【R-18】男性同士の催眠術/マインド・コントロールを描いた日本語小説です。成人向け内容です。

蛸壺島



作:加ト吉

蛸壺島1


気象情報です。鈴木さんお願いします。

はい、まずは台風情報です。
南の海上で発生した台風18号は、徐々に勢力を増しながら、
関東へ迫っています。
台風は現在静岡県の南の海上にあり、
明日の午後には関東に直撃する予報となっています。
そのため海は荒れ、波は高くなっています。
危険ですので、水辺には近寄らないようにしましょう。
続いて全国の予報です---------

 --------------------------------------------------

漁師である海原海人(うなばら かいと)はその日、
いつものように早朝に家をでた。
海人は今年で45になる中年だ、
漁師の家に生まれ、中学を卒業してすぐ親について海にで、
この年まで漁師をしている。

家族はいない。
妻は家をでていき、一人いた息子の拓海は7歳の時亡くなった。
亡くなったのは海人のせいだ。
せがまれ、拓海を乗せ沖に漁に出ていたときの事だ。
その日の海は穏やかで、拓海は船の上ではしゃぎながら
海人の漁や、海面を見たりしていた。
海人も注意を払っていたつもりだった。
しかし、気づいた時には拓海は船の上におらず、
片方の靴を残して海へと消えていた。

その後必死に拓海を探した海人だったが、
突然天気が変わり、海が荒れたせいで、
そのまま拓海は行方不明となった。

ショックを受けた妻は、悲しみ、家を出て行った。
海人も引き止められなかった。

それからの15年、海人は抜け殻のように生きてきた。
朝早く起き、漁に出て、家に帰り、寝る。
そのサイクルを繰り返してきた。
少々の悪天候では漁をやめたりはしない。

そしてその日も、台風が近づいているというのに海人は漁にでた。
午前中なら大丈夫だと思い、漁に出た海人だったが、
台風は速度を速め、予報よりも早く海は荒れた。

風は強く吹き、あっという間に嵐となった。
海人が乗る船は、笹船のように翻弄され、最後は波に呑まれ、
海の藻屑となり、沈んだ。

海人は思った。これは罰だと、
あの日拓海を守れなかった自分に対する報いなのだと。

死を覚悟した海人は、そのまま海に身を任せ流されていった。
そして海人はある島に流れ着く。

 -------------------------------------------------

拓海…拓海…すまねえ…助けてやれなくて…
ごめんな…父ちゃんなにもできなくて…
俺もすぐそっちいくからな…

「うっ…拓海ぃ…」
「大丈夫か?あんた生きとるぞ!おい!」
「えっ…ここは…あっ!痛てえ…」
「無理するでねえ、体中打ってるんだ、横になってろ」
「お、俺。どうなった…んだ」
「おめえは流されて、蛸壺島に漂流したんだ。
 よかったな」

そうか…俺助かったのか。
拓海は助からなかったのに…俺はこうして生きている…
すまねえ…まだそっちにいけそうにねえ…

「おめえは蛸神様に選ばれたんだ。
 だからこの島にたどり着けたんだ。感謝しろよ」
「蛸神…?いったい…」
「いいから、とりあえず寝てろ。すぐにわかっから」

確かに体中が痛くて、考える事はできねえみたいだ。
体の痛みを少しでも忘れるために寝よう…
今できるのはそれだけだ…

それから俺は、まるで死んだように寝続けた。
そばで誰かが看病してくれているらしく、
俺は横になり、じっと回復を待った。

そして3日後、ようやく俺は体を起こせるまでに回復した。
目を開けてまず目に入ってきたのは若い男だった。
どうやら俺の看病を、ずっとしてくれていた人のようだ。

「目が覚めたようですね、体は大丈夫ですか?」
「ああ、大分楽になったよ。おめえが面倒みてくれたんだな、ありがとよ」
「たいした事はしてませんよ。それにお礼を言うなら長老にしてください。
 俺にあなたを看病するように言ったのは長老ですから」
「そうか、ならその人にも礼をいわねえとな。
 ところで俺の荷物とか服は…」

