ここでは、私メが如き愚存の「趣味をベースに“はじけて遊ぶ”事をば目的に!?」してます。。「気でも向いたら“ご参加あれかし”」ってか。オモロ可笑しくなるかは皆様の“造加(オレ造語)次第!! と云(ゆ)う事で。よろしく! 良しなに!!           御願い奉り参らせ候也。ってか。

やっぱこのバヤイまずは自己紹介ですかなァ!?? と云(ゆ)う事で・・・、

私メが如き愚存なりし戯けた痴れ者は本名・・・って。まっいいっか!?? そんで以って痴れ者なればらしくと。蚤(ノミ)の爪先(つまさき)にさえも劣るとも覚(おぼ)しき”情けな浮草稼業”をばしちょいます。結構あちゃこっ茶とうろついた結果現在(いま)は時期に落ち着き、
凡(おおよ)そ岡山は”倉敷のド田舎に近い処”片田舎にて『エセプロカメラマン』をばしとっとです。 基本は『代行業』で 《記録・記念 証拠・照明 記憶・メモリアル 風景〉等々。一応撮影に関する事なれば「何でんかんでん”誠心誠意を以って”承って居ります。がたとい巷で噂の『アベノミックス効果あり』とは言うもののまだまだ!!!? と、
そこいらの巷までには”届かず降りてこず!!!” ご多分に漏れることも無くしょぼんでいるから「誰かお仕事くれぇ〜〜いぃ!!?良い腕貸しちゃるきによぉッ」ってか。序でに、
凡(おおよ)そレトロで「黄昏好きな見目麗(みめうるわ)しければ猶好(なおよ)し」のお女性(ひと)あらば併せて!!! 洩れ無くと!!だい・大・大大募集してます。しちょぃやす気(げ)なぁ〜〜んてねッ。・・・ってまぁこんな処か!!? ではでは。 兎にも角にもよろしく!良しなに!! 御願い奉り参らせ候也。ってか。

     でさてもさてもここでは。

 私メが如き愚存なりし只一介の。蚤(ノミ)の爪先(つまさき)にさえも劣る虫ケラとも覚(おぼ)しき戯けた痴れ者なんぞの、
限りなくも拙き趣味をば基(もと)に!! 様々なお遊びをばしたい。て行きたいと目論(もくろ)んでいます。例えば、
とてもとして「他人(ひと)様にお見せするにも忍びない!!?」程の小説モドキな作文や。 俳句・川柳 和歌・詩(しらべ)!?? 短歌等々。凡(おおよ)そ文学とは「似ても似つかぬ程遠い」レベルの…。ではありまする。しょうが”それはそれなりに楽しみたい!!” と思います。きっと、
皆々様方の”ご参加如何(いかん)によってはオモロ可笑しくも楽し気(げ)になる!!!” ものとも想(おも)われます。ので挙(こぞ)って洩れ無くと是が非にと!!! ぜひにもとご参加あれかし。・・・なんちゃって。と言う事で。兎にも角にもと。
     何卒よろしく! 良しなに。御願い奉り参らせ候也。 

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ここに貼り付いている“アダルト的広告は無視して!! 結構です。言い訳を一つ!! させて頂きますと。これらは私メが如き愚存なりし戯けなれば故の“大いなる失敗!!! で恥じ入るばかりです。

私メは昭和生まれの超!!! “アナログ人間で現在(いま)だに!! PCど素人の域を脱し得ません”。Live Doorの時にここ(Wikiサイト)を設置(たちあげ)作成(つくる)に当たりあっちゃこっちゃ(別のサイト等)といじりまくっていた。ら“何時の間にやら勝手にと!!! 貼り付いた”。まま削除(とれな)くとなって! しまいました。私メの技術(スキル)では“剥がしうがせない!!!” のでありまする。どなたかお出来になられるお方が居られましたなれば“お願いしたい!! 限り”であります。

能々(よくよく)とお読み頂けるとお理解(わかり)頂けるものと想います。が中身は全体としても“いたって健全!! だあり決していやらしいものではありません”。現在(いま)の処は・・・。もちろん! これからも『適切かつ健全』に!!! 管理してまいる所存であります。る。

何卒にもと寛大なるご容赦を以って“ご参加頂きますれば是幸い!!であります”。る。

今後ともよろしく良しなに!! 御願い奉り参らせ候也(古来よりの正式なる敬語)。          敬具

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すいません。忘れ物です。

管理者  朱田 月尾(げっぽ)殊大塚 幸成です。               改めまして  敬具



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さてもさてここでは小説!?? ・・・もどき・作文です。



                       プロローグ  1,

「くっそォ〜〜あっついなァッ!!? ・・・何だ! 冷房が効いてないじゃないか!! なにやってんだバカモン!!! わしを蒸し殺しにでもするつもりかッ!! ったく」
「・・・・・」
「・・・にしても何だあの輩共は!! ある事無い事散々にほざきやがって! どうせ何処っかのバカ共が知ったかぶりに入れ智恵したんだろうが・・・!?」
 「・・・・・・・」
「≪嵩空(たかあき)!!≫ あれ程先に手を打って潰しておけよと言っておいただろうがッ!!? 一体何をどうやってたんだ!!」
 「しかし親父! これ以上やると足を掬われるか!?地雷を踏むか!!?二つに一つだぜぃッ!!現在(いま)だって相当にヤバぃ!!!」
「バカモン!!! だからこそお前に任せたんだろうが!! 何年わしの傍(そば)に付いてるんだったく。良く好くと考えれ出来る事はまだある」
 「しかしやっぱりここはひとつ、一端引いた方が利巧じゃあないか!??早(す)ぐに次はある。んだろうし・・・。なぁ親父(おやじ)ぃ何とかほとぼりが冷めるまでは・・・。」
「お前なァ〜あ・・・。ここじゃあ親父(おやじ)と呼ぶなって! 何時も言ってんだろう!!? ったくぅ〜う・・。大体お前はなぁ〜あ・・・。」
 「でも父親(おや)は父親(おや)だかんなァ変えようが無いし・・・。こんな時期(とき)ぐらいは・・・。親父(おやじ)を護る為!にもここで考えられるんは一端引く!!事ぐらいしか・・・。」
「バッ・バカモン!!! おッお前は役立たずか!!!?ったく・・・。」 
 「・・・ああそうか!!!解りましたよッ先生ぃ!! で、はっきり言ってどうするんです!!??? 先生ッ!!?役立たずの私に教えてくださいなッ」
「なッ!・・・そう云(ゆ)う都合の良いとこばっかり!先生先生と言うなッばかもん・・・。」 

夏の暑い盛りにはまだ少し早い。のかも!? 知れないが、
簡素なプレハブで建てられた臨時の事務所では既に暑い季節は始まっていた。ここの処“世間一般(ちまた)では元大臣経験者の『不正資金融資流用問題』が大きくと報じられ”かなりと賑わかしていた。のである。それは当然として尾ひれ羽ひれがつき!!? 先の“『国会に於ける予算委員会』でも様々に激しくと!!! 追及はされた。てもいた”が如何せん!! 与党側の圧倒的多数と云(ゆ)う『定数(かず)の勢力(ちから)』であっさりと!! 『各法案が成立』し野党側の抵抗空しく何事も無気に!! 閉会(とじ)られてしまった。てもいた。その渦中に直接在った訳では無い。がそれでも“与党の一員と云(ゆ)う立場も是あり!!” でその火の粉は足下では確実に!!? 燻ってもいた。のである。

