kagemiya@ふたば

「これが私の宝具……私の、CV-6Enterpriseとしての生き様と誇り……。　マスター、この先の貴方の人生に幸運がありますように。　第一宝具最終形態……」

エンタープライズの戦いはすべての始まり、1941年の12月の真珠湾攻撃に『居合わせなかった』ところからから始まった。
真珠湾奇襲の報を聞き、敵捜索の後に真珠湾に帰還したエンタープライズとその乗組員達が見たのは自身の母港の無残な姿だった。
怒りに燃えるエンタープライズは年明けの4月にホーネットと行ったドゥーリットル空襲、空母による中型爆撃機の発艦で大日本帝国に一矢を報い、続くミッドウェー海戦で日本機動部隊主力である赤城、加賀、蒼龍、飛龍の4空母を撃沈することで味方の敵討ちを成功させる。
だが、それは新たなる敵、そして短くも長きに渡る因縁の宿敵との会合の切っ掛けに過ぎなかった。
そして、8月の第二次ソロモン海戦で両者は相まみえる。　

主力4空母の喪失から再編された新編の第三艦隊、そして帝国海軍機動部隊の新鋭空母、翔鶴タイプ。
その海戦で敵機動部隊の空母龍驤を撃沈するも、エンタープライズ自身も損傷を負い、戦線離脱を余儀なくされる。　
敵の作戦は阻止したもののエンタープライズにとっては苦い初黒星だった。

そして10月、ガダルカナル島をめぐり帝国海軍の空母機動部隊を含む多数の水上艦艇が来襲、米機動部隊と激突する。
南太平洋海戦(サンタクルーズ諸島海戦）である。
ミッドウェーの教訓を生かし索敵が強化された敵機動部隊は手強かった。
この戦いの結果、エンタープライズは再び損傷を負い、僚艦ホーネットを失ってしまう。
先のサラトガとワスプの被害と合わせて南太平洋海戦(サンタクルーズ諸島海戦)の結果、太平洋戦線の稼働空母はゼロとなってしまったのである。
この危機的状況は史上最悪の海軍記念と呼ばれ、米海軍は大日本帝国海軍の跳梁を空母が復帰可能になるまで見過ごすしか無い…………筈だった。


「……そして1隻の応急修理された航空母艦があった。」
南太平洋戦線　海軍少将　トーマス・C・キンケイド


10月末から11月初旬に掛けてエンタープライズは母港である真珠湾には戻らず、ニューカレドニアのヌーメアで応急修理を実施。
しかし、ガダルカナル島の守りが危険な状態に陥ったため、エンタープライズは中破した状態にもかかわらず、ガダルカナル島周辺の防衛のため修理要員を載せたままガダルカナルへと出撃する。
この時のエンタープライズは第１エレベーターが故障を懸念して使用不可、着艦エリアの甲板が膨張して着艦が困難、艦前部の隔壁が破壊されており水密が効かない酷い状態だった。
だが、エンタープライズは不屈の精神で第三次ソロモン海戦に望む。
この海戦で重巡衣笠を撃沈し、さらに損傷していた戦艦比叡の離脱を妨害するなど損傷した状態で多大な戦果を上げたエンタープライズはアメリカにとっては不屈の守護神であり、日本からすれば叩いても叩いてもしぶとく生き延びて戦場に舞い戻ってくる悪夢に他ならなかった。

戦況の硬直した戦況で1943年の夏から秋にかけて、エンタープライズに束の間の休息が与えられる。
乗組員や搭乗員達は激戦の疲れを癒やし、エンタープライズは度重なる戦闘で受けた損傷の修復と、ヨークタウン級に共通する水雷防御の脆弱さの改善、レーダーや兵装搭載のための大規模な改修を受ける。
今度こそ大日本帝国海軍機動部隊……いや奴ら、翔鶴タイプと雌雄を決する為に。


11月に戦線復帰を果たしたエンタープライズだが、仇敵である大日本帝国海軍には南太平洋をめぐる消耗戦で往時の力を失いつつあり、戦場には既にエセックス級やインディペンデンス級といった多数の新型空母が前線へと配備されていた。
だが、エンタープライズは新鋭空母以上の戦果を上げ続ける。

新型艦？　新鋭空母？　それがどうした？　奴ら日本機動部隊、翔鶴タイプとの決着を着けるのは私、エンタープライズなのだ。そう言わんばかりに。

年の明けた1944年もエンタープライズは戦果を上げ続ける。
2月のトラック島空襲で巡洋艦、駆逐艦などの艦船40隻を撃沈し、莫大な数の航空機を破壊。日本軍に甚大な損壊を与えた。
続いて中部太平洋を暴れまわり、パラオ・マリアナへと進撃しつつ各基地や飛行場を叩いていく。

そして6月、エンタープライズはマリアナ諸島攻略のために出撃、ソロモン以来の日本海軍との大規模海戦に参加する。
日米ともに多数の空母が投入されたマリアナ沖海戦では、エンタープライズを苦しめてきた仇敵翔鶴・瑞鶴の姿もあった。
待ち望んだ仇敵との決戦、しかしベテランパイロットを多数失い練度不足に悩まされ、航空機の性能でも差をつけられた日本の機動部隊にかつての強さはなくエンタープライズにとっては肩透かしに終わった。
この戦いでエンタープライズの戦果は敵攻撃隊を多数撃墜し、追撃戦でて隼鷹と龍鳳に損傷を与え、飛鷹を撃沈させるするだけに留まったが、仇敵の片割れであった翔鶴と新鋭空母大鳳が味方潜水艦カヴァラとアルバコアの攻撃で撃沈していた。
しかしアメリカ側は翔鶴と大鳳が沈没したことに気付かず、レイテ海戦に至るまでまだ健在だと勘違いしていた。

マリアナ沖海戦で大勝利を得たエンタープライズをはじめとした米機動部隊はさらに進撃を続けていく。
エンタープライズは沖縄、台湾、フィリピンなどへと連続的な空襲を行い、多数の航空機や港湾施設に被害を与えた。

そして10月、運命のレイテ沖海戦を迎える。
マリアナ沖海戦で上手く逃げた翔鶴瑞鶴と今度こそ決着を付けんとするエンタープライズ。
最後にして最大の海戦となるこの戦いに参加したエンタープライズは、大和武蔵長門を擁する日本軍主力の栗田艦隊とまず交戦する。
ダメージを受け、艦隊から落伍しつつある武蔵への攻撃に参加したエンタープライズは武蔵に爆弾11発、魚雷8本を命中させているが、モンスターと形容される大和型戦艦にとどめを刺すまでにはならなかった。

栗田艦隊への攻撃を別の部隊に任せたエンタープライズは続いてエンガノ岬沖合いで帝国海軍最後の空母機動部隊となった小沢艦隊と交戦を開始する。
しかし、この艦隊の役割はレイテ湾に主力である栗田艦隊を米陸軍が揚陸している沿岸へと突入させるための囮でしかなかった。
だが、それを知らないエンタープライズは小沢艦隊へと猛追する。
機動部隊最後の生き残りである瑞鶴瑞鳳千歳千代田は数少ない攻撃隊を放つが、エンタープライズら米艦隊、第34任務部隊には届かない。

どうしたそんなものか！　ソロモンの、サンタクルーズ諸島の頃の気迫はどうした！　あの頃の貴様らなら私に一撃を浴びせ、僚艦を撃沈させていたぞ！

鬼気迫る勢いで攻撃を継続するエンタープライズ、の攻撃は千歳千代田を撃沈し、マリアナで片翼を失った欠いた宿敵瑞鶴についに致命傷を与えた。
エンタープライズは飛行甲板からの万歳三唱を聞きながら沈んでいく瑞鶴の最期を看取り、最後に残った瑞鳳も沈めた。

私が勝ち、お前は負けたのだぞ？　何故喜べる、何故……

宿敵との長きに渡る戦いでの決定的勝利。　だが、エンタープライズの心には例えようのない凝りが残った。
幾ら消耗していたとはいえ、もっと多くの艦載機を繰り出させる筈だ。　あれではまるで出来るだけ消耗を抑えるような戦い方ではないか……　
疑念を抱くエンタープライズに気付くことなく、仇敵を打ち倒したことで勝利の余韻に浸っていた第34任務部隊に一本の電報が入る。
「第34任務部隊は何処にありや 何処にありや。全世界は知らんと欲す」
揚陸地点に新型戦艦を含む水上打撃部隊が近づいていおり、それを阻止できる部隊が近場にいないという危機を知らせる連絡。