俺が着ていた服はいつのまにか脱がされ、パンツ一丁だ。
体のあちこちに、布で止血されている。

「着ていた服は破れて、ぼろぼろだったので、破いて止血するのに
 使いました。余った布は貴重なので、申し訳ないですが頂きました」
「布が貴重?どういうことだ…ここはいったいどこなんだ?」
「ここは蛸神様に選ばれた男たちが住む、蛸壺島です。
 あなたも蛸神様に選ばれたようですね」

なんだそれは…そんな島聞いた事もない。
それによく男を見てみると、細い布でできた褌を着ているだけ…、
ほとんど全裸だ。
おかしい。
まるで大昔のような格好だ。
さらに周りを見ると、
俺がいる建物も木造の家で、まるで南国の家だ。
とても日本だとは思えない。

「長老を呼んできます、少し待っていてください」

若い男が外に出て行く。
そうだ、看病してもらったというのに俺はあの男の名前すらしらない。
そんなことをふっと思った。

間もなく長老と思われる男がやってきた。
年は俺より上に見えるが、ガタイがよく、どっしりとしている。
腹だけは年相応以上に出ているが、胸や腕、足は筋肉がよく発達し、
日に焼けた肌からとても精悍そうに見える。
この男も褌のようなものを締めているだけだ。

「よう起きたようだな、さっそくで悪りいが名前を教えてくんな。
 いつまでも名無しじゃ呼びにくいからな」
「俺は…海原海人っていうんだ。漁師をしている」
「そうか漁師か、それで昨日の嵐に飲まれてこの島に漂流したってわけだな。
 あんたあ、ついてるな。蛸神様に選ばれたおかげだ、助かったのは」

蛸神…ここにきてから何度も聞いた名前だ。
この島の守り神かなにかなのか?
選ばれたってどういうことだ…
長老はでっぷりとでた腹をさすりながら説明を始めた。

「蛸神様はなあ、この島の主だ。神様だ。
 俺たちはみんな蛸神さまに選ばれてこの島に住んでるんだ」
「選ばれて?どういうことだ?」
「俺もな元々この島の人間ではなかったんだ、お前さんみたいに
 ここに流れ着いたんだ。この島にいる人間はみんなそうだ」

そんな島があるなんて話は聞いた事もない。

「あるんだよ、今でお前さん含めて40人だ。
 この島からでることは出来ないから、死なない限りこの人数だな」
「島から出ることはできない…だと。どういうことだそれ。
 助けはこねえのか」
「ああ、こねえよ。ここは普通の人間には見つけられねえ。
 俺はここに着て30年になる。今年で60だ。今まで探しにきた人間はいねえよ」

そういって長老は腹をやさしく撫でている。
嘘を言っているようには見えない。
しかし到底信じられなかった。
そんな島が日本にあることが…

「まあおまえさんもその内分かるさ、そうなったら
 ここから出ていこうとは思わなくなる。
 とりあえず拓海をお前さんに付けるから、色々教えてもらえ。おい、中へ入れ」
「はい」

拓海…?
外に立っていたのだろう、長老の呼びかけに応え、中へ入ってくる。
さっきまで俺の面倒をみてた若者だ。
年は20歳そこそこだろう、こいつも褌以外身に着けていない。
体はドカタのような、肉体労働で鍛えられた体をしている。
この男が…拓海?まさかあの拓海なのか?

混乱する俺を尻目に、長老は俺の面倒を命じ、出て行った。
跡に残された拓海は、これからの事をどうするか考えているようだ。

「どうしますか海人さん?このまま休みますか?それとも村を案内しましょうか?」
「いや、まだ本調子じゃないから休ませてもらうよ。
 そうだ、ところであんたはいつからこの島に?」
「俺ですか?俺は15年前だったかな、この島に流れ着いたの。
 海人さんと同じですよ」
「そ、そうか。ここにくるまでの記憶とか残ってないのか?
 家に帰りたいとか…」
「ガキでしたからね、ほとんど覚えてないですよ。
 それに俺蛸神様に選ばれて、この島で暮らせて嬉しいっすからね。
 帰りたいとか全然無いですよ」
「そうか…家族は心配してると思うんだがな…」
「海人さんもすぐ分かりますよ、壷男になれば…」
「壷男?」

