エスペラント語の修正版として開発された人工言語、国際補助語です。

エスペラントのうりものの一つとして、きわめて体系的な相関詞の一覧表があります。
しかし、イド語ではこの一覧表の考え方を放棄して、ロマンス諸語の話者たちにとってわかりやすいラテン語由来の語根を採用しました。
この一覧表とイド語の語彙との比較はあまり、意味がないかもしれませんが、一応、比較のために、表を作成しました。

(ベブソンの呟き) エスペラント語の相関詞は非常に合理的にできておりますが、互いに音声が似ている為に、雑音のある環境ですと、聞き間違えて誤解する危険性があります。イド語の相関詞は互いに音の違いが大きいので、聞き間違えが起こりません。これ位の数の相関詞でしたならば、ベブソンの様なラテン系の言葉を喋る人間にとっては、記憶の負担には全然なりません。マア、西欧語を喋らない日本人の様な人達にとっては、大変覚えやすい表なのでしょうが。

エスペラントの相関詞表とイド語語彙との比較


疑問指示不定普遍否定
ki-ti-i-ĉi-neni-
性質-akiatiaiaĉianenia
qualatalaulspecaomnaspecanulspeca
どんなそんな何らかのあらゆるどんな…も…ない
理由-alkialtialialĉialnenial
pro quokonsequeulakauzeomnakauzenulakauze
なぜだからなぜかあらゆる理由でどんな理由でも…ない
時間-amkiamtiamiamĉiamneniam
kandeloreulatempesemprenultempe
いつその時いつかいつも決して…ない
場所-ekietieieĉienenie
ubeibeulube/ullokeomnube/omnalokenulube/nulloke
どこにそこにどこかにいたる所にどこにも…ない
様態-elkieltielielĉineniel
qualetaleuleomnenule
どのようにそのように何とかしてあらゆる方法でどうしても…ない
所有-eskiestiesiesĉiesnenies
di quadi tadi uludi omnudi nulu
だれのその人のだれの各人の誰の…に…ない
事物-okiotioioĉionenio
quotouloomnonulo
それ何かすべて何も…ない
数量-omkiomtiomiomĉiomneniom
quantatantaulquantaomnaquantanulquanta
どれだけそれだけいくらか全部少しも…ない
個別-ukiutiuiuĉiuneniu
quataulu, ulaomnu, omnanulu, nula
だれ、どれその人(もの)だれか、どれかおのおのだれ[どれ]も…ない

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イド語文法編(4)

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