そこでエンタープライズは気付く、奴らは瑞鶴は本命、戦艦大和を含む殴り込み部隊の存在を隠すための囮となったのだ。と
フィリピンを奪還すべく編成された数十万の陸軍の大部隊、それが壊滅することがあれば、ヨーロッパ戦線を重視し、太平洋側を軽く見ているアメリカ本土で厭戦ムードが起こり本国は意気をくじかれ講和に応じるかもしれない。
その可能性に全てを、花形だった機動部隊の空母、活躍の場が得られなかった旧式戦艦、温存されていた新型戦艦の全てを投入した大日本帝国海軍最後の賭け。

ああ、そうだそれが正しい。　軍に所属している以上、国家の、軍の、司令部の建てた戦略こそが全てであり、個々の戦闘の決着など些細なものだ。
だが、この想いはなんだ、何故気分が高揚しない、勝利の雄叫びを上げる気にならない、なぜこうも……親しい身内を失ったような気分になる！

レイテの勝利で日本海軍が壊滅したことで戦況はアメリカの勝利に大きく傾いていた。
1945年に入り、アメリカ軍の攻撃は硫黄島、日本本土九州へと迫る。
3月、九州沖航空戦と呼ばれることになる戦いで低空から侵入してきた日本軍爆撃機に艦橋へと攻撃を受けるも不発弾で難を逃れ、同戦闘で中破したエセックス級空母エセックス、大破したフランクリンとワスプと比べ、幸運艦ラッキーEの異名通りの強運を見せた。
4月7日、激戦の沖縄を救うべく出撃した日本海軍最後の艦隊、大和率いる第二艦隊を迎撃するため坊ノ岬沖海戦が勃発。
しかしエンタープライズに与えられた仕事は上空への警戒だけであり、武蔵に続き大和の撃沈に直接関わることはなかった。

日本海軍最後の艦隊が消滅したことで日本の降伏は時間の問題だった。
もはやエンタープライズに与えられる任務も防空や夜間での基地攻撃が殆ど、もはや日本海軍にまともに艦艇を動かす余力はなく、宿敵たちはもういない。
かつての燃えるような怒りや憎悪に闘争心は胸の中で燻り続けるがぶつける敵も場所もない、ただ降された命令を実行することで僅かに溜飲を下げる。

そして、1945年5月14日。
エンタープライズは日本から最後にして最大の攻撃を受ける。
それを成したのはかつての仇敵でも、モンスターと呼ばれた大戦艦でもなく、たった一機の戦闘機と一人のパイロットだった。

5月14日、早朝に現れた26機の日本軍戦闘機は艦隊哨戒機や対空砲にも怯むことなく遮二無二に攻撃を仕掛けてきた
追い詰められた日本が苦し紛れに放ってきたカミカゼと呼ばれる特攻。
最早作戦とも呼べない醜態をエンタープライズは冷めた目で見つめる。
かつての仇敵たちの放った艦載機とは比べるまでもない未熟な技量、ただ死にに来ているだけだ。
エンタープライズの推測どおり、26機の特攻機はほぼ直衛機であるヘルキャットの餌食となった。
だが、最後の、1機の零戦が残っていた。
ヘルキャットの迎撃避け続け、ある時は雲に隠れ、ある時は姿を現して米艦隊を翻弄する。
随分忘れていた久方ぶりの苦戦にエンタープライズの中で燻っていた闘争心に再び火がつく。
零戦のパイロットの見事としか言えない操縦技量に懐かしい感覚を思い出す、かつての仇敵たちとの戦いでしか覚えることのできなかった歓び。
それは時間にして数十分程度だったがエンタープライズには数時間のようにも感じられた。

何とも言えないもどかしさから焦れたエンタープライズは針路を変更しようと回頭する
零戦のパイロットは回頭したことで対空火力が集中できないその一瞬を待っていた、 雲の中から姿を現した零戦はエンタープライズに向けて突っ込んで来た。
エンタープライズの艦橋が直衛機に迎撃を命令し、対空砲で集中砲火を浴びせるように怒鳴り声を上げる。
被弾し、各部が吹き飛ぶ零戦。
だが、パイロットは被弾しながらも機体を操り、背面飛行になりながら突進してくる。　それを止めることは誰にも出来なかった。

迎撃機と対空砲火を潜り抜けた零戦はエンタープライズへの突入を成功させた。
その攻撃によりエンタープライズの前部エレベーターを120m上空まで吹き飛ばし、格納庫からは火災が発生。
破孔からの浸水によって前部は2.2メートル沈下、ポンプや各種機材にダメージを負って船体は大破。
今まで受けたことのない、これまでにないほどの深刻な損壊。
……それをただ一機の戦闘機がやってみせたことにエンタープライズは感嘆するしかなかった。

撃沈もあり得たダメージだったがエンタープライズのダメージコントロール班の奮闘により難を逃れる。
しかしそれらは応急処置でしかなく、激しい損傷で空母としての機能が麻痺したエンタープライズは戦線離脱を余儀なくされた。
そして、その3ヶ月後、エンタープライズはドッグの中で終戦の知らせを受け取り真珠湾から最前線に立ち続けたエンタープライズの戦いは幕を閉じた。

エンタープライズをたった一人で大破へと追い込んだ特攻機のパイロットは、吹き飛んだエレベーター穴の奥で発見された、名を富安俊助中尉。
かつての仇敵たちの放った艦載機群に比肩、或いは上回る類まれなる操縦技術とただ一撃のために緻密に練られた計画性、そして一瞬の好機を逃さなかった決断力はエンタープライズと乗組員たちに深い尊敬の念と大きな感動を与えた。
富安中尉の遺体は自軍の兵士と同様に丁重に水葬され、零戦の破片も後になって遺族に返還された。
また搭乗員の一人は彼の奮闘に胸を打たれ、こんな言葉を残した。


「彼はこれまで日本海軍の先人たちが3年かかっても出来なかったことを、たった一人でやってのけたのだ」


人間であったならエンタープライズはまったくその通りだ！と大笑いしたい心境だった。
あのゼロのパイロットは数千の軍人と数十の艦艇、宿敵である翔鶴瑞鶴が出来なかった自身を撃沈寸前まで追い込んだのだ。
不沈艦、幸運の空母とまで言われたこの私を唯一人の人間が！
ドッグしている最中彼女の胸の中で燻っていた怒りや憎悪と言った負の感情は既になかった。
最後の最後に彼女は味方の不屈の精神と敵から人間の底力を学んだ、人間とは恐ろしくなにより素晴らしいと青空のように晴れ晴れとした心境を得た。

戦後は修理を終えたエンタープライズはアメリカ軍兵士を故郷へと返す復員任務に従事し、1万人を超える兵士を本国に送り届けた。
かつてのように戦う任務ではなかったがエンタープライズはそれがとても嬉しかった。
戦うための兵器でも人の、人間のために出来ることがあるのだ。

エンタープライズは1947年には除籍となり、翌年1948年に解体が決定された。
解体され、戦後の礎となったエンタープライズだが、その名はビックEの愛称とともに世界初の原子力空母USSエンタープライズへと受け継がれる。
以降、このCVN-65エンタープライズは50年近くにわたってアメリカ海軍の象徴として君臨し、その後のいくつもの戦争や紛争にその身を投じてはその名に恥じぬ働きを見せた。

艦船英霊と一言に言ってもその存在は様々な方法、理由でサーヴァントとなっている。
大和は無数の人々のIFの可能性への「夢想」、心象風景から生まれた固有結界。
ネバダは真珠湾攻撃により死した軍人達の怨念が「戦艦ネバダ」という霊格を核として集いカタチを得た存在。
双龍はミッドウェー海戦での遺恨、怨念……死した“英霊”達に依る「米軍への復讐心」が『蒼龍と飛龍』という幻霊の核を以て具現化したもの。
瑞鶴は「史実における活躍及び英雄性」を依代として霊格を保ち、ウォースパイトはイギリス国民の間では英国淑女という集団意識や戦歴の具現。

……では、エンタープライズと言うサーヴァントは？
英霊エンタープライズ、その正体はアメリカの最前線、戦場であり宇宙開発であり文化の最前線に立ち続けてきたもの、『エンタープライズ』と言う名への信仰が高い知名度や強い望みを持っていた航空母艦、USS CV-6Enterpriseを中心にサーヴァントとなったものである。
近年ではエンタープライズと言う名に対する信仰は宇宙船やスペースシャトルが空母エンタープライズに匹敵するようになっており(ト○ッキーめ！)
下手をするとライダーの霊基が空母エンタープライズから宇宙巡洋艦エンタープライズやスペースシャトルエンタープライズへと上書きされかねないため警戒しており、自身の人格を保つ為に宇宙船やスペースシャトルのエンタープライズを嫌がり、否定するような発言が多い。
でもここ最近は第二次大戦の艦船を題材にしたゲームが増えている為か、空母エンタープライズの知名度が上がり上機嫌になっているとかいないとか