なんだそれは…
今までに聞いたことのない言葉だ。

「おっと…まだこの話をするのは早かったですね。
 俺は食事の用意をしてくるので、待っていてください」
「ああ、ありがとな」

問いただそす間もなく拓海は家を出て行った。
なんだろうか、壷男とは…
そのうち分かるのか?
だが分かった時には遅い気がする、なんとなくそう思った。


食事はとても豪勢なものだった。
米こそないが、魚介や山の幸が豊富に使われている
食事はとても美味かった。
飲み物も森で取れた木の実や樹液をもとに作られたもので、
疲れた体にはよくしみた。

最後に体によく効くという、なにかの根っこや
苦い葉、薬を煎じた物を飲み食事は終わった。

食事を終えたらすぐに睡魔が襲ってきた、
やはりまだ体は完全に回復はしていないようだ。
拓海に礼を言い、すぐに横になった。
眠りにつくまでに時間はかからなかった、
俺は深い、深い眠りについた…



どれだけ寝ていただろうか、波の音がする。
ここは海辺の家だから当然か…
だがそれにしてもよく聞こえる。
それに足に水がかかっている、
押し寄せては引いていくようだ。

寝ぼけた頭が段々と醒めていく、
そして目を開いた。
辺りは月明かりに照らされていた。
どうやら俺は波打ち際にいるらしい。
足は動くが手は拘束されて動かすことが出来ない。
しかも唯一身につけていたパンツも脱がされている。
いったいどういう状況なんだこれは…

頭を動かす。
すると俺の後ろには長老を始め、拓海や村の男たちが並んでいた。
皆真剣な表情で、その目はまっすぐ俺を見ている。

長老がその中から一歩前へ出た。

「我が神よ蛸神様よ。あなた様が選ばれた壷男に
 どうぞ神の子を身ごもらせ給え」

長老が地面にひれ伏すと、後ろの男たちもそれに続く。
頭を地面につけ、じっとしている。
これから何かが始まろうとしているの?

「おい、長老。いったいなんなんだこれは。離してくれよ」
「静かにせい。もうすぐ神がくる。おとなしく受け入れるのだ」

神がくる?
一体なんなんだこれは。
男たちは全く微動だもしない、
海へと目を転じる、波が押しては引いてを繰り返している。

その時なにかが海からあらわれた。
よく目をこらしてみる。
蛸だ。巨大な蛸だ。
足はゆうに1m以上あり、通常の蛸の2倍、いやそれ以上だ。
それがゆっくりと俺に近づいてくる。

「なんだよこの蛸…おい早く離せよ!きいてんのか!」

男たちは誰一人として反応しない。
その間に俺の脚に蛸の足が絡んできた。
8本足は絡んで離れない、そしてそのまま上へと向かおうとしている。

「なにしやがんだ!や、やめろお…」

あっというまに全身に絡まり、締め付けられる。
足はそれぞれ、口、耳、脇、乳首、そしてケツの穴を刺激してくる。
そしてチンポは…蛸の口に咥えられている。
おそらく口だ、それにすっぽりと飲まれているようだ。
例え今から手の拘束を外されても、逃げることはできないだろう。
俺はもうすっかり捕らえられてしまった。

「ああん、あああっ…やめ…ろ。そんなとこ、ああっ」

全身をくまなく刺激され、更にチンポを激しく扱かれる。
いままで感じたことの無い快感だ。
頭がおかしくなりそうだ。

「はふう、そんな所触るな…やめろおおおおお」

乳首を弄られ、脇を舐めるように触られていく。
ケツの穴は真っ赤になっている。

「そんなに強く扱かれたら俺ええええ、
 でる、でちまうぞおおおおおおおおお」

もう限界だった、
押し寄せる快感には勝てなかった。
俺は蛸の中に雄汁をぶっぱなした。
しばらく出してなかったせいか勢いよく大量にでた。
それを蛸はすべて吸い取ってる。
まるで好物のように旨そうに、
残さずチンポから汁を吸おうと吸い上げてくる。
それがまた気持ちよかった。
綺麗に残さず食べ終えた蛸はチンポから口を離した。
ようやく俺は解放された、かに見えた。

