ようこそ!これは初学者向けのロジバン講座です.

入門コース

発音

母音
aeiouy
ァ(曖昧母音)
子音
mpbfvszcjtdkgrlnxtstcdj
マ系パ系バ系ファ系ヴァ系サ系ザ系シャ系ジャ系タ系ダ系カ系ガ系ラ系ルァ系ナ系ハッ系ツァ系チャ系ヂャ系
二重母音
iaieiiioiuuaueuiuouuaieioiau
いぇうぇうぃうぉうぅあぃえぃおぃあぅ
アクセント
後ろから二音節目
アポストロフィ、コンマ、ピリオド
  • アポストロフィ → 前後は必ず母音で、「h」の音。{a'o}(アホ)
  • ピリオド → 促音や小休止を表す (つける場所: 仝貽が母音のもの、¬樵(cmene)の前後、アルファベットの語末)
  • カンマ → 二重母音を防止したい場合 {.toki,on}(トキオン) (cmeneでしか使わない)

名前(cmene)

  • 禁則音列に気をつけながら、音通りに綴る (こしょん → kocon, そら → sora)
  • 語末が子音になるように、子音を付け加えるか、母音を省く (sora → soran もしくは sor)
  • ピリオドで挟む (.kocon. , .soran. , .sor.)
※ 語頭の「ハ」は{x}で代用すること。

ロジバン文の書き方

述語(selbri)と、それが形成する文の枠組み(PS/位置構造)に当てはめる順に並べた項(sumti)からなる。
dunda : x1 は x2 を x3 (者)に与える
.i mi dunda ti do / 私はこれをあなたに与える。
zo'e不特定項。その項の内容が文脈上明らかであったり、重要でないときに使われる。「何らかのもの」
i文境界。文の境界を示す
※1 述語(selbri)は文頭以外ならどの項の間に置いてもいい。
※2 述語を文頭におくと、x1に{zo'e}が想定される。
※3 埋めていないPSの穴には{zo'e}が想定される。文末の{zo'e}は省略可能。

FA類とSE類

FA類 - fa, fe, fi, fo, fu
その後ろにくる項(sumti)がx1,x2,x3,x4,x5のどれであるかを表す。
mi klama fu ti / 私はこれを使って行く。 ({ti}は{klama}のx5に当てはまる)
※ FA類付きの項以降にくる無印の項は、そのFA類で指定された場所の次のところに当てはまる。
SE類 - se, te, ve, xe
述なれ語の前につけて、x1とある位置(x2, x3, x4, x5)がひっくりかえった、新しい述なれ語を形成する。
※ 受動態のように訳されることが多いが、ロジバンには態は無い。

述なれ語(selbri)と名前(cmene)の項(sumti)化 - lo, la

lo ... ku
述なれ語(selbri)を{lo}と{ku}で囲んだ句は項(sumti)として使え、「[selbri]のx1であるようなもの」という意味をもつ。
※1 x1以外の部分に当てはまるようなものを表したい場合は、SE類でひっくり返してから囲む。
※2 {lo broda ku} = {zo'e noi ke'a broda ku'o}
la ... ku
名前(cmene)を囲んで、項(sumti)に変える。「[cmene]と呼ばれているもの」という意味になる。
※ {la...ku}は述なれ語も囲めて、「[selbri]と呼ばれているもの」という意味になる。

tanru

  • 述なれ語に述なれ語をつけて作られる、新しい述なれ語のこと。
  • 左側の修飾述なれ語(seltau)と右側の被修飾述なれ語(tertau)からなる。
  • tanruのPSはその被修飾述なれ語と同じで、意味は「[修飾述なれ語]と何らかの関係がある[被修飾述なれ語]」となる。
※ 3語以上からなるtanruは「左から右に」修飾の処理をしていくこと。

PSの傾向

  1. x1にはだいたい行為者、その状態であるもの(主体)がくる。
  2. x2には、客体/目的語(主体から何かされるもの)がくる。
  3. 目的地はほぼ常に起点より先にくる。
  4. あまり使われない役割は後ろのほうにいく。基準とか方法とか原料とかがこれにあたる。
  5. 似たような意味の語のPSはだいたい似ている(「大きい」と「小さい」など)。

