kagemiya@ふたば

最速の船に与えられるブルーリボン賞の記録では1882年のアラスカが
アメリカのニューヨークからニュージーランドのクイーンズタウンまで約一週間ほどかかっている。
イギリスからニューヨークまでは大西洋航路で大体9日と言った所だろう。
ニューヨークからサンフランシスコまでは大陸間横断鉄道で7日。
このことからロンドン住まいの魔術師なら2〜3週間もあれば西部聖杯戦争の舞台へとたどり着けることだろう。

ちなみに1872年にトーマス・クックが世界一周観光旅行を企画し222日で達成している。
また1889年、女性記者ネリー・ブライが72日間での世界一周を達成している。

参考資料：ホルヘ・ルイス・ボルヘス「幻獣辞典」

トール・テイルとはアメリカの西部および南部の辺境地帯に伝わる民間伝承のほら話。
1820年ころから盛んになり，20世紀になるまで人気があった。辺境地帯に住むきこりや牛飼いや開拓者たちが焚火を囲み酒を汲みかわしながら，冒険譚，逸話などをおもしろおかしく語り，自分の勇敢さを誇ったりした。
話の内容の信憑性よりも，語りの巧みさが評価された。真実味を出すために〈わしがこの目で見たことだが〉とか，〈実際に聞いた話だが〉という始まりが多い。

ハイドビハインド
常に背後に居て振り向いても背後にいるからわからない。
木こりを殺して食った。

ローパライト
子馬ほどの大きさ
ロープのような嘴で素早いうさぎを食べる。

ティーケトラー
沸騰するやかんの音に似ている鳴き声。
湯気を口から発し後ろに歩く。あまり姿を見せない。

アックスハンドルハウンド
手斧型の頭と絵の胴体と切り株のような脚。
斧の柄しか食べない。

陸上鱒
木に巣を作り空を飛ぶが水を恐れる。

グーファング
水を見ないよう後ろに泳ぐ。
マンボウより多少大きい。

グーファス鳥
さかさまに巣を作り後ろに飛ぶ。
どこへいたかということだけ関心があり
どこへ行くかはまるで頓着しない。

ギリーガルー
ポールバニヤンの名高いピラミッド40の斜面に巣を作り
転がって割れぬよう四角い卵を生む。
この卵を木こりは欲しがり硬く茹でてサイコロにする。

ピクナル・グラウス
先頂山鳥
翼が一つしか無い。
一方向にしか飛べず円錐形の丘の頂の周りで弧を描くのみ。
羽の色は季節と見るものの状態で変化する。

聖櫃の寵愛：EX
未来確定装置に見初められたことを表すスキル。超一級の加護にして呪い。
そもそも英霊の座は時間とは切り離されたものではあるが、このスキルを持つ者はその時点から見た未来におけるあらゆる可能性を孕んで召喚される。
即ち、過去の偉業ではなく、未来の伝説がその時代における知名度や信仰を無視してサーヴァントの力となる。
そして、それは恋する少女が夢見るように。このスキルを所持する者は、未来において本来ありえない英雄像を確立してしまう運命にある。
性質としては星の開拓者(笑)に非常に近い。むしろそのものかもしれない。

1880年台ぐらいの話。（使ってる銃がそのぐらいじゃないと生まれてこないからね！）
聖杯ではないが、それに匹敵するほどの魔力を秘めた聖遺物を巡った争い。運命改竄安定装置。
勝利条件はその財宝を見つけ出すこと。
参加者は財宝の噂を聞きつけ集った七人。
各々のチームはそれぞれ持っている情報が違いお互いを出し抜こうとする。
セイバーのマスターが握ってる物が一番価値のある物。


セイバー組
銃と荒野に剣で挑む時代錯誤の誇り高き騎士。銃を見て驚く。鉄道を見ても驚く。
この時代の知識はあるはずだが、あまり状況を良くわかってないため若きマスターの守護が最優先。
マスターの愛銃はコルトSAAピースメーカー。メイン主人公的ポジション。

アーチャー組
サブ主人公1。物静かなアーチャーと下品で女好きのお調子者でしかし腕は立つガンマンのコンビ。
セイバーのマスターに対しては良い兄貴分。すぐ裏切る悪党だけど。
アサシンのマスターとは気が合わないがアサシンとは気が合う。
愛銃はコルトM1877サンダラー。サンダンス・キッドより命中精度なら多分俺のが上だろと思っている。

ランサー？組
本当はエクストラクラスだし槍使いでもない。南北戦争を生き抜いた軍人がマスターで色々怪しい。ラスボス候補だし実際ラスボス。部下も多い。
愛銃はコルトドラグーンとウィンチェスターM1873。

アサシン組
サブ主人公2。口の軽いアサシンと穏やかな物腰だがよく聞くと口は悪い初老のガンマンのコンビ。
マスターのほうがキルカウント多い。（雇われガンマンとかと戦うから）
セイバーのマスターは可愛がってる。すぐ裏切る悪党だけど。
アーチャーのマスターとは気が合わないがアーチャーとはとても気が合う。
マスターの愛銃はS&W Model3スコフィールド。早撃ちは得意だがリロードが遅い。

ライダー組　荒野に騎兵なんて相性的に大当たりを引いていたがセイバー・アサシン・アーチャー組によりマスター即死で真っ先に消滅。
……と思われていたが？（特になにもないかも）

バーサーカー組
一番真っ当なやつら。中盤ぐらいにランサー組の卑劣な罠により惨殺される。セイバー組はキレた。たぶん良い黒人。大地の声とか聴く。


自由枠
なんかセイバー組に宝具で倒される踏み台。マスターも思いっきりぶちのめしてスカッとするただの悪党とかで良いと思います。
鯖が死んだ後もちょっかい出してくる悪女というのも面白いかも。



