イベント開始 | |
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ー黒社会がうごめく東洋のある街。 二大勢力として君臨する闇組織と、 急成長する三つ目の組織があった。 | |
二大勢力の内の一つ、 聖澤(シンツァ)の兄弟が仕切る組織 『17H(17エイチ)』では、 | |
街を二分する闇組織である 『大犯大(ダイハンダイ)』との 協力を唱える者も出始めていた。 | |
あくまでも他組織との協力を拒む ボスの庄(ツォン)には愛情をかけ 実子の様に育てた6人の息子がいた。 | |
高級カラオケレストラン 松林閣(ツォンラムカ) PM 8:40 | |
おそ松 | さ〜てと、歌うか! ドラ、鳴らせよ十四松! |
十四松 | あい、あーい!よいしょー!! (ジャーーーーーンッ!!) |
今、お店に居る人全員に うちの紅松(ホンツォン)兄さんが 一杯ずつごちそうしまーすっ! | |
カラ松 | フッ、豪快にふるまうな?長男。 中々、大物の器っぽいじゃないか。 |
チョロ松 | あ〜、見栄っ張り。 本当はセコイくせにねー。 |
一松 | いいんじゃない。 お金には困らない生活なんだし。 この店でお金使うのも仕事の内だし。 |
トド松 | 聖澤の父さんがいなければ、 僕達、ギャングに 売り飛ばされてどうなってたか・・・ |
カラ松 | 裏社会で暮らすようになるとは 昔は思ってもみなかったが、 意外と快適なものだな。 |
チョロ松 | 何言ってんの?たまたま 僕らを助けて育ててくれたのが、 闇組織のボスをしてる親父さんで、 |
その闇組織17Hが この街、赤塚(ツェチョン)を 二分する勢力の組織だからでしょ。 | |
一松 | 確かにそう。 裏社会の末端の生活なんて ゾッとするな。・・・絶対無理。 |
十四松 | 庄父さんは今日も会合? はい、もう一杯どうぞー。 |
一松 | うん。 ・・・う?何、この酒?強いな? 最近、妙に幹部の会合多いよね。 |
トド松 | あ〜、僕も気になってた! 先週、街の西であった発砲事件と 関係あるのかな? |
カラ松 | 最近、南から進出してきた組織に、 大犯大の頭の デカパンが狙われたらしい。 |
まあ、・・・相当、 報復したらしいけどな。フッ。 ・・・明日は裏取引の偵察だ。 | |
チョロ松 | わかった。このメモの住所? ・・・・・・トトコちゃんの店の 近くだ。時間は? |
カラ松 | 昼だ。俺も行く。 十四松、明日は?おそ松と一緒か? |
十四松 | あい、あーい! 僕達も大犯大の店の偵察でーす! 気をつけて、行ってきマッスルー! |
おそ松 | 《『♪縦横六尽に 変幻ジーザス ♪ハイスペックダ〜リン!!』 ちょっと?俺の歌、聞いてる!?》 |
トド松 | 聞いてな〜いっ!! ・・・・・・はあ。うちの父さんにも 何かあったら心配だなあ。 |
おそ松 | 《大丈夫!俺に任せろっ!! ・・・・・・て〜、 『♪揺れる半ダースの恋心〜っ』》 |
一松 | あっちは聞いてたね。 |
トド松 | うげっ! どうっいう耳してんだよっ!? |
2ステージ目到達 | |
ー翌日の昼頃 カラ松とチョロ松 FISH CAFE 魚忠(ユチョン) | |
チョロ松 | トトコちゃん、魚バーガー2つね。 あとアイスコーヒーも。 |
カラ松 | フッ。実家の店の手伝いで 警察を辞めたって聞いていたが 相変わらず元気そうじゃないか。 |
チョロ松 | 元々、マスコットガールみたいな 感じだったからね。トトコちゃん。 カラ松も早く食べなよ。ほら。 |
カラ松 | ん。チリソース味か。(モグモグ) トレイシーって呼ばないと、 また怒って魚投げてくるぞ。 |
チョロ松 | なんだよそれ!?なんで自分だけ そんなジャレるようなやり取りを しちゃってるの?おかしくない? |
カラ松 | ・・・いや。そんな楽しい感じじゃ 無かったけどな。(モグモグ) 軽く命の危機を感じたが。 |
チョロ松 | はあ?何それ。 あ・・・こっち見て笑ってる。 可愛いなあトトコちゃん・・・。 |
そういえば、最近、ゴタついてるね。 組織同士でも取引で騙されたとか。 取引のブツが消えたとか。 | |
そんな状態なのに、他の組織と 協力なんて出来るわけないよね。 ・・・そういえば今日、一松は? | |
カラ松 | 朝から、見てないな。 |