既に党の“役職もすべて離れ一旦は引退をも表明した”。ていた≪澤入 空冬(あきふゆ)≫にとっては誰しもにも言い様の無い屈辱的な日々が続いていた。のである。それは一環として与党の一員で“生きてきた故のプライドでもあり自信でもあった”。のだが現在(いま)それが世間一般(ちまた)ではいとも簡単に大揺れとして揺るぎ始めていた。のである。そろそろと“『参議院選挙の公示』から5日近くもが経ち!” 『情勢分析』と称しながらMCM(マスコムメディア)に依る処の『各世論調査』が出揃い始めてもいた。それだけを鑑みればまだまだ! 『連立与党側』の優勢は揺るぎも無く安泰に想(おも)えた。てもいた。がしかし、
”得意の演説を打(ぶ)つ”度(つど)に登るワゴン車の上で≪空冬(あきふゆ)≫は。モワァ〜〜とする反射熱に包まれながらもそれとはまったくまた別の!! 言い知れぬ熱気を直として肌に感じていた。のである。それは≪空冬(あきふゆ)≫の生まれてこの方68年の人生でも滅多として味わった事の無い。おそらくは、
一・二を争う感覚だった。に違いなかった。一方後継ぎとして研鑚を積む毎日だった『≪長男(むすこ)≫で第一政策秘書に座る≪嵩空(たかあき)≫』にとってもおそらくそれは同じ香りだった。のである。この世界『地盤・看板・鞄』と言われる選挙に於ける『三種の神器』を以ってして後を継ぐ者として。も所謂“地元の体感的温度!!? 即ち井戸端会議や噂話に於ける評判や情勢”は最も気を遣う処でもある。のだ。しかもここ半年余りに於いては別の意味でもかなりと思い入れがあった。心の奥底に秘めてきた「いよいよ俺の出番が来た!!」との叫びが34歳にして初めて!! 咽喉のその元まで突いて来た。来ていた処でもあったのだ。そう言った面で言えば≪空冬(あきふゆ)≫よりもむしろ『第一政策秘書』として地元に密着し精力的に”票固め!!? をして来た”。≪澤入 嵩空(たかあき)≫の方がその実感としても大きい!! ものを感じていた事は言う可(べ)くも無い。処でもあるそして更に言うなればはその≪嵩空(たかあき)≫がそれなりと。“地元での井戸端会議や噂話に於ける評判や情勢”に最も気を遣うは何も≪父・空冬(あきふゆ)≫の為!!? と云(ゆ)うよりもやはり。むしろ自分の為!!! でもあったのだ。ろう特に≪父・空冬(あきふゆ)≫が引退を表明していたここ半年余り!! は尚更のものがあった。のも事実である。当然として仄かなる期待はいともあっさりと。打ち砕かれた!! 理由(わけ)でもある。のだがあくまでも『第一政策秘書』として”すこぶると優秀であり忠実なる番犬!!?” としての行動が≪嵩空(たかあき)≫のすべてに於いて第一義に揺ぎ無くと置かれてあった。事は言うまでもなく!!? 確かなる事実でもある。その処に関して実は≪空冬(あきふゆ)≫自身も顔には出さない。敢て口にもしない。までもそんな≪長男(むすこ)≫を“心の底では誇らしく!! 期待して頼りともしていた”のだ。『論より証拠』としてあれほどにもと『ワンマンシーが得意気に高かった!!』豪腕と謳われしあの≪空冬(あきふゆ)≫が、
ここにきて最近では万に一ついや! 十に三つは≪嵩空(たかあき)≫の諫言を渋々とではある。ものの何とかと素直に!!? も聞くようにまでとなっていた。果たして周りの者達(家族&支援者)は「先生も年齢(とし)を重(とった)のかなァ〜あ」と。半ば意味深にもと取れる首を右に左にはたまた。上へも下へもと振って言い交し噂してきた。てもいたがしかして、
最近の≪嵩空(たかあき)≫が自身からの“目を見張らんばかりの頑張り!!!?” にはむしろ平伏する者も出て来ていた。する者も増えていた。のである。さればすんなりとした世代交代の時期(とき)も近い。処まで来ていた。とも観える。のである。しかしてこの世界そんな綺麗事ばかりでは到底として済むものでも無い。ことは周知の事実でもある。その面でも裏事は別として胎からに納め! あくまでも表向きとしては≪父子(おやこ)≫二人三脚で優雅に! ・・・とまではは言わない。得ないまでも”適当適度に仲良くと!!? 泳ぎ渡って来た”。で導き出された。てきた“信条としての家訓が『危うきは近寄らず! 権力(ちから)易きは擦り寄り阿る』と言う具合”でもある。のだ。が如何にせよ“世渡り上手で活きて来た≪澤入父子(おやこ)≫”にとっても。今度と言う今度ばかりは外(ほか)に! もご多聞に漏れる事は許されない!! 極め付けに厳しい環境でもあった。のである。




   この続きを続・小説の欄に書き込んでねッ。
 テーマは『過去からやって来た幽霊!??』
 スタイルは『推理サスペンス』
   三十四文字以上で一節以上。
 みんなオモロくする為にも挙っての参加!! よろぴぃ〜くにぃ。ってか。




                     プロローグ 2,


「ねぇ。何やってんのよぉ。そろそろ行くよッ」
「・・・・・」
 「だっからァ時間だってばァ」
「・・・」
 「ったくッ。いっつもこうなんだから。あのォねぇってばァ」
「・・・・・」
 「遅れたらまたどやされるよッ。迷惑すんのはいっつもこっちなんだからねぇ」
「・・・・・」
 「ちょっとぅッ!!聞いてんのッ」
「・・・」
 「ったくもう行くからねッ」
そう言うとそれまで“切れ長に細くと整えた眉”の間を。少々と縦皺に寄せながら腕組みをし、
男勝りに! 仁王立ちしていた。彼女はサッサと7・8人は有に乗れる様な大型ワゴン車に軽々と。乗り込んでキーを回した。只静かに一点だけを見詰ながら黙って、
二・三本と“お好みの『ダンヒル120s』に火を点けていた黒メガネ”の中年・・・いや! 既にもう。老年に限り無くと近い!! とも想われるその男がやっとことワゴンに戻って来た。と同時に割と厚手のドアがキッチリと!! 閉まる間もなく彼女が思いっ切りと踏み込んだアクセルを一切と。まるで気に留める風でも無く涼し気な顔で。たった今! 火を点けたばかりの『ダンヒルロングサイズ(120s)』を左手に挟みその煙をまたひと房と! 静かに吐き出した。何時ものその落ち着き払った態度にこれまた何時もの如くに。“可愛い一重瞼”の端が上へ上へと吊り!! 上がるのを感じながらも更にアクセルを踏み込み! 彼女はチラッと。目を寄せて聞いた。
 「ねぇあそこってさァ何かあんの!??」
「・・・・・」
 「いっつも寄り道すっけどさァ・・・。」
「・・・」
 「あっそっか!?こっち方面てよっぽど良い思い出でもあんだァ、もしか惚れた事のある女性(おんな)と出会った場所だったりとか・・・。」」
「・・・・・・・」
 「現在(いま)でも忘れずにいちいち思い出してるぅって!!?意外とロマンチストなんだ!??良いなァ」
「・・・」
 「それにしてもあすこってさァ、随分と見通しが良いやねぇ・・・。目ぇつむってても走れんじゃん」
「・・・・・」
 「なァ〜〜んかさァ。まるで北海道の田舎町みたいじゃん! とても首都圏なんかとは想えないんだけど」
「・・・」
 「あすこだったら絶対!!事故るってムリだよねッ。だって考えれないもん!!あんな見通しだけが売りてぇ場所(とこ)」
「・・・・・・・」
 「右を見ても左見ても。前も後ろもずっと!!田んぼか畑だもんなァ・・・。それに今走ってん道路(みち)がいっちゃん高い場所みてぇだもん」
「・・・」
 「ねェえあれって何てぇのホラッ!そう根っこ!!そうだァ根っこだァ・・・。稲を刈終った後んヤツ!!それにィ逆さに吊るしてあるアレってぇ何てぇの!??」
「・・・」
 「あれってさァ、どうすんだろうねぇ・・・??あのまんま肥料とかにでもすんのかなァ、なんで逆さ吊りなんだろぅ」
「・・・・・」
 「発酵さすっとかさァ・・・。ちよっとォ聞いてんのォッ!!?何とか言いなさいよったくぅッ!!せっかくこの場(ば)を和ませようとしてんのにィ・・・。」」
「うっせぇなァ相も変わらずピーチクパーチクと。だから女は・・・。ってぇおいっ!いくら何でもスピード出し過ぎじゃあねぇのか!!?一応これでも俺たちゃあ公務員なんだぞォ!れっきとしたァ、解ってんだろう!?」

至って涼しい顔で自慢の一つにもならない“無精のヒゲを擦(さす)り”ながら初めて。ほん・の少しばかり慌めいて!? 中年男がおもそ気に口を開いた。現在(いま)ではすっかりと廃(すた)れてしまった“黒いタレ目グラサンに! 誰しもにも人気の無い!!? お好みの『ダンヒル120S』を燻らし乍ら”。既に素に戻って!! である。 「何言ってんのよッ!!!もう30分から遅れてんだからねッあんたのせいで!!!理解(わかっ)てんでしょうねったく!!」と彼女は、
“可愛い一重瞼の目尻”がすっかりと吊り上がった。り切った事をさらさらにも気にする風でも無く。男勝りに言い放った。のだ。ワゴンはそのまま真っ直ぐと!! 都会(まち)から街の間をすっ飛んで行く。


