新海誠監督のアニメーション「秒速5センチメートル」の二次創作についてのサイトです。

当初、Mixi上で書いていた作品についての疑問点や考察、あとは自分の経験とかぶったことなどです。深いところまで行ってないときのものもあるので、
すでに解明すみのものも俎上にのぼっていると思いますが、生温かくごらんください。



第3話のとき、二人は何歳なのか、という話です。

アニメ版では26歳です。これはChapterにそう書かれているから。

でも、なんかズレを感じるんですよね。

貴樹の場合、26歳ですでに理紗と3年つきあっていた。ということは23歳からつきあっていることになるけれど、
22歳で就職してからSEの仕事にのめり込んで仕事しまくっている時期がわずか1年ということはないだろうと。
小説版には「数年」と書かれているので余計ズレを感じます。

明里の場合は年明けに結婚する、ということしかわかりません。
小説版(one more side)では2年店員をやり、バイヤー見習いをしているときに結婚相手と出会っていることになっています。
結婚相手と24-25歳で出会って、26歳で結婚するというのは諸事慎重で「ぼんやりしている」明里の性格にはそぐいません。

これに対して、one more sideやコミック版では28歳になっているようです。
そのほうが諸事すんなり説明できます。


さて、コミック版です。

原作アニメでは数カットしか出てこなかった水野理紗とのことが詳しく描かれていました。

貴樹が岩舟へ理紗を連れていくシーンは賛否あると思いますが、私的にはありです。
もしかしたら自分もそうするかもしれない、と思ったから。

そして、最終シーン。佳苗のその後について。
これについては救いを感じました。
おっさんは、あまり心を揺り動かされたくないんです、体も心も硬度が高くなっているので(笑)

最後の最後、代々木公園でベンチに座っている佳苗と会う男は誰か、

これはどう考えても貴樹でしょう。

それ以前の描写で新宿駅で偶然別れたばかりの理紗と会ったとき「これは奇跡じゃない」と言ってます。
だから、そのあとに代々木公園で佳苗と会ったときに「これは奇跡だ」と思わせるのではないか。

そう感じさせるエンディングでした。

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