陰謀論退治の『陰謀繚乱』

実はサイエントロジーの関係者
Wikipediaの記事によると、内海は「市民の人権擁護の会」の講演会で反精神医学の主張を行っています。しかし、この市民団体を詳しく調査してみたところ、実は悪名高き宗教であるサイエントロジーの関連団体だったのです。サイエントロジーといえば、日本国内外で多くの事件を起こしています。例として、
◎教団側への批判者を攻撃、提訴の推奨
◎女性信者に対する非人道的な待遇（強制中絶、15歳で結婚など）
◎創設者であるL・ロン・ハバードに対する絶対的な服従
◎少しでも批判的な記述をしたサイトに片っ端からメールを送りつけてくる
などが挙げられています。このことから、フランスやドイツなどでは反社会的な宗教団体（セクト）リストにアップされています。
ただし、内海は自身のブログで、「私は市民の人権擁護の会（CCHR）の人たちとは知り合いである」とした上で、「CCHRの会員でもなければ世話人でもないし、サイエントロジーのかけらもない人間だ。というか単に無宗教なのだ」と述べているのです。また、サイエントロジーは医療に対して批判的な記述をしており、サイエントロジーの医療否定の信条と内海の主張の共通性に関して調べてみたところ、内海はサイエントロジー信者と言っていいほどです。

現代医療を否定する愚かさ
内海は現代医療について、「イガクムラ」「現代医学の9割は不要」などと主張しています。
しかしそのような論文はどこにも存在しません。ただし、現代医療には、白血病治療による副作用（放射線治療による脱毛など）などをはじめ重大な副作用を及ぼしてしまう危険性は存在していますが、内海などはこの副作用に関して実際にはあり得ない被害までを捏造して上乗せ、陰謀論に繋げています。
また、不治の危険な病である狂犬病予防注射なども反医療論者は妨害しようとしています。つまり、内海が勝手に主張しているだけのもので、何の根拠もない論文なのです。

一生治らない「中二病」患者
このような気違いじみた主張などで、内海はインターネットなどで「中二病医師」と揶揄（やゆ）されています。
「中二病」というスラングは、思春期にありがちな自己愛に満ちた空想や嗜好などを揶揄したネットスラングのことです。すなわち、内海聡は医学否定やワクチン否定といった自己愛に満ちた空想を用いた主張をしているわけですから、内海聡を一生治らない中二病患者と認定することは当然の結果でしょう。

新世界秩序思想を混ぜる
内海は東洋医学だ市民の生活が第一だといいながら、ワクチンはユダヤによる人口削減計画だの第三次世界大戦だの、自分の活動とは何の関係もない主張を声高に叫んでいます。
こうした新世界秩序思想を持ち出すのはインチキ馬鹿論者の常でありますが、このようなものを無節操に混ぜて平気な顔をしていること自体、この医師と主張がまるで一貫性のない、デタラメな存在であることを露呈しています。
もっとも、「東洋医学を土台として、それに漢方を味付けし、そして西洋医学否定論を飾り付けた」という主張体系なわけですから、それ以外に何が混入しても不思議ではありませんが、デタラメもたいがいにすべきでしょう。

以上、ごく簡単ではありますが、内海聡の真相について述べました。皆さま方におかれましては、このような馬鹿論者の陰謀論に惑わされることがありませんよう、くれぐれもご注意願いたいと思います。