戦艦大和（弓）：
かつての敵、三度程相対しており、大和が敵対心をむき出しにしていることもあって出会ったら戦闘になりやすいのが悩み。
世界最強の戦艦と言う肩書きについては内心ウチのアイオワ達とか建造中止になったけどモンタナの方が強いに決まってるわ！と珍しく対抗心を出したりする。
「まぁお互い様ってことでそんなに睨まないでよ……アイス食べる？　坊ノ岬の件はミッチャーのおっさんが悪いんで苦情はそちらにお願いします」

雪風：
かつての敵、直接の面識はないが、何度か相対はしている。
後に台湾へと渡り丹陽となった事を知っており、同じ幸運艦として割と好意的なのだが、お互いの素性もあって積極的に声をかけづらい。　
「丹陽じゃなかった雪風？　んー……アイス食べる？」

泥新宿のアヴェンジャー(3)
かつての敵、幻霊と合体した同型艦の空母……？
「そうか、遂に来たわね。　いや、待っていたぞ、我が宿敵、我が怨敵、我が運命っ……翔鶴ゥッ！　瑞鶴ゥッ！」
「さぁ、あの時の決着をお互い万全の状態で邪魔無しで付けようじゃないかッ！」
断片的な情報で遂に宿敵が来たと勘違いし、狂気と喧騒に身を委ねフル装備で殺し合いに出かけたらそこにいたのは一頻り発狂した後こちらを悪魔か鬼のような目で見てくる一人の怯えたサーヴァント(空母)だった。
何とか宥めて話を聞いてみると、かつての敵だった蒼龍と飛龍だったと分かり、あんまりにも怖がってる姿に居た堪れなくなり、ネバダに会わせたら絶対大変な事になるので黙っておこうと決心した。
「そうそう、ミッドウェー海戦の再現が望みなら何時でも相手になるわよ？」
「ああ！　もう、そんな顔しないで！　もう戦争は終わったからスプルーアンスのおっさんみたいに護衛無しでドーントレスの波状攻撃なんてしないから！　あっ、そうだ！　アイス食べる？　フレーバーは何が良い？　……抹茶？」

泥新宿のアーチャー(3)
かつての敵にして空母としての先達。ミッドウェー海戦で直接戦わなかったが、相対しており内心結構気まずい。
世界初の最初から空母として建造された艦の片割れ(もう一隻はイギリス艦ハーミーズ)であり、偉大な先駆者として敬意を払う。
怒りや憎悪を持った相手や直接戦い殴り殴られの関係の相手であれば出会い頭に軽口の一つでも叩くのだが、相手が敵意で接して来ないため対応に苦慮する。　取り敢えずいつも通りアイスを勧めてみるが、断られたらすぐに引っ込める。

だが、それでも、彼女の子どもたち、ライダーにとっての宿敵達を沈めたことだけは絶対に謝ることはしない。
何故ならそれを謝罪するという事は太平洋で、あの戦場で生き、戦い、そして死んで行ったもの達を否定することに繋がるからである。
敵味方それぞれの想いが、信念が、プライドが、意地がぶつかりあったあの戦いは、勝敗の差こそあれど無かった事にしてはいけない、確かにあったことだから。
対外的には合衆国海軍の象徴の一端であるエンタープライズがあの戦争が不名誉であったと認める事と同意義であるからと言っているが。
「分かりました。　ではもし万が一敵対することがあったならこのエンタープライズ、先代たちより受け継いだ名と合衆国海軍太平洋艦隊の名誉と誇りにかけて全力を持って挑ませていただきます」


瑞鶴
かつての宿敵、そして聖杯にまで願いを込めてまでもう一度戦いたいとまで思った運命。
「嗚呼、遂に来たのね。　ならば、もはや言葉を並べる必要はない」
(などと言っているが、実際のところ、双龍相手に狂喜乱舞して大分頭が冷えた状態だったの冷静に対処できたのが真実である)
ライダーが召喚されたと気付いた瞬間、エンタープライズは普段のゆるゆるモードから突如スイッチが入ったかのように切り替わり、即座に戦闘モードに入る。
マスターの安全が第一であることには変わりないが、言動や気配などがそれまでとは一変する。

身内を殺され、殺した間柄だがそれに対する怒りや憎悪は既にない。　……胸の内にあるのは、あの日のあの海戦のケリを付けたいと言う純粋な闘争心のみ。
飛んでくる皮肉に対等の口調で余裕を持って冗談を返し、会話を楽しんでいるかのようにさえ見える。
「あの時の決着を付けるぞ、ズイカク――――――ここにはスプルーアンスの叔父貴やハルゼーの親父さんもナグモやオザワもいない。
　　七面鳥か……エセックス級の小娘共ならまだしも、全盛期の貴様らを知っている者であれば誰がそんな事を言うものか。　さぁ来るがいい、先達より受け継ぎし我が名に懸けて。　今一度、全力を持って迎え撃とう！」

「それはそうと、なんであんたライダーなのよ！１！１１！１！　こっちはあんたがアーチャーで来ると思って霊基をライダーにしたんだけど！１！１！１！…………ふぅ、まぁ立ち話もなんだし、取り敢えずアイス食べる？」
「ん？　よくアイス食べる割に体格が貧相？……HAHAHAHA！　やはり貴様は、この場で、沈めるっ！」

ついさっき迄普通に会話を交わしていても、急にスイッチが入り好戦的になったりするが、絶対にその場で殴りかかったりはしない。
エンタープライズの望みは、お互い万全な状態での対等な勝負での決着であるからである。
因みに瑞鶴との交戦が仮に実現した場合、エンタープライズの聖杯へと掛ける望みが叶ってしまうのだが、本人はそれに気付いていない。
元々マスターの叶えたい望みがあるならそれを優先するくらいの望みなので気付いてもま、いっか！で済まして何か新しい望みを考えるだろう。


戦艦長門
かつての敵。　ミッドウェーとレイテの二度戦場で相まみえており、微妙に気まずい。
「不思議なことに割とネバダやユージン(重巡プリンツ・オイゲンのアメリカ名)と仲良いのよね……クロスロード組の縁って奴なのかしら？」
お近づきの印にアイスを渡したらラムネを貰って、さすがビッグセブンやるわね……と内心対抗心を燃やしている。
「ナガト！　今日はチョコミントアイスを持ってきたわ！　……なっ!?　カレー味のラムネですって!?」

戦艦長門(オルタ)
かつての敵の別側面。　ミッドウェーとレイテの二度戦場で相まみえており、微妙に気まずい。
え!?　ムツじゃないの!?　と当初は驚いたがサーヴァントってそんなものかぁと納得した。
宇宙戦艦の話をされるとスペースシャトルとかU.S.S.エンタープライズ NCC-1701を思い出して微妙に嫌な顔をする。
「ナガトオルタにはこの宇宙食アイスをプレゼントよ！　え？　やっぱり宇宙船なの!?って……しまった、墓穴掘った！」

泥新宿のアーチャー：
かつての敵のような「なにか」、信濃の存在にはすぐ気付くが合体した「なにか」が理解できず恐怖に近い感情を抱く。
(暫くして)うちの若いのに何してくれてんだコラァ！
話してみたらと普通に話せるので対応に困る……取り敢えず大和と同じような対応でお茶を濁している。
「あー、信濃？　まぁ元気そうで何より……何よりかしらね？　まぁトムキャットと仲良いのは悪くないわね。　アイス持って行く？　ならトムの分もお願いね」

鳳翔
かつての敵にして空母としての先達。ミッドウェー海戦で直接戦わなかったが、相対しており内心結構気まずい。
世界初の最初から空母として建造された艦の片割れ(もう一隻はイギリス艦ハーミーズ)であり、偉大な先駆者として敬意を払う。
基本的にはもう一人の鳳翔と対応は変わらないのだが、敵対し、宝具である航空母艦・全機発艦スピリット・オブ・マザーウィルを目にした瞬間、変なスイッチが入る。
「あははははははははっ！　懐かしい顔ぶれじゃないか！」
「赤城、加賀、蒼龍、飛龍、龍驤、瑞鳳、龍鳳、千歳、千代田、飛鷹、隼鷹、大鳳！……そして、翔鶴ッ！瑞鶴ッ！
また戦えるなんて嬉しいじゃない！……多勢に無勢？　それがどうした！」
「忘れたか！　我が名はビッグE、エンタープライズ！　貴様らと戦い続け、沈めた空母だ！」　

