台車
基本的に24系客車はTR217C台車だが、JR北海道によって改造された車両の一部には、14系500番台からの発生品であるブレーキシリンダが追加された道内用TR217F・G台車を履いたものが存在する。
冷房
AU77原型/AU77更新(ファン1)/AU77(ファン2)/AU76原型/AU76更新(ファン2)
スシはAU13S(14系タイプ)/AU13(14系新タイプ)/AU13E/AU13EN(さらに形態差もあり)
多くの車両で時代差や、一度更新したのに旧型に戻ったケース、デッキ側とトイレ側で異なるケースなども確認されているため、写真記録で状態と記録時期がわかるものをできるだけ記載。
アンテナ
屋根・妻面にアンテナを取り付けた車両と、場所を記述。
ルーバー
車体にあるルーバーについて。通路側・寝台側に分けて記載します。
細長い横型のものがドア横にあるもの、洗面所下部にあるもの、スシ通路側の車体中央にあるものなど。
非常口の状態
通路側左端の窓部分にある非常口の処理についてと、その部分の帯の処理(そのまま通る/帯途切れる)を記載。
一部車両では経年変化の可能性があるため、時期がわかる記載を。
・窓なし完全整形:窓も非常口の痕跡も全くなく、車体が平滑に仕上げられているもの。
・窓あり水切りなし完全整形:窓は残されているが水切りと非常口の痕跡は全くなく、車体が平滑に仕上げられたもの。
・窓あり水切りあり整形:窓と水切りが残されているが、非常口の痕跡がなく車体が平滑に仕上げられたもの。
・水切りなし埋め凸:窓があり水切りがなく、非常口の痕跡が車体に凸状に残っているもの。
・水切りあり埋め凸:窓があり水切りが残されていて、非常口の痕跡が車体に凸状に残っているもの。
・原型:窓・水切り・非常口共に残存しているもの
デッキ側貫通扉
車両によっては存在しないデッキ側貫通扉の有無について記載。
外側から見た扉の色も記載する(カニ・マニ以外はクリーム色?)
基本的に現車確認が取れたもの、または北陸トンネル火災事故以降の対策で製造された改造前のオハネ25のものを記載。
オハネ25は1〜56は貫通扉はなし、57〜91・101〜246までとオハネ15全車は貫通扉有。
「昭和48年度第三次債務」により製造された24系25形ではあるが、「昭和49年度第三次債務」から、延焼対策強化による設計変更により扉が付けられた。
オハネ14、オハネ24には本来デッキ側には扉はないが、北斗星に使用された引き戸改造車のオハネ24は扉がある。
トイレ窓の存置
寝台側方向幕下にあるトイレ窓の有無を記載する項目。
JR北海道の後年トイレを更新した車両はその際に埋められた。ただし1997年改造車は当初より洋式だったためその後も残存。
通路側洗面所の窓は、北斗星車は全車埋められていた?
トイレ・洗面所側の手すり
車体端にある手すりの記述。
24系原型のもの、14系由来のもの、後に14系タイプになったものなど。
24系原型だったものの内、JR北海道の後年トイレを更新した車両はその際に通路側が14系タイプのものに交換された。
トイレ点検蓋
トイレ点検蓋に特徴があるものを特記する。一般的なハネは原型×2がついている。
JR北海道の後年トイレを更新した車両は縦長の物に変更された。改造当初より洋式だった車両は点検蓋がない。
跡付け雨樋の有無
車体に縦雨樋を追加した車両が存在する。
形状は3パターンあり、該当は青森・苗穂所属のオハネフ25、カニ24、カヤ24、スハネフ14 550番台、スシ24 508。
方向幕の位置
定位置のものが大半だが、通路側は車体中心方向へズレているものがある。
そもそも設置がないものや、オハ25 504のような謎の小窓と化しているものなども記載。
車番表記の位置
車体中央裾部にある車番の位置。通路側・寝台側、それぞれ記載。
車両によっては中心ではないものもいる。
エンブレムの位置
JR北海道改造車にあるエンブレムの位置。通路側・個室側それぞれを記述。
客室設備の表示
客用扉の隣上部に書かれている、車内設備の表示について。
個室改造車は個室名が書かれているが、開放B寝台車は★★★で色が金色・銀色・白色の3種類がある。
スシ車の窓の特徴
調理室窓の固定窓化、左側の調理室窓を埋めてある…など。
前面の特徴など
ジャンパ栓の痕、ワイパー、マイクロスカートの痕など。