カーボンヒーターは石英管ヒーターの発熱体であるニクロム線の変わりに炭素繊維を発熱体にして不活性ガスを封入したもので、その特徴は炭素系発熱体(カーボン)の採用により遠赤外線効果がハロゲンヒーターの2倍もあり、暖房性能が高く「体の芯まで暖まって冷めにくい」という効果があります。ハロゲンヒーターにくらべ消費電力も半分近くまで小さくすることができるので、電気代を低く抑えられます。また、ハロゲンヒーターの寿命が約3,000時間〜約5,000時間(その前に壊れることが多いらしい)にくらべ、カーボンヒーターの寿命は5000時間〜7500時間程度と長寿命なのもポイントです。
カーボンヒーターは長時間机に向かうなどスポット的に暖まりたい場合や、即暖性があるので、脱衣所など瞬間的に暖まりたい場合などにおすすめです。机の下などに置いて足元を暖めたい場合は300W程度もあればで十分で600Wだと強すぎますのでご注意ください。強弱切り替えられるタイプなら安心です。部屋そのものを暖めたい場合はエアコンのほうが効率的です。
カーボンヒーターとハロゲンヒーターの大きな違いは発熱体です。
ハロゲンヒータの発熱体はハロゲンランプの光ですが、カーボンヒーターは炭素繊維が発熱体です。この植物性炭素繊維の赤外線放射量は、ハロゲンヒーターの約2倍。なので、体の芯までよく暖まり、暖まった体は冷えにくくなるという効果があります。
一般的なハロゲンヒーターは強1000W前後なのに対し、同性能程度のカーボン(*)ヒーターは強600W〜500W程度。消費電力はぐっと少ないのですが、遠赤効果はより強く、体の芯までしっかりと暖まります。具体的な電気代を見てみると、600W(強)で約13.8円/1時間、300W(弱)で約6.9円/1時間となっています。(1kwh=23円で計算)
*引用元は「ハロゲン」ヒーターとなっていますが、「カーボン」ヒーターのまちがいと思われます。
1.体が暖まりやすい
2.体の芯から暖まる
3.屋外でも使用可能
4.他の電気ストーブに比べて電気代が安い
5.軽くて小さい
6.すぐに暖かい
7.換気の必要がない
8.音が静か
9.空気を乾燥させない
10.値段が手ごろ