終止詞(fa'orma'o)の省略

  • 終止詞(terminator) : ある構造を終わらせる語の種類のこと。(例: {ku},{ku'o},{be'o},{do'u},{li'u})
  • 構文的曖昧性が生じない限り、終止詞は省略できる。
※1 構造には二種類ある: 。姥譴世閏茲蟾んで終わる構造、後続の語を際限なく取り込む構造。,旅渋い和臘颪修僚止詞は省略可能。
cuそれ以前の構造をすべて終わらせて、この次に述語(selbri)がくることを知らせるマーカー

挨拶の言葉(COI類)

項を1つ取り込んで、それに対して挨拶をしていることを表す。終止詞は{do'u}
※ 項は無くてもよい。この際に終止詞を省略するときは十分注意すること。
  1. COI類が取り込む項になれる語が、{la 名前 ku}のとき、{la}{ku}を省略して{COI 名前}と言ってよい。
  2. COI類が取り込む項になれる語が、{lo 述なれ語 ku}のとき、{lo}{ku}を省略して{COI 述なれ語}と言ってよい。
  3. つまり、気を付けるべきは、{la 述なれ語 ku}を想定して、{COI 述なれ語}としてはいけない。
coi挨拶 「こんにちは/やあ」
co'o別れの挨拶 「ばいばい/さようなら」
mi'e自己紹介 「私は〜です」
ki'eお礼の言葉 「ありがとう」
je'e了承 「OK/いいですよ/了解/どういたしまして」
fi'i歓迎 「ようこそ」
vi'o承知、言われたことに従う 「分かりました、やります」

心態詞(UI類) - 気持ちを表す言葉

  1. 基本的にどんなところに置いてもいい。
  2. 構文上は直前の語にかかる。
  3. 直前の語がある構造を始めたり、終わらせたりする語なら、その構造全体にかかる。
  4. 意味上は直前の語に対する感情表現でなくてもよい。
.a'o希望それについて望みをかける気持
.au欲求それを欲し求める気持
.e'a許可それをしてもいい、そうであってもいいということを権威者として表す気持
.ei義務それが義務である/当然であると見なす気持
.e'u提案行為や概念を勧める気持
.ie賛成それに賛同する気持
.ii恐怖怖れる/怯える気持
.iu愛好それにたいする愛好が充溢している情況
.ua発見新しく知った/見つけた/気づいた/分かった気持
.ue驚嘆予期していなかったそれに驚く気持
.ui幸福それについて嬉しさや幸せを感じる気持
.u'i愉快それをおもしろく感じて愉しさを覚える気持

心態詞を調節する

nai意味を反対にする
cu'iその尺度の中間的意味にする
cai強烈
sai強い
ru'e弱い
dai先行の心態詞に係り、その心態詞が話者以外の感情を表すことを示す
pei心態疑問。先行の心態詞が表す感情を覚えるかどうかを相手に尋ねる。先行の心態詞が無い場合、先行の語に対してどう感じるか尋ねる。
@ peiの使われ方
  1. 心態詞の直後に置いて、その心態詞の感情をどの程度感じているかどうかを尋ねる。
  2. 心態詞の直前に置いて、その心態詞の感情を感じているかどうかを尋ねる。
  3. 文頭に置いて(つまり、{.i}に係らせて)、その文についてどう感じるかを尋ねる。
※ 慣習的に、同意・不同意を尋ねることに使われている。

初級コース - 前期

命題(bridi)と発話(jufra)

  • 発話(jufra)から、挨拶や心態詞など真偽判定のできない語を取り除いた部分が命題(bridi)
  • {lo nanmu ku}や{mi}などと言った項単体も、発話(jufra)だが命題(bridi)ではない
  • 命題(bridi)はすべて、その内容が正しいかどうかが議論できる。

