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データの送受信や保存に伴って発生する誤りを発見し、訂正すること。

ネットワークによる通信やCD-ROMなどの記憶メディアからの読み込みなどでデータを運搬中に、ノイズの混入などで伝達ミスが生じた場合、あらかじめデータに加えておいた冗長符号から誤りが生じたかどうかを発見し、誤りがあれば元のデータを再現する。この冗長符号のことを誤り訂正符号と言う。

例えば、音楽CDの再生時には、リアルタイムで音声データが再生される。このため、データの読み込みに失敗しても再びデータを読み込み直す時間的余裕がないため、あらかじめ音声データに誤り訂正符号を加えてある。このようなリアルタイム性が重視される場面では誤り訂正が効果的である。

誤り訂正符号は、検出・訂正できる情報量などによりいくつかの種類があり、パリティ符号やCRC符合などが有名である。




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