黄飛虎が部下と話しているところへ、妻の賈氏が現れ、義妹に会うため後宮に行くと告げる。
この場面の会話自体は特に原作と覇穹で変わりはないのだが、覇穹の二人は抱き合って髪や頬を愛撫し、そのまま隣の竹藪でおっ始めそうなほどの勢いでベタベタと愛し合うさまを視聴者に見せつける。
一応、原作版とは異なり、黄飛虎が部下と話していた場所から移動して夫婦二人きりになったと思しき場面転換がされているが、この後に彼女が紂王の前で見せる賈氏の貞淑さとはギャップがあるのではないか。この後の展開を考えると、黄飛虎以外の男のものにはなりたくないという賈氏のキャラクターの強調なのかも知れないので、一応筋は通らなくもないのだが…
原作漫画版。黄飛虎は心配の表れとして手を差し出すが、二人とも触り方は遠慮がち。
これが人目を気にしてのことか、普段の二人の仕草かは読者の想像に委ねられる。