品詞

brivla (内容語、命題語)
  1. 語頭5文字に必ず二重子音がある ({y}と{'}はカウントしない)
  2. 必ず母音で終わる
brivla はさらに3つに細分化される:
  • gismu (根語) : 5文字からなる語
  • lujvo (合成語) : 根語(gismu)それぞれがもつ形態素(rafsi)という語の欠片が材料にしてつくられる語
  • fu'ivla (借用語) : 他の言語から借用した語。{angeli}「天使」、{spageti}「スパゲッティ」など
cmavo (機能語)
  1. 小さい語
  2. 二重子音は含まない
  3. 母音で終わる
  4. 空白なしに詰めて書いてもよい
  5. 構文的に同じ挙動をする語群にわけたカテゴリ、セルマホがある。代表的なcmavoを大文字にして表す (UI類、CAI類、...)
※ 公式には、「selma'o UI」のように言う。
cmene (名前)
  1. 両端にピリオド、子音で終わる

否定

命題否定・肯定
命題全体を否定する。「[命題]は真ではない」という意味にする。
na命題否定 : 命題全体を否定する
ja'a命題肯定 : 主に selbri の左に付いて命題全体を肯定する
段階否定
程度が考えられる述なれ語について、その程度の具合を変えた述なれ語をつくる。
na'e段階否定(〜以外の/〜ではなく)
je'a段階肯定 : 段階詞; 段階否定にたいして肯定を上書きする
no'e段階中間 : 段階詞; je'a と to'e の中間
to'e段階反対 : 段階詞; je'a の反対; 対義語を造る
※ {bo}をつけることで、項の段階否定ができる。
na'e bo〜以外のもの
je'a boまさに〜と同じもの
no'e bo〜とその正反対のものの間のもの
to'e bo〜と正反対のもの

命令

1. それっぽい心態詞を使う
e'a許可それをしてもいい、そうであってもいいということを権威者として表す気持
e'anai禁止それをしてはならないということを権威者として表す気持
ei義務それが義務である/当然であると見なす気持
e'i制約それについて制約を与える/求める/義務を負わせる気持
e'o要請それをしてほしいという気持
e'u提案行為や概念を勧める気持
2. {do}を{ko}に置き換える。
kodo の代わりに用いて命令を表す; 「〜しろ」から「〜してください」まで広いニュアンスをカバーする

抽象詞

  • 命題を項として使えるようにする。
  • 終止詞は{kei}。
nu抽象詞;命題の左に付いて、その命題が内包する事象を抽出する。命題の範囲を含めた全体が1つの述なれ語となる。「x1は[命題]に表される事象だ」
du'u抽象詞。命題の左に付いて、その命題が内包する『命題』を抽出する。命題の範囲を含めた全体が1つの述なれ語となる。x1 は x2(文字列)によって表される[命題]
su'u命題の左に付いて、その命題の不特定の内包要素を抽出する。「x1 は[bridi]に表される不特定の抽象、x2(種類)の」
※{lo se du'u [bridi]}は「[bridi]という命題を表現するような文字列」。

関係詞 - 命題で項を修飾・補足する - poi, noi

  • 制限的関係詞(P系)と非制限的関係詞(N系)がある。
  • 終止詞は{ku'o}
  • {ke'a}が省略されているときは、関係節の一番最初に空いてある場所に当てはまる
poi関係詞(制限); 左の項に、関連する命題を結びつける
noi関係詞(非制限); 左の項に、関連する命題を結びつける
ke'a項に関係詞で節を繋げる際、その本体の項と節の中の特定の項が同一であることを示す

項で項を修飾・補足する - pe, ne, po, po'e, po'u, no'u

所有関係や同格関係を表す。
  • 「〜と関係のある◯◯」
pe関係詞(制限); 左の項が表しうる対象のうち、右の項に関連するものだけを特に指定する
ne関係詞(非制限); 左の項に別の(非同一、しかし関連する)項を結びつける
※ {ko'a pe/ne ko'e} = {ko'a poi/noi ke'a srana ko'e}
  • 所有関係
po関係詞(制限); 左の項が右の項に特有であることを示す; 一般にいう物理的/法的所有を表す
  • 分離できない関係
po'e関係詞(制限); 左の項が右の項に従属することを示す; 分離できない関係を表す
  • 同格関係
po'u関係詞(制限); 左の項と同一の項を結びつける
no'u関係詞(非制限); 左の項と同一の項を結びつける
※{ko'a po'u/no'u ko'e} = {ko'a poi/noi ke'a du ko'e}