お互いが持つ宝の情報を狙って出し抜きあう冒険活劇。
アーチャーとアサシン組が敵だったり味方だったりその場その場でころころ立ち位置変わる。
セイバー組も段々慣れて終盤の最初の方で狡猾な取引とかしててアサシンマスター追い詰めたりする。
鯖持ってないけど謎めいたヒロインとかたぶん居る。
鯖持ってないけど令呪を奪えばいい！という途中参加の強い魔術師とかも出て来る。
聖遺物（聖櫃）の影響で魔術使いに目覚めた野良盗賊団から村を守るためにバサカ組とセイバー組が協力する戦いとか有る。


ちなみに全員今適当にでっちあげただけなんで
マカロニ・ウェスタン英霊譚鯖や鱒を作りたい「」は上記の適当な設定無視して勝手に作っていいよ！


※聖櫃
聖杯が救世主の血を受けた聖杯そのものでないようにこれも古代イスラエルで失われた聖櫃そのものではなくオカルトで語られるタイプのもの。
聖杯が膨大な魔力によってただ願いを叶えるならば、こちらは膨大な魔力によって未来の運命を確定させる絶対契約の箱とかそういう代物でどうです？
軍人はアメリカの運命を定め地球を支配する国へとさせようとしていたとかそういう感じでおねがいします。

○コンセプト
英霊と旅する口笛と荒野の西部劇。
あと昔だしやりたい放題やろうぜぇ！ヒャッハー！！水だぁ！

○舞台
第二次聖杯戦争が起こったとされる1860年代から20年後の1880年代のアメリカ、俗に言う西部開拓時代が舞台である。
西部劇の映画は見てるけどあまり詳しくはない。


○目的
マスターたちの目的はあくまで聖櫃（仮）の探索。
マスターはそれぞれ自らのサーヴァントから聖櫃の場所を指し示す断片的な情報を得ている。
その7つの暗号を集め解読しきったとき聖櫃への道が拓ける。
また一都市で行われていた聖杯戦争と違い探索範囲がだいぶ広い上に期間も長く自然消滅までが長い。


○聖櫃（仮）
聖杯は言うなれば膨大な魔力により「過程を飛ばし結果のみを得る」ため
人理崩壊を招く可能性すら有る不安定の極みと言える代物だが
聖櫃は逆に安定させるものであるという。
過去や現在に干渉はせず、ただ未来と契約する。故にそれは絶対運命契約装置。
あくまで契約のため条件が提示されそれを破ったら破棄される。

例1：根源行かせろ→そいつの一族はいつか行けるだろうけど何世代先になるのかはわからないし契約を守り続けなきゃいけない。実質不可能。世界平和なども同様。
例2：300年ぐらいまで一族安泰に暮らさせて→これずっと守れるならいいよ。破ったらその時点で滅ぼすよ。
例3：ギャルのパンティおくれ→守ってるなら三日後ぐらいにパンティがころがってきて契約履行される。

●コメント
聖杯でなくとも英霊を呼べるだけの魔力のあるアイテムさえあればもっとも重要な英霊とマスターの出会いと別れの話は描けるはず…。
あまり凄いものな気がしないから聖櫃（仮）のアイデア募集中。破棄はいらんかな…。
聖櫃と契約を結べる唯一の生贄の小娘とか居ると物語になるかな…。逃げた（逃された）ところで主人公と出会い主人公と鯖と三人旅…。

ちなみにググっただけでもオカルト的にニューヨークにフリーメーソンが聖櫃持ってるとか。
聖櫃が伊勢神宮に有る神輿だとか宇宙人との通信機器なんかこじつけられたりしてて面白いよ。

……日本を舞台にした神輿戦争！ワッショイ！


○英霊召喚
黒幕が聖櫃探索のため溢れ出る魔力を利用し1860年台に起こった冬木市における第二次聖杯戦争を参考に英霊召喚システムを構築。
本体の場所はわからなかったが遺跡などから一部にアクセスしてプログラムを設定できたようだ。
召喚の際、魔力の根源たる本体の場所を覚えるように設定したが、七体に分割して記録させられさらに暗号化もされたため黒幕も苦労してしまう。
冬木と違い召喚するサーヴァントに地域などの制限はないが本来、聖杯が汚染されたために出現するようになった反英雄も召喚されることとなる。
流石に神霊に関しては霊格が違いすぎるため基本的には呼べない。
また冬木の聖杯戦争では御三家を優先的にマスターの権利者として選ぶといったような設定がなされていたが
この戦争において選ばれるマスターは素養さえあれば完全にランダムとなってしまっていた。


○英霊
聖櫃によって呼び出される英霊は当然だが聖杯によってのみ叶えられるような願いを持ったものは呼び出しに応じにくい。
しかし英霊召喚システムを利用した結果これにより聖杯戦争だと思い込んで呼び出される可能性もある。
割とすぐに何か違うなと気づくだろうけど。
ちなみにその時代の基礎知識はきちんとインストールされる。


○マスター
元から魔術師ならば東洋で行われた聖杯戦争について噂ぐらいは聴いたことが有るかもしれない。
最もそのために探索している宝が願いを叶える聖杯であると誤認識するだろう。
黒幕以外はサーヴァント含め全員何を探してるのか詳しくは知らない。
西部に流れる様々な荒唐無稽の噂。
ガンマンたちは真実を確かめるため、険しき荒野へと歩むのだ。

○連載形式
未定