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t-Abyssウィルス

経緯

深海魚から発見されたジ・アビスと呼ばれるウィルスの遺伝子を、t-ウィルスと融合させる事で開発された。『t-アビス』とも表記される事がある。

概要

FBC長官モルガン・ランズディールの主導により開発された、t-ウィルスの改良型に位置付けられるウィルスである。
ジ・アビスの遺伝子により、t-ウィルスでも不十分だった水溶性の効果や異種間感染の範囲が増大された事で、海水にウィルスを流して汚染する用法や海洋生物ベースのB.O.W.制作が更に容易なものとなった。
そのため従来のウィルス兵器とは異なる「海洋性ウィルス」のジャンルで扱われる。

当初のt-ウィルスとジ・アビスを直接組み合わせた試作型は効力が強過ぎて、被験体の身体組織が急激な変異に耐えられず液状に崩壊してしまう程であったが、これを敢えて抑え込ませ、定着を図る事でウィルスは安定化し「t-Abyss」の基本形が完成した。

ウィルスが強大な物となった理由

FBC長官のモルガンは、そのウィルスをテロ組織ヴェルトロに渡し「テラグリジア・パニック」を引き起こさせ、その一方でヴェルトロに提供した豪華客船クイーン・ゼノビア内の極秘裏に建造された研究施設で、テロ活動との同時進行でウィルスの研究を続行していた。

最終的に隠蔽工作も兼ねてゼノビアとその姉妹船セミラミス/ディードに意図的にt-Abyssをばら蒔き、バイオハザードを発生させ、沈没したディード以外の二隻を海上で隔離された実験場とする事により、感染体のサンプルを大量に確保。

本来ならば長期間の小規模な実験から抗体を見出し、兵器として必須となるウィルスとは対を成すワクチンを生成しなければならなかったが、この一連の行動によりワクチンの完成は劇的に早まり、t-Abyssは確固たるウィルス兵器となった。

感染後の変異

感染者の細胞膜と融合すると、変異のため過剰に水分を吸収させた後に浸透圧で異常に膨れ上がらせ、やがて周囲の細胞膜と溶けるように融合を続ける。
このプロセスを全身で繰り返す事で感染者を変貌させてゆく。

感染力について

ウィルス自体の感染力は非常に強力で、例としてはレイチェル・フォリーはこのウィルスに人間が感染して生まれたウーズに襲われて殺された後、短期間で変異を起こし、彼女自身もウーズと化してしまっている。

その他ウィルスに一部耐性のある人間も存在するが、侵食を遅らせるというだけで、感染を完全に防ぎ止める訳ではない。
そのため、ウィルスに侵されていく事を自覚しながら、自我を失った感染者が、ウーズとはまた別の化け物へと変異を遂げた個体の存在も確認されている。

t-ウィルスが元になっているため、ジルやクリスなどt-ウィルスに耐性がある人間には無効である。

…と思われていたが、ワクチン未接種のジルが実験場のウィルスに触れた瞬間即死することから、t-ウィルスに耐性のある者でも発症することが確認された。

プロムナードの通信兵長はt-ウィルスへの耐性があったため、ウィルスが混ぜられた食料を食べでも即時発症はしなかったが、後にじわじわとスキャグデッドと化している。

この事から、10人に一人の割合で持つt-ウィルスの抗体をもってしても t-アビスは完全に防ぎきることは出来ず、感染後に何の対策も行使しなかった場合、むしろより強力なB.O.Wと化してしまう。

汚染について

汚染力に到っては、海にバラ撒けばその範囲を汚染しただけに留まらず、海洋生物やバクテリアを通じてウィルスは爆発的に増殖を続け、最終的には地球上の海全域が汚染される計算が出た程の極めて凄まじいものである。

故にワクチンの開発は必須であり、かつ迅速に行わなければ制御不可能な状態にもなりかねないレベルであったと言える。

特殊事例

ジャック・ノーマンのように、感染という形ではなく、身体への直接投与や、経口摂取等を長期間行うと、ウーズやレイチェルとは全く異なった変異を引き起こす事も確認されており、その変異を起こしたノーマンは、理性こそは失われていたが、とある人物に対する憎悪から辛うじて自我を保った状態にあったという。

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