元々、漫画版の太公望は戦いを好まない性格で、戦いが避けられそうに無い状況でも口八丁でなんとか切り抜けようと企む性格である。
本来、ここで高友乾との戦いに自ら加わろうとした理由も、原作漫画5巻で合流したばかりの、まだ太公望という人物をよく知らない武成王一族や黄天化らに「あんたいつも偉そうにしてっけど本当に強いさ?」などと指摘されて実力を疑われ、集団内での求心力が失われつつあった状況の中で自分の強さを見せつける必要が生じたから、というものであった。
そして四聖の方でも、太公望の戦闘力や打神鞭の性能が未知数だと考えていたので、はじめから全員で襲って来ずに、高友乾と一対一にさせ他三名が様子見をすることになったのである。
覇穹ではこういった経緯が省かれているので、突然太公望が好戦的になったように見え、四聖の三名も戦闘開始から暫くの間ただボーッと見ているだけになっている。
仙界伝でのフォロー
─待て哪吒、ワシが行く
一見流れは覇穹と同じで、太公望は単騎で四聖へと突っ込んで行く。
しかし味方を未知の敵に晒さないようにしている、と楊戩の台詞で太公望が単騎で突っ込むフォローをしている。