beとbei - linkage

既存の述なれ語から、より小さいPSをもつ新しい述なれ語を作る
  1. beで作った述なれ語を{lo}で項化してやることで、より限定的な意味をもつ項を作れる。
  2. beで作った述なれ語をtanruの要素にしてやることで、より限定的な意味をもつtanruを作れる。
be直後の項を述なれ語に接続して、よりPSの小さい新しい述なれ語を作る。デフォルトではx2を埋める。FA類、sumtcitaを使うと埋める場所が上書きされる。
bei2個以上の項を述なれ語に接続するときに使う。つまり、1個目はbe、2個目以降はbeiを使う。FA類、sumtcitaをつけることも可能。
be'o{be}{bei}で述なれ語に項を接続する構造の終止詞

引用

lu引用開始 : 文法的なロジバン語の文字列を引用する。「〜という文字列」
li'u引用終了 : 境界詞; lu で開かれた引用の範囲を閉じる
lo'uエラー引用開始 : 非文法的/中途半端なロジバン語の文字列を引用する。「〜という文字列」
le'uエラー引用終了 : 境界詞; lo'u で開かれたエラー引用の範囲を閉じる
zoロジバン語引用(単語) : ロジバン語の左に付いてそれを文字列として扱う
zoi非ロジバン語引用 : 非ロジバン語の言葉の両端に付いてその境界を示す
la'o未ロジバン化名 : ロジバン化されていない名称を冠する; 名称の範囲は何らかの境界子で示されている必要がある;
※{zoi}と{la'o}の境界子には、{zoi}の他に、{ponbau}や{glibau}など、その引用文の言語を表す単語で挟む。

タグ

sumtcitaの用法と、selbritcitaの用法がある。
タグはおおまかにBAI類とそれ以外に分けられる。
@BAI類の一部
bau〜語で
du'o〜によると
gau〜(動作者)によって/〜がして
fi'e〜が創って/ 〜によって創られた
tefi'e〜(目的)のために創って/著して
seka'a〜を目的地として/〜行きで
teka'a〜を出発地として/〜発で/〜から来て
xeka'a〜を移動手段として
ka'ai〜と共に/〜を連れて
ki'u〜を理由として
mu'i〜が動機となって
sepi'o〜を使って/用いて
ri'a〜を原因として/〜によって
@PU類とかの一部
ca〜と同じ時刻で
pu〜より時間的に前で
ba〜より時間的に後で
bu'u〜と同じ場所で
ne'i〜の中に/内側で
※ sumtcitaの後ろに{zo'e}が来る場合は{zo'e}を省略できて、そのときだけ{ku}を終止詞として使う。{bau zo'e}→{bau ku}
※ selbritcitaとして使うと、そのタグのニュアンスを含んだ新しい述なれ語ができる。

質問

単純疑問文
心態詞{xu}を文頭、または尋ねたい語にかける。
  • 答え方はいくつかある。
  1. 命題をそのまま繰り返す。もしくは、その述語だけを言う。否定する場合は{na}をつける。
  2. {do}や{mi}や{ti}の入った疑問文では繰り返すとその意味が変わってしまうので、{go'i}{na go'i}{ja'a go'i}を使う。
  • ja'a go'i / 直前の命題の肯定形が真である。
  • na go'i / 直前の命題の否定形が真である。
  • go'i / 直前の命題その通りである。
特殊疑問文
ma項の代わりに置いて疑問表現を作る
mo述なれ語の代わりに置いて疑問表現を作る
答え方は、疑問語の箇所に入れると相応しいような語を言う。
※ タグと組み合わせることで以下の表現が可能。
  • いつ : ca ma
  • どこで : bu'u ma
  • どのように : ta'i ma
  • なぜ : mu'i ma (動機)、 ki'u ma (正当な理由)、 ri'a ma (物理的原因)
※ 心態詞の{ki'a}は、何を指しているのかよく分からない語句につけて、その説明を求める。