チョロ松 | あ、トトコちゃん。・・・え? 「紫松(ツィツォン)ちゃんなら、 今日会った」って?いつ? |
えー、さっき? 一松のヤツ、ここへ猫の餌用の 魚のアラを貰いに寄ったってさ。 | |
カラ松 | また、猫に餌やってから 海帝廟(ホイタイミュ)にでも 行ったんじゃないか。 |
チョロ松 | また寺? もう十年以上経つんだよ? |
僕達がギャングに売られてたのを、 今の聖澤の親父さんに 助けてもらってから。 | |
カラ松 | 信じるものは、まあ、 人それぞれだからな。 先に行くぞ。 |
チョロ松 | あいつ、本気でまだ故郷へ 帰れると思ってるのかな。 誰も僕達を探してもくれないのに。 |
3ステージ目到達 | |
ーその頃。おそ松と十四松 高級レストラン 大大酒家(タイタイツァオカ) | |
おそ松 | ふぅ〜!食った食ったぁ〜っ! な!?十四松? ここのチャーハン旨いだろ? |
十四松 | うん!すっごく美味しいね! 具も豪華!これアワビ?うんまー! (モグモグモグ)んーっ!なあに? |
おそ松 | ね、十四松。顔動かさないで見ろ。 右側のテーブルのお姉さん達さ? 絶対さっきからこっち見てるよな? |
十四松 | おそ松兄さん、言ってる事が カラ松兄さんみたいだよ。 ・・・あは!でも確かに見てるね。 |
うん。パトロール中の昼食にしては 奮発しすぎっ!って思われてるね。 (サクサク、モグモグ)うんまー! | |
おそ松 | まあ、確かに昼飯時の メシラン3ツ星高級レストランで この警官の制服姿じゃあ目立つよな? |
十四松 | このイベリコ豚の揚げ物も絶品! ・・・兄さん達のお土産用に、 テイクアウトさせてもらおうか? |
おそ松 | う〜ん、まあ二度と食べれなく なるかも知れないし・・・ ・・・今日は、特別なっ? |
十四松 | うん!じゃあ、お店の人に頼むね! すみませーん!お会計と、この料理 テイクアウトに包んでくださーい! |
イヤミ | おや?こんな高級店で警官がランチ? この街の警官、金持ちざんすね? |
・・・まあ、いいざんす。 ・・・ はあ!ついにこの店に来たざんす! | |
この街へ赴任したら必ずこの店で 自分へのご褒美に贅沢ランチすると ミーはずっと、決めていたざんす! | |
おそ松 | ・・・・・・あ〜ッ! もうちょ〜っとだけ休憩したいっ! 仕事に戻りたくないっ! |
十四松 | うん、いいよー!おそ松兄さん。 お店の人がテイクアウトの包みを 持って来るまでっ・・・あ。 |
・・・多謝(トーチェ)! ありがとうございまーす!・・・ もう来ちゃったね。じゃあ、行く? | |
おそ松 | だな。・・・おーし! 仕事、仕事〜っ!(ガタッ) 奥の部屋ってどっちだ? |
十四松 | あっちかな? 失礼しまーす! |
(ダーンッ!!ダーンッ!!) | |
おそ松 | わ!?いきなり 襲ってくるとか酷くないっ!? 大丈夫かっ!? |
十四松 | うん!僕は大丈夫ー!!・・・ あ!!イベリコ豚に命中してる!? ちーくしょー!逮捕ーッ!逮捕!! |
おそ松 | あー、みなさん逮捕するので、 手を上げて? |
イヤミ | ん?何か騒がしいざんすね。えっ? 店ごと逮捕されたから営業も終了? シェ?シェエエエーーッ!!? |
4ステージ目到達 | |
ー昼過ぎ カラ松とチョロ松 西赤塚(ツェチョンウェスト) | |
カラ松 | このビルが、 デカパン達、大犯大の 新しい枝組織のアジトか。 |
チョロ松 | 先に来させてごめん、様子はどう? |
カラ松 | 動きはまだ無いな。 ん?チョロ松。 上から着ていたシャツはどうした? |
チョロ松 | 床掃除してたトトコちゃんのシャツが ホースの水で濡れちゃってさ。 「それ貸して!」って、脱がされた。 |
カラ松 | え?お前のシャツを・・・か? |
チョロ松 | うん。・・・この後はトド松と、 スイーツ食べに行くんだって。 新しく台湾から来たカフェに。 |
カラ松 | ・・・・・・おぉ・・・。 何だか刺激的だな? トレイシー・・・! |
チョロ松 | やっぱりそう思う? 最近おかしいよね、トトコちゃん。 |
カラ松 | 新品で年頃な俺たち兄弟と、 可愛い幼なじみの距離が・・・ |
チョロ松 | ち・・・近過ぎるーっ!!・・・ いや。変な期待をするのはよそう。 はしたないよ。 |
