GUI画像処理プログラミング ： OpenCV Visual Studio CLR and C#

• 新しいプロジェクトからwindowsフォームアプリケーションを選択、プロジェクト名を決定する

• ソースファイル→新しいファイル→「Form1.cpp」を追加する。この時、Form1.hをインクルードして、プロジェクト名の名前空間を使用することを記述しておく
  • #include"Form1.h"
  • using namespace プロジェクト名;

• Form1.h上ではプロトタイプ宣言を行い、実処理はForm1.cppに記述することで、Form1.hの可読性を良くする
  • この方針でプロジェクトを作りました
  • Form1.cppも一杯になってきたら、更に別のcppファイルを用意して、Form1.cppで呼ぶ形にしました
  • クラスを作るとC++/CLIらしくなります
    • 親フォームと子フォームを作って、データの受け渡しをする場合も、publicなクラスを作成すると便利です

• 例）ボタン(オブジェクト名：button_open)のクリック時の動作を記述する

1. Form1.hのデザイン画面を表示させる
2. ツールボックスからボタンを選択し、デザイナ上に配置
3. ボタンをダブルクリックして、Form1.hにイベントハンドラを作成
4. 作成されたコードの中括弧{}を排除して、行末に；を付けてプロトタイプ宣言にする
(private:System::Void button_open_Click(System::Object^ sender, System::EventArgs^ e);
5. Form.cppで具体的な記述
　　System::Void Form1::button_open_Click(System::Object^ sender, System::EventArgs^ e)　
　　{
　　　　ボタンクリック時の処理です
　　}

※先にForm1.hにプロトタイプ宣言を記述して、次にcppファイルを操作すれば、System::Void Form1::とタイプした段階でインテリセンスが出てきて、その中にbutton_Click(...)が入っている。

• ボタンクリック時の処理が長くなる場合は関数化していく
  • System::Void function(IplImage *input, IplImgae *output, ... ...)みたいな関数を用意

　　　↓

• Form1.hにプロトタイプ宣言、Form1.cppに処理を記述、button_open_Click()内で呼び出す
  • 大きなプログラムの場合は、自作関数は別のファイルにまとめた方が見やすい　　

• Visual Studioのツール→オプション→Windowsフォームデザイナ→全般→レイアウト設定→LayoutModeをSnapToGridに変更