エスペラントの修正版として開発された人口言語、国際補助語です。

英語の「〜ing」のイド語訳

英語の接尾辞「-ing」は、イド語では「-anta」で表わされる現在分詞であることは、実はほとんどありません。(I am coming. の様な -ing が実際の現在分詞です。)
英語の接尾辞「-ing」の本質は動詞から形容詞を作っていると考えると、以下の説明が分かり易いです。しかし、英語の接尾辞「-ing」は偶に副詞としても使われる事があります。
イド語の「-anta」も勿論その本質は形容詞です。これが、「-ante」となると副詞になりますので、動詞の力が少し残っています。
(1)動詞的形容詞の「-ing」
「-ing」の単語が、名詞を修飾する動詞的形容詞である時(関係詞をつかって動詞に書き換えることができる)は、「-anta」を使う
A crying child, a child who cries.
Krianta infanto.
泣き叫ぶ子ども
A gratiflying resul, a result which gratifies.
Kontentiganta rezulto.
満足させる結果
(2)行為の動詞の「-ing」
ほとんどの場合、「-ing」は行為の名詞にすぎない。
例えば、「to beat、 a beating」「to brush、 a brushing」「to institute、 instituting」。
このような名詞は語根が動詞です。そして、明らかに行為を意味する時、イド語では、単純な接尾辞「-o」で翻訳します。
to beata beating
batarbato
to brusha brushing
brosarbroso
to instituteinstituting
institucarinstituco

特に継続を著したい時、イド語では「-ado」を使います。
to dancea dancedancing
dansardansodansado
Young people are fond of dancing.
La yuni prizas dansado.
若者はダンスが好きだ。
Angling is a pleasant pastime.
(Angel-) peskado esas agreabla tempo-pasigivo.
魚釣りは楽しい気晴らしだ。
Constant travelling is bad for the nerves.
La sempra voyajado nocas la nervi.
南船北馬(絶えず旅していること)は、神経を害する。

最後の2つのイド語の例文の中で、単純に「pesko」「voyajo」とすれば、ニュアンスが異なってきます。
釣りという趣味、習慣(繰り返される行為)や、旅行(繰り返される旅行)という意味にするためには、それぞれ「peskado」「voyajado」とすべきなのです。
(3)文頭の「-ing」のイド語訳
文や節の最初に「-ing」の単語が来て、「while」「in」「on」などの前置詞や接続詞が先行する場合は、イド語では「-ante」を使って翻訳します。これが、英語の接尾辞「-ing」が副詞としても使われるケースです。
Replying to your letter (=in reply to your letter).
Respondante a vua letro.
あなたへの手紙に返信して
On coming in, I saw her.
Enirante, me vidis elu.
入ってきたので、私は彼女と会った。
I spoke to him standing (=while standing).
Stacante, me parolis ad ilu.
立ったまま、私は彼と話した。
Taking his hat, he went out.
Prenante lua chapelo, ilu ekiris.
帽子をかぶって、彼は出かけた。

もし、「-ing」単語が、助動詞「have」である場合、イド語では過去分詞形の動詞を使わなければななりません。
Having spoken thus, he sat down.
Tale parolinte, ilu sideskis.
そんなふうに話したので、彼は座った。
Having been in the place, I know it.
Esinte en la loko, me konocas ol.
=Pro ke me esis en la loko,...
その場所にいたので、私はそのことを知った。
(4)前置詞の後「-ing」単語のイド語訳
英語の前置詞(分詞の「to」は除く)の後に、「-ing」単語が来る場合のイド語訳は、不定詞を使って翻訳します。
Before going away (=before to-go-away).
Ante departar.
出発する前に
After speaking (=after to-have-spoken).
Pos parolir.
話した後に
Instead of writing (=instead of to-write).
Vice skribar.
書く代わりに
After answering her letter.
Pos respondir ad elua letro.
彼女の手紙に返信した後で