カラ松 | そうだな。大ケガをするぞ。 ん?・・・・・・ 誰か出てくるぞ?・・・隠れろ。 |
(・・・バタバタバタ) | |
チョロ松 | うん?~なんか大勢外へ出て行ったな? ここで間違いないんだよね? |
カラ松 | ・・・どうも様子がおかしいな。 中に入ってみるか。ドアを頼む。 |
チョロ松 | わかった。(ギイ・・・・・・) ・・・誰もいないな? どういう事? |
カラ松 | おい、見ろ。 奥の台の上に・・・まさかあれか? 消えた金塊っていうのは・・・? |
チョロ松 | やっぱり大犯大の仕業だったのか! 転売するつもりだったんだな? ・・・でも、なぜ誰もいないんだ? |
(・・・ファンファンファン) (キキーッ!) (キッ!キキーッ!) | |
カラ松 | え!?パトカーのサイレンか? 外に何台も止まったみたいだぞ? 一体、どうなってるんだ!? |
チョロ松 | 何か外で言ってる。・・・・・・ 『外に出てくるんだよん?』・・・ 『不法侵入で逮捕』?だってさ!? |
5ステージ目到達 | |
赤塚警署(ツェチョン警察) PM 4:30 | |
おそ松 | あらら?珍しいのが捕まってるな! どうしたのっ?二人とも〜!? 檻の中になんか入っちゃって。 |
チョロ松 | うるっさいなっ! 楽しそうな顔して見るなよ! トド松のヤツはまだなの!? |
十四松 | あっれー!?カラ松兄さん!! どうしたのー!?悪い事したの? |
カラ松 | ん〜?・・・う〜ん? まあ、そうといえば、そう。 違うといえば、違う。 |
十四松 | えー?全然わかんないよー!! あ!わかった。ハメられたのー!? |
カラ松 | ん〜?・・・あ!そういう事か。 チョロ松!俺達ハメられたのか。 |
チョロ松 | 知らないよ!? 僕が知ってるワケないでしょ? ここ出てからにしてよ!? |
(・・・パタパタパタッ!ガチャ!) | |
トド松 | ちょっと〜!?どういう事!? も〜っ!世話が焼けるんだから! |
おそ松 | おっ、来た来た! 保釈金はタンマリ払った〜? |
トド松 | 払ったよ! ほら帰るよっ!もうっ! |
十四松 | 鍵、開けるねー!(ガチャッ) はい、お疲れさまでしたー!! |
トド松 | あ!チョロ松兄さん!? シャツをトトコちゃんに貸したって ホントだったの!? |
チョロ松 | え?ああ。 何か無理やり奪われたんだけど。 |
トド松 | 兄さんのに似てるねって言ったら 「ウフッ翠松(チョイツォン)ちゃんに 借りちゃった!」って、言うしさ!? |
おそ松 | なんだっ?それ!?ええ〜っ!? 俺と十四松が大犯大の傘下の連中を 片っ端から逮捕してる間にぃ!? |
カラ松 | フッ。トド松は一緒にスイーツを 食べに行ったらしいぞ? 俺はトレイシーと呼んでと言わr |
十四松 | えー!?トッティー!いいなー! ・・・あ、ダヨーン刑事! ハイ!ケンカはしてません! |
ハイ!兄弟みんな、仲良しです! お疲れさまです! | |
チョロ松 | いつまでも僕達が 子供みたいに見えてるんだねー。 あの刑事さん。 |
おそ松 | 留守の家に入るのは悪い事、 悪い事しちゃダメだよーんだって。 誰っ?子供みたいな事してんの? |
カラ松 | ん?・・・俺は違うぞ!?おそ松。 俺達が入ろうとした途端に、 誰もいなくなって警察が来たんだ。 |
十四松 | えー!逃げちゃったの? みんな、どこへ 出かけたんだろうねー? |
トド松 | ほら、親父さんも心配してるから、 帰るよっ!兄さん達。 明日も松林閣に行くんでしょっ? |
おそ松 | おっ!そうだったな!? よぉーし、飲むぞぉ〜っ!! |
イヤミ | はあ、ふう!楽しみにしてたご飯が オジャンになってがっかりざんす。 それでも大人は仕事があるざんす。 |
ダヨーン刑事は、ここざんすかね。 シェ?・・・あれはさっき 大大酒家で見た、二人組の警官? | |
ミーの目がおかしいざんすか? 1、2、3、4、5・・・ みんな同じ顔?シェエエエ!? | |
6ステージ目到達 | |
ーその日の夜 高級カラオケレストラン 松林閣 | |
チョロ松 | 《トトコちゃんは最近おかしい!! 僕達に近過ぎるっ!ヒック!》 |
おそ松 | 《チョロ松!マイクで大声出すな! うるさいだろ〜ッ!?》 |
トド松 | おそ松兄さんが一番うるさいよっ! 歌わない時はマイクの電源切って? |