初級コース - 後期

代詞

@ 指示代項詞
tiこれ; 話者と聞き手の近くのもの
taそれ; 話者からはいくらか離れていて、聞き手の近くにあるもの
tuあれ; 話者からも聞き手からも離れているもの
@ 私やあなた
mi話し手(聞き手とその他以外)
mi'o話し手&聞き手(その他以外)
mi'a話し手&その他(聞き手以外)
ma'a話し手&聞き手&その他
do聞き手(話し手&その他以外)
do'o聞き手&その他(話し手以外)
@ 彼、彼女、それ
ri直前の項
ra先ほどの項(riより前で、ruより後)
ruずっと前の項
  • riのルール
  1. 既に言い終えられた項のみを指す。つまり、自身を内包する項は参照できない。 {lo ninmu cu djica lo nu ri melbi}→{ri}={lo ninmu}であって、{ri}≠{lo nu ri melbi}
  2. 基本的に他の代詞(mi,do,ke'a...)は参照できない。{lo ninmu cu melbi .i mi viska ri} → {ri}={lo ninmu}であって、{ri}≠{mi}
  3. 例外として、発言ごとに参照先が変わりうる{ti}{ta}{tu}は参照できる
@再帰代詞
vo'a主要bridiのx1
vo'e主要bridiのx2
vo'i主要bridiのx3
vo'o主要bridiのx4
vo'u主要bridiのx5
@発話代詞
da'u以前の発話
de'u最近の発話
di'u直前の発話
deiこの発話
di'e直後の発話
de'eまもなくの発話
da'eのちほどの発話
※ これ自体は文字列の参照なので、その内容を参照したい場合はLAhE類の{la'e}を使う。
@命題(bridi)の代詞
go'u以前のbridi
go'aさきほどのbridi
go'e最後から2番目のbridi
go'i直前のbridi
neiこのbridi
go'o直後のbridi
  1. 参照した命題の上書きができる。 {mi prami do .i do la .kocon. go'i}={mi prami do .i do prami la .kocon.}
  2. {ja'a}をつけると、参照した命題の肯定形になる。 {mi na prami .i ja'a go'i} = {mi na prami .i mi prami}, {mi prami .i ja'a go'i} = {mi prami .i mi prami}
  3. {na}をつけると、参照した命題の否定形になる。 {mi prami .i na go'i} = {mi prami .i mi na prami}, {mi na prami .i na go'i} = {mi na prami .i mi na prami}
  4. {lo}で項化することができる。{lo go'i}は、参照した命題のx1の項に等しい。SE類を使うことでx2,x3,x4,x5の項を参照することもできる。
@項の割り当て代詞
ko'a
ko'e
ko'i
ko'o
ko'u
goi直前の項を、直後にくる代詞に割り当てる
@述語の割り当て代詞
brodaAする
brodeBする
brodiCする
brodoDする
broduEする
cei直前の述語に、直後にくる代詞を割り当てる

@アルファベットを使う方法 ({lo nanmu}={ny.})
  • a,e,i,o,u,y → 後ろに「文字」を意味する{bu}をつける。.abu, .ebu, .ibu など。
  • アポストロフィ → {.y'y.}とする。
  • それ以外(つまり子音) → 曖昧母音をつけて発音する。つまり、{y.}を後ろにつける。 {by.}{cy.}...{zy.} など。

冠詞

客観系と主観系と渾名系がある。
客観系loloilo'ilo'e
主観系leleile'ile'e
渾名系lalaila'i
基本群れ集合象徴
lozo'e noi ke'a brodabrodaのx1であるような何か
lezo'e noi mi ke'a do skicu lo ka ce'u broda私が「brodaのx1的」という表現であなたに描写するような何か
lazo'e noi lu broda li'u cmene ke'a mi私に{broda}と呼ばれるような何か
群れ - loi/lei/lai
loi/lei/lai brodalo gunma be lo/le/la broda{lo/le/la broda}からなる群れ
一丸となって行動するような{lo/le/la broda}集団のこと。非分配的ともいう。対義語は個(individuals)。
集合
lo'i/le'i/la'i brodalo selcmi be lo/le/la broda{lo/le/la broda}からなる集合
{lo/le/la broda}の数学的集合。広義に、それらからなる集合体、1つの個体を表す。
象徴
lo'e broda cu brodelo ka ce'u brode cu zilfadni lo'i ro broda{broda}なものすべてからなる集合において{brode}であることは普通だ
le'e broda cu brodepe'i lo ka ce'u brode cu zilfadni le'i broda{broda}なものからなる集合において{brode}であることは普通だと思う

