ようこそ!これは初学者向けのロジバン講座です.

ここでは、入門コースでやった心態詞(UI類)心はもっと複雑だ(CAI類)の発展編(?)です。

ほうほう。

本編では、心態詞は「感情を表す言葉」として説明しました。実は、心態詞には「感情を表す言葉」以外のものもあるの。

ふむふむ。どういうの?

細々としたのは置いておくとして、ざっくりと2種類。ひとつは認識系(証拠性、evidential)、もうひとつは談話系(discursives)。この2つについて今回はやっていきます。


認識系


認識系は、その文の根拠が何なのかを示す言葉なの。ネットでよくある「ソースは○○」に近い表現だね。

「ソースは俺」とかあるよね。「〜って婆ちゃんが言ってた」とか。

「ソースは俺」は「その文は、私が見たり聞いたりして知ったこと」ということを、「〜って婆ちゃんが言ってた」は「その根拠は、伝聞(誰かから聞いた)」ということだね。

ほうほう。ロジバンには「ソースは○○」っていう言葉があるってことなのか!

まあ、そうだね。他にも、数学で「〜と定義する」「明らかに〜である」「〜と仮定する」「以上より〜」というのも、その式の根拠を表しているよね。認識系の語をいくつか挙げてみます。

@認識系
  • ふつう文頭におく
ba'a予期「この文は、私が予期したもの」
ba'acu'i経験「この文は、私の経験に依るもの」「経験上」
ba'anai記憶「この文は、私の記憶に依るもの」「記憶上」「〜と覚えている」
ja'oつまり「この文は、他の情報をまとめて出した結論」「ということは」「つまり」
pe'i思考「この文は、私の思考の結果」「思うに」「考えたところ」「〜と思う」
su'a一般化「この文は、他の情報を一般化したもの」「一般化すると」
su'anai詳述「この文は、他の情報の詳述」「詳しくいうと」「とりわけ」
ru'a仮説「この文は、仮定/仮説/推定」「仮に〜とする」「想定するに」「〜と推定する」
ti'e伝聞「この文は、人伝いに聞いたもの」「〜だそうだ」「噂によれば」「〜と言われている」
za'a直接「この文は、私が実際に観察/認知したもの」「見るからに」「私は〜見た/感じた/聞いた」

談話系


談話系は文を構造化するのにつかう語のことだよ。「言い換えると」とか「大袈裟に言うと」とか「繰り返しになるが」とか「たとえば」とか。

あー。英語でやったディスコースマーカーとかかな。ちょっと長い文章を書くとよく出てくるよね。文章の流れをつくる語って言ってもいいんじゃない?

そうだね。英語や日本語だとイディオムなことが多いけど、ロジバンだと体系的に定義されてるんだよ。これぞ人工言語の強み!って感じだね。

@談話系
  • ふつう文頭におく
ba'u誇大「大袈裟に言うと」
bi'u新情報「実は」
bi'unai旧情報「前述のとおり」
ke'u繰り返し「繰り返しになるが」
la'a蓋然性「多分」「〜しそうだ」
la'anaiありそうもない「多分〜ない」「〜しそうにない」
li'a明らかに「明らかに」「もちろん」
li'anai不明瞭/難解「不鮮明だが」「一見分かりにくいが」
mu'a例示「たとえば」
sa'e厳密「厳密に言うと」「正確には」
sa'enai非厳密「大雑把にいうと」
sa'u簡潔「簡単に言うと」
sa'unai詳細「さらに詳しい話をすると」「もっと言えば」
ta'o本題外「ところで」「ちなみに」
to'u手短「手短に言うと」「簡潔に言うと」「すなわち」
to'unai全容「きちんと言うと」
va'i換言「言い換えれば」「つまり」
zu'u一方で「一方で」
zu'unaiもう一方で「もう一方で」
  • ふつうどこにでも置かれる
ji'a追加事例「〜もまた」
ku'i対照的事例「しかし〜」
po'o唯一の事例「〜だけ」

ひとつ言っておくと「しかし」という接続詞はロジバンにはなくて、{.iku'i}とか{.ijeku'i}と言うよ。

なるほどー。これらをしっかり覚えると一気に会話がらしくなるね。

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