2chエロパロ板黒子のバスケエロパロSSまとめサイトです。

【注意】
・ガチでリコ攻め、木吉受けです。(基本ラブラブ)
・20歳で同じ大学に通っています(学部は別)
・ちょこっとだけお薬使用


【たまにはいいでしょ】

「ま、待て、リコ」
「何が待てなのよ、鉄平」
「いや、とにかく落ち着け」
「落ち着いていないのは鉄平の方でしょう」
するりと彼女の細い指先が木吉の頬をなでおろす。
「鉄平の焦っている顔、間近で見ちゃった」
「お、おいっ」

――さかのぼること、1時間前。
老人会の旅行で木吉の祖父母は土日とも留守だった。
『今日、じいちゃんもばあちゃんもいないんだ』
『そうなんだ』
『どら焼きの美味い店で買ったものでも食べないか』
いつものように笑顔でリコを自宅へと誘う。
2人は誠凛バスケ部時代には祕密にしていたが、既に男女の中であり、本格的につき合いだしたのは大学入学後からだった。

偶然、同じ大学の学部違いで、たまに会うと一緒にランチをしていた。
『そうねぇ。鉄平のオススメどら焼き、食べてみたいなぁ』
リコは素直に木吉の家へ行くことに決めた。

どら焼きはつぶあんがぎっしりと詰まっていた。
甘さも控えめで、思わずリコは2つ平らげたくらいに。
『美味しかった〜、あと1つはいけそうだけど、太っちゃうからやめておくわ』
『そうか?むしろリコは細いから3つくらい食べても太らないと思うけどな』
『そうかなぁ?じゃあ食べちゃおうかなぁ』
リコはフフっと怪しい笑みを浮かべると、あぐらをかいている木吉の上にまたがった。
『――リコ?』
木吉が不思議そうに問いかけると、ドン!とリコが力いっぱいに押し倒してきた。


そして現在にいたる。
「たまにはこーゆーのもいいでしょ?」
リコはまたがったまま、木吉のシャツのボタンを外しにかかる。
楽しそうな様子に木吉はリコの手を掴んで
「リコは悪ふざけがすぎるなぁ、そろそろやめてくれないか」
「鉄平が抵抗できたらやめてあげる。でも、そろそろかな」
そろそろって何だ?と思ったら急に身体中の力が抜けるような感覚に陥った。
リコの手を掴んでいた大きな手がだらんと畳の上に落ちる。
「リコ、一体何をした……んだ」
「ごめんね、鉄平。どら焼きを取りに行っている間に、お茶にこれ入れちゃった」
リコの服のポケットから、小さな包み紙を出して木吉の目の前でチラつかせる。
「まさか、リコ――」
「そのまさかよ。少量だから、鉄平には身体の動きを止めるくらいの効果しかないけどね。
寝ている鉄平襲ってもつまんないでしょ?」
ね?とにっこりしながら木吉のシャツを脱がしにかかる。
「会話は普通にできるみたいね」
「冗談はよ……」
木吉がうるさいのでリコはボタンを外すのをやめてキスをしてくる。
いつもなら木吉がリコを押し倒して、舌と舌を絡めてくる濃厚なキスを仕掛けてくるが、リコのキスはそこまでではない。
でも、身体の力が抜けた木吉には刺激が強かったのか、一瞬ビクッと反応した。

「どう?こっちからキスをされた感想は」
「どうもこうも。こんなのありえないだろ、普通」
「普通って何?必ず男が女をリードすると思ったらそれは違うわよ。
身長差、体格差なんて関係ないわ」
リコはフフンと鼻先で笑って、木吉のシャツからはだけた胸板に手をのばすと
「うーん、高校の頃よりはちょっと筋力落ちたかしら。鍛え直しが必要ね」
ここにきてまでもリコの【眼】はスポーツ選手を見るようなことを言う。

「でも、思ったよりも痩せてなくて良かった」
ちゅ、とわざと音を立ててその胸板へ小鳥のようにキスをついばむ。
「ちょっと待てって」
「やーよ、いつもいつも鉄平からされているんだからたまにはいいでしょ。
それとも鉄平は私にこうされるのが嫌なの?」
一瞬悲しそうな顔にさすがの木吉も戸惑った。
今まで天然だの、策士だのと、のらりくらりと周りの人間をかわしていたが、この場に限ってはそうもいかないようだ。
あの【鉄心】と呼ばれていた男がこんな小柄で華奢な女に押し倒されるなんて、誰が聞いても信じてくれないだろう。