もう秋口だと言うのにすっかりと!? ここん処の2・3週間は完全に夏日を外(はず)す事も無く。この日は後で最高気温32,8度をもしっかりと記録していた。程の厳しい残暑が続いていたのである。それでも郊外から4・50分も車を飛ばし都会(まち)の東口辺りにやっとこと吸い込まれる頃には何とかと、
滝の様な流れる汗でピッタリと! 背中に貼り付いた皺くちゃのシャツもひんやりと。たとぃ仮にも冷や汗を浴びせられる事があった。として。も充分に!? 感じ取れるぐらいの感覚には戻りなってもいた。ビルの谷間で都会(まち)の喧騒だけがやたらと反響している。薄暗い地下の只蛍光灯だけが頼り!!? のような駐車場に滑り込む様にして返って来た時いきなりと
「コラッ!!!何やってたんだッ!!もう40分も遅れてんぞォッ。ったく」と言うお決まりの怒鳴り声が飛んで来た。隅っこにある鉄扉の方を見ると見慣れた小階段の上にこれまた。『如何にも管理職でござい!!』と言わんばかりに“恰腹(かっぷく)の上に鬼瓦を乗っけた”様な見覚えのある。強面(こわもて)の顔が立っていた。彼女は背筋をピンと伸ばし緊張の余り、
結構と“細く整えた眉毛の間”を寄せて上目使いに!! 項垂れてみせた。筈も無く! 素知らぬ顔で脇を抜けて。奥の広まった部屋に入って行く“老年に限り無くと近いグラサン男”に惑う事無く! 付いて行った。のだった。奥の部屋では既に!! 右へ左へと慌ただしくも走り廻っている“猛者(もさ)共とも言えるような若者達”が大勢いた。が一度(たび)とこっちに気が付くと一瞬にしてまるで。“釣り糸でマグロでも引っ掛けた様な!!” 明らかなる緊張が走った。のである。一瞬傍目からは異様とも思える光景がそこにはあった。が至ってここではこれがごく普通の事なのである。そうこうしているその内にそれまでの慌ただしさはすっかりと消え。整然と粛々に! それなりの準備が進められ整えられても行った。そうしたところでようやくと“鬼瓦”が彼女の横へとやって来て
「どうした!??何やってたんだ」と面軽く聞き質(ただ)した。すると彼女は一瞬と怪訝な表情で言った
 「だって仕方ないでしょう何時ものあれだもん」
「あぁそっか!じゃあ仕方ないなァあ・・・。」
 「何ぃッ!おじさんいっつも甘いんだからァあ・・・。たまにはちゃんと強く言ってやってよッ!!?私の言う事なんか聞きゃあしないんだから・・・ったく!」
「でもなァ、あれだけは仕方無いしなぁあ・・・。わしにゃあなァ〜〜んも言えねぇ・・・。」
 「あっ!やっぱおじさん何か知ってんだァ。私にもちゃんと教えてよッ!最後までちゃんと聞っからさァ」
「う〜〜ん。実は・・・・・あっ!いやいや。それよりお前ここじゃあ私的な関係を持ち出すなッて何時も言ってんだろうがァバカモン!!もう少しはしゃんとしろぃ!ったく」
 「あっまた誤魔化した!!いっつもそうなんだからァ・・・。この話になんとあの人も必ず!!貝になちゃうもんなァ・・・。」
「バカ野郎!何時も言ってんだろうがァその呼び方は止めろって!!確かに一時期離れていたからってぇあいつはァお前の実の親父(おやじ)なんだぞぉッ!!ちゃんと話し合っていねぇのかったく!」
 「そんなこと言ったって!!中学卒業する処んなって急に現れて、俺が親父だって急に言われても・・・。そんな簡単に整理なんか・付かないよぉ・・・。ったく!もう私だって・いい加減・・・。」
「だからそれはちゃんとぉッ!わしが事細かく説明してやっただろぅ!??何度も」
 「だってぇ〜え!あの人は何ぅんも言ってくんないもん。言い訳すらしてくんないしィ・・・。」
「それにはだなァそれなりの・・・。まっいいっかそれよりほらッもう!始まんぞッ!!席に就け。・・・それから、もうちぃっとは女らしくしろい!!ったくもう」とそんな処で合同捜査会議が始まった。


                     プロローグ 3,

 「くっそォ〜お!相変わらず暑っちいなァ。おまけにやけにムシムシしやがる」と独り言に愚痴ながら顎鬚に滴る汗を捲し上げたワイシャツの袖で、
徐に拭いながら男は何時ものように現場の100メートル程も手前からワザに。車を降りて歩き始めた。完全なる独り善がりなのだがこうする事に依って! “何かしらの空気感を感じ取る”のが男の常!! だった。のである。

「アニキィ〜〜いこっちこっちここですゥ」と半ば女子高生にも負けないほどの高いキーで声を張り上げる。様にして掛けて来た若い男。とは言っても“30はとっくに過ぎて廻っているとも思われる彼”に対して
 「バカヤロぅ!!その呼び方は止めろって何時も言ってんだろうがッ!!?その筋に間違われんだろぅ!?ったく」と苦虫を噛み潰した様な“何時もの仏頂面”で。これまたいつも通りに徐と近寄って行く。
「今更何言ってんスかモノホン以上でしょうが!!?誰も疑わないしょッ!」と若い彼が半笑いで迎えた。“錆びれて久しい街外れの工場跡”である。
 「ここに釣り下がってたのか!?二週間近くも」
「ええ、彼徒(かれら)が発見したそうです」
 「ぅん!?何でぇィありゃあ???」
「ここを根城にしている不良グループ。所謂チィーマってやつスかねぇ?話聞いてみますかァ!??」
 「いや!そっちはお前に任さァ。どうもああ云(ゆ)うのは苦手だかんなぁ」
「そうスねぇ。解りました!ムダに怪我させてもなん何スからこっちで・・・。」
 「ばかやろうひとを凶暴犯みたく言うな!!これでもれっきとした刑事(デカ)だろうがッ」
「一応の間違いじゃあないスか!??外目(はため)じゃあ誰も信じないスよっ。刑事(けいじ)で居られんのが不思議だもんなァ」
 「なッ! アホッ。お前も似た様なもんだろうがッ」
「俺はアニキを見習っているだけスから。どーも悪い処ばっかですけど・・・。」
 「お前がいうなッったく」
と漫才の様な遣り取りをしながら現場検証を終えて所轄署(しょ)に戻ったのは既に日が落ちて久しかった。

もう影の伸びる早さが日に日に目に見える様に速さを増している。とは言えまだまだ残暑厳しく!! 背中に張り付いたワイシャツが乾きを覚える事はなかなかに少なかった。特にこの仕事では『靴の踵を減らしてなんぼのもん。履き崩して一丁前!!』と言われる世界だから猶更で!! 地球の温暖化をモロに受けている。職業の一つである。事に間違いは無い。であろう。それは現在(いま)も昔も変わらない。様に思われる。のだが・・・。
 午後8時から“状況報告会議”がこじんまりと行われた。まだ事件と言う程のものでも無く総勢十四・五人の捜査員が集められていた。課長の≪茅谷(ちがや) 鐘太郎≫が徐に総員を見廻し確認しながら口を開いた。
「現状報告!」
 「現場(げんじょう)は羽田旭丁3−25−1廃工場『栢野(かやの)プレス』と言う看板が掛かっていました」
 「3年程前に潰れて経営者は夜逃げ同然で消えたそうです」
 「現場(げんじょう)を根城にしている7・8人の少年グループが昼頃!遺体を発見通報に至った。そうです」
 「20後半から30代前半の男性!!首つり死体で身元を示すものは何も身に着けていません」
「鑑識!報告せぃ」
 「死因は首つりによる舌骨が骨折(おれ)たのと頸部圧迫による窒息死と想われます。残っていた線条痕と使用されていたロープのそれは合致しています。死後1週間から10日位かと・・・。詳しくは解剖待ちです」
 「遺留品としては、市販の何処にでもあるような太めのロープ。縦縞のブランドスーツ一式と白い高級ワイシャツ。ぅんっとブランドの『エルメス』と想われる腕時計に靴。それから“同じくベルト”。後は…まぁ、下着と靴下と云(ゆ)う処ですかねぇ」
 「足跡(ゲソ)は奴徒(やつら)が踏み荒らしてしまっていて、まともなものは採取(とれ)ませんでした」
  「あっ!ちょっと待て!!遺留品はそれだけか!!?」とここで一歩遅れて、幽かに重要な一言を例の『アニキ』と呼ばれた男が徐に。挟んだ。「普通ケータイがあんだろう!??今時よぉッ」
 「いえ!それが見つかっていません。辺りはくまなく探したんです。が・・・。」 
  「じゃあ免許証は!?あんな所(とこ)まで歩いちゃあ行かねェえだろうがッ実際!!?車は!??」
 「いえ!それも・ありませんでした。・・・発見に至ってません」 
  「ってェ〜〜え事は。ちゃんと探してはいるんだなッ!まだ!!しっかりしろよッ幾ら何でもなんかあるはずだぜッ」
  「そうだそうだ!!何かあんだろなんか!!??可笑しいぜッこの事件(やま)!!」と少々大仰に。子分である≪神無美月(かみなみづき)≫が余計な口を挟んだ。
  「ば〜〜か。まだ事件(やま)と決まったわけじゃあ無ェよぉ『かんな』」と『アニキ』は自分のちょっとした“イラつき”を抑えるかの様に。言った。
「まぁまぁそこいらで良いだろう≪加賀見≫後は追いおいで!続けろ」とこの場の責任者である。課長の≪茅谷(ちがや)≫がそれらを制した。
「はい続けます。後は。踏み台にしていたと想われる木箱とアンモニアですか・・・。」
「それと『すみません私の』と云(ゆ)うような内容の殴り書きのメモが一枚。ですが・・・、おそらく後で筆跡鑑定に廻してもあんまり結果は期待できません。何せ読み取るのも一苦労でしたから」
「じゃあ本当にケータイや財布の類は無かったんだなァ」と≪茅谷(ちがや)≫が最後の締でもうひと押しに。確かめた。
「一切ありませんでした」
「アンモニアと言うのは何だ」
「ションベンです」
等々の報告が上がり最後の一言で軽い失笑が起きた。事でそれまでの張りつめた緊張が一瞬にして梳(と)けた。
「じゃあ取り敢えずは身元確認だなッ。地取りと聞き込みを徹底しろッ!!明日から靴を履き潰す気で。みんな頑張ってくれ!」 そう言うと≪茅谷(ちがや)≫はさっさと席を立ち会議室(へや)を後にした。普通こう言った類のものはこんなものである。何せ一見として“自殺と想える”様なものは大して力(リキ)が入らない。ものである。がそこはそれとして一応警察としては死因不明の遺体が発見され通報を受けた以上はそれなりの、
調査(しらべ)だけはしておかなければならない。後でいくらでも言い訳の出来る様にと。一応はする。所謂“ウラ取(ど)り”である。翌日から現場(げんじょう)周辺の徹底した聞き込みと鑑識照会がなされた。が1週間経ち10日経ち。半月経っても身元を示す“糸口さえも”掴めなかった。ここまで来るとさしもにも、捜査の雲行きが怪しくとなって来た。のは事実である。小さいながらも“新聞発表は済ませてもある”。し当然の如くにそろそろと。情報の一つとて上がって来てもい頃である。しかし一向にその気配すら無いのである。俄に“焦りの様なもの”が刑事課(デカべや)を包み始めた。てもいた。



