テール調整はある程度ずれていてもジャイロがなんとかしてくれますが、しっかりやるに越したことはないでしょう。
まず、テールブレードの役割について解説します。
メインローターは時計回りに回っていますので、そのままだとヘリが反時計回りに回ってしまいます。これを防ぐのがテールブレードです。丁度力がつりあうと、静止します。釣り合ってない状態では、左右に回ります。
メインローターは時計回りに回っていますので、そのままだとヘリが反時計回りに回ってしまいます。これを防ぐのがテールブレードです。丁度力がつりあうと、静止します。釣り合ってない状態では、左右に回ります。
ジャイロは、動きを判定して、ラダーを静止させるように動作する重要な部品です。一般的なジャイロは、50%以上の感度設定でヘディングロックモード、50%以下の感度設定でノーマルモードになります。
ノーマルモードは、なにも動きが無い場合にニュートラルポジションに戻るモードです。3Dの場合はヘディングロックモードを使います。
ノーマルモードは、なにも動きが無い場合にニュートラルポジションに戻るモードです。3Dの場合はヘディングロックモードを使います。
最初にテールブレードの方向があっているか確認します。
- 上下にブレードがある状態にして、上のテールブレードを前方に曲げます(畳みます)。
- 電源を入れて、プロポのラダースティックを左に倒します。そうすると上のブレードが左側に動くはずです。逆の場合は設定が逆なので、チャンネルリバースなどの機能を使って逆にします。
- ジャイロ感度を65%(ヘディングロック30%)程度に設定します。
- テールブレードの方向確認の時と同じようにブレードを畳みます。
- 機体を左右に振ります。時計回りにふった時に、ブレードが左側に動けばOKです。反対の場合はジャイロのリバース設定を変更します。
ニュートラルポジションとは、ラダーサーボがニュートラル(垂直)の時のピッチのことです。この時に、ホバリングして丁度つりあうポジションが説明書に書いてあるはずです。一般的にはラダーピッチスライダーの角度が90度になる地点です。
- ジャイロをノーマルモードにします。一般的なジャイロでは、50%以下の感度設定がノーマルモードです。40%から35%の間程度にしましょう。
- ホバリングさせます。この時、ラダーが流れるようであれば、そうならない方向にリンケージの長さを調整します。
- 止まれば調整完了です。安定してホバリングできない状態でこの調整は困難なので、説明書の通りするだけでよいでしょう。細かい部分はジャイロが吸収してくれます。
ラダーの効き具合と設定の方法は、ジャイロによってかなり異なります。事前に説明書をみて設定しておきましょう。その後、プロポを使って必要であればexpを設定して自分で気持ちがよい所に調整します。
最初は説明書推奨の状態でよいはずです。
最初は説明書推奨の状態でよいはずです。
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