kagemiya@ふたば

「アクシア聖団第十席『アケルナル』、名をメリエル。貴方は浄化されるべき人間でしょうか？」

「不浄ですね…燃やしなさい！今すぐに！！」

「皆殺しにしましょう！１！浄化です！！１１！」

「『アケルナル』の判断基準では、アレは不浄です。浄化しましょう」

「失礼ながらブラザー、アレを浄化しない理由が分からないのですが？ねぇ？ねぇ！？ねぇぇ！１！？？」

「（口からビームを吐く音）」

「火炎放射器を…」

「部屋をこんなに散らかしたのは誰です！１１！１！！！」

第三位「リゲル・ケンタウリ」アーカーシャ=VII
同じ聖団に所属するマスター・ナイト。
肉体の機械化と言う手段そのものには良い顔はしないものの、技術力と性質には一目置く相手相手。
特に、自分自身をリゲル・ケンタウリの使命の化身とするかの如き姿は、使命に殉じるかの如きものとして高評価。
その技術が不死者化に通ずる延命へとならないように、そしてその使命の火が途絶えないように見守っている。*1
尚、『ケンタウリ』の事を耳にした際の「これを量産すれば世界の不浄を根絶やしに出来ますね」と言う発言は、カウンシルの議事録に要注意の注釈に赤線引いて記載されている。

第四位「ベガ」グレス・グレゴール
同じ聖団に所属するマスター・ナイト。
詳細後日記載。

第五位「アークトゥルス」
同じ聖団に所属するマスター・ナイト。
詳細後日記載。

第七位「リゲル」キース・アントワーヌ
同じ聖団に所属するマスター・ナイト。
周囲からは彼の音楽セラピーを受けてみてはどうか？と良く諭されるが、聞き入れる気はあまりない。
ただし、彼の「奏でて救う」と言う穏やかな救済は軽視しておらず、それなりに尊重している。
尊重した上で「不浄の満ちた世界では救済の音色は響き難い。故に浄化せねば」と考え、更に意欲を燃やしている。

第八位「プロキオン」ハラン・ザックス
同じ聖団に所属するマスター・ナイト。
その性格には良い顔をしていない。と言うかマスター・ナイト以前に二十歳過ぎた大人が、こんなので良いのか？と。
ちょっと再教育するべきでは？とカウンシルに提案してるが、今の所は芳しい返事は無い。

第九位「ベテルギウス」ニーナ・ライオット
同じ聖団に所属するマスター・ナイト。
詳細後日記載。

第十一位「ハダル」アンドリュー・マーティン
同じ聖団に所属するマスター・ナイトであり、メリエルが純粋に敬意を持って接する数少ない相手。
彼の使命に対して「幼子は穢れを知らぬ不浄とは程遠い存在である」と共感する部分もある。
また、マーティン老の語る老いに対しても自分自身も老いに差し掛かっている事もあってか思う所は多い。

第十二位「アルタイル」フルヘンシオ・サムディオ
同じ聖団に所属するマスター・ナイト。
詳細後日記載。

第十五位「アンタレス」アリサ・トーレス
同じ聖団に所属するマスター・ナイト。
寡黙で武人然とした姿には好感を持っているが、「浄化の為には時として弱者を切り捨てねばならない」と考えている為、使命的には相性は悪い。
故に「故に全ての不浄を浄化し尽くし、これ以上弱者を切り捨てる必要の無い世界を創らねば」と考え、更に意欲を燃やしている。

第十六位「スピカ」石丸八十八
同じ聖団に所属するマスター・ナイト。
不真面目な態度と、経歴の怪しさ、自分自身をからかう姿勢、そして部屋の汚さから頻繁に火炎放射器片手に「ヤソハチの馬鹿はどこです！」している。
結婚してくれと言う言葉に対しても本気ではないと考えて基本的に塩対応。
…先代スピカの事を話す時の彼の目に不浄の影が見えない事をアケルナル本能で感じており、二人の関係は本物であったのではと思うのも塩対応の理由の一つ。

第十七位「ポルックス」ガレオ・マリス
同じ聖団に所属するマスター・ナイト。
詳細後日記載。

第十八位「フォーマルハウト」ブランカ・プリメーロ
同じ聖団に所属するマスター・ナイト。
彼女がフォーマルハウトの後継者になるとは思っていなかった為、その名を授かった際には驚きを隠していなかった。
曰く「彼女ではなくゲレオン・ゲントナー青年*2が後任になると思っていた」との事。
彼女の使命である「死による救済」は「時として死は浄化の為に必要ではある」と言う考え方から、否定も肯定もしていない。
ただ、彼女の狂犬じみた戦闘本能に関しては一歩間違えば不浄な存在となりえると考え、目を光らせている。

第十九位「ミモザ」パジェロ・タヴァシーニ
同じ聖団に所属するマスター・ナイト。
言動と実力に関してあまり良い印象は持っていないが、その精神性だけは評価。
プライドが肥大化して不浄と化す心配は無いと安心し、実力不足から不浄に飲み込まれてしまうのではと危惧してはいる。
ただし、優雅に誉れ高く在るべきと言うあり方に本人も相容れないと理解している。
アケルナルのあり方は限界まで無骨な浄化の剣であるが故に。