                     お祭り!! の終わりに

「どうだ!理解(わかっ)ただろう俺様の実力が!!!まだまだわしには権力(ちから)があるんだ!!!」「60万だぞォッ!!60万!60万も差を着ければ充分だろうが!!!」「誰にも文句は言わせんぞッ!!わしの権力(ちから)を思い知ったか!!!?」「何でも“案ずるより産むが易し”なんだバカモン!!!」「これでわしが一番だ!!何せ138万だからなァ」

≪澤入 空冬(あきふゆ)≫は身振り手振りをこん限りと振り回しながらに興奮して!! 喚き散らしていた。後片付けに少しばかり残っていた。ボランティアスタッフがあんぐりと口を開け!! 苦笑いの目を惜しげも無くと向けている。のにも気付かずに!! である。事実。本当はそれ程までに苦しい選挙(たたかい)だった。のである。実際先ほどの“当確万歳三唱場面(シーン)”では『鬼の目にも涙』の如くに思わずと!! 目頭をハンカチで頻りにと拭いていた。のである。
「何言ってんだ!おやじッ!!!今度ばかりは“たまたまだった”んだぞッ!解ってんだろう」≪嵩空(たかあき)≫が諫める様に言った。「もう少し自嘲して謙虚でいてくれよったく!!」
 「・・・・。」
「あんなものが出たから良い様なものの。あの記事が無かったら完全に負けてた!!んだぞッ」
 「何を言ってる。あんなものはクソの役にも・・・。まさかお前が仕掛けたのか!!?」
「いや!今回ばかりは違うよッ。出来るだけの“タマはバラ撒いた”けどなァ」
 「いくらだ!?」
「3本くらいかなァ」
 「さん・3本って!!!?お前!俺を破算にでもさせる気か!!?バカモン!・にしても何処っからそんなァ・・・。」
「それは“おやじが知らない方が”良い」
 「し・しかし・・・。まぁ、すべてはお前に任せてあるからなァ。わしが何も言えんが・・・。」
「そんな事は良いよ俺に任せておけば。それよりこれからだよッ!その為の“参院鞍替え”なんだからなッ」
 「そんな事ァお前に言われんでも理解(わかっ)とるわぃ。わしが計算したんだ間違いは無い!!]
「ああ理解(わかっ)てるよぉッ。抜かり無くなッ」
 「バカモン!!わしを誰だと思っとる。まだまだお前なんぞには負けん!」
「ああ、良い事だ。それだけ元気があれば」

プレハブのまるで“掘っ建て小屋の様な事務所”にはもう外(ほか)に誰も居なっかった。さっきまでのゴッタ返した様な歓喜は既に跡形も無く。あっさりと! 飛び散り消えていた。二人はまるですっかりと普通の親子に戻っていた。のである。


ここの処の政治は言う可(べ)くも無くと“混沌!! として腐り切って!!!” もいた。政権与党『民友党』は身内から“公金不正流用問題で”二人の逮捕者を出し!! 連立を組んでいた。弱小政党『意元の会』に離脱され更に。残っては居るものの“離脱をチラッつかせ! 政権を揺さぶり脅しを掛けて来る”。中核政党『優現慈党』に悩まされた挙句!! 当然として国会は“空転に次ぐ空転で!! 支持率も暴落!!! 終ぞと追い詰められ”ていた。が何時もの『数の論理』で何とか!! と押切り!!! 国会を閉じた。処なのである。そんなタイミングで『不幸中の幸い』とでも言える。のかどうか!? の”参議院議員選挙”だった。しかして≪澤入 空冬(あきふゆ)≫が所属する与党『民友党』は当然ながら、
政権側にとっては凡そ『圧倒的に不利でねじれは確実!!!?』との見出しが躍り!! 世間的にはそう観られてもいた。が何故か!?? 選挙戦終盤になって最大野党『民右正党』の。同じく“金絡みの不正疑惑が次々と発覚!!!” した。が故に当然として徹底的に抗い!!! 釈明を繰り返すハメとなった。つまりは選挙どころでは無い仕儀と相成った。のである。が既に時期(とき)遅く!!! その結果として一気にと『世論!!?』が逆転した。所謂“無党派層が流れや向きをすっかりと!!!?” 変えた。のである。それが故の『与党が想わぬ圧勝!!』と云(ゆ)う見出しが“踊り狂う!!!” 事となっていた。そして当然≪澤入 空冬(あきふゆ)≫もそれに乗っかった。様でもある。のである。しかして決してと“喜び得ない現実!!!” がそこにある。のも事実で何と!!! 投票率は実に今にでも!! 40%を割り込む(きろう)か。と云(ゆ)う至極当然の憂き目!!! と言える。史上最低となる低調なものともなった。てしまった。


政権与党『民友党』は創立56周年を迎えており嘗ては完全与党として名を馳せていた。一旦野に下った事がある。とは言え9年前に返り咲いた。時から連立を組みながらも割と安定した政権運営を続けていた。そんなものが長く続けば続く程!! 法律とはならない。が強固な“アカとも言える訳の分からない!!? 慣例”が造られ存在する。のである。それらを破る事は容易にと! は適わない。のが常である。そのひとつに“内閣構成上のルールとして参議院枠”と言われるものがありそれが何故か!? “防衛省関連の椅子!!” だった。つまりは『大臣』は無論の事。『政務次官』に『補佐官』『副大臣』等々。所謂処のそれぞれが“参議院の存在意義を示す!! 重要なるお手盛りのポスト”になる。と云(ゆ)う事。なのである。詰る処のそのポストには必ず!!! “参議院所属の議員及び出身者が就く!!” と云(ゆ)う暗黙のルールなのだ。そして更にはそのポストに就くための条件として両院隔て無く。“当選4回以上。衆議院議員経験1回以上。年齢50歳以上”と云(ゆ)うものまでもがあった。≪澤入 空冬(あきふゆ)≫は密やかに己がその返り咲きを狙っていた。のである。≪空冬(あきふゆ)≫にとってそれが「お国への最後の“ご奉公”だ!」と心に誓い決めていた。事なのだ。しかして実のところ選挙戦では何とも“与野党ともに!! その悪しき慣例を打ち破る!!! と絶叫”していた。