しかし蛸は次にケツの穴に伸ばした足を器用に使い、
穴を拡張しようとうごかしている。

「おい…なにしようってんだよお…
 そんな所まで弄るつもりなのかよお…」

1本の足を中に入れてきた。
感じたこと無い異物感に、俺はきつくケツを締める。
それがまた気持ちよくて…
ああ、こんな事今までしたことなんてなかったのになあ…

俺蛸に犯されて感じている…
 
萎えたはずのチンポがまた熱を持ち始めた。
俺が感じていると、蛸は
さっきまでチンポを咥えていた口を穴につけ、
なにかを俺の中に流し込み始めた。

「んんん、なんだよおおおなにしてんだよお。
 俺の中になにかはいでぐるううううううう」

どんどん俺の中に流し込まれる何か。
まるで女みてえだ俺。
種付けされてる女だ。
なら俺が身ごもるのは蛸の子供なのか…?
そんな馬鹿なこと…

あるかもしれねえなあ。

そんなことを考えながら俺は
そのまま蛸に抱かれて、気を失った。
腹の中には芽生えた新たな命を感じながら。

嬉しいです!


とりあえず予告していた寄生ものです。
実はちょっとモチベ落ちていたのですが、
づけかつさんに触発されて一気に書きました。

づけかつさんへ
自分の作品が少しでも役に立てたなら嬉しいです。
元々自分がこの掲示板を知ったきっかけが、づけかつさんのブログでして。
こうして小説を書くようになったのもづけかつさんのおかげです。
なので少しでも恩返しみたいなことが出来て嬉しいです、これからも頑張ってください!

蛸壺島2


海人が儀式を終えてから3日が経った。

種付けした蛸神は海へと帰っていき儀式は終わり、
その影響で高熱を発症した海人は床に伏した。
植えつけられた卵が孵化する3日はこれが続く。
同時にそれは海人が、壷男に変わるための日にちでもある。

悪夢を見ているかのように、全身から汗を流し、呻きながら苦しむ海人。
それは今まで多くの男が壷男になるために通ってきた道だ。

「やだ、違う…そんなの俺じゃ…俺は…俺は…」
「助けてくれえ……くっ…あっあっやだ…」
「帰るんだ…俺は…この島から逃げることは…できない」
「そんなの違う…蛸…神…様…に…従う…」

必死に抵抗するように呻く海人。
しかしそれも無意味なものだった。
徐々に汗は引いていき、呻き声も減り、おとなしくなっていった。
そして顔は穏やかな笑みを浮かべ、寝息を立てるようにまでになった。

こうして海人は壷男に変化した。

 ----------------------------------------------------------

長い長い眠りから目を覚ますと。そこには拓海の顔があった。

「どうですか気分は?海人さん」
「ああいい気分だ。すっかりよくなった」

体を起こし、腹をさする。
蛸神様が俺の中にいるのを感じる。
俺にとって、とても大事なものだ。
命に代えても守らなくちゃいけねえ。

「すっかり壷男になったみたいですね。
 これであなたも村の一員です」

ああ、俺はこれからこの村で生きていく。
そして蛸神様に一生体を捧げるのだ。
俺の中には一種の母性のようなものが芽生えていた。

腹の中で神様が俺に催促をしてくる。
飯を、精を喰わせろと。
腹をやさしくさすって答え、目の前の拓海を見る。

俺に比べれば全然細身だが、それでも筋肉がつき、いい体だ。
褌の袋の膨らみはたっぷりと精を溜め込んでいそうだ。
俺の視線に気づいてたらしく、拓海は褌をはずした。
ズル剥けのチンポは黒く、まだ若いのに使い込まれてるのがよく変わる。