カラ松 | フッ。では俺が一曲披露するか。 ここは熱いバラードで・・・ |
十四松 | 次、『突撃六角形』 入りましたー!! |
おそ松 | 《はーい俺〜!!舞台あがります! |
『♪毎日会っても 週に6日でも ♪解けない無理ゲー ♪アッハ〜ン』》 | |
十四松 | カラ松兄さんに、これ! イベリコ豚の揚げ物! 一松兄さんもどうぞ!美味しいよ! |
一松 | どうしたの?これ。 |
十四松 | 今日で営業終了になっちゃった、 大犯大の三ツ星レストランで テイクアウトして来たの!どう? |
一松 | うんま。なんで営業終了なの? |
十四松 | 僕が店ごと逮捕しちゃったからね。 |
一松 | あー・・・。そういうこと。 マネーロンダリングの温床か。 まあ、この店も同じ役割だけどね。 |
カラ松 | (ムグムグ)ん〜!これは旨いな。 ナイス十四ま〜つ!!(ガリッ) ぶ!?あがっ?何だ!?・・・弾? |
十四松 | あー!銃弾が入ってた? 大当たり〜!!あはははは! |
一松 | なんで銃弾が入ってんの!? |
十四松 | 僕のかわりに豚が撃たれちゃった! |
一松 | え?一般人がいるレストランで 敵が撃ってきたの?・・・ やっぱり最近、街全体がキナ臭いな。 |
トド松 | そういえば今日は、 何か収穫あったの?一松兄さん? |
一松 | 東六角(ロッコクイースト)で、 頭に旗を立てた連中が発泡してた。 最近多い・・・明らかに増えてる。 |
カラ松 | 旗頭会(フラッグソサエティ)か? トップが若いが、やり手らしいな。 カジノの共同経営を募ってるとか。 |
十四松 | うちはどうするの?親父さん。 ・・・・・・。 |
トド松 | お前達は気にしなくていいって? そりゃ何不自由なく暮らしてるけど ・・・僕達だって、気になるよ!? |
カラ松 | 大犯大と組まれたら面倒だな。 |
一松 | そうだね。 |
十四松 | 僕が全部しょっぴくかぁーー!? あははははは!親父さんも 大笑いしてるーーーッ!! |
おそ松 | 《『♪七不思議にちょろっと ♪足りない〜』 |
チョロ松 | 『♪あなたひとりだけゾッコン! ♪絶命〜!!』 |
おそ松 | わ!?え〜!? 何で最後だけ歌っちゃうの!? ヤな奴だね〜っ!?》 |
十四松 | ねえ、親父さんの弟16人の中で 大犯大とつながっている人って、 いるのかな。 |
トド松 | ・・・・・・父さん。 |
カラ松 | 親父さんも考えてるんだな。 その事。 |
一松 | 信用しない訳じゃないけど・・・ 俺も他の17H幹部の動きは 気になる。 |
トド松 | ・・・そういえば、今日の場所を 書いて渡したメモは? まさか、落としたりしてないよね? |
カラ松 | 俺は見てすぐにチョロ松に渡した。 チョロ松がシャツのポケットに・・・ あ・・・!いや、まさかな。 |
一松 | そのまさかなんじゃないの。 幼なじみでも誰でも事情がある。 だから信用は出来ない。 |
おそ松 | 《えー!?チョロ松がまた やらかしたのー!?》 |
一松 | え゛!? ・・・というか・・・ ステージから聞こえるのか? |
トド松 | ホント、どういう耳してんのっ!? あ、チョロ松兄さん。 |
チョロ松 | 僕がどうかした?え?メモ? あ・・・! |
7ステージ目到達 | |
ー翌日の夕方 六龍酒店(ロッロンホテル)宴会場 17H幹部会 | |
カラ松 | 少し長引いているが、特に動きも無し。 警戒して3人がかりで張りつく事も なかったな。何か食べて帰るか? |
チョロ松 | 聖澤の兄弟は本当に良く似てて、 親父さんと見分けがつかないな。 あ、ドアが開いた。親父さんか? |
一松 | いや、スーツの色が違うな。 ・・・ん?何か嫌な感じだな。 |
(・・・チーン) | |
カラ松 | ・・・誰だ。 エレベーターが このフロアに止まったぞ。 |
チョロ松 | !?何だ? まずい、伏せろ!! |
(ダンッダンダンダンッ!!) | |
チョロ松 | くそっ! いきなり撃ってきやがった! |
カラ松 | 頭に旗を立ててたぞ!? |
一松 | まずい! 狙いは俺達じゃないぞ! |
チョロ松 | しまった!!そうか! |
カラ松 | 幹部会の部屋に行く気だぞ!? 親父さんが危ない!! |
(ダンッダンダンダンッ!!) (バタバタバタバタ・・・) | |
チョロ松 | くっそー!! 反対側に逃げたか!? |