                    人柄(ひととなり)の一片

ここでひとつ彼の経歴・履歴を観ておく。と『澤入 空冬(あきふゆ)』は一般のサラリーマンから何故か志を抱き“25歳にして”突然と!! いきなりの国政選挙に出馬。何らの後ろ盾さえも無かった。が“参議院議員に見事!!? 初当選”した。それから“2期務めた後”一時落選。“2年のブランク”を経て“衆議院議員”選挙に鞍替え挑戦を果たしまたもや。見事に初当選を果たす。ぅんで“2年後”当時の『神宮(かみみや)』内閣解散により“職を失う”。が政治活動を精力的に進めていた。それから一応と!? 任期を全うした。形となる『釘荷屋(くぎにや)政権』の区切り。で“3年後の総選挙に再出馬!!? して“返り咲き”。以来職を失う事も無く!! 現在(いま)に至っている。のだ。丁度それら“暗黙のルールをクリアした。その年”の『第二次梁川内閣』政権下に於ける内閣改造で。“56歳にして”想わずと!! “『防衛大臣兼特命大臣』を拝命!! 初入閣”を果たす。事となる。のである。
一般のサラリーマンからと云(ゆ)う成りは異色だがそれなりの“経験と実績は充二分!! に。と身に着けて”いる。もいた。と云(ゆ)うよりも『空冬(あきふゆ)』自身が密やかに!? 自覚し自負をも! していた。猶事実として『防衛大臣兼特命大臣』としての実績には誰もが“多いとして認める!! 処”でもある。のだがしかして侮る勿(なか)れ!!? 彼の本当の力量は只それだけのもの。では決して!! としても無い。かったのだ。何せ当時の最上級!!!? に位置するとされていた。“極めて困難なる政治課題でもあった”。『庁から省への格上げ』問題!! に対する捨て石的切り札!!!? としてその。傍が観るに着けても“豪腕とも覚しきかの手腕が見込まれて!! もいた。処でその任を見事に「平和憲法にはそぐわない。“国是を蔑(ないがし)ろにする気か!!!??」と言うあからさまなる。異常とも思えし『“世論!?もどきを含めた!!”猛抗議反対勢力』を半ば。“ムリコゼにもと押さえつけ!!?” あっと言う間に何事も無くあっさりと。その目的をば果たした。のだからして。当時の“与党政調会長としての力量”には挿しもにもと。誰しもが目を見張る。らざるを得ないものがあった。その上でまたちゃっかりと!! 立ち上げの“『初代防衛省大臣』に就任”した。その期を衒(てら)した“抜け目の無さ!! は一目置くにも充分過ぎる程”のもの。ともなる。のであろうそしてそこまで来ると当然として!!? 当の本人である『空冬(あきふゆ)』にもそれなりの。今度は『確固たる自負』が芽生えて!! 来るにも充分だった。だからしての現在(いま)や“踏ん反り帰り!!?” でもある。のだろう。がお決まりの「大所帯ともなれば必ず!!!と言って良い程出来得る派閥的なもの」には一切と所属せず! 所謂処の『一匹狼』として党内に在っては“言いたい事を自由に言う”。窮めて怖い!!!? 『論客』としての“確固たる存在感”を!! 現在(いま)だにして放ってもいる。のだ。った。

その『空冬(あきふゆ)』が“約1年半も前から”この参院選後を“計算し狙いを定めた”。ていたのである。がその計算は想い掛けずも“大いにと狂わされた!!!” のが実際だった。まさか現在(いま)更にここに来て“あらぬ金銭問題!! が政界を覆い潰す”とは。さしもにもと想っても観なかった事態に直面した。ていたのだ。そしてそれが何時! 何どきにもと己が足元にまでと“飛び火!! する”か。実際として“心身恐々として!” もいた。もちろん! 一切として何らの『身に覚え』が無い理由(わけ)ではないわけだからして! である。一旦己が計算が狂うと俄にはとても! 立て直せない。その術を持たない。ち併せてもいない。のが実状! なのかも知れない。してみれば『空冬(あきふゆ)』はあまりそう言った面では“器用とは言えない”。人物の様。でもある。まぁだからしての『嵩空(たかあき)』が存在(いる)のである。のだ。が・・・。兎にも角にも何にしても『空冬(あきふゆ)』は無事!!? 当選した。『終わり良ければ総て良し』なのだ。ろう。か!??



「オイ!コラッ!!!一体どうなってんだァおまぇ・・・らって、誰も居ねぇわなァ。ハハハハ」ちよっちことムックリとした。太鼓腹を揺さぶりながら大仰にドアを蹴散らす様に飛び込んで来た。が誰も居ないと解ると少々バツが悪そうに。項の脇に手をやり“照れ隠しに!掻き上げた”。そこにはまだ頭髪(け)が残っている事を確かめるかの様にして。
あれから既に!! 3か月近くが経っている。と云(ゆ)うのに現在(いま)だに身元すら判らない事に! 昨夜の報告会議で怒鳴り散らした自分を。少々と密やかに“反省している”処でもある。
窓の外ではさしもにも。白い結晶がしんしんと! 落ちて来ていた。
「今日は冷えるなぁ流石に」と独り言でボヤきながらぶるっている。所に「やった!やった!!ヤッタァ」と今にでも壊(バレ)そうな! されそうな程の古めかしい!!!? ドアが。そのガラスが。ビリビリと震動(ふるえ)そうな程の!! 声を上げ乍ら。ドタバタけたたましくと若い男が飛び込んで来た。
「あれっ誰も・・・。アッ!!課長!!!やりましたよッ!!ついにやりました!!!!」と現在(いま)時の“襲われた娘(おんなのこ)でも”挙げない様なカン高い声で! がなり立てた。スピーカー立ったのである。
''「ばッバカ野郎!!!もうちっと落ち着け!!ったく。何なんだ一体ッ」と捜査一課長である『茅谷(ちがや)』は。左の耳に人差し指を突っ込みながら。グリグリとしてその。想わぬ痛み!!? にと言っても大した事は無い。のだが俄に半泣き!?? しながらと訊いた’’
「これですよこれッ!!ヤツの正体が割れたんですよヤツの正体がッ!!!」と若いその刑事(デカ)が1枚のDVD(ディスク)を振り回し翳しながら。答えた。相変わらず声は高い。



                     穴倉倉庫

「アニキぃ〜〜い。“おやじス”」そう言いながら『神無美月(かみなみづき)』がケータイを差し出した。
 「あァん。何だァ〜〜あ!今頃ッ」と。窮めて不機嫌そうに! 不揃いのアゴひげをしゃくり上げる様にと突き出しながら。左の手を面倒臭さそうに伸ばした。その『加賀見(かがみ)』は昨夜の会議でしこたまと!!! 怒鳴(おこら)れてから。呶鳴り合いのケンカをし以って! 大人(おとな)気無くも現在(いま)だに!!? “トサカ”を立てていた。のである。
 「はァぃ俺っス!何なんスかァいったいッ!ちーゃんとやってんスよッこっちだって!!言われた通りに足を棒にして靴を履き潰してねッ。もう13足目!!?なんスから。何時も机にへばり付いてるそっ ちたぁちぃゲーっスからッね」
本当に“子供ぽくと大人(おとな)気が無い”。がこれは日夜ろくろくと寝てない。もいないで頑張っている外(ほか)の捜査員。『仲間内』を庇って!!!? 代表しての“良い訳いや! 言い分”でもある。のだ。
「・・・・。」
 「はァーあッ。解りやしたっスよッ。っ・何だっーんだよッたく!!」
「どうしたんスかァ!??何なんス?」まるで傍目に観ればあの。きっと! ≪漫画屋さんの子分が親分(おやびん)をの図≫に見立てる様に。何処ぞの若衆とも覚しきが宥め気味に言った。
 「あァあ・ッ!兎にも角にも何んでも良いから戻って来いッってよ」
「そりゃあしゃーないわなァあ“おやじの命令”じゃあ。ねッ!」
 「やかァしーやぃ。なぁーにィ言ってんだか。ったく」と言いながら『加賀見(かがみ)』の目が幽かに笑っていた。尤も、
現在(いま)ではもうすっかりと懐かしい!!? “垂👀ミラーグラサン”の奥だから。して傍目には良くとは判らない。それを知っているとすればなればそれは。極々と近しい上での同胞(はらから)身内だけ!! である。に相違ないのだろう。『加賀見(かがみ)』は徐(おもむ)ろと。愛煙(あいえん)の『ロングのダンヒル』に火を点けた。そして何時もの様に。只一言「かんな車廻せッ」

''時としてあらぬ処からいきなりと。噴火よろしくトサカを立て! くだらぬ処で拗ねる。まったく“子供っぽい地味た面”をも見せる。アニキと呼ばれる『加賀見(かがみ) 継次“警部補'』だ。がこれまた一方で“後腐れ無くすっきりと!! あっと言う間にサバける”。のも『加賀見(かがみ)』その人間(ひと)であるのだ。そして、''
数十秒もするとこれまた何時もの様にピタリと。『セダン《車》』が定位置に! 止まる。『加賀見(かがみ)』は何時もの様にほぼ。一歩ぐらいしか動かないのである。それがこの二人(コンビ)の関係性を顕(あらわ)してもいる。様でもある。
「ねぇアニキぃ。いい加減ケータイ位は持って下さいよぉ。車は近場に止め直さなきぁあなん無ェし、イザてぇ時にゃあ連絡つか無ェし・・・ったく」
 「バーカ。俺ぁ犬じゃあ無ェよぉ.何が悲しゅうて“首輪なんぞに綱がれにぁあなんねんでぃ”。ったくよぉッ!」
「い・犬って。こりゃあまた又難ともで・・・・ぃ。ほぃでも何時も言ってまスけど意外と便利なんスよッ!実際は」
 「俺ぁいいよ。紐付きはどーも性に合わねェえ。要がありゃあこっちから行くっさねぇ、何処っへでも」
「ッカァー!何時もの上から目線!!でっか。でもイザてェ〜え時は早(す)ぐに指示が出せるし何処にいるかってぇのも早(す)ぐに解るんスから。早ェえスよッ実際!!」
 「それが嫌なんだよぉバーカ。可愛いお姉ちゃん“口説け無ェじゃあ無ェか。やったこたぁ無ェけど”よッ。それに何時もお前ぇがいんじゃねぇの」
「ったくどーしょうもないんスからァ・・・。俺だってたまにゃあ解放されたぃスよッ実際」
 「理解(わか)りやぁ良いってもんよッ」
「はぁ〜〜あ。後半(ケツ)までは聞いて無ェってかッ!ったく。ぅんでも納得はして無いスからねッ!!絶ってぃ」
何時もの事である。呆れる程車の中は何時も。こんなもんなのだ。