第十九位「デネブ」初代デネブ＆尾ノ崎北十
代々の怨敵である。
お前のその在り方が死徒に似ている、具体的にはピアニストっぽくて子に反逆されそうな。
三番目に過激とされたアケルナルは死ぬまでしつこく聖堂教会に第七聖典等の概念武装の貸し出し要請の手紙を出し続け。
二番目に過激とされたアケルナルは、どうせ手紙で言っても要請通らないだろ！と開き直って直接乗り込んで大騒動を引き起こし。
一番目に過激とされたアケルナルは「俺が！俺達が概念武装だ！」と全面抗争を引き起こした。
これがイニシエイト達の教本に記される「ウスターシャの騒乱」「ポラリスの仲裁」であり、派閥同士の抗争の恐ろしさと空しさを伝える事例となっている。
当時の関係者曰く「あの戦いが死者無しで終わったのは奇跡」「戦いの中心に魔術師と人の形をした浄化のバケモノが居た」

尚、北十くんには「もしデネブに完全に乗っ取られそうになったら、人間である内に殺してあげましょう」と、彼女なりの優しさは見せている。
善意の殺害予告である。
Ｑ．「だめ！やはり殺せません！」的な展開はありますか？
Ａ．ない、ない、ありません

第二十一位「レグルス」アシュレイ・リオトール
同じ聖団に所属するセイント・ナイ…え？レグルス代替わりしたんです？
代替わり自体は納得する相手ではあるが、業務を行っているのが先代レグルスだったため暫くの間は気付かなかった。
使命的には「力が不浄となる場合もある」と考え、先代とはあまり相性が良いとは言えず、今代も意味を理解しているか微妙である事に良い顔をしていない。
性格的にも先代、今代共に相性は良く無い。特に先代のリベンジしそうな雰囲気には「潔さが足りないのでは？」とちょくちょく釘を刺している。

第三位「シャウラ」プレスト・ヴァスタアリア
詳細後日記載。

第六位「エルナト」エル・ナト
アケルナル本能が強く刺激される相手。と言うか死徒では？と常に目を爛々と光らせてる相手。
今はまだ推定無罪だが、証拠のしの字か不浄のふの字か死徒のしの字でも見つかれば即！浄化する気満々である。

第三十三位「アルフェラッツ」ティナ・ゲッヘルス
聖団の管理機構のメッセンジャー。
彼女の役割を尊重する為か、こちらもあくまでも事務的に接っしている。
先任者の末路を知っている為、娘と同じ年頃の少女の辿る末路には思う所が無い訳ではないが…。

第五十一位「ウルフ・アルファ」刻狼
その前歴から不浄であると見做しつつも、その使命は「不浄を一点に集めて拡散を防ぐもの」とも取れる為、複雑な相手。
…複雑は複雑なりに本人が不浄判定なので何かあったら即！浄化対象だが。

カバリオ・カベッサ
ブランカのお目付け役。
メリエル女史が同情的な視線を向ける数少ない人物。

クレイディア・アルザ
詳細後日記載。

アンナ・アーディ・アンバー
詳細後日記載。

ライラ・クラリシッド
詳細後日記載。

ツバサ
詳細後日記載。

先代アケルナル
父であり、歴代アケルナルで一番の穏健派と言われた騎士。
病に犯された村を焼き、子供の死徒を縊り殺し、デネブ・ナイツにちょくちょく喧嘩を売り、世の不浄全てを浄化しようとしたが穏健派。
メリエルが尊敬している父であったが、本人は歴代アケルナルに比べて大人しめだった自分の姿を悔いており、彼女に最上級のクソコテ教育を叩き込んだ。
そして…
「メリエルよ！今よりお前はアケルナルとなる為の試練を与える！」
「はい！父上！」
「アケルナルたるもの、病に沈む村は村人ごと焼き払い！１赤子が死徒となったなら、その首を切り落とした後、一片残らず焼き払うべし！１！」
「はい！父上！！」
「仮に肉親が死徒となったならば一撃にて必殺浄化すべし！１！１」
「はい！１父上！１！！」
「ではメリエルよ！１１！今より私は不浄なる死徒であると思え！１！！浄化の刃にてアケルナルの称号を奪う時だ！！」
「はい！１！！１父上！！１！１１！」
「ピュリファイ・ウスターシャ*3！１１！！」
「ピュリファイ・ウスターシャ！！１１！」
それはそれは見事な一撃必殺浄化であったそうな。

初代アケルナル
前歴は聖堂教会に所属する死徒狩り。多くの死徒を狩り、その在り方を知り、それらに関わる多くの物事を見聞きし続けた男。
その中で「全てのものは…魂すらも腐り、不浄となる」と結論付け、永遠に生まれ続ける不浄を浄化し続ける事を救済の使命とした男。
故にアケルナルの使命は流れ続ける川の如く終わる事のないものであり、同時に決して途絶えさせるべきではないものであると遺した男。
そして「我等の魂すらもやがて腐り落ちる。ならば使命を強固な一本の剣とし、朽ちさせる事無く鍛え続け受け継がせるべし」と定めた男。

この世界に生まれ続ける不浄を駆逐し続ける朽ちる事の無い剣。その剣を手に世界を清らかに保ち、そこに救済を見出す騎士。
それが、彼が定めたアケルナルのあり方である。

勿論、歴代上位のクソコテ。