注意:「while」は接続詞、「during」は応答する前置詞です。
While running, they fell down.
Dum ke li kuris (Dum lia kuro), li falis.
走っている間に、彼は倒れた。
(5)その他の例文
多くの場合は、難しすぎて分類できませんが、次の例文で十分でしょう。
(a)Angry for being disturbed (=angry because one disturbed him)
Iracante pro ke on trublis ilu.
誰かが彼を悩ましたので激怒している
(b)Particular ways of doing things (=to do things).
Specala manieri facar kozi.
物事を行う特殊な方法
(c)He was far from appreciating her good qualities
(=he certainly did not value highly her good qualities).
Ilu certe ne alte prizis elua bona qualesi.
彼は彼女の性質をちっとも好んでいなかった。
(d)He agreed with her in liking sweets
(=he agreed with her in that thing, that they two liked sweets).
Ilu akordis kun elu en to ke li du prizis sukraji.
=Ilu akordis kun elu en prizar sukraji.
彼は、二人とも甘い物好きだということで一致していた。
(e)I can't help loving the child. = I can't stop loving the child.
Me ne povas ne amar la infanto.
Me havas motivo nerefutebla por amar la infano.
私は子どもを愛さざるを得ない。
ベブソンの注釈:I can't help loving the child. = I can't stop loving the child. 
この2つには微妙なニュアンスの違いがありますが、私は同じ様に使っております。
(f)They hindered him from running.
Li impedis ke ilu kurez.
彼らは彼が走るのを邪魔をした
(g)She intended coming yesterday
(=she intended to come).
Elu intencis venar hiere.
彼女は昨日、来るつもりだった。
(h)Ouf of hearing (=not able-to-be-reached by a call).
Ne-atingebla per voko, or Exter voko (out of call), or
Ja ne-vokebla (=already not call-able).
聞こえないところで
(i)A boarding-house
gasteyo
下宿屋
An eating-house
restorerio
飲食店
A dining-room
manjo-chambro
食堂
A walking-stick
promen-batono
ステッキ
A sitting-room
saloneto
居間
A swimming-bath
nateyo
(通例屋内の)水泳プール
A writing-table
skribo-tablo
執筆に使用する机
A drawing-pencil
desegno-krayono
画用鉛筆
A camping outfit
acesori di kamp(ad)o
キャンプ用具
(6)主語になる「-ing」のイド語訳
「-ing」単語が主語になる時は、イド語では不定詞か名詞形を使う
Smoking is bad for the health.
Fumar esas mala por la saneso.
喫煙は健康に悪い。
(7)be + -ing
「-ing」の前に「to be」がある場合、イド語では単純な動詞形態を使う
I am calling you.
Me vokas vu.
私はあなたを呼んでいる

英語の「to」のイド語訳

I didn't know where to get the bus.
Me ne savis ube acensar l'omnibuso.
私は、どこでそのバスに乗るのか、分かりませんでした。
I need something with which to write.
Me bezonas ulo per qua (onu povez) skribar.
私には、書くための道具が必要だ。
Hobbies give a person something to love and something in which to find freedom.
Hobii* donas ad onu ulo por amar ed ulo en qua (onu povez) trovar libereso.
趣味は人に愛するためのものと自由を見つけるためのものを与える。
He had the kindness to take me to the hospital.
彼は親切にも私を病院に連れて行ってくれた。
Ilu montris l'amikeso di portar me a la hospitalo.
彼は私を病院に連れて行くという親切心を示した。
Che ilu existis l'amikeso di portar me a la hospitalo.
彼には、私を病院に連れてゆくという親切心が存在した。
Che ilu esis l'amikeso di portar me a la hospitalo.
彼には、私を病院に連れてゆくという親切心があった。
Ilu do povis montrar l'amikeso di facar altra kozi (querar ambulanco).
従って、彼は(救急車を連れてくる)という他の事をする親切心を示すことができた。
Tamen se onu exkluzas "di" del frazo supera, ....
しかし、もし上記の文章から”di”を取り除けば(次のようになります)
Che ilu esis l'amikeso portar me a la hospitalo.
彼には私を業員に連れてゆく親切心があった。
Portar me a la hospitalo esis l'amikeso che ilu.
私を病院に連れてゆくことは、彼にある親切心だった。
Portar me a la hospitalo esis l'amikeso por ilu.
私を病院に連れてゆくことは、彼にとっての親切心だった。
Ilu do ne pensis pri l'amikeso di facar altra kozi.
従って彼は、他のことを行う親切心を考えてはいなかった。
You are to apologize to her for it.
Vu devas exkuzar vu ad elu pro to.
あなたはそのことで彼女に謝らなければならない。
The ring was not to be found anywhere.
Onu nul'loke povis trovar la ringo.
指輪がどこにも見つからなかった。
英語の「S + be動詞 + to 原形」の形態は、「be to 構文」と呼ばれています。「be to」の中の「to」は「〜に向かっている」という方向を表します。「向かっていく方向が自分の意志ではどうにも変えようがない」というニュアンスがあるそうです。
参照
「be to 構文」は5つに分類されます。
(1)予定や取り決め:「〜する予定である」[= be going to] 
(2)不可能:「〜できない」[= can(not)]
(3)意思:「〜するつもりである・〜したいと思う」[= intend to/want to]
(4)自分で変えられない運命:「〜する運命である」
(5)義務・命令:「〜すべきだ・〜せねばならない」[= should]