コンクリートに囲まれた壁の内(なか)を。少し沈んだ様にと下(さがっ)て行く。左に曲がって50m程進む。とここは“警視庁の地下”駐車場である。右側の壁の端に“エレベーターが2基並んで”座っている。乗り込むと両基共に“10階から13階の警視庁刑事部”へと直行する。降りた先に。長い廊下がまっつぐとある。壁沿いには色々な札が掛かった大小の部屋が。並んでいる。窮めて無機質な殺風景の内(なか)に。様々な部署が混在する。のである。二人はその13階で降りた。壁に向かって左側のエレベーターで、
右側から降りる。そのままにまっつぐと進み突き当りを右に折れる。幾つかの部屋を素通りして。行くと捜査一課の札がぶら下がっているのが見えた。左側のドアをくぐって!! 内(なか)に進む。ここのドアは割と大き目で! 『在って無きモノ』の如し也なのだ。大勢で自由に出入り出来る様にと考えられている。そこを更にどんどんと進む。その部屋は100人は余裕(ゆう)にして入る。とも想われる程の大部屋なのである。もちろん! そこかしこに仕切りが設けられており、
班分けや部署分けがなされている。のだ。広い理由(わけ)はそれなりにある。大きい事件が起きた時! 一同で“捜査会議を行う”のに適当としている。思わず部員・課員(ひとなんぞ)が足らざる時は早(す)ぐ!! 募れ集まる。のだ。都下の広域で起きた凶悪事件なんぞはここ!! で一気に仕切る。所謂処の刑事部刑事課凶悪犯罪担当係。つまり捜査一課の刑事部屋(デカべや)がここである。仕切りは本来容易にと動かし外せる。筈!! なのだがそこはそれ。所詮荒くれ者共が集まりである。我儘気侭し放題何処吹く風で、
余計なムダものが散々と! 邪魔をする。故に一度として大きい事件捜査には会議だけでも準備に多少なりと時間が掛る。のが普通である。尤も、
何時もいつもそれ程に大きい事件が諸中と。起きる訳では無い。し起きてもらっちゃあそれはそれでまた困る。何せ或る意味における責任問題!!!? とも為り得るのだ。からして。つまり要約するとなれば上から下から「警察は何をやっているのか!!!怠慢だ!!税金泥棒が!」と云(ゆ)う事。そんなものである。訳! でもあるこの商売!!? は。まぁまぁ普通で行けば何だかんだと。1〜13班で!! それぞれに対応し。熟(こな)している。のが現状である。追っついてるかどうかは・・・。まっいいっか。ぅんで、
そんな荒くれ者共の溜まり場であるここを“一身で仕切っているのが。誰有ろうかの『茅谷(ちがや) 鐘太郎』捜査一課長!!” その人である。が例の二人。と云(ゆ)うよりも二匹に近い!!? 彼徒(かれら)はそう! これからはそう呼ぼう。ぅんでその二匹はまだまだと先に進み。とうとう突き当たった。所にまた小さ👀のドアがありそこを開けると。何故か下へ下へと延びる階段が薄暗い中に浮かんでいた。ここはそもそもが倉庫だった。らしく。まぁ現在(いま)でもその域を抜け切ってはいない。様でも“無しや否や在りやなのだ”。が一応と改装され!! ひとつの部屋が設置(もうけ)られていた。うん! ソーダここもこれからは“倉庫と呼ぼう!!” 薄暗い半地下的穴倉!!? にも似ている。穴倉倉庫! それが良い。そこへと向かって何らの躊躇も見せず!! 下りて行く二匹。そう! まるで離れ小島の“児島”の様な倉庫でもここはれっきとした!! 警視庁刑事部捜査一課の精鋭!!!?? が集う13係。なのである。一応正式名称として『警視庁刑事部捜査一課特殊構成強行班犯罪殲滅捜査係』と云(ゆ)う如何に素晴らしくも大仰なる長ったらしいまるで。“舌でも噛んで死んぢまっちゃぃなさいよぉ”とでも言わんばかりの。誠に以ってご立派なる名称(な)が付いている。けられている。そしてそもそもがここは、
昨今のすっかりと様相・性質気質の変った!! 「目にも余りし“理由(わけ)の理解(わから)ぬ!!在っても無きようなくだらぬ理由による処の。幼稚性凶悪犯罪の横行・侵透・深刻化に鑑み慮って!!!”警視庁刑事部・公安部が。その捜査一課長『茅谷(ちがや)』が。本腰を入れ!!肝入りとして所轄と言わず管内と言わず!!!日本全国から。組織的には馴染めず使い辛い!??外れ者(モン)ではあるがとびっきりの勘や腕を持ち!!極めて行動力のある『狼的輩・強者共』をば有無を言わせずと掻き集め!!!新たに組織した。言わば『最強の精鋭部隊』と言っても良い!!?ものでもある」のだ。人員・部員は現在計5名を数える。文字通りの“少数精鋭!!” なのである。らしい。しかしどれもこれも誰も誰(たれ)もが個々としても“動け!!! その覚悟!! 意気込み!! 足る!!!? やそこいらの才足る余人にはとてもとして真似さえも出来ず!!!!” 大いにと満足して期待されて!!? もいる。のである。発足から7年半余りでそれなりの実績も着実に!!! として挙げている。てもいるのだ。彼徒(かれら)は警視庁に於いてどの部署にも関係なくと。いやさ! 全国に於いても!! 自由に捜査・行動が出来事件解決にあっては何者たりともにも“邪魔される事無く!! 活動が出来る。それだけの権限と保証”を有し与えられている。従って彼徒(かれら)の『刑事(デカ)としての重みと覚悟』はハンパない。もちろん! それらが彼徒(かれら)の『密やかなる誇り』でもある。事は改めて言う可(べ)くも無い。因みに、
この発足から7年半余りで。ここでは既に“3人の刑事(デカ)が消えている!!” 即ち『殉職』である。まぁそれはそれとして兎にも角にもと彼徒(かれら)は、
それこそと“その道のプロとして! 日本の伝統的価値観に基づき!! 極めんとしている”。のかも知れない。『サムライの子はサムライ』と云(ゆ)う事。か!? なんてねッ。“意識的にしろ無意識的にしろ”そう云(ゆ)う思いをも抱え込みながら。彼徒(かれら)はやはり日本人であり男(おのこ)なのだ。ろう。

「おぅ!戻ったか」と捜査一課長『茅谷(ちがや)』が待ち侘びた素振りさえも見せず変りに。物憂気(ものうげ)に振り向きながら言った。
 「ぅんで何なんスか!? 先輩」と。やっとことすっかり! “トサカを寝かせた”『加賀見(かがみ)“警部補”』が甘味を持って言った。
「喜べ!! やっと奴(や)っこさんの面体(めん)が割れたぞッ!!!ってお前ぇ。外は雪なんだろうが!」と少し怪訝そうに『茅谷(ちがや)』が“アイスクリーム”を受け取りながらそれまでの物憂気(ものうげ)顔をパンと変えて。嬉し気に言った。
 「何言ってんだか。俺も先輩もこれ喰って目ぇ覚醒(さまし)ながら完全徹夜(かんてつ)したじゃあ無いスか」現在(いま)ではもうすっかりと懐かしい垂👀グラサンの奥で!! 目が笑ってるのが誰士(だれし)もにも理解(わかっ)た。
「そんなんよりアニキ!面体(めん)が割れたって!!"おやじィ!”一体誰だったんスかッ!!??」あっさりと1分いや!! 15秒と繫らずに。その“アイスクリーム”を喰い終わった『神無美月(かみなみづき) 佳治』刑事が。何時に無くまともに。と和気藹々のお二人さんを質(ただ)した。
「おぅそうだった。現在(いま)“『よっちとほのちん』の同期コンビ”がウラ取(ど)りに”走っとる。まぁ楽しみにしとくが良いぞぉッ!!ビックリすっからなぁ」と楽しそうに。思わせ振りの顔を見せびらかす様に!! 『茅谷(ちがや)』は答えた。
 「そんなに“大物何スか!!???先輩」
「奴(や)っこさんが。と言うより関係者がなッ」
「アニキ関係者って!??」
 「アホ。関係者は関係者だろうがよぉ。まぁ、普通で行きゃあ身内だろうがなッ」
「じゃあそろそろ上方(うえ)にでも上がっか。もうそろそろ準備も出来てんだろう。し帰ってもくんだろ」
「ホント“おやじィ!”誰なんスか??!そんな大物で!上方(うえ)って事ァそうスよねッ」