泥新宿の浮舟
かつての敵になり得た存在と神様
「超大和型……幻霊って便利ねぇ…ん？　もしかしてモンタナとかユナイテッドステーツも呼べる…？」
「ところでトリフネさんアイスはお好きですか？」

豊田副武
かつての敵
IJN(大日本帝国海軍)のGF長官…？　山本と最後の司令長官小沢なら知ってるけど…誰？
「ふーん、山本の二代後の後任？　いや、知らないわね……フットボールチームで相手チームの選手や監督は知っててもGMとかオーナー知ってる選手は少ないでしょ？」
「レイテのアレ実行したのこの人なの？　博打打ちとしては評価するけど軍人としてはねぇ……？」

伊400
かつての敵。　なのだが、直接相対したわけでもないのであんまり敵対心が湧かない。
「私も小さくはないけど、貴女は随分大きいわねぇ…アイスは好き？」
(無言で魚雷投げつけられて中指を立てられた後)
「何なのあの子!?　いきなり魚雷投げつけて中指立ててきたんだけど！　私なんかし……まぁ、したわね。　取り敢えず中指立てるのは下品だから止めなさい！」

戦艦ヒラヌマ
かつての敵…？　存在しないものにどういう感情抱けっていうのよ…
ヒラヌマ？　ああ、陸軍航空隊のフカシをマスコミが真に受けたやつでしょ？　私じゃないけど榛名は何回沈められてんだか……と終戦まで生き残り真実を知っているエンタープライズは正体を把握している。
だが、精神攻撃に耐性のないエンタープライズは彼女の宝具に弱く、すぐ術中にはまる。
「ユタ！　ユタじゃない！　私の定位置で攻撃を受けて沈んだ貴女は私の代わりになってくれたようなものだもの！　忘れる訳無いわ！」
「アイス？ええ！貴女の好物だったチョコレートアイスは山ほど用意しているのよ！」
或いは
「サウスダコタ！　サウスダコタじゃない！　サンタ・クルーズ諸島海戦のことなんて気にしないで！　幾度もの海戦で私たちは貴女に何度助けられたか…貴女を疫病神なんて言うやつは私が叩きのめしてやるんだから！」

神風? 、神風：トミヤス、貴方もそこにいるの……？　かつての敵達だがその有り様に今は深い敬意と哀しみを抱く。
「……それはそうとしてかかってくるならうちの子達が相手になるけどね！　ジークでもハンプでもかかってきなさいよ！」

瑞鶴〔オルタ〕
かつての宿敵、そして…
瑞鶴が決着が不完全燃焼に終わった相手とするなら翔鶴は決着すら付けられなかった相手であり、内心瑞鶴と同等かそれ以上の様々な感情渦巻いており、エンタープライズ本人でさえ説明できない。
初めて/再び相まみえた戦場でレキシントンの宝具の影響があったと言えその正体を見抜けなかったことに関しては後日シミュレータールームで身悶えしながら怒り狂って大暴れするくらい不覚だったらしい。……その日にレキシントンに渡されたアイスが妙に少なかったのとは何の因果関係もない。
真正面から喧嘩売ったら応じてくれてお互い加減も出来る瑞鶴と違い、そこまで競争心を抱いておらず無気力で能天気事なかれ主義者で楽観的な性格からやる気が削がれるのか積極的に挑発したりはせずに穏やかに接する事が多い。
「……って言うか実は割と図太いわね、翔鶴」

戦艦金剛
かつての敵。　ミッドウェーとサンタ・クルーズ諸島海戦(南太平洋海戦)とマリアナとレイテの四度戦場で相まみえており、お互いの姉妹の撃沈に関わっている為、かなり因縁深い。
思う所があるのか珍しく積極的に絡みに行かなかったり、顔を合わせると明らかに口が悪くなる。…しかしどんな状況でも比叡霧島榛名についての悪口は言わない当たりライダーなりに一線は引いているようだ。
求められたらへぇ貴女がアイスねぇ…とか言いながら渡したりはする
「あら、金剛。　まだ戦場に出ているのね……顔は見飽きた？　それは此方の台詞よ、いい加減引退したらどう？」

戦艦三笠
艦船英霊としての先輩。　日米の仲が良好だった時期の艦だったこともあり、先達として敬意を払う。
「かのバトル・オブ・ツシマを戦ったIJNのGF初代旗艦とお会いできるとは光栄です！……ニミッツ提督がいれば大喜びしたでしょうに」
「お近付きの印にアイスをどうぞ！…………笑い方や語尾？　あんにゃろう……」

秋山真之
日米の仲が良好だった時期の将軍であり、敬意を払う。
「ジェネラルアキヤマ、貴方の御高名は提督方から伺っています。……不幸なことに先の大戦では貴方の祖国と戦うことになってしまいましたが。……え？　……ええ、貴方の後輩達は出来れば戦いたくない程に強かったです。」

赤城
かつての敵。　直接相対したのはミッドウェーの一度きりだが、真珠湾での因縁があり、確執は深い。
瑞鶴や翔鶴が幾度も戦った故の宿敵なら、赤城や加賀は超えねばならなかった、倒さねばならなかった怨敵である。
瑞鶴や翔鶴、金剛とは違い闘争心より胸の内で消化した筈の怒りや憎悪と言った負の感情が先立ってしまい、口調や態度が若干刺々しくなる。
「ふん、あの赤城が随分と被害者ぶるわね……ま、自分でやった事は分かってるから好き好んで刺激したりはしないわよ……でも一言だけ言わせてもらいたいんだけど、アンタのとこの船って私に怯えて苦しむより『次は刺し違えてでも殺します！』とかっていいそうなのばかりじゃない？　特に水雷戦隊の神通とか綾波とか戦艦だと比叡霧島に扶桑山城か。　空母でも隼鷹とか飛鷹とか……」
「それはそうと聞き捨てならないわね、レックスの艦載機がヘタクソ？　バラバラにして焼き殺してやる？　そんなに大口を叩きたければフチダとムラタを連れて、今一度私と戦ってみせなさい」
「アンタにはアイスはアイスでもヴィーガン用のアイスをくれてやるわ！　加賀と一緒に排熱でも冷やしてれば？」
「何？　まさか氷食べるの？　…………し、シェイブアイス(かき氷)ですって……!?」

加賀：
この勢いだとその内、あの鈍足ドジの加賀まで来そうね……

大西瀧治郎
かつての敵
基地航空隊となった一航艦長官であり、カミカゼの発案者として名前は聞き及んでいた。
「ジェネラルオオニシ……私も知っているのは噂程度だけど、いえこれ以上は止めておきましょうか」
「それにしてもバケモノって言い方は……まぁ構いませんが」

戦艦武蔵
かつての敵、二度程相対している。
撃沈されたレイテ沖海戦で武蔵の攻撃には参加しているので割と気まずい。
自罰的、自虐的で常に死地を求める様は見ていてもの悲しさを感じるが、かつての敵である自分が掛ける言葉はなく、距離を取りがち。
「姉と違って好戦的じゃないのは助かるけど、私からは声掛け辛いわね……」
「それにしても大和武蔵信濃……大和型が3隻揃ったのかぁ」

綾波
かつての敵、夕立共々話を聞いてドン引きした。……IJNの駆逐艦ヤバイわね。
珍しく撃沈に関わっていない事と生前を気にしていないことを良いことにアイスを餌に積極的に絡みに行く。
「あやなーみちゃん！元気そうで何よりね！お姉さんとアイス食べない？」

霧島
かつての敵、真珠湾とソロモン海戦で微妙にすれ違っているのだが、バウンサーの姉妹の撃沈に関わりまくっているのでかなり気まずい。
思う所があり、積極的に絡みに行くつもりはなかったのだが、寄りにも寄ってダウスダコタとコンビを組んでのサーヴァント化に思わず二度見して思いっきりツッコんだ……半端ないわね、泥新宿。
霧島が恨み辛みを棚上げしてくれることもあり、関係は比較的良好。
アイスクリンと言う言葉に対してはノー！アイスクリーム！と強固に譲らない。

神通
え？水雷戦隊旗艦が盾になって駆逐艦に雷撃させたの？　31ノットバーグのおっさんも大概だけどなにあれ怖っ……
軽巡洋艦神通
かつての敵、噂してたらマジで来やがった！　見た瞬間、うわっマフィアだ！と思わず逃げ出した。
え？クラスバーサーカーじゃないの!?あー……狂気じゃなくて理性でやってるからシールダーかぁー…
「「旗艦はそう在るべき」と教えられた事を馬鹿正直にやった」だけ……？　……その困難をそれを、だけと言って出来るのだから怖いのよ、貴方達は」
それは兎も角、マイペースな柄を意外に思いつつも気安く接せられるシールダーを大いに気に入っている。
「え？貴女の分のアイスを貴女の部下に？　……ふーん？　二水戦流の人心掌握術ってとこかしら？　……冗談よ」

