人工哺乳
ゴートミルク、もしくはペット用ミルク(犬用・猫用など)を最初は薄めに、徐々に規定の濃度で溶いて与えます。
必ず人肌程度に温かくして、幼いうちは針なし注射器やスポイトなどを使い、飲みたがる量を与えましょう。
プラケースにフリースなどを厚く敷いた寝床で、プラケースの外側にペットヒーターを置いて保温します。
生後3週まで
ミルクは2〜4時間ごとに飲ませます。最初のうちは短い間隔で、日数が経つにつれて間隔を開けていきます。
ケース内の温度は32〜35℃ほどにします。お腹に前回のミルクが残っているようなら、一度に与えすぎか、環境温度が低すぎます。
飲ませるときは体が垂直になるように保持し、誤嚥させないように少量ずつ飲ませましょう。
幼いうちは自分で排泄ができません。ミルクを与えたあと、ぬるま湯に浸したコットンや綿棒などで下腹部を優しくマッサージし、排泄を促してください。
生後4週以降
ミルクとあわせて、徐々に大人と同じ食べ物を与えます。ドライフードは必ずふやかし、ミルワームは脱皮したばかりの軟らかいものを与えましょう。