ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

【基本情報】

【元ネタ】史実/都市伝説/その他
【CLASS】フォーリナー
【真名】ベンジャミン・ブリッグズ
【性別】男性
【身長・体重】183cm・59kg
【容姿】痩せた髭の男
【属性】渾沌・中庸
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:C 魔力:B 幸運:E- 宝具:B+

【クラス別スキル】

領域外の生命:D

『地球外生命体に攫われて姿を消した』と言う可能性の一つ。
あくまで可能性に留まるためランクはさほど高くない。

【保有スキル】

漂流:C

『航海』が変質した亜種スキル。
船の操舵技術。ただしランダムに制御を失う。

風呼び:B-

風を呼び起こし暴風雨を操る能力。
ただしこの能力は完全には制御されていないため、自分自身にも悪影響を及ぼすことがある。

因果消失:B+

世界との接点を失いかけている。
『気配遮断』や『情報抹消』に似た効果を引き起こすが根本的に異なる性質のスキル。
このサーヴァントの場合、このスキルが発動している間は彼自身を直接観測することは出来ず『彼がそこにいた痕跡』のみが残される。
メモによるやり取りなどで意思の疎通は辛うじて可能。

恐慌:A

常に何かに怯えている精神的バッドステータス。
……なのだが、あまりに強い恐怖に襲われているせいで逆に威圧、混乱、幻惑、魅了などの精神干渉に強い耐性を持つことになっている。

【Weapon】

『波間に濡れる彷徨の船』

【宝具】

波間に濡れる彷徨の船メアリー・セレスト

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:20人
ベンジャミン・ブリッグズが船長を務めた船。
積み荷や食料を中に残したまま人だけが消えた状態で海を漂っているところを発見された、恐らくは世界でもっとも有名な無人漂流船。
それだけでなく、建造中からも何度も事故が発生していたとも言われる曰く付きの代物である。
スキル『因果消失』の影響はこの船にも及び、乗船中はスキルの性能が上昇する。
結果として、極めて高度な感知能力を持っている相手以外には干渉することもされることもなくなると言う、守りのみを考えれば非常に強力な性能を持つことになる。
……ただし、その状態が続くと世界との繋がりを完全に失いサーヴァントが消失してしまう可能性があるため、あまりに長時間の使用は避けた方が無難である。
なお、実際にそうなった場合はまずサーヴァント本体が消滅し、それに伴って因果消失スキルを失った船が姿を現す。
その後は、残存魔力の続く限り船だけが漂い続けやがて消えることになるだろう。

不帰の魔海サルガッソー・トライアングル

ランク:B+ 種別:対船/対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
魔の三画海域、バミューダトライアングルと呼ばれる場所にて海難事故に遭った……と言う伝説が具現化したもの。
異界化した魔の海域を作り出して相手を呑み込むことでダメージを与える。
海域内では巨大な海洋生物の触手らしきものによる攻撃も発生する。これは『巨大なイカやタコの怪物に襲われた』と言うまた別の伝説の一つが融合しているものと考えられるが……。
あるいは、全く違う他の何かである可能性も否定はできない。

【解説】

ベンジャミン・ブリッグズ自身について説明することはあまり多くはなく、存在としても英霊と言うよりは亡霊に近い。
彼について語ることがあるとすれば、あのメアリー・セレストの船長であると言う点に尽きるだろう。
無人の状態で漂流しているところを発見され、その真実について数多の憶測が飛び交い、やがて航海史上最大の謎の一つとして語られることになる船。
その事件の真相を知るものはおらず、そして幾つもの想像と伝説だけが残された。
サーヴァントとしてのベンジャミン・ブリッグズは、それら無数の可能性を内包した存在として現界する。
『正体不明の存在』と言う形で世界に記録されたジャック・ザ・リッパーと類似した性質を持つが、こちらは明確に核となる個人が存在していると言う点で違っている。

【人物・性格】

常に何かを恐れており、しかし何を恐れているのか自分でも理解していないSAN値直葬ヒゲおじさん。
とは言え完全に狂い切っているわけでもなく、まだ落ち着いて話をすることも可能なレベル。
メアリー・セレスト事件において一体何が起こったのか当事者である自分自身も知らず、その真実を知るために聖杯を求めている。

【一人称】私 【二人称】君 【三人称】彼、彼女

「私はベンジャミン・ブリッグズ……と言っても、私の名はさほど有名ではないだろう。
 幽霊船メアリー・セレストの船長と言えば分かるだろうか」

「事件のことは何も分からない。だが恐ろしい。とにかく恐ろしいんだ。
 しかし私は一体何をこんなに恐れているのか、それさえも分からない――それが何より恐ろしい」

「ベンジャミン・ブリッグズは消えてしまった。死んだのではなく、消えてしまったんだ。
 船だけを残して、だ。一体何があった? ――ああ、恐ろしい」

「英霊と言うものは皆そうだが――私はベンジャミン・ブリッグズ本人ではなく、世界の記録から再現された人格だ。
 真相が分からないのは、ただ忘れているだけ、記憶が封印されているだけなのだろうか。
 ひょっとすると――この世界さえも、その真実を知らないのではないか?」

「……もしそうだとしたら。
 世界のどこにも私の最後が記録されていないとしたら。
 ベンジャミン・ブリッグズは一体『どこ』へ消えた?」

【関連キャラ】

エイハブ
白鯨
……違う。
確かに恐ろしい怪物ではあるが、あれは違う。

アメリア・イアハート
なんと言うのか――随分と、違うものだな。

ジル・ド・レェ(原作)
彼自身はさておき、その宝具で呼び出されるものについては――ああ、恐ろしい。

【コメント】

大体宇宙人の仕業にしておけばいいと言う風潮

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