平賀譲
かつての敵、設計者。
ヒラガデザインのジェネラル平賀……!?どんな人物かと見に行ったら女性なので呆然とした、夕張を身にまとっていると聞いて硬直した。……やばいじゃん親爺さんとか叔父貴もきちゃうじゃん
大艦巨砲を体現したような人物なので反りが合わないかと思いきや、アイスのお返しに渡された夕張メロンの美味しさに衝撃を受け割と懐いている。……アメリカのえらいさんも癖ある人ばっかりだったんで懐かしいらしい。ハルゼーとかキングとか
後、ソフトクリームはアメリカで生まれました。　日本の発明品じゃありません、我が国のオリジナルです！
「メロン…？メロンなんてどこのも一緒じゃないんですかー？……なにこれっ、甘っ！　これほんとにメロンなの!?」

泥新宿のセーバー
かつての敵。　ミッドウェーとソロモンとトラック島空襲で相対こそしていないものの関わっており少し因縁がある。
相手が軍艦(駆逐艦含む)であれば、多少遠慮なしに接することが出来るのだが、ほとんど非武装だった特務艦だったこともあり、多少遠慮がちになる。
「赤城の言葉じゃないけど私のやったこともやったことだから流石に遠慮なしに接しづらいのよね……っていうかあの激戦の連続でよく生き延びたわね貴方!?」

夕立
かつての敵、共々話を聞いてドン引きした。……IJNの駆逐艦ヤバイわね。
珍しく撃沈に関わっていないが、見るからにヤバいと距離を取っている。
まぁ、狂犬具合だとうちのラフィーも負けてないけどね！

駆逐艦吹雪　
かつての敵、スペシャルタイプデストロイヤーとうちの余った平甲板型を交換してくれって話もあったわねぇと懐かしむ。
吹雪型に関しては珍しくあまり撃沈に関わっていないので暢気に構えている。
とは言え、本能的に反りが合わないと感じているのか距離を取っている。
いやぁ、あの如何にも軍人！ってタイプとはちょっと…

駆逐艦島風
かつての敵、待って！当てて上げましょうか…そのスラッとした感じは、大淀ね！島風？ごめん…
性能を追求した駆逐艦、その最期もあり会うのが少し気まずかったが明るい性格からすぐに仲良くなった。
やるわね、島風！うーん…うちの子達が来たら見習わせないとね

戦艦ネバダ：
かつての同僚。　自分も同じ心境を味わった身の上のため気持ちは良く分かる。　
でも、本当はいい人なんだから口調とかもう少し柔らかくなって欲しいなぁ……無理よねぇ。　
内心頼れる年長者として兄のように思っているのだが、恥ずかしいので絶対口にしない。
こちらお近づきの印のアイス？　勿論どうぞ！

ガトー級潜水艦ハーダー：
かつての同僚。　上官扱いされるが共に戦った戦友でもあるんだからもっとフランクに接してくれていいのに…と思っている。　
ぼっーとしてると偶に同型艦と区別がつかなくなって焦るのは内緒だ。　
どことなく妹であるホーネットの面影を見ているが、それを口にするのはハーダーにもホーネットにも失礼と思い胸の中に留めている、でも偶に姉ぶったりする。
貴方の姉妹にはうちの子(パイロット)達が一杯お世話になったから遠慮せずにアイスも目一杯持っていって！

駆逐艦エルドリッジ：
かつての同僚。　ふーん、1500トンクラスのキャノン級護衛駆逐艦が随分偉くなったわねぇ…？と高圧的に変化した性格を喜々として弄る。　
とは言え、彼女と彼女を乗艦とした乗組員の身に何が起こったのかはUSS CV-6Enterpriseを乗艦とした司令官クラスの記憶から察しており、密かに心配している。
アイス？　勿論持っていっていいわよ？　なんなら体重分持っていく？

泥新宿のアーチャー(2)
見た瞬間正体を見抜いてかつて無いほどブチギレる。
この合衆国海軍航空隊の恥さらしがッ！よりにもよってトムキャットとか！せめて空軍から貰ってきたライノ(F/A-18E/Fスーパーホーネットのニックネーム、原型機であるF-18は空軍機であるF-16の競合機だった）なら我慢したのに！１！１！！
F4FワイルドキャットやF6FヘルキャットF8Fベアキャットに続くネコシリーズだからって本当にネコになるやつがいるか！！１！！ってやかましいわ！！！１１！！
私はアンタをそんな風に育てた覚えないわよ！取り敢えずバニースーツ脱ぎなさい！！１！！！１！
相変わらず信濃と仲良さそうねぇ…もう怒らないわよ。　ほら、アイス上げるから二人で食べなさい

戦艦ミズーリ
かつての同僚。　あの戦争を共に戦ったアメリカ海軍最後の戦艦にして、自分の名を継いだもの(CVN-65Enterprise)と共に戦い最後まで現役であった戦艦、最新の装備で身を包んだ姿に僅かな憧憬とほんの少しの羨ましさを感じている。
それはともかく、ネバダに続いて口煩いのが増えたわねぇ……戦艦はみんなああなのかしら……と心の中でボヤくが、なんだかんだで仲間が増えて嬉しい。
ミズーリ、貴女は私と違って経験がないって言うけれど、あの大戦とその後の戦争で経験したことは貴女達姉妹しか経験のないとても貴重なものよ、だから貴女はもっと自信を持って良いわ！
…………え？　敵艦との殴り合い？　それはオスカーとかウォースパイトさんとかキリシマと殴り合った戦艦X…じゃなかったサウスダコタとワシントンに聞いたほうがいいわね……
ん、どうしたのミズーリ？　うんうん、分かってるわ、誰にも言わない。　でも貴女がアイスが好きでも誰も笑ったりしないわよ？

レキシントン
かつての戦友、先輩にして後輩。　CV-2レキシントンについては珊瑚海海戦にて共に戦えなかったことに負い目を感じていたり、CV-16レキシントンIIに対してはエセックス級の小娘とは思えないマリアナ沖海戦後の執念すら感じる猛追撃に感嘆していたりした。
呼び方についてはレキシントンがEと呼んでくるように愛称であるレディレックスからレックス、より砕けた呼び方をする時はアンタと呼ぶことが多い。先輩でもあるレキシントンをレキシントンと呼び捨てで呼ぶ際は余程腹に据えかねた時かシリアスな場面である。
特異点での出来事に関しては色々思うこともあるようだが、引きずっても良い事はないとあまり気にしない事にしたようだ。
アメリカ艦船サーヴァントの中でも最も生前から縁があることもあってきわどいジョークを言い合ったりする気の置けない友人のように対応する……クラスがフェイカーなのは驚いたし、今でも信じられないけど。
それにしてもなんかレックスっぽい気配を感じたからどっち？なんて言ってみたらまさかグレイレディ先輩であり、ブルーゴースト後輩だとはねぇ…
…っていうかアンタの、その…ヤ、ヤンレズってやつ？　シャーマンのおっさんとか知ったら泣くわよ？　何？　自分の中に複数の自分がいる所と瑞鶴への執着心なら君も僕に負けてないだろ？　……うるさいわね！　ほっときなさいよ、アイス上げないわよ！
ああ、それとね……アレは一片の擁護も出来ないくらい趣味悪いわよ、レキシントン。

戦艦ユタ
かつての同僚にして先達、そして自分の代わりになって沈んだようなもの。　あの戦争の開戦の狼煙となった真珠湾攻撃で沈んだが為に『共に戦えなかった』（練習艦となったユタに戦う能力はなかったが）戦艦。
同僚という事で気安いアメリカ艦船の中でも珍しく減らず口も軽口も叩かず素直に言うことを聞き、大人しくする。　見た瞬間に正直号泣しそうになった。
その胸中抱くものは後悔であり、悔恨であり、申し訳無さであり、再会できた喜びと僅かな憐憫。
ライダーに見せる表情はかつての古豪艦、戦艦、練習艦、標的艦ユタだが、その奥に潜む行き場のない感情に胸が締め付けられる。
だが、表向きはそれを隠して何時ものように明るく接する。　彼女がユタであることに変わりはないし、彼女の復讐心が少しでも紛れるならと思って。
「え？　地獄……？またまたー！どこまで冗談か分からなくてユタのジョークは笑えないわよ！　そうだ、アイス食べます？……一つ聞いておくけどジョークよね？　ジョークよね!？」