「ちょっと待ってて」
我に返るとリコが着ていたワンピースを勢いよく脱いで下着姿になっていた。
レースの凝った、淡いイエローのブラとお揃いのパンツと。
胸はギリギリBと言われていたらしいが、昔よりもふっくらとして、ギリギリCくらいはありそうだ。
いつもなら下着の色や形なんて関係なく脱がしていたので、こうやってリコの下着姿をじっくりと見るのは初めてかもしれない。
下着姿のリコを見て何だか自分の下半身に熱いものが集まってくる感覚に気づく。
――やばい
こんな状況なのに、木吉の身体は正直だった。
張り詰めたものが苦しそうにズボンの中を圧迫している。
「ん?どうしたの鉄平?変な汗かいているわ……あ」
リコも気づいた。
ちょうど固くなったものがリコの尻に当っていたのだ。
「鉄平って意外と素直ね、ほらこんなになっちゃってる」
ズボンの上から手を触れられると「うわ」と思わず驚いた声が出た。
「もう、色気ないわね〜鉄平だからそこはスルーして。今からすぐに楽にしてあげるからね」
ジー
ファスナーを下ろす音にぐいっと下着ごとずり下ろされて、下半身が丸見えになる。
「こっちは元気そうでよかったわ」
「良くないだろ」
「だってこんなになってて、元気が無いなんて言ったら、病院行くしかないでしょ」
今度はリコの手が直接、木吉のものを掴んで上下にさすられると、相手がリコなだけに、声が出そうになるのをひたすら抑えるだけで精一杯だった。
変な汗が額を流れていく。

上下にさすられた部分がさっきよりも固く、そして大きくなっていた。
手でさするのをやめたリコの口が、その先端をパクっと咥えた。
必死に声を押し殺していたが、この行為にまたうめき声で反応してしまう。
リコの小さな舌で先端部分を舐め回されると、声を出さないように歯を食いしばっていた木吉はますます顔中に変な汗が流れている。
そして亀頭を咥えて少しづつ根元まで進んでいく。
「……リコ、もういい加減に」
力なくリコの名前を呼んでやめさせようとするが、まだ薬の効果が切れていないのか、力が出ない。
リコは木吉のものを咥えたまま
「いいひゃら、らまってらさい」
命令口調で木吉を見つめる。
そのキリッとした目は完全に発情期の雌のようだ。
リコの舌技はややぎこちがないものの、こういう風に今までされたことがなかった。
自分の意思とは反対にますます下半身は熱を帯びてくる。
「リコ、もう、無理」
うっと一言うなって最後にはリコの口の中で熱を伴ったものを放ってしまった。
「ハァ……」
息苦しさともうこれ以上は攻められないだろうという安心感からきたのか、木吉はようやく落ち着いた。
「もう勘弁してくれ、これじゃオレの身が持たない」
「やーよ、鉄平ばかり気持よくなったままなんて」
白濁した液体をごくん、と飲み、ちょっと苦いわねとつぶやいて木吉を見る。
それが何とも言えないエロさを感じてしまう。

「次は私が気持よくなる番だからね」
リコは着ていた下着をすべて脱ぐと、木吉にまたがったまま、まだ萎えていないものを自分の部分に挿し込んだ。
「う…んんっ」
騎乗位の姿勢でリコの中に少しづつ、木吉のものが入っていく。
「はぁ、ん」
木吉の反応を見てリコの中もぐっしょり濡れていたのだ。
少しづつ入っていくたびにリコの感じている声がする。
「んっ、これで全部、入ったかな」
「もういい加減にしてくれ」
「ここまできて、抵抗しないでよっ、はぁぁ」

そして腰を前後に揺らすように動かし始めた。
2度目は無いと思っていたが、若い牲はまだまだ元気だったようで、再び熱を帯びて固くなってきた。
今度はリコの中というのもあり、締めつけ感がいつもよりも強い。
そういえば、騎乗位もあまりしたことがなかったと思い出す。
「鉄平、てっぺ……」
リコの声がかすれて小ぶりの胸が揺れ動く。
その声がよりいっそう木吉のものとひとつになっていくような感覚がしてくる。
いつの間にかリコの細い腰を掴んでいた。
――もっと気持ちよく、もっと深く。
リコの腰の動きがさらに動きが早くなってきて
「あっ、アッ、んんっ」
頬は赤みを増し、汗で前髪が乱れ、小ぶりだが形のいい胸が上下に揺れる。そして
「ハァァッ、ん」
リコがイッた直後に木吉のものがリコの中に放たれた。
バタン、とリコが木吉の胸元へ倒れこんだ。
身体と身体が触れ合うところが心臓に近いのか、いつもよりも大きく聞こえているかのような気がしていた。


ようやく薬の効果が切れて、動けるようになった木吉は
「リコ、一体何のつもりだ」
「それは鉄平のエロい顔が見たかったからよ」
「それで?」
「そうよ、悪い?いつもいつも先に手を出してくるのはあんたの方じゃない。たまには攻められる側になるのも悪くないでしょ。
それに【食べたい】って最初に言ったでしょ?忘れちゃった?」

――『そうかなぁ?じゃあ食べちゃおうかなぁ』

ハメられた!
翻弄された木吉が悔しがっているのを見て
「やぁね、そんな顔しないでよ。で、もっかいする?」
リコは木吉の顔を見ながら、微笑んだ。


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