と云(ゆ)う様な。ちょっと間の遣り取りがあれこれとあって早(す)ぐに。三人・・・。いや! 一人と二匹は“大部屋へと”昇(あが)った。上方(うえ)へと昇(あが)って観ると。“ドタドタ”“がやがや”“バタ”が少しくと続いて。納まりそうだった。っとそこにJast!!? で例の“『よっちとほのちん』の同期コンビ”が急き込んで!!!? 来た。処である。


                 もう一つの会議

「ありゃ! な・何じゃこりゃあ(『太陽にほえろ・ジーパン刑事』調)!!?? ちと大袈裟過ぎゃぁしやせんか先輩!??? 外(ほか)の“係が消えち”まってるぅ」さしもの『加賀見(かがみ)“警部補”』も驚きを隠せなかった。密やかに“自慢!??? の”現在(いま)ではもうすっかりと懐かしい!!? “垂👀ミラーグラサン”も一瞬!!? ずり落ちて。その奥にある。“鋭い!! 一重キレ瞼の眼(まなこ)”が覗いた。それを慌てて横から人差し指を伸ばし!! 基へと戻す『神無美月(かみなみづき)』!! の傍らから乗り越える様にとしながら課長の『茅谷(ちがや)』はまた。怪訝そうな顔で「アホッ!きえてるかぃ。皆そこに居んだろぅ。仕切りが除(よ)けられただけさねぇ」と。半ばあんぐりと!! 嗜めた。それに続けて「は・ゃぁ〜〜あここって、こんな広かったんだァ」『神無美月(かみなみづき)』が大仰と!! ため息をついた。

「まぁ普段はどんなに広げたって!精々あっちの8・9んとこ(係)辺りまで!!だかんなァあ。・・・お前でも“初めてかッ!??」
 「じゃあアニキはよぉ?」
「俺ぁそうさなァ?数え切れねぇ程!・・・ってぇ2回目かなッ」
 「ハ!??ハ・ハハハ・・・。」
「Hahaha・・・。」

「あ・あのぉ〜〜ォ・・・。あのォけ・警部補!!??これです!が・・・」と“蚊よりもちょっこしとマシな蜂(ブンブン)の羽音”ぐらいの。にも似た幽かなる声!!? がやっとこと。届いた。
「あれっ。そこに居たのか!!?何時からだァッ」と『加賀見(かがみ)』は悪気無く! もぞんざいに言った。
「へ・えっ!??」
「いっ?!何時からって!居ますよここに!!!居ますよずっとここに。昇(あが)って来た時から居ますよずっとみなさんが!!!」ともう一人の片割が。文法にも合わない様な日本語!? で抗議した。あまりの無視され加減に悔しさの余り。かなりと興奮気味!!? なのが少し赤くなったその顔をワザワザ観らずとも!! 誰の目にも火を見るよりも明らかに思えた。
「お〜〜ぃそこのアホッ。ぼんくら共一体何やってんでぃ!!!?はよこっちこんかァぃ!!ったく。遊んでんじゃあねぇぞッ」と。もう既に何時の間にやら先走り!? 正面定位置に着いていた『茅谷(ちがや)』が。呆れながらに! 声を大きくした。
 「あれっ!!? 逆向きでやるんすか」
「ぁ〜アホ! 逆向いてんのはお前ぃらの方だろうが!!こっちからが1・2・3・係だぞぉ。ったく」課長の『茅谷(ちがや)』がもう! 堪え切れず!! に。勝手にざわめきを広げている後ろの四人・・・。いや! 二匹と・・・二人と二匹に!! 野太い声をもう一度更に!! 大きくして投げた。付けてやった。
「何時から変わったんでぃ」とまだ『加賀見(かがみ)』は納得出来ないのか。少し首を傾げながら不満気に聞いた。
 「さァあ〜〜ぁ??!お前ぃらは知ってたか!??」と。当の『神無美月(かみなみづき)』もあっさりと!! 何気無く脇に振る。
「えっ!まぁ随分と前から・・・。って云(ゆ)うか、ウチらがこっちに配属(ふら)れてからずっと! こっち側が“奥!!なんです”。けど・・・。」と呆れた様に片割が。まだ少々と睨みつけながら答えた。
「そうだっけか!?じゃあしゃーねぇやなァ」と言いながらも。現在(いま)ではもうすっかりと懐かしい!!? “垂👀ミラーグラサン”の奥の眼が幽かにまた! 笑っていた。事には誰しもが気付くはずも無かった。二人と二匹。それぞれが適当な位置に着く。と言っても『加賀見(かがみ)』はよほど歩くのがだるいのか!? 2・3歩!! 目の前の席に腰をドッカと下ろした。まだ前の方は少しばかりガラッとしている。一瞬の間を割いて「では報告!!」と。最前列の向き合いに座っている管理職の一人が切り出した。そうここは所謂処の。“刑事部捜査一課の刑事部屋(デカべや)”である。のだ。そしてこの事案の『合同捜査会議第一回目』が始まろうとしていた。るところなのだ。

「マル害の面体(めん)がやっと!!確認(われ)ました。っと言っても文字通りの顔(めん)だけなんですが・・・。」
 「どう云(ゆ)う事だ!??」
「はい。自分の同期が二課に居るんですが・・・。昨夜(ゆうべ)たまたまそいつと飲酒(のん)でいて、そん時にこの案件(けん)の話が出まして。常に所持(もって)いたマル害の写真(スナップ)を見せた処。そいつが『何処っかで見た事がある』と言い出しまして・・・。」
 「理由(わけ)の解らんどうでも良い前置きはもういい!!早く要点を言え要点を!」
「あっ!はいぅんで、同期(ヤツ)の記憶を頼り!に二人で朝まで掛って!!大量のVTR(ビデオ)を視聴(み)ました。2・3千本ぐらいはあったかなァ・・・。すると居た!!んですそこに!撮影(うつって)いたんですよッ!!!!凄いでしょう。偶然ってあるんですよねぇ・・・。そんで・・・。」
 「喧しい!!要点だつーにィ要点!!!」
 「まぁまぁそう焦らせないで下さい二課長!内の『葦丘(よしおか)』はああ云(ゆ)う奴なんですわ。すいません。で!どうしたんだ!??続けろ『葦(よし)!!』」と。『茅谷(ちがや)』が宥めの合の手を入れた。
「あっ、あぁええっと。そう視聴(み)てたVTR(ビデオ)の中に同じ顔を見付けました。がそれがとんでもないVTR(え)でして!!凄いんです!!!」
 「ッチッ!!ったいいから。そんで!!!?どうした!!!」と。今度は一課長であり直属の上司としてすっかりしっかりと『葦丘(よしおか)』の性格から何からすべてを把握している。筈の茅谷(ちがや)』が少しイラついた。
「あっすいません。それで・・・。」
「っとにもう良いからほら!あれ視聴(み)せた方が早いんじゃあないの!!?」と。“『よっちとほのちん』の同期コンビ”。その片割『棚林 ほのか』刑事が何時もの事で呆れ顔に!! ちょちことイラ付きながらに助け舟を出した。
 「あっそうかそうだねッ」と。『葦丘(よしおか)』刑事がそそくさ早速と。以外にも素早く!!? VTR(ビデオ)の段取りをした。
刑事部屋(デカべや)正面の向かって左側に。投影用の『白色スクリーン』が大きめに下げられ。東側の窓と云(ゆ)う窓に仕掛けられているカーテンが閉められた。そして、
すべての証明(あかり)が消灯(おと)される。

