に破けてしまいます。くっついていない隙間から指を入れて、ゆっくりとページを開きましょう。
L○等
ロリコン御用達エロマンガ雑誌コミックL○、他にも休刊してしまいましたがコミックRI○も同様に、印刷せんか紙とは違うものを用いています。
これらの雑誌に用いられている紙は印刷せんか紙よりも丈夫で、染みも出来やすいという特徴があり、正直上位互換といった印象です。
ですが、染みの輪郭線が薄いので、その点にこだわりがある場合は注意が必要です。
広告
一般的にチラシ等に用いられるのはコート紙と呼ばれるもので、安価でありながら丈夫で、光沢があるのが特徴です。鉛筆でのメモが困難な新聞広告……といえばわかりやすいかと思います。
あまりぶっ掛ける事の無い媒体ではありますが、イベント等でもらえるチラシがコレである事も多く、人によっては触れる機会も多いでしょう。
そこそこ丈夫な上、重ねるような場合も無く、吸水性はそれほど悪くは無いので、オーソドックスな紙媒体と言えるでしょう。
カラー印刷してあると染みが見難いという欠点はあるものの、2〜3度重ねると回数以上の染みになるという、印刷せんか紙に似た特徴が現れます。
ただし、染みの色はエロ漫画単行本と同じく濃いもので、数回重ねて現れた色はいかにも「汚れた!」という風合いになります。
コピー用紙
コピー用紙等、過程のインクジェットプリンターでは染みは殆ど出来ないので、避けたほうが無難です。
厳密に言えば、印刷されたコピー用紙が避けたほうが無難だというのが正しいでしょう。それは、これらの紙がインクののりをよくするために吸水性に優れているからです。そのため、ぶっかけると内部のインクが反応し、黒い染みができあがります。それがいいという人もいるのでしょうが。
逆に、手書きぶっかけたの場合、書きやすく、修正しやすく、しかも安価と、これほど理想的な紙は他にありません。

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