「欲しがってるんですね、神様が。精を」
「ああ、早く食わせろって腹を蹴ってるみてえだ。
 悪りいけどいいか?」
「もちろん。この村で断る男はいないですよ」

起した体を再び倒し、床に仰向けになる。
そして股を開き、そこにあるケツマンを晒した。
神様のせいか既にじっとりと濡れてやがる。
そしてあの夜開発されたおかげでガバガバだ。
俺の体はいつでも、男を受け入れるようになっている。

「へへっ、俺こんな体になってたんだな。すげえな」
「壷男は蛸神様の繁殖の為によりエロく、魅力的な体になるんですよ。
 俺のチンポもお陰でこんなに成長したんですよ」

俺のケツマンコに拓海がチンポを当てて、入れてくる。
一瞬頭に拓海が俺の息子かもしれないという考えがよぎった。
が、そんなことは一瞬で過ぎていった。
スルリと俺と拓海が繋がった瞬間、今まで感じたこの無い感覚が襲ってきたからだ。

「うがあ、うんがあああああ。オレの中にチンポがあ入ってるううう。
 あっ、あああああああ」

今まで排泄にしか使ったことの無いそこにチンポが刺さってる。
俺の中にチンポが出入りしている。
その事実が壷男に変わった俺にはとても嬉しかった。
その証拠にチンポはギンギンに立っている。

「どうですか海人さん。チンポは。感じるでしょう?」
「すげええよ、こんな感じるなんてなあっ。
 こんな快感があったなんて知らなかった…」
「それも全て蛸神様のおかげで壷男になったからですよ」
「神様ありがとうございますう、俺壷男になれて感謝してますっ!」
「いいですね。じゃあそろそろいきますよ」
「はいっ、俺の中に出してさあいぃ」

腰を振る動きが激しくなり、拓海のチンポが俺の中で激しく動く。
それにつられて俺も声を荒げ、叫んだ。
くるう、くるう
熱いものが俺の腹の中に流れ込んでくるの感じた。
そしてそれを神様が食べているのも感じた。
とても旨そうだ…
俺は自分のチンポを思いっきり扱き、精を出した。
顔や腹にかかったそれを、指ですくい舐める。とても旨かった。

「壷男になった男の精は濃く、とても旨いんですよ。
 蛸神様がそう変えているんです」

そうなのかあ、うめえなあ。
でたのを舐め取り終り、まだでないかと絞り更に舐める。
こんな旨いなら神様が食べたがるのもわかるなあ。
神様は俺の腹の中で満足しているみたいだ。
腹を優しく撫でて俺は神様に改めて感謝した。

「蛸神様は一日最低三回は食事が必要なので朝昼晩SEXをします。
 海人さんのパートナーは俺になりました。よろしくお願いします」
「おめえと…一日三回SEXするのか…」

想像するだけで顔がにやけてきた。
チンポもさっき出したばかりなのにもう勃ってきた。
これも神様のおかげなんだろうなあ。
この年ではありえないほどの精力が満ちているのを感じる。
自分の体から、ホルモンのような目に見えないものが出てる気がする。

「はい、そして半年後に蛸神様が生まれたら、今度は俺が壷男になります。
 そして海人さんは種男として、俺の相手をしてもらいます」
「半年か、結構かかるんだな…」
「その間壷男は蛸神様を宿していますから働きません。
 種男が身の回りの世話や仕事をするんです」

拓海はこの島の生活についての説明をしてくれている。
だけど俺の耳にはほとんど届いていなかった。
早く飯を喰わせろと俺の腹の神様が催促をしている、
その催促は俺に精力を漲らせる。
俺のチンポが勃起してるのをみた拓海は苦笑しながらチンポを勃起させる。

「海人さんのお腹の蛸神様は元気ですね。じゃあ始めましょうか」

よかったです!


づけかつさんへ

3つの願い読ませていただきました!
よくいそうな中年男が、徐々に変貌していく様が最高でした!
こう何十年も積み重ねてできた自我が壊れて、180度変わる様は
やっぱりいいですね。しかもそれが実の息子の願いっていうのがまたイイ!