戦艦アリゾナ
かつての同僚にして先達、あの戦争の開戦の狼煙となった真珠湾攻撃で沈んだが為に『共に戦えなかった』戦艦。
自らルーザーを名乗る彼女を必死に否定するが、彼女が望んでいることもありあまり大きな声では言わない。
穏やかで温厚、のんびり屋なルーザーの側は居心地がいいのか懐いており、一緒にいることも少なくない。
アリゾナもエンタープライズも復讐を捨てた身だが、アリゾナは開戦を受けて復讐を捨て、エンタープライズは終戦をもって復讐を捨てた。
敗北と勝利、過程は違えども出した結論は近くあり、ルーザーの兵器とは“戦うため”でも“復讐するため”でも“誰かを殺すため”に戦うのではない。　“戦争を終わらせるため”に戦うものという意思を崇高なものとして純粋に尊敬している。
一方で戦いを拒み、自身を“喪失”させることで鎮魂としたアリゾナの在り方は、“兵器にも人間の為に出来ることがある”という在り方を見出しながらも未だ戦いを望み続ける自分には出来ない事で眩しく感じてもいる。
「アリゾナ！貴方も来たの!?　ええ、再会できて凄く嬉しいわ！　そうだ、お祝いしなきゃ！よーし！今日はアイス製造機フル稼働よ！」

サウスダコタ
かつての同僚、よく護衛を務めてくれたこともあり、名前が長いのでダコタだのダリーだの好き勝手なあだ名で呼んでいる。
サウスダコタが艦隊の疫病神だの寸胴だのと呼ばれた日にはマジギレして怒り狂うくらいには可愛い後輩だと思っていたのだが……何やってるのダコタ!?
霧島に惚れた!?　レズ!?レズなの!?それに何その胸ふざけてるの！…と錯乱し始めたが霧島とダコタの仲良しっぷりを見てまぁ本人たちが良いんだからそれでいいかと一人で納得した
……面倒くさくなるからワシントンには絶対黙っておこう。　と思ってたら来ちゃった…
「……再会できたのは嬉しいけど、色々ありすぎてお姉さん素直に喜べないわ。　取り敢えず泥新宿の首謀者って奴は爆撃したいわね」

戦艦ウェストバージニア
かつての同僚にして先達、あの戦争の開戦の狼煙となった真珠湾攻撃で沈んだが不死鳥のように蘇り『共に戦えた』戦艦。
太平洋艦隊の一員として共に過ごし、あのレイテにて場所こそ違えど共に戦った戦友。
最初はあのダッサイ籠マストどうしたのー？等と軽口を叩きながら近づくが、すぐさまその変貌に気づき表向き再会を喜びながらも、内心悲しむ。
抑止力の使者、呪いと祈りを薪として燃やし尽くす浄化の炎、海より来る復讐に対するカウンター。　その在り方は霊基の片隅に押し込んだ染みを持つエンタープライズにとっては大きく心揺さぶられるものである。
だからこそ、せめて動揺を見せないように少しでもウェストバージニアの心が安らぐように明るく振る舞う。
名前が長いのでシリアスな場面でなければジーンだのジニーだのと好き勝手なあだ名で呼んでいる。
「久しぶりじゃないジニー！　ボーッとしちゃってどうしたの？　熱？なら栄養豊富なアイス食べる？」

戦艦ワシントン
かつての同僚、大統領とかぶるのでシリアスな場面でなければワリーだのワッツだのと好き勝手なあだ名で呼んでいる。
隠したい秘密を知っている可愛い後輩であり、ダコタと仲直りして欲しいなぁ…と思っていたのだが、久しぶりに会ったら内心めっちゃ拗らせてた。
あいつダコタの話になるとめっちゃ早口になってたわね…と達観した思いを抱きつつも珍しくフォローに回ったりケアに当たっているようだ。
普段の苦言に対してはそれにしても戦艦は口うるさいのばっかりねーなどと言いつつ全力公試の事を利用してお小言から逃れたりしている。
「ほら、好きなアイス上げるから元気出しなさいよ……？　今日はダブルでもトリプルでも好きなだけ食べていいからね？」

ヨークタウン
かつての同僚……というか姉。　出会った瞬間、動揺を隠せず逃げ場所を探し始める。……誰よ、姉さん呼んだの！
決して苦手な訳でも嫌いな訳でもなく、今更人前で妹として接するのが気恥ずかしいというだけであり、後訓練させられるのめんどくさい。
人が見ていない場所では姉に甘えているのかいつも以上にだらだらゆるふわモードに入るが、ちょっと妹離れしてくれないかなーと思う時も多々ある。
姉の持つ後悔についてよく分かっているからこそ、それを乗り越えお互い自立した状態でありたいとも思っている。
「姉さん、私はあの時とは違うよ。　私はもう一人で大丈夫だから……え？訓練？あー…まぁそれはその内……」

ホーネット
かつての同僚……というか妹。　
レックスと同じで混じってるのね、うｎ見れば分かるから知ってる。いい加減慣れた……はぁ!?アキグモ？　レックスとダコタの複合パターンかぁ……！それは予想してなかったわぁ。
表面上割と雑に扱うが内心溺愛しており、ライダーは南太平洋海戦で一人生き延びてしまったことに深い後悔を抱えていることもあり、かなり過保護……自覚はしていないが姉と行動原理が同じ。
秋雲やホーネットIIが混じっていることに最初は動揺したがもういい加減慣れたもので普通に接している。
同人誌書いていることも知っているので応援していたり、搬入手伝ったり差し入れのアイス持ってきたり
「それは兎も角ホーネット＆オータムクラウドってサークル名はどうかと思うわよ……」

コンスティチューション
かつての同僚にして先達、頭の上がらない大先輩、大婆様
サーヴァントエンタープライズはエンタープライズと言う名の集合体のため代々コンスティチューションと共にあったエンタープライズは頭の上がらない存在。
CVN-65もお世話になってCVN-80もお世話になるでしょうから宜しくおねがいします…
頭は上がらないが大先輩として慕っており、祖母の家にいる孫のように適度にだらだらモードになる
「げぇ！コンスティチューションの大婆様！　……ええ、はい、いえ？　別に上機嫌じゃないですよ！　ええ、気は抜けてませんとも！」

エセックス
かつての同僚にして後輩。キューバ危機では自分の名を継いだもの(CVN-65Enterprise)と共に動いた、最新の装備で身を包み新型の艦載機を乗せた姿にほんの少しの羨ましさを感じている。
口では小娘だの何だのと言うが、内心では自分を慕ってくれる事に深い親愛と感謝を感じている。
エセックスをはじめとしたエセックス級達後輩たちの存在は自分一人で戦っている訳ではないと思い出させてくれた。
「えぇ、個性がない……？　エセックスそれ本気で言ってる？　まぁ確かに他の子達は癖が強……個性的すぎるくらいだけど」
「エセックス、私も決して一人でも戦い抜いたわけじゃないわ。　サラやレンジャーが、後を任せる事が出来る貴女達がいたから、私は迷いなく戦えた。　貴女は恵まれていただけじゃない、あの大戦の後に空母の価値を証明してみせたその活躍は間違いなく本物よ、だから誇ってちょうだい。　それが私(CV-6Enterprise)にとっても私ではない私(CVN-65Enterprise)にとっても一番嬉しいことだから」


エンタープライズオルタ
CV-6Enterpriseという空母の別側面。双子の妹のように思っている。
ミッドウェー海戦までの怒りと復讐心に燃えたグレイゴースト。
霊基の主導権を巡って争いあったが、戦いを経て最終的に和解した。


サラトガ
かつての同僚にして先輩、最も頼れる相棒。
サラ丸だのドジっ子サラだの好き勝手呼ぶが、その実力を誰よりも知っており深い信頼を置いている。
今の所来る気配はないがサラならそうでしょねぇー…と口元に笑みを浮かべながらアイスを貪っている。
サラトガ
と思ってたら来た。
かつての同僚にして先輩。サラと呼ぶ。
あの戦争の最初から最後まで生き残った戦友。
一緒にいると気を許してゆるゆるモードになる相手。
ふふーん、また随分遅い到着じゃない？とウキウキしていたら部屋にいた。
ちょっと何寝てんの、待って人の事枕にしないでくれない？……ま、いっか。

レンジャー
かつての同僚にして先輩。
レンジャーって空母知ってるかい？大西洋で粋に暴れてたって言うぜ！
大西洋艦隊が絶対レンジャーは渡さねぇからな！とゴネてたことは良い思い出です。