イヤミ | (・・・バタバタバタバタ) 警察ざんす!何事ざんすかーッ!? 銃声がしたざんす!! |
十四松 | 兄さん達ーーッ!!大丈夫!? みなさーん!!大丈夫ですかー!? |
おそ松 | ああ!見ろっ! 親父さん撃たれてるよ!? |
一松 | ・・・だめだな。 救急車は呼んだ? |
おそ松 | 反対側は階段しか無い筈だ!! ちくしょう!追うぞ!チョロ松!! |
カラ松 | 救急車はホテルの従業員に 呼んでもらった。 十四松・・・。 |
十四松 | 親父さん!親父さーん!! うわーん!! |
一松 | ・・・おい、兄弟が撃たれたのに、 見ろ。聖澤の兄弟、 誰も顔色ひとつ変えやしない。 |
カラ松 | ああ。・・・自分達だって狙われる 可能性があるんだから、もう少し おびえてもいい筈だがな。 |
イヤミ | チミ達?育ての親だとしても、 もう少し取り乱してもいいんじゃ 無いざんすか?この子のように。 |
すっかり黒社会に染まりきってる ざんすね?動じないのはある意味 立派ざんすよ。でもざんす・・・! | |
十四松 | 刑事!兄さん達を悪く言わないで! 僕の事は放っておいてください! 親父さん!うわーん!! |
カラ松 | あんたの言う事ももっともだが、 俺には守るべき弟達がいる。 取り乱している暇などナッシングだ。 |
一松 | 闇に身を潜めて鬼を探してるんだ。 街の黒社会が全面戦争になるぞ。 しっかり仕事してくれよ。刑事さん。 |
イヤミ | し、しっかりやるざんすよ!? シリアスなシーンでのシェーだって 我慢したざんすっ。 |
十四松 | ・・・・・・一松兄さん。 僕達どうなるんだろう・・・。 |
8ステージ目到達 | |
数週間後、昼下がり 東赤塚・裏通り | |
イヤミ | 狭い路地ざんす。ダヨーン刑事? この辺ざんすか?・・・ふむふむ。 ここを抜けた先?わかったざんす。 |
それにしても、今まで豪邸住まいの 6つ子坊っちゃんが、こんな裏通りに? 随分と急に落ちぶれたざんすね! | |
普通に気の毒・・・ヒイ!? つまづいたざんす!足元に誰か いたざんすか?・・・あ、チミは。 | |
一松 | ・・・うちに用? みんな店にいるけど。 |
イヤミ | そうざんすか。 ところで、チミは一人で こんな路地裏で何してるざんす? |
(ニャー・・・) | |
イヤミ | 猫!?こんな裏路地で飼わなくても 自分の家で飼えばいいざんしょ。 |
一松 | ・・・俺は、いついなくなるか わからないし。こいつも家に 慣れ過ぎたら、その時、困るから。 |
イヤミ | そうざんすか?意味深ざんすね。 あ!でもその話にちょっと関係ある 話で来たざんす!チミもくるざんす。 |
6つ子のみなさん、 改めてお悔やみ申し上げるざんす。 | |
おそ松 | イヤミ刑事、ダヨーン刑事も わざわざこんな所まで。 冷やかしに来たんじゃないのぉ? |
カラ松 | 葬儀の時の警備もお二人だったとか。 ご丁寧にありがとうございます。 ・・・今日は? |
イヤミ | 街の治安を警戒しての判断、 当たり前の事ざんすよ。今日は 他でもない大事な用で来たざんす。 |
ダヨーン刑事が何年間も、 チミ達の故郷で捜索願が出ていないか 探してくれていたようざんすね。 | |
それが、ひとつだけ6つ子の捜索願が あったざんすよ! | |
一松 | ・・・え・・・? |
チョロ松 | ほ、本当に!?捜索願が? |
おそ松 | えーっ!?南米の密林で 6つ子が行方不明になって、 捜索願が出てるって? |
チョロ松 | 何それ?絶対僕らじゃないでしょ? 大体、僕ら密林とか 行った事ないし!? |
イヤミ | チミ達の故郷から出てる捜索願だし 6つ子の捜索願なんて珍しいざんす。 一応、連絡を取ってみた方が・・・ |
トド松 | ああ〜・・・期待しちゃった・・・ もしかしてやっと帰れるかもって 期待した〜・・・(グスッ) |
おそ松 | あ〜!うちの可愛い弟、 泣かせちゃったぁ!? 急に来て期待させんたよ〜・・・ |
トド松 | 泣いてないよ!気のせい! |
チョロ松 | あんた、他所から新しく来た刑事? 結局、犯人も捕まらないし。 なんだよ、見世物じゃないんだけど! |
カラ松 | 喪に服し、贅沢な暮らしを失い、 人生の急激なストリームに 翻弄されてしまっている・・・俺達。 |