蛸壺島3


海人が壷男となった1ヵ月後の満月の夜。
その日村の男全員が浜辺にいた。

「なあ、これからなにが始まるんだ?」
「見てれば解るよ、ほら静かに。俺達の真似をしてね」

パートナーとなってひと月、2人はかなり親しくなっていた。
男達が一斉に地面に伏した。
海人は言われたとおり拓海達の真似をした。

海人の前には長老と村の男3人が全裸で波打ち際に横たわっていた。
長老は60、その隣から40、30、20と年の順に並べられている。
どの男も蛸神の影響で、筋骨逞しく、魅力的な体になっている。
長老含め全員が壷男だ、腹は大きく膨らみ、中の蛸神はかなり成長している様子だ。

「ふぅぅうぅぅ、はあっふぅう。はぁん」
「うおっ…うぐぅぅぅ…うううううう」
「ひぃぃはああああああああ」
「ああああああっあ。はあっ」

男たちはそれぞれ産気づいた婦のように声を上げている。
が、しかしその表情はまるで違う。
男たちが感じているのは苦しみや痛みではない。快楽だ。
その証拠に男たちはどれも蕩けきった、緩んだ表情を浮かべている。

蛸神は壷男の体内から生まれ出るとき、壷男に礼として至上の快楽を与える。
それはこの世の物とは思えないほどのものだ。
これを体験した男は、二度とこの島から出ようとも、
壷男となることを拒むことはない。
ゴクリ、と喉をならす海人。
これから起こる光景に期待が高まる。

「ああああでちゃううううう。儂蛸神さまうんじゃうううう」
「おおおおおおおお、もうでたいのか!ああああもっともっとおおお」
「ケツマンコが破れちまううううううう」
「あああ最高だあああああああああああああああ」

4人の男は顔を鼻水と涎で汚し、真っ赤にして叫んだ。
そしてそれぞれのケツマンからぬるっとした触手が表れた。
それはゆっくりと男の体の内側を舐めるように、ゆっくりと出てきた。
足を1、2本と出し、そして最後に頭。
ゆるゆるとなったケツマンを、蛸神はゆるりとでてくる。

そして完全に体外へと出るとその全貌が見えた。
まだ生まれたばかりだが、通常の蛸と同サイズぐらいの大きさだ。
これが海へと帰り、成長するとあの大蛸に成長するのだろう。

蛸神を生み終えた4人の男は満身創痍の体を動かし、
体を曲げ、土下座のような体勢で頭を下げる。

「蛸神様、今日まで我々の体をお使いになって頂き、ありがとうございました。
 我々はこの感謝を忘れずに、これからも生きてまいります」
「我々は蛸神様の僕でございます。また体をお求めならいつでもお越しください」
「我々はいつまでもここで暮らし、お待ちしております」
「そしてどうか、この島をこれからもお守りくださいますよう、
 どうかお願いいたします」

それぞれが口上を述べる。
それを聞き終えた蛸神は海へと向かった、
蛸神は海へと帰っていった。

初めて目にする光景に海人は目を奪われていた。
半年後には自分も蛸神を生む快楽を味わえる…
そう思うと褌の袋はテントを張り、チンポは反り返っていた。
それは海人だけではないようだ、周りの男達もみな興奮していた。

その中であるペアがキスをし、その場でやり始めた。
それを合図にそこかしこで男が体を重ね始めた。

海人も拓海に抱きつき囁く。

「なあ、俺たちもやろうぜ。ほら俺のここ…もう限界だ」
「ああ…やろう。俺もかなりきてる」

2人も周りと同じように体を重ねた。
海人の頭の中にはもう拓海の事しか頭に無かった。

ありがとうございます


ペタさんへ
興奮してもらえて嬉しいです。
中高生もいいですよね、次書こうと考えてるのが
高校生なので見かけたら読んでやってください。

ややとさんへ
自作だと興奮しないってすごくわかります。
自分好みに書いてもやっぱり無理なんですよね…

管理人/副管理人のみ編集できます