日本語において、漢字は平仮名・片仮名と並ぶ主要な文字です。漢字の読みには中国での読み方に由来する音読みと、対応する意味の日本語を当てはめ漢字の読みとした訓読みの2種類が存在する。漢字は必ずいくつかの部首から作られています。
読み方は個々の漢字でいくつも持っています。しかし、読み方の法則、規則はしっかりと決まっておらず、いくつかの類似性や共通性を持って判断するしかありません。その方法をいくつかまとめました。
【論理的な音読み、訓読みの見分け方】
【感覚的な音読み、訓読みの見分け方】
【論理的な音読み、訓読みの見分け方】
- 送り仮名のあるものは訓読み。
- 音読みは仮名一字または二字。
- 「ん」を含むものは音読み。
- 「きゃ」「しゅ」「ちょ」のような拗音を含むものは音読み。
- 音読みで仮名2字のものは「-つ」「-ち」「-く」「-き」「-い」「-う」「-ん」の7種類しかないので、それ以外は訓読み。
【感覚的な音読み、訓読みの見分け方】
- カタカナで書きたくなるのが音読み
- ひらがなで書きたくなるのが訓読み
- 一語で意味を表すのが訓読み、表さないのが音読み
- 日本語っぽいのが訓読み、中国語っぽいのが音読み
送りがなとは、日本語の漢字仮名交じり文において、漢字表記した和語を読みやすくするために、縦書きならば漢字の下に、横書きならば漢字の右につける仮名のことである。
【送り仮名の規則】
【送り仮名の規則】
- 動詞の活用語尾には必ず付ける。
- 形容詞は終止形が「しい」で終わる場合には送りがなが「し」で始まる。
- 形容動詞は語幹が「か」「やか」「らか」で終わる場合には送りがながそれぞれ「か」「やか」「らか」で始まる。
- 副詞・連体詞・接続詞は最後の音節を送りがなにする。
部首とは、漢字を構成する要素です。漢字には必ず部首が存在します。部首は位置によって大別されます。ここでは部首の位置について解説します。全ての部首についてはページ一番下のリンク参照。
【部首の位置と名前】
【部首リンク】
漢字部首検索くん
Wikipedia:部首
【部首の位置と名前】
【部首リンク】
漢字部首検索くん
Wikipedia:部首