一松 | 悪く思わないで。 みんな混乱してるんだ。 ・・・すごく期待したけど。 |
イヤミ | 何だか悪かったざんすね。でも、 一応連絡してみた方がいいと、 ダヨーン刑事も言ってるざんす。 |
ミーが居合わせたのも何かの縁。 こういう時は大人の言う事を 聞くものざんすよ。 | |
十四松 | そういえば、イヤミ刑事ってどこから 何の為に来たのー?・・・・・・ |
イヤミ | この際だから話ておくざんす。 ミーは、この犯罪地区を調査する為 インターポールの命で来たんざんす! |
9ステージ目到達 | |
イヤミ | この街は黒社会の組織と警察が ベタベタイチャイチャし過ぎで、 実際、想像を上回る惨状ざんす! |
は?「家族に犯罪者がいる人を除くと 警官になる人がいないんだよん」? シェ?ど、どういう街ざんすか!? | |
そう、チミ達兄弟もーッ!! 上から警官、不良、不良、 猫、警官、不良!って何ざんす!? | |
チョロ松 | 不良ってのもどうかと思うけどね? |
トド松 | 何か、すっごい子供扱い? っていうか?ムカつくんだけどっ? |
十四松 | 猫まざってたね!?猫! イヤミ刑事、面白いねーーっ!! |
おそ松 | ちょっと待って?警官と不良と猫を 分けてたみたいだけどさ? 俺達全員、警察学校出てるよ。 |
イヤミ | シェ!?ほ、ほほほ、 本当ざんすか!? |
カラ松 | というか、全員、警官だ。 面倒で最近は出勤していないが。 |
チョロ松 | ほら、家の手伝い? 家業の方が忙しくってね。 |
一松 | 猫が気になって。 |
トド松 | 遊ぶ時間が足りなくってさぁ! |
イヤミ | シェ?何を言ってるざんす? まるで子供ちゃんが学校へ 行きたくない理由みたいざんす! |
十四松 | 僕とおそ松兄さんも、まあ、 毎日遊びみたいなもんだしね! |
イヤミ | シェ!大体、そんな心がけで、 よく警察学校が卒業出来たざんすね? どこの学校が卒業させたざんす!? |
おそ松 | 何言ってんの? 赤塚警察学校に決まってんじゃん? |
カラ松 | この街の警官は100パーセント、 赤塚警察学校の卒業生なのだ。 つまり・・・パーフェクツ母校。 |
イヤミ | え!?・・・ダヨーン刑事も? シェ・・・(ぶるぶるぶる)うう! 何という事実・・・!しかし・・・ |
ミーは大人ざんす!だから、 言いにくい事でも言ってやるざんす。 その学校はニセの警察学校ざんす! | |
だからこの街の警官はみんな ニセ警官だし、警察署もニセ警察署 ざんすーッ!・・・言ったざんす! | |
十四松 | えー!そうだったんだー!? じゃあ僕もニセモノー!? |
チョロ松 | えー!警官なんて堅いと思ったのに。 じゃあ、そっちで食べていくのは 無理か。チェッ! |
十四松 | ダヨーン刑事、イヤミ刑事ー? お昼まだでしょー?食べてって。 僕達も今からだしー。 |
イヤミ | そうざんすか。 ごちそうになるざんす。 ダヨーン刑事、座るざんすよ。 |
カラ松 | 親父さんに黙とうを。 |
チョロ松 | うん・・・・・・。 |
トド松 | じゃあ、みんな、食べよう。 ・・・・・・ はい。一松兄さん。炒め物。 |
一松 | ありがとう。 ・・・・・・(パク。モグモグ) |
おそ松 | ・・・・・・(モグモグ) チョロ松、醤油とって。 |
チョロ松 | はい。(カチャ) ・・・・・・(パク。モグモグ) |
十四松 | イヤミ刑事、スープどうぞ。 |
イヤミ | ありがとうざんす。(ズー・・・) 美味しいざんすね。・・・ ごちそうさまざんす。 |
チミ達も気がついてると思うざんすが この街はこれから、血で血を洗う 男臭い抗争で大変な事になるざんす。 | |
チミ達は若いし故郷があるざんす。 ここを出る事を考えてみるざんすよ。 ・・・黄松(ウォンツォン)君。 | |
十四松 | ハイ!イヤミ刑事。 |
イヤミ | 色々、辛い事を言ったざんすが、 チミ自身はニセモノじゃないざんす。 心にしみる味の料理だったざんすよ。 |
くれぐれもヤケを起こさないで 欲しいざんす。・・・・・・ ダヨーン刑事、行くざんす。 | |
十四松 | ・・・・・・帰ったね。 どうしよう?おそ松兄さん・・・? |
おそ松 | 予定通り行くぞ。すぐに準備だ。 これはヤケをおこしたんじゃない。 ・・・17Hの幹部への復讐だ。 |
