文の論理的関係を明確にし、読みやすくかつ理解しやすくするために切れ目や終止を示す表記上の符号の呼称。「。」を句点、「、」を読点と呼びます。しかし、日本語の句読点には規則らしい規則は今のところありません。自分なりに規則を作って読みやすくするしかありませんが、それでは大変なので指標として出版業界の規則を掲載します。
【句点規則】
【読点規則】
【句点規則】
- 会話の場合は「 」の外側に句点を打たない
- 会話以外の場合で、「 」や( )などで文が終わるときは句点を打つ
- 「 」や( )などのなかに入る最後の文については句点を打たない
- 「――」や「……」で終わる文には句点を打つ
- 箇条書きには句点を打たない
【読点規則】
- 文の息の切れ目に読点を打つ
- 対等に語句を並べる場合に打つ
- 難読、誤読を避けるため使う
- 文の構造を分かりやすくするために打つ
- 節と節の間に打つ(彼も喜び、私も喜んだ)
- 前置きの節や語句を区切る(その夜、あなたはいなかった)
- 挿入された節や語句を区切る(私はそんなことは、前にも言ったように、していない)
- 主語を明確にするために打つ(私は、彼はそんなことはしていないと思う)
- 修飾する語とされる語の関係を明確にするために打つ
- 読点と他の符号との連続はなるべく避ける