省略語

それが重要でないか、文脈上明らかであることを表す。
zo'e省略項
co'e省略述なれ語。意味とPSは不定。
do'e省略タグ。述語のもてる数より多い項が並べられるとき、それにはdo'eがついていると想定される。
do'i省略発話
ge'e省略心態詞
ju'a省略根拠系
※ zo'eに似たもの
zu'i典型項; 例のアレ, いつものアレ
zi'o不在項; PS上の特定の項を消去する

meとdu

me
x1が、取り込んだ群れ(個は1つの個からなる群れとみなす)の中にあるかどうかを表す
me項(sumti)の直前について、述なれ語を形成する。PSは「x1はx2(性質)において[sumti]という枠組みの中にいる/該当する」
※ 取り込んだものが個体ならば、{me}は実質コピュラのようなものになる。{me la .tokion.}「x1は東京である」
du
du同一 : 同一性を表す; x1 は x2 ・ x3 ・・・と同一
※ {ko'a du ko'e} = {ko'a me ko'e}かつ{ko'e me ko'a}

限定詞 - LAhE

la'e〜の指示対象 : 限定詞; sumti の左に付いて、その sumti の指示対象を引き出す;
lu'e〜の記号 : 限定詞; sumti の左に付いて、その記号を引き出す;
tu'asumti の左に付いて、それが不特定の bridi から抽出したものであることを示す; lo nu/su'u [sumti] co'e に相当
lu'a〜の個 : 限定詞; sumti の左に付いて、集合/群の個を引き出す;
lu'i〜の集合 : 限定詞; sumti の左に付いて、その集合を引き出す;
lu'o〜の群 : 限定詞; sumti の左に付いて、その群を引き出す;
lu'u限定詞の終止詞
※ NAhE + bo の語もLAhEのように振る舞う。
na'e bo〜以外のもの
je'a boまさに〜と同じもの
no'e bo〜とその正反対のものの間のもの
to'e bo〜と正反対のもの

基本的な数
0123456789
noparecivomuxazebiso
※ 10以上の数は、その桁を上から順に読む。 「10」{pano}、「2431」{revocipa}。
ki'o
3桁ごとに打つカンマのような役割。「2,431」{reki'ovocipa}
  1. {ki'o}の後ろに数字が3つ無い場合は、適宜{no}が補充される。{pa ki'o pa ki'o reno}「1,001,020」、「1,000」{pa ki'o}
  2. {ki'o}だけで「千」の意味になる。
曖昧な数
roso'aso'eso'iso'oso'u
すべてほとんどすべてほとんどたくさんいくつか少し
後ろに数字を取り込める数
後ろに何もこない場合は、「1」{pa}が想定される。
su'esu'oza'ume'i
多くて〜少なくとも〜〜より多い〜より小さい
数の使い方
 屐舛箸い数字」という項として
li数詞の冠詞。「〜という数字」という意味の項にする。
lo'o{li}の終止詞。
{li pano}「10という数字」

項が含む個体の数として
  • lo PA broda = lo broda noi ke'a zilkancu li PA lo broda / {lo broda}単位でPA個あるような{broda}であるようなもの
  • loi PA broda = lo gunma be lo [PA] broda / PA個の{lo broda}からなる群れ
  • lo'i PA broda = lo selcmi be lo [PA] broda / PA個の{lo broda}からなる集合
※1 le/lei/le'iも同じように考えればよい。
※2 la/lai/la'iの場合は「{PA broda}と呼ばれているもの(からなる群れ/集合)」という意味になる。
※3 [冠詞]+[数字]+[項」という構造も作れる。たいてい項には代項詞がくる。
lo/le PA sumtilo/le PA me sumti (sumtiに属する/該当するようなPA個のもの)
la PA sumtizo'e noi lu PA sumti li'u cmene ke'a mi (『PA sumti』と呼ばれているもの)
loi/lei PA sumtilo gunma be lo/le PA sumti(sumtiに属する/該当するようなPA個のものからなる群れ)
lai PA sumtilo gunma be la PA sumti (『PA sumti』と呼ばれているものからなる群れ)
lo'i/le'i PA sumtilo selcmi be lo/le PA sumti (sumtiに属する/該当するようなPA個のものからなる集合)
la'i PA sumtilo selcmi be la PA sumti (『PA sumti』と呼ばれているものからなる集合)
数疑問
使い方は{ma}と同様。
xo数量質問 : 数量詞; PAの代わりに置いて返答を喚起する
  • lo xo prenu cu klama ti / 何人の人がここに来ますか。
  • su'o pano / 少なくとも10