チョロ松 | 親父さんの仇・・・! |
トド松 | 僕達のあの贅沢な日々を 葬ってくれたお礼だッ! |
10ステージ目到達 | |
高級カラオケレストラン 旧・松林閣 PM 3:20 | |
おそ松 | くっそ〜・・・。あいつら・・・ 俺のお気に入りの店を・・・ こんなに・・・しやがって・・・! |
一松 | 店名まで変えてるね。 「禁松林閣」だって。 何だか・・・微妙に傷つく。 |
トド松 | 内装は元々昔っぽかったけど!? どういう手の加え方!? クッソダサいね!何?このセンス! |
カラ松 | 17Hと聖澤兄弟だけじゃないな。 旗頭会の連中もいる・・・?やはり 繋がっていやがったのか・・・! |
おそ松 | ・・・・・・よし。 十四松。ドラを鳴らせ。 |
十四松 | あいあーい!よいっしょーっ!! (ジャ〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!) |
今から、この店の中にいる人全員に 僕の兄さんから贈り物が ありまーーすっ!!どうぞーっ!! | |
おそ松 | 食らえーーーーーッ!!!! この復讐のマシンガンーーッ!! (ダッダッ!ダダッダッダダッ!) |
トド松 | あ!撃ってくるよ!気をつけて!! (チャッ!)よーし、こっちも。 わ、危ない!伏せろーッ!! |
(ガガガガッ!ガガガガッ!) | |
チョロ松 | クソ!やれるもんならやってみろ! もう怖いものなんか!無いぞ!! え?何コレ?・・・血・・・? |
あ・・・!トトコちゃん? なぜここに!?危ないよ!? ・・・・・・銃?・・・なんで!? | |
十四松 | 警察辞めたのウソだったのー!? 大犯大の手先として見張ってたって? えー!?ボウエ!ボウエーッ!! |
(ガガガガッ!ガガガガッ!) | |
十四松 | あー!?誰?僕の事を撃った!? チクショー!当たったよーっ!? くっそー!!(ダンダンッ!) |
(ダンダンッダンッ!)わあッ! | |
おそ松 | 危ない!!十四松!!デカパン達は、 17Hや旗頭会ごと俺達も葬り去る つもりだったんだ!!くっそ〜ッ! |
カラ松 | 十四松!大丈夫か!?クッ! (ガガガがッ!)うっ!く、くそ! う、撃たれた・・・ |
トド松 | カラ松兄さん!?ちくしょおお! 皆殺しにしてやるーーッ!! (ダンダンッダンッ!ダンダン!) |
おそ松 | トド松!危ない!(ダンダンッ!) うおぉ!? いってぇーー!! |
一松 | おそ松兄さん・・・撃たれてるよ。 |
おそ松 | 一松!?お前も・・・大丈夫か? |
一松 | 俺は・・・大丈夫。トド松は? |
トド松 | ・・・兄さん?ふふ、ごめん・・・ 撃たれちゃ・・・った。火、火が、 逃げないと・・・外、出よう・・・ |
(・・・ファンファンファン) (キキーッ!) | |
チョロ松 | そ、外にパトカーが・・・。 そこにドアが、ゲホッ煙がっ・・・ カラ松、大丈夫? |
カラ松 | ああ。クッ。俺達・・・6つ子、 死す時は同日、同刻だ・・・!! |
チョロ松 | それ、・・・桃園の誓い? 僕達、6つ子だから、ゲホッ! 生まれた日も同じだけどね!? |
カラ松 | あ、ああ・・・。フッ、そうだな! 火の回りが速い・・・! 十四松を・・・!運ばないと! |
おそ松 | ・・・わかった、俺と一松が運ぶ! 早く外に・・・!! |
イヤミ | (・・・バタバタバタッ) ああ!チミ達!?ヤケは起こすなと 言ったざんすのに!? |
おそ松 | 俺達、ヤケなんて起こしてねえよ。 ・・・・・・これは、復讐だ。 落とし前をつけてもらっただけ! |
あ、ダヨーン刑事。・・・え? 復讐は悪い事?負の連鎖が起きる? まあ、そう言うよね。え〜!? | |
カラ松 | 愛の鉄拳制裁!?ま、待ってくれ! 俺達、ケガ人!!見ろ!撃たれて、 (バキッ!)ぐはっ!えー・・・? |
イヤミ | ハッ!?何だかガス臭いざんす。 シェ!?逃げるざんす!爆発・・・ (ドーーン・・・)シェエエエエ!! |
全クリア | |
(ザー・・・・) | |
トド松 | ・・・あ、雨・・・?兄さん・・・ 雨・・・あたたかい・・・ね・・・ |
十四松 | ・・・雨なの・・・血なの・・・ わからな・・・・・・うッ・・・ |
一松 | 十四ま・・・・・・?うう・・・ 誰か、生き・・・てるか・・・? グフッ!うう・・・! |