ウィリアム・フレデリック・ハルゼー・ジュニア
自分を乗艦とした提督、親爺さんと呼ぶ
なんというかもう少し…こう…手心を…

レイモンド・スプルーアンス
ミッドウェー海戦で自分を乗艦とした提督、叔父貴と呼ぶ
一見親爺さんより温厚に見えて中身は割と似てると思っている

マーク・ミッチャー
元ホーネット艦長、一時的に自分を乗艦とした提督、ミッチャーのおっさんと呼ぶ
エンタープライズ最後の戦いに居合わせた提督、寄りにもよって自分の最後に居合わせたり相次ぐ特攻のストレスで「歩く骸骨」の様になったりしてついてない人だなぁ…
いや寡黙だけど悪い人じゃないのよ？

アーレイ・バーク
ミッチャーの参謀長として一時的に自分を乗艦としていた軍人、31ノットバーグ或いは大佐と呼ぶ
生粋の水雷屋のやべー奴。エンタープライズが水雷屋がやべー奴らと思っているのは彼の影響が大きい。
嫌日家から親日家へと変わった彼の在り方は少なからずエンタープライズに影響を与えたとか
アーレイ・バーク
と思ったら来た。
来るかなぁと思ったら来たんですね、大佐。
やっぱりリトル・ビーバーズと…リトル・ビーバーズだからってビーバーは安直じゃありません？

戦艦ウォースパイト：
かつての同盟国の大先輩。　大西洋だけでなくインド洋も戦場としたウォースパイトと違い、エンタープライズは太平洋のみで面識がなかったため最初ウォースパイトであることに気付かなかった。　あれ誰？　戦艦ノブゴロド？　とか思ってしまい、正体を知った瞬間、空母のくせに全身から血の気が引いて顔を真っ青にした。
二度の大戦を生き抜いた伝説とでも言える存在であり、尊敬の対象。　アイスですか！　勿論です、お好きなだけ持っていって下さいマム！

戦艦ドレッドノート
かつての同盟国の大先輩。　
噂を聞いたことがあるものの、面識がなかった為　あれ新入りの子？　イギリスの駆逐艦？　とか抜かし、正体を知った瞬間、即刻アイスを持って謝罪に行く羽目になった。(ウォースパイトに続き二度目の謝罪)。
弩級戦艦と言う新たな時代を切り開いた先駆者であり、彼女が初めて採用した主機の蒸気タービンはエンタープライズにも当然積まれており、その点でも尊敬の対象。　　
割りと話が合うのかティータイムにお呼ばれしたりするらしい
ドレッドノートさん、ライムアイス持ってきましたよ。　これからお茶会ですか？　はい、勿論喜んで！

戦艦オライオン
かつての同盟国の大先輩。　
流石にウォースパイトとドレッドノートで懲りたのか正体をミズーリに聞いた為、謝罪騒ぎには至らなかった。
ドレッドノートを超えた超弩級戦艦であり、同じライダーでありながら素手ゴロで暴れまわる彼女にある種の畏敬の念を抱いている。
客船のクイーンメリーが軽巡を轢き殺したって言うし、イギリスって凄い…
オライオンさんもアイス食べますか？　いいですけど、そんなに食べてお腹壊しません……？

泥新宿のコマンダー
かつての同盟国の先輩。
ビッグセブンの一角にして、かの有名なネルソン提督と合体していることもあり、尊敬の対象。
ただし、水兵憩いの食料庫ラム・ライム・パントリーで振る舞われる果物に関しては密かにライバルだと思っている、自分でも大人げないと
分かっているので声には出さないが。
ネルソンさんアイス苦手なのかしら？　むぅ……長門のラムネ、ネルソンさんの果物、私のアイスでテンカサンブンのケーってやつね！

戦艦ロドニー
かつての同盟国の先輩。
ビッグセブンの一角、ビスマルク追撃戦で猛威を奮った事を聞き及んでおり、敬意を持って接する…が二枚舌三枚舌には呆れたような顔を見せることも少なくない。
もう戦争は終わったんだから気楽にやらない？と言うサーヴァントエンジョイ勢であり、ノリも近いので関係は良好、アイス渡したり紅茶飲んだりしている。
「あー、ビスマルクって言うかオスカーいますもんね……私なら売られた喧嘩はおまけ付けてでも買いますが！　なんですか、その、これだからヤンキーは…みたいな顔!?」

泥新宿の氷帝
かつての同盟国で計画された艦が一要素となっている複合英霊。
パイクリートってディスカバリーチャンネルのMythbusters(邦題怪しい伝説)で見たわ！…でもマジで空母作ろうと思ってたの？と思っていたが、構成要素の一つとはいえ英霊となったことに内心ドン引きしている。
アンナ・イヴァノヴナ・ロマノヴァに対してはロシアの女帝として敬意を払って対応する。
「泥新宿まじ怖いわー…絶対近づきたくないわー…それ以上にイギリス人の発想が怖いけど」

泥新宿のガンナー：
かつての敵。　とは言っても広大な太平洋こそが戦場であったライダーが大西洋や北海を根城とする『戦艦ビスマルク』と会合することはなかったのだが。
マイティフッドを一撃で轟沈させた噂は聞き及んでおり十分な警戒を持って接する。……と思ったら現れたのは黒猫でどう対応したものかしらねぇと悩む。
アイス？ネコがアイスなんて食べたらブレインフリーズ起こすわよ！しかも高カロリーだからダメ！…………猫用のアイス作ってくるから待ってなさい。

U-96
かつての敵。　とは言っても広大な太平洋こそが戦場であったライダーが大西洋や北海を根城とするアサシンをはじめとしたUボートたちとは接点がなかった。
座からの情報とサーヴァントになってから見たThe Boat(邦題U・ボート )でU-96と言うUボートを知っており、まさかノコギリザメだったりして！とか言ってたら灰色狼だった。
またしてもどう対応したものかしらねぇ…と悩むって言うかドイツ艦みんな動物なの？ユージン(重巡プリンツ・オイゲンのアメリカ名)ももしかして動物なの？
お肉ないけどアイスならあるけど食べる？　オスカー用に作った動物用アイスあるわよ？

戦艦ティルピッツ
かつての敵。　とは言っても広大な太平洋こそが戦場であったライダーが北海を根城とするティルピッツと出会うことはなかった。
ああ…例のスーパー引きこもり、豚じゃないのね？……疑似サーヴァント？へぇそういうのもあるの？

重巡プリンツ・オイゲン
かつての敵。　広大な太平洋こそが戦場であったライダーが大西洋や北海を根城とするプリンツ・オイゲンと出会うはずはなかったのだが、鹵獲されUSSプリンス・ユージンとなったことで面識がある
意外といい子なのよ？

泥新宿のバーサーカー(2)：
かつての同盟国の大先輩
先達として敬意を払うが、政治や思想にあまり興味が無いため革命に関してはちょっと距離を取る。
最近レナさんと呼ぶべきかポチョムキンさんと呼ぶべきか密かに悩んでいる。
アイスですか？　勿論です！　カロリー補給にももってこいですからね！

戦列艦マラート
かつての同盟国の先輩。
ある存在との再戦に拘る様は勝利と敗北の差こそあれど、翔鶴瑞鶴との対等な状態での決着を望んでいる自分と被って見え、どことなくシンパシーを感じている。
ドイツ軍の幾多の攻撃に耐え、復活したその在り方は尊敬の対象であるが、最後の戦いと復員任務を経て、ある程度満足行く最期(解体)を迎えられた自分と違い、死に場所を探していることに気付きどことなく悲しく感じている。
えーと……ペトロパブロフスクさん？　それともマラートさん？　もし、よろしかったらですが……アイスは如何ですか？

戦艦ポチョムキン(雪娘)
かつての同盟国の大先輩のクリスマスバージョン。
何時もより落ち着いていおり、年上として落ち着いた穏やかな態度のため何時もよりも付き合いやすい。
素直にレナさんと呼ぶが、共産主義的言動は聞こえないことにした。
アメリカ海軍はイギリス海軍や大日本帝国海軍と違い、1914年に艦上での飲酒、1918年以降は陸上施設でもアルコール飲料の飲用を「士官宿舎・士官食堂・士官クラブ」のみに制限しており、ウォッカを貰うと素直に喜ぶ。
わーいお酒！エンタープライズお酒だーいすき！　同盟国の人にもらった物を粗末にできないから飲みまーす！