空間制と時制の2種類がある。制は本質的にタグである。
架空の旅システム : [距離-方向]を前から順番に処理して仮想的に旅行をして、たどり着いた場所が目的地。空間制も時制も同じ。
{時間: 【[方向-距離]...[方向-距離]】[範囲][方向][範囲性質]} - {空間:【[方向-距離]...[方向-距離]】[範囲][方向]} - {mo'i句: 【[方向-距離]...[方向-距離]】}
空間制
{静的位置: 【[方向-距離][方向-距離]...[方向-距離]】[範囲][方向]} - {mo'i: 【[方向-距離][方向-距離]...[方向-距離]】}
@方向(FAhA類)
be'a北に
ne'u南に
du'a東に
vu'a西に
ca'u前方に
ri'u右に
zu'a左に
ti'a後ろに
@距離(VA類)
vi近く
va不定距離(中程度)
vu遠く
@範囲(VEhA類)
ve'i小範囲
ve'a不定範囲(中範囲)
ve'u大範囲
ve'e無限空間範囲
@空間動作
mo'i時空間遷移 : selbri や間詞の左に付いて時空間における動きを表す
時制
【[方向-距離][方向-距離]...[方向-距離]】[範囲][方向][範囲の性質]
  1. どれくらいいつのことか
  2. どれくらいにわたってか
  3. その範囲においてどういった感じでか(絶え間なくか、規則的にか、典型的にか、習慣的にか)
  4. その範囲において何回起こったか (1回か、2回か、…)
@方向(PU類)
caその時点
pu過去に
ba未来に
@距離(ZI類)
zi短距離
za不定距離(中距離)
zu長距離
@範囲(ZEhA類)
ze'i小範囲
ze'a中範囲
ze'u大範囲
ze'e無限時間範囲
@範囲の性質(TAhE類, ROI類)
di'i規則的に
ru'i継続的に、ずっと
na'o典型的に、形式的に
ta'e習慣的に、いつものように
di'inai不規則的に
ru'inai断続的に
na'onai非典型的に
ta'enai反習慣的に
PA roiPA回
PA roinaiPA回以外
※ {so'eroi}「たいてい」、{so'iroi}「何回も」、{so'uroi}「数回」なども可。

物事の進み具合を表す。{時間: 【[方向-距離]...[方向-距離]】[範囲][方向][範囲性質][相]} - {空間} - {mo'i句}
pu'o将前 : 物事が起こるすぐ以前の段階にあるのを表す。「〜しようとしている」
co'a開始 : 物事が開始の段階にあるのを表す。「〜しはじめる」
ca'o進行 : 物事が進行の段階にあるのを表す。「〜している」
co'u停止 : 物事が停止の段階にあるのを表す。(完了とは限らない。中断の場合もある。)「〜するのを終える/止める」
ba'o完了 : 物事が完了の段階にあるのを表す。「すでに〜し終えている」
de'a休止 : 物事が休止/中断の段階にあるのを表す。「〜するのを中断する」
di'a再開 : 物事が再開の段階にあるのを表す。 「〜するのを再開する」「また〜しはじめる」
co'i到達 : 物事が瞬間的なものであるのを表す。点事象。
mo'u終了 : 物事が自然な終了時点にあるのを表す。「〜し終える(状況にある)」
xa'o早発 : 物事が自然な開始時点よりも早く起こっているのを表す。「既に/もう〜している」
za'o延続 : 物事が自然な終了時点を越えて継続しているのを表す。「まだ〜している」

