日本語はSOV言語に分類される。SOV型言語とは、主語 (Subject) - 目的語 (Object) - 動詞 (Verb)の語順をとる言語のこと。例えば日本語の文の「私は りんごを 食べる。」では、"私は"が主語(S)、"りんごを"が目的語(O)、"食べる"が動詞(V)である。SOV型言語には以下の特徴がある。
【特徴】
SVO型の英語とは大きく違った点が多い(助動詞の位置、格標識の存在、語順の柔軟さ、関係詞がない等)ため、英語の習得に苦労する日本人は多い。
【特徴】
- 動詞の後に助動詞を置く(食べて しまう)
- 名詞の前に形容詞を置く(赤い りんご)
- 後置詞を用いる(日本で)
- 格標識がある(男が/男を)
- 副詞は時間、様態、場所の順に並ぶ(昨日 電車で 東京に 行った。)
- 語順が比較的自由である(私が りんごを 食べる。 / りんごを 私が 食べる。)
- 疑問詞を移動しない(これは 何ですか。)
SVO型の英語とは大きく違った点が多い(助動詞の位置、格標識の存在、語順の柔軟さ、関係詞がない等)ため、英語の習得に苦労する日本人は多い。