嚮導駆逐艦タシュケント
かつての同盟国の駆逐艦。
伊達に幾多の戦場を掻い潜り、多数の駆逐艦たちと共に戦ってきた訳ではないので軍人気質を演じている裏に隠された幼い精神性を見抜きアイスを餌に絡みまくる。
「ソ連さんはクロンシュタット級もポシャって大型艦がほとんどいないものね……私も一人で戦わなきゃ！って思ってた事もあるから気負う気持ちは分かるわ。…でもね、今はサーヴァントになったんだから少しは肩の重荷を降ろしてもいいのよ？…え？私は重荷を下ろしすぎ？……そう見えるかしら」

戦艦ガングート
かつての同盟国の先輩。
太平洋でもレニングラード攻防戦で壮烈さは聞き及んでおり、それを戦ったガングートには敬意を払った行動をする。
兵器らしい飾らず機械的で効率性を重んじる性格と言葉の端々に感じさせる陰鬱さは自身と真逆であり、コミュニケーションもどこか遠慮がちになる。

戦艦ソビエツキー・ソユーズ
かつての同盟国の後輩…後輩？
生まれ得なかった艦船であり、似た境遇のユナイテッド・ステーツに思いを馳せたりする。
無辜で純粋なロストに面白がっていらんことを吹き込んだりする。
「いえ、彼女のことを悼んでくれるならきっと彼女もうかばれるわ、ありがとう」

ヴァーサ
艦船英霊としての大先輩。
今なお合衆国海軍の象徴であるコンスティテューションより100年も古いため最初は恐縮していたが、威厳のｎ…親しみやすい性格だったのでフランクに接している。
ヴァーサさんアイス持ってきましたよー！……しかし、コンスティテューションの大婆様より100年年上とは、いや、まぁサーヴァントには関係ないと言えばそうなのだけど…

アメリア・イアハート
アメリカ航空業界の偉人。　自身も航空機に関わった存在として尊敬の対象。
貴女の言葉は確かにレックスに伝えておきます！　貴女のことを気にしていましたから彼女も喜ぶと思います！
そうだ、アイスと燃料の補給ならいつでもお声掛けください！

ライト兄弟
アメリカと言うか世界的な航空業界の偉人。　自身も航空機に関わった存在として尊敬の対象。
航空機の兵器化を気にしている彼らに対して後ろめたい所がないわけではないが、空母という存在自体が彼らの発明した航空機による所が大きい為、敬意と憧れの面が勝る。
レース大会を開かれるなら補給やアイスはおまかせください！

ハンス・ウルリッヒ・ルーデル
1t爆弾煙突にピンポイント投下するとかひくわー…。
まぁ、実際戦えばうちの子達の防御網抜けれる筈無いと思うけど！(フラグ)

ニルス・カタヤイネン(デミ)
彼の名前は知ってるけど、あのビア樽、F2が空の真珠かぁ……。
メッサーのもいいけど、F2よりも高性能のグラマンのF6Fとかチャンス・ヴォートのF4Uとかあるけど乗らない？

B-29
あいつっていうか陸軍航空隊の［自主規制］野郎どものせいでうちの期待の超大型新人ユナイテッド・ステーツが建造中止になってエセックス達可愛い後ｈ……ｹﾞﾌﾝ！もとい小娘共が冷や飯食わされたのよ！

タオ・インヤン
ある世界線でのマスター。
彼女と組んだ際のあんまりな失態と情けなさに煉獄で自分の中の空母以外のエンタープライズを押さえ込む修行をした。
もし、万が一次の機会があればちゃんとコミュニケーションを取って、今度こそ……

萩原清正、田園のハサン
ある世界線で敵対したマスターとサーヴァント。
…………強かったわ、次はちゃんと戦いたいわね。

メギドラ・エイハブ・サレナ 、泥新宿のバーサーカー
ある世界線で敵対したマスターとサーヴァント。
色々言いたいことはあるけど……次は勝つわよ。

ミス・ミューズアリィ
(自主規制)！！１１！！(自主規制)！！！１１！！！
八つ当たりかもしれないけど、今度あったら覚悟しときなさいよ！１１１！

質問1真名と現界年齢と性別を教えてください
「名前はエンタープライズよ。　性別はこの霊基だと女性ね、なんで女性かって言うと船がラテン語で〜って長くなるから今回は無しで。　年齢は……艦齢だと9年よ」

質問2身長と体重を教えてください
「170cmで55.7kgね。まぁふつーね、普通。　……排水量32,060tだろって言ったの誰？」

質問3出身地を教えてください
「アメリカのバージニア州ニューポート・ニューズ造船所よ。　……バージニア州の場所？　えっと東海岸の中央でワシントンDCの南にあるわ、分からなきゃ便利なものがあるんだからググりなさい！」

質問4好きな色、自分を象徴するような色はありますか
「ネイビーブルーよ」

質問5特技はなんですか
「アイスを無限に作れるわ！　小さい子も大きな大人も食べたきゃ並びなさい！　横入りすると牡牛ジジイがキレるわよ！」

質問6好きなものはなんですか
「航空機は好きね。　ジェット機ってのも載せたかったわー。あとは人間が好きよ、より正確に言えば人の可能性や執念や不屈の精神、底力って物がね」

質問7嫌いなものはなんですか
「あえて言うなら人間を小馬鹿にしてるような奴かしら。気分が悪くなるわ」

質問8天敵とかいますか
「心の底からの善人って言うか……こう、私人間大好きです！みたいな子は苦手ね」

質問9属性について教えてください
「中立・中庸よ。　兵器であった私は思想や信条を持たなかったからかしらね。」

質問10現代での生活について自由に話してください
「今の時代便利ねぇ……インターネット通販？　物を頼めばすぐに来るんだもの。　飛行機も私のいた時代とは違ってなんか気後れしちゃうわねー。　でもスペースシャトルや宇宙戦艦に間違われるのは勘弁してもらいたいわ」

質問11貴方の宝具、乗騎について自由に話してください
「常時発動型のしぶとくなる宝具に昔載っけてた兵器や航空機を自由に出せる宝具、正直地味ね。　後はアイスクリームを無限に出すアイスクリーム製造機！　これが一番の自慢なのよ！　ライダーになったのも半分はこの為ね！」

質問12貴方の外見について自由に話してください
「青いアメリカ海軍の軍服を着たスレンダー美女よ！　モデル体型よ！……言って恥ずかしくないのか？うるさいわねぇ」

質問13ざっくりとあなたの性格を教えてください
「性格ねぇ。　まぁノーテンキとか楽観的とは良く言われるわ。　ま、戦いになったら違うかもね？」

質問14自分の日本での知名度をどう思いますか
「エンタープライズは宇宙戦艦でもスペースシャトルでもないですから！」

質問15貴方の得意とする戦闘方法、戦術、戦略について教えてください
「偵察機で情報を集めて、戦闘機攻撃機爆撃機での遠距離攻撃がメインになるわね。　接近されたとしても艦載機は使用可能だし近接防御火器と持ち前の頑丈さで頑張るわ」

質問16聖杯にかける望み、あるいは聖杯戦争参加の経緯を教えてください
「お互い万全の状態で何のしがらみもない状態で決着を付けたい奴らがいるのよね……ま、前回は私が勝ってるし？今回も私が勝つだろうけど！　……でもマスターがどうしても聖杯が必要なら後に回すわ、大した望みでもないし。　呼ばれた経緯？なんか助けてくれ！って言われちゃうと放っておけないのよね」

質問17親しい人間について自由に話してください、空欄でも構いません
「ネバダは同僚だったけど今のスタンスはちょっと合わないかなー。　でも気持ちは物凄く分かるのよね、アヴェンジャーでの召喚なら似たような感じになるだろうし。　私には抜けてる所注意してくれたりいい人なんだけど。　それにハーダーちゃん？　ネバダをあんなに慕ってるのに私には距離置いてて苦い顔するのは悲しい！もっとお姉さんにも構って！　後は親しくはないけど大和と雪風にはちょっと、いや結構因縁が……」

質問18自分のマスターをどう思いますか、空欄でも構いません
「優しくて格好良い人募集中です！　キルジャップ！とか奴らに太平洋の半分をくれてやる、海の底だがな！とか今後地獄では日本語が話されることになるだろう！とかアイスの列に横入りするとキレるおっさんは嫌！」

質問19理想のマスター像を教えてください。それに対して今のマスターは何点ですか
「よっぽどの悪人じゃなきゃ呼んでくれれば喜んで協力するわ！」



質問20なにかこちらに質問はありますか
「これハルゼーのオヤジさんやスプルーアンスさんは見ないわよね？……あのおっさんたち本当に小言が煩いんだから」

今回はありがとうございました。あなたの望みが叶うことを願います