事実性、可能性 - CAhA類

その命題が実際に起こったことなのか、可能性を述べたものなのかを明らかにする。{時間} - {空間} - {mo'i句} - {CAhA類}
ca'a事実性 : 実際にその出来事が起こっていることを表す
ka'e内在的可能性 : 実現性は問わず、その出来事が内在的に可能であることを表す
pu'i少なくとも一度は実現した、その出来事の可能性を表す
nu'oまだ実現していない、その出来事の可能性を表す
※ {ka'e}の表す可能性は一時的なものではなく、生来的なもの。一時的な可能性には{kakne}を使う。
kaknex1 は x2 (事)が x3 (条件)においてできる

論理接続詞

真理値表、ベン図を使って系統的に定義されている。
項の接続詞
.eE系P かつ Q
.aA系P と Q の少なくとも一方
.oO系P かつ Q 、もしくは P でも Q でもない (Aならば、そのときに限ってB)
.uU系Q の如何にかかわらず P
※ 論理接続語の前には{na}や{se}が、後ろには{nai}がつけられる。
na.ePでなくて、Qだ
.enaiPであって、Qでない
.onaiPかQのどちらか一方だけ
.anaiQならばPだ
文の接続詞
.ijeE系P かつ Q
.ijaA系P と Q の少なくとも一方
.ijoO系P かつ Q 、もしくは P でも Q でもない (Aならば、そのときに限ってB)
.ijuU系Q の如何にかかわらず P
bridi末端論理接続詞
述語以前の項を二つの述語で共有して、述語以降の項は後者の述語が独り占めする
gi'eE系P かつ Q
gi'aA系P と Q の少なくとも一方
gi'oO系P かつ Q 、もしくは P でも Q でもない (Aならば、そのときに限ってB)
gi'uU系Q の如何にかかわらず P
前置接続
ge P gi QE系P かつ Q
ga P gi QA系P と Q の少なくとも一方
go P gi QO系P かつ Q 、もしくは P でも Q でもない (Aならば、そのときに限ってB)
gu P gi QU系Q の如何にかかわらず P
※{na}や{nai}をつけた形のときは、前者否定は{gA}のあとに{nai}、後者否定は{ginai}とします。
接続疑問
ji項の疑問接続詞。そこに相応しい接続詞を答えさせる。
.ije'i文の疑問接続詞。そこに相応しい接続詞を答えさせる。
gi'ibridi末端論理接続の疑問接続詞。そこに相応しい接続詞を答えさせる。
ge'i前置接続の疑問接続詞。そこに相応しい接続詞を答えさせる。

非論理接続詞 - JOI

2つの要素をまとめた1つの項をつくる。定義上は項も文も繋げられるが、文の接続詞にはあまり使われない。
joi2つを繋げて、それらからなる群をつくる
ce2つを繋げて、それらからなる集合をつくる
ce'o2つを繋げて、それらからなる順序対(序列のある集合)をつくる
jo'u2つを繋げて、それらからなる個の集団をつくる
※ {lo mlatu joi mi}は構文エラー。非論理接続詞は前者の語の種類(今回は{mlatu})の接続詞として解析される。{ku}を忘れないこと。
※ 前置接続化もできる。{P JOI Q} = {JOI gi P gi Q}となる。
fa'uそれぞれ : 接続詞(非論理・sumti/selbri); A fa'u B broda X fa'u Z で「AとBがそれぞれXとZをbrodaする」

存在構文

「〜という文を満たす○が存在する」がテンプレ。存在を表したい場所に存在項{da}{de}{di}を入れる。
mi prami da / 「私はxを愛する」という文を満たすxが存在する。 = 私には愛するものがある。
  1. 存在項が何を指しているのかを関係節{poi}で狭めることができる。 mi prami da poi prenu / 私には愛する人がいる。
  2. 存在項の前には数字(PA類)がつけられ、「ちょうどPA個の◯が存在する」となる。数字が無い場合は{su'o}「少なくとも1つ」が想定される。
  3. {da poi ke'a broda}などは簡単に言い換えることができる:
PA brodaPA da poi ke'a broda (brodaのx1であるようなPA個のものが存在する)
PA sumtiPA da poi ke'a me sumti (sumtiの一部/に該当するものであるようなPA個のものが存在する)

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