トド松 | ・・・一松兄さん・・・!?ダメ! ・・・死んじゃダメ!!し・・・、 死んだら地獄に行くんだからね!? |
一松 | ・・・トドま・・・つ? う、グフッ! |
トド松 | 一松兄さん・・・!?気を失わない ように僕の話を聞いて!?地獄には 六つある!まず「暗地獄」っ! |
一松 | 暗地獄・・・?何それ。 |
トド松 | もうね?とにかく暗い、真っ暗!次! 「黒地獄」黒いね。ひたすら黒い。 「大地獄」大きい。ただ、大きい。 |
カラ松 | ・・・何だか、怖いな。・・・ |
トド松 | 次・・・!「魔界地獄」これはね、 魔界ーって感じで、魔物とか 変なのがウジャウジャいる!! |
十四松 | ・・・怖いね。・・・ |
イヤミ | ミーは、地獄なんて 絶対イヤざんす。 ・・・・・・救急車が遅いざんす。 |
トド松 | 次が「クソ地獄」クソクソ! クソもいい所、クソしかない! で、最後が「闇地獄」!・・・ |
おそ松 | ・・・お前、その話、 今、作ったでしょ。バカじゃねえの? ゲホッ。・・・いてえ・・・ |
トド松 | ふふ・・・違うって、・・・ 闇が果てしなく続く「闇地獄」は、 もうどこまで、行っても闇だし・・・ |
チョロ松 | トド松・・・!?お前も、ゲホッ! 撃たれてるんだろ!? もう、話すなよ・・・あ・・・猫。 |
(・・・ニャーン・・・) | |
一松 | 無事だったか・・・良かった・・・ クソ・・・目がかすんできた。 死んだら、もう一度・・・ |
おそ松 | 会えるのか・・・ね。 ・・・母さん・・・ |
チョロ松 | し、死んだら帰れないと・・・ 思うけ・・・ど・・・ゲホッ |
カラ松 | フ・・・これで・・・帰れるさ、 俺達の故郷へ・・・!・・・ |
(ザー・・・・) | |
十四松 | ・・・兄さん?・・・兄さん!? もしかして、誰も救急車、 呼んでないんじゃない? |
・・・も、もう無理ーーっ!! ・・・(バタッ) | |
(ザー・・・・) ー終劇ー |
番号 | ステージ名 | 敵拠点体力 | 敵タイプ | 初回報酬 | 約束の銃弾 | 奪ったへそくり | ||
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金 | 銀 | 銅 | ||||||
1 | 弟たちの挽歌 | 2080 | 地 | コイン×1000 | ×200 | ×977 | ×607 | ×451 |
2 | 弟たちの挽歌II | 3770 | コイン×1000 | ×250 | ×1075 | ×704 | ×548 | |
3 | 弟たちの挽歌・再就職 | 7150 | コイン×1000 | ×300 | ×1172 | ×802 | ×646 | |
4 | ヒーロー・ネバラナイ | 12220 | コイン×1000 | ×350 | ×1270 | ×899 | ×743 | |
5 | 非情の奥手 | 18980 | 地/空 | コイン×1000 | ×400 | ×1367 | ×997 | ×841 |
6 | インファナル・ボエバ | 27430 | コイン×1000 | ×450 | ×1465 | ×1094 | ×938 | |
7 | ヘックション 黒胡椒 | 37570 | コイン×1000 | ×500 | ×1562 | ×1192 | ×1036 | |
8 | エグイザンス/水菜 | 46020 | コイン×1000 | ×550 | ×1660 | ×1289 | ×1133 | |
9 | ヒックション 死の花粉 | 52780 | コイン×1000 | ×600 | ×1757 | ×1387 | ×1231 | |
10 | 冷たい兄に約束の冗談を | 67990 | ダイヤ×50 | ×700 | ×1952 | ×1582 | ×1426 |
出現ステージ | 図鑑名称 | キャラクター | 敵タイプ |
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ハタ坊:松ノワール | ハタ坊 | 地上 | |
デカパン:松ノワール | デカパン | 空中 | |
ダヨーン:松ノワール | ダヨーン | 地上 | |
トト子:松ノワール | トト子 | 地上 | |
イヤミ:松ノワール | イヤミ | 地上 |