アランツァの世界（FT書房ゲームブック）

　オウガとオークのハーフはガルクと呼ばれる。
　オウガより少々力は劣るものの知能は少々ましで、オークの群れのなかに混じって生活していることが多い。
　力が強いので前線に押し出されて戦う役目を受け持つ点はオウガと同じである。
　だが、ゴブリンが家畜を扱うようにオウガをしつけるのに対して、オークはガルクをいちおう仲間として扱う。
　とはいえ、オークの仲間に対する態度そのものがもともとぞんざいなため、お互いを尊重しているようにはとても見えない。





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