青白くボワッとした灯りが『白色スクリーン』の上で蠢き始めた。すると徐々にほんのりと浮かび上がってきた。のは何と! 誰しもがすっかりと見覚えのある。筈!! のあの重厚なる建造物がはっきりと表れた。のだ。
「何だ!!???『国会議事堂』じゃあねぇか!!」と捜査一課長の『茅谷(ちがや)』が身を乗り出し乍らもあんぐりと。半ば呆れ顔で言った。
 「そうですそうなんです!!でもあの左!!大通りの隅。街灯の下ん所を良く好くと観てください!!」まだ少し興奮気味から冷めやらぬ感覚の『葦丘(よしおか)』が答えた。
 「あぅん!??何処でぃ!よく解んねぇなァ」アニキと呼ばれている『加賀見(かがみ) 継次“警部補”』が想わずと前のめりに歩き出しながら。徐と言った。やっとこと本気(マジ)で会議に参加する気になった。のか。
 「そりゃあアニキ!!現在(いま)どき流行んねぇそんな鏡メガネなんぞ”は外さなきゃあ。見えるもんも観えねぇスよッ」と子分の様な。弟分の『神無美月(かみなみづき) 佳治』刑事がすかさず茶々を入れたる。と
 「やかァあしいあい!!!こりゃあ相手(あいこ)さんにこっちの意図を悟らせねぇ為の“アイテム”なんでぃ!理解(わかっ)てんだろうがよぉ」
 「ははっ、よく理解(わかっ)ますよ俺ゃあ。ホントん処は“人見知りの照れを隠す”為の伊達でしょう!?]
 「あ・おっお前なァ〜〜あそれを言っちゃあお仕舞だろうがよぉッ!!バラすんじゃあ無ェょったく」
「いつまでやってんでぃバカヤロウ!!まだ会議中だぞッアホんだらァ」と二人の漫才!?? を一笑も無く!! あっさりと。上司の『茅谷(ちがや)』がとっちめた。それを意に返さずも多少!?? 照れ隠しに
 「これもう少し大きく出来ねぇのかァ!!?ここん所ここをよぉッ」と『加賀見(かがみ)』が『白色スクリーン』の前に進み立って。怪訝そうに申言する。
「アホッ。お前がそんな所にいたらいくら大きくした処で誰も観えんだろうがよぉッ!さっさと除(よけ)とけっ!!」『茅谷(ちがや)』が改めて嗜める。
 「では出来る限り大きくして観ます。・・・これで限界です」『葦丘(よしおか)』が言った。
「ぅん!?あれっちょと待て!!そこに映ってるのは『澤入防衛大臣』じゃあないのか!??」要請によってこの会議に参加していた捜査二課長の『栄原 宗丞(そうすけ)』が驚きと戸惑いが幽かに入り混じった。ような素っ頓狂に声を挙げた。。
 「はい!!そうっそうなんですッ!!そんでこっちも視聴(みて)ください!!!」と今度は“同期コンビの片割『棚林 ほのか』刑事”が暫し興奮気味に。リモコンをいじり捲った。処で
「おいおい。そんなァ動かしたら何も理由(わけ)が理解(わか)らんじゃあねぇのか!?」その『茅谷(ちがや)』の言葉で。目まぐるしくと跳んではねていた画面が落ち着いた。処で好く良くとして改めて視聴(みて)みる。と、
『国会議事堂』正面右の『衆院側』出入り口の端に。世間でも好く良くと見知った顔が!! 覗いていた。先にも言ったが先の“総選挙で一応と圧勝した”形で。その後『防衛大臣』として“内閣にも返り咲いた!!” 『澤入 空冬(あきふゆ)』その人である。それからまた様々に、
『白色スクリーン』の画面に注目して視聴(み)る。と外(ほか)の場面(シーン)でも幾つか彼が登場するものがあった。
「それでどうしたんだ!??『防衛大臣』がこの件と何か関係があるのか??あのお方にはこっちも手を焼いてるんだ」と捜査二課長の『栄原 宗丞(そうすけ)』が合の手を入れた。
「と云(ゆ)うと!??何か“金絡みの横車(圧力)でも!!?"」頷く様にも『茅谷(ちがや)』捜査一課長が確認(たしかめ)る。
「いやぁあのお方には色々と黒い噂がある事は『茅(ちが)さん』にも聞こえてんだろぅ!??」
「ああ例のあれか!?『装備品』に関する贈収賄ってーぇやつか」
「そうそれっ!追ってんだけどなぁなかなか尾っぽを出さねぇんだ」
「何処まで喰いついてんだぁ」
「現在(いま)は第一秘書の『澤入 嵩空(たかあき)』を的に掛けてるよ。政策秘書にしてやり手の誰もが認める継承者(あとめ)。時期『代議士候補』だ」
「そう言やぁこの間ので地盤を継いで立候補(でる)てぇ話だったろう」
「そうなんだよぉ、てっきりそう云(ゆ)う流れだったんだ。が、何でもあのお方がここに来てゴネたらしい。計算が狂った」
「そうだよなぁ。『代議士』ともなればそう簡単に直接とは手が出せねぇし『国会』も始るしなァ」
「頭が痛いよったく」
「処で警察庁『特別捜査部(とくそう)』も捜査(うごい)ってんだろう!??」
「ああ、あっちもこっちと似たり寄ったりらしい」
「何だ連携(つなぎ)取ってねぇのか!??らしくねぇなァ『宗さん』にしちゃあ」
「それがさァ聴いてくれよォ今度の担当のヤツがさァ・・・」
 「あのあのォ・・・。まだ続きがあるんですがぁ・・・。」と片割『棚林 ほのか』刑事が課長同士の井戸端会議”を遮った。
「あっ!そうだっけ。じゃあ続けて!」『茅谷(ちがや)』が如何にもバツが悪そうに!!? ニガニガ笑いをしながら。勧めた。
 「こことこことここ。それにここにも。『大臣』の周辺で度々目撃されています。と云(ゆ)うか。映り込んでるVTR(ブイ)がかなりあります」と。『澤入防衛大臣』とは別の人物!! に。“『よっちとほのちん』の同期コンビその片割『棚林 ほのか』刑事”が改めて焦点を当てて示した。
「なるほどなァ。確かに同(おんな)じ顔に観える。っちゃあ観える・かァぅんで、ご遺体(ほとけ)さんとの関係はッ!!?照合(あわせ)は出来てんのかッ」
 「いえ!それはまだ判っていません。てー云(ゆ)うかまだご遺体(ほとけ)さんとは決まっていません。し確認(たしかめ)る権限が付与(ついて)いません。許可状(ふだ)自体がありませんもん・・・。」と少々ほっぺをも膨らせ気味!?? にして。『茅谷(ちがや)』捜査一課長の問い質しを真摯に受け止め答える『棚林 ほのか』刑事であった。
「それじぁあどうにもならんじゃあないか。まさか“只のストーカーってんじゃあ無いだろうなァ」と『茅谷(ちがや)』が改めて問い質す。
「いやいやそれは無いんでないかぃ!??“ストーカーてーのは女”でないかぃ」
「いやいやそうでも無ぃらしいぜぃ『宗さん』近頃じゃあ男のも多いらしい」
「男のくせに女々しい奴徒(やつら)だなぁ〜〜あ。俺徒(おれぃら)の時代じゃあとても考えらんねェぜぃ」
「そうだよなッ。現在(いま)頃じゃあ男が男にてぇのもあるらしい」
「ああそれか!!?良くTV(テレビ)に出ているニューハーフが追いかけられったてぇーやつ」
「そうそうあの・・・。」
 「あのォあのですねェ〜〜え。偏見ですよ偏見!!それにですねッ!あのォあのーまだ・・・。」と云(ゆ)う拙い抵抗を横からかすめ取る!?? かの様にして
「処で何でこんなでけェ『捜査本部(ちょうば)』が立ってんでぃ! 誰が立てたんだァこんな情け無ぇ材料(ネタ)で!!」と『加賀見(かがみ) 継次“警部補”』が久々に口をはさんだ。
「それは『国政』絡みで『澤入大臣』が的になるてぇ情報が入ったからで・・・ねぇ“管理官!!?”」と。この捜査(けん)に関する全面的指揮を任された。ている。筈の管理官『笹垣 詩紋警視補』に捜査一課長の『茅谷(ちがや)』が徐と簡単に! 振った。
 「えっ!!?あっいや!!うん。まぁ取り敢えずなんだ。うん!皆頑張ってくれたまえ!!」とそれまでニコニコした顔で黙って聴いていただけの者が、}}
急に振られた事で慌てふためいて! 戸惑いをひた隠しに初めて口を開いた。のがこの一言である。

「とまぁそう云(ゆ)う事で。とにかく『人物特定(じんとく)』と『事件性の有無』を徹底して捜査(あったって)くれ!!なお、『捜査二課(ニカさん)』は固より出来れば『警察庁特捜部(とくそう)さん』との連携(つなぎ)も忘れずになッ!!急げよッ!!!革靴の奴徒(やつら)は“スニーカーに履き替えろ”よッ良いなッ!!!理解(わかっ)たかァ!!?じゃあ皆とべ!!」と云(ゆ)う号令一過!! 捜査員70名余が脱兎の如く!!? 刑事課(デカべや)を足蹴にした。

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げっぽの拙き趣味にお付き合いくださり誠に以って“ありがたく!! 感謝!!!” 申し上げまする。今後とも“懲りる事無く”ご参加あれかし。オモロ可笑しくと!!? して参りませぅ。と言う事で何卒にもと、
何時いつまでもよろしく!! 良しなに!!! 御願い奉りて候也。ってか。