イド語の非公式的な世界 不定詞「-ir」「-ar」「-or」「-ur*」の使い方

 ここが、イド語が普通のバイオリンではなくて、ストラディバリウスである理由なのです。

 この音色は、他のどの言語でも出す事ができません。凄い演奏ができるのですよ。

「過去不定詞」「現在不定詞」「未来不定詞」「仮定不定詞」

イド語の不定詞には語尾の違いによって「過去不定詞」「現在不定詞」「未来不定詞」(「仮定不定詞」は未公認)があります。これらの不定詞の使い方を、実例を示しましょう。
まず、
La kakio* (Japanese persimmon) esas dolca frukto kande olu esas tre matura.
柿は、熟れた時、甘い実になる。
Tamen kande olu esas pre'matura, la kakio* esas fulminante bitra en la boko.
しかし、柿は熟れる前には、口の中で爆発するように苦くなる。
という条件から、話が始まります。
過去不定詞「-ir」の使い方
Yel lasta yaro me hazarde manjis kakio* pre'matura pro ke me mis'komprenis olu ye/esar suficante matura.
去年、私はたまたま熟れてない柿を食べた。なぜなら、それを十分に熟れていると誤解したからだった。
Me nun regretas ke me manjis kakio* pre'matura.
私は熟れていない柿を食べたことを、今後悔している。
上記の複文を、過去不定詞「-ir」を使って書き換えると次のようになります。
= Me regretas manj-ir kakio pre'matura.
私は、未熟の柿を食べたことを後悔している。
現在不定詞「-ar」の使い方
Me nun anke hazarde manjas kakio* pre'matura pro ke mea okuli senileskas.
私もまた、偶然に未熟な柿を食べている。なぜなら、私の目が衰え始めているからだ。
Ho, ve! Me multe regretas ke me manjas kakio* pre'matura pro acidenteto.
ああ、何ということだ! ちょっとした災難で、未熟な柿を食べていることを、私は大変後悔している。
上記の文を、現在不定詞「-ar」を使って書き換えると次のようになります。
Me regretas manj-ar kakio pre'matura.
私は、未熟な柿を食べていることを後悔している。
その訳は、
= Me ne darfas sputar olu avan dami.
私はご婦人たちの前でそれを吐き出せない。
であるからです。そんな恥ずかしいまねはできませんものね。
未来不定詞「-or」の使い方
未来不定詞「-or」が使えそうな例を、取り上げてみましょう。
Tamen mea cerebro anke senileskas. Me promisis ad un de mea amiki ke me morge manjos kakio* pre'matura por pruvar mea kurajo virala kom puniso pro pario.
しかし、私の頭脳も衰え始めている。私は、賭けの罰として、自分の男としての勇気を証明するため、あした未塾の柿を食べると、友だちの一人に対して約束した。
Me ne povas ne regretar pro mea foleso ke me manjos kakio* pre'matura.
私は、未熟な柿を食べようという狂気のさたを、後悔しないわけはない。
上記の文を未来不定詞「-or」を使って書き換えると次のようになります。
= Me regretas manj-or kakio pre'matura.
私は未塾の柿を食べようとする(未然)ことを後悔している。
Me multe regretas ke me promisis stultajo ad un de mea amiki.
私は、友だちの一人に対して愚かなことを約束したことを、たいへん後悔している。
Me multe regretas promisir la stultajo a mea amiko.
私の友だちに愚かなことを約束したことを、私はたいへん後悔している。
仮定不定詞*「-ur」の使い方
仮定不定詞「-ur*」があるとするならば、次のような使用方法があるかもしれませんね。
Se me ne promisus, me nun esus tre sekura e felica.
もし約束しなかったら、私はいまとても安全で幸せであったかもしれない。
Me wishas es-ur* plu prudenta.
もっと賢かったらなあ。
Do "formo di -ur*" esas tre utila en Ido.
従って、イド語では「-ur」の形態はとても役に立つ。

ここで、ポルトガル語の様に人称不定詞を使うと更に凄い事に.....

Mea amorata spozino regretas manj-ir da me kakio pre'matura.
私の愛する妻は、私が未熟な柿を食べたことを気の毒に思っている。
基本的に不定詞は文の主語の動作ですが、他人がやった動作を da を使って表現する事ができます。
イド語ストラディバリウスが使い熟せる様になったら、この音色も試して下さい。

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