2chエロパロ板黒子のバスケエロパロSSまとめサイトです。

前スレ830‐833の続きです
エロ度低めな上ゲロ甘になってしまった気が…
起承転結滅茶苦茶でいきなり会話から始まってます
付き合いはじめて最初のデート中という設定




「黒子君はお付き合い初めてって言ってたけど、女の子とデートしたことはあるの?」
「一度だけあります。買い物に付き合っただけなので、デートとは言えないかも知れませんが」
「それって、あの桃井っていう子…?」
「………はい」
「ふ、ふーん。そうなんだ」
軽く流したが、このもやもやとした気持ちは何だろう。
もっと突っ込んで質問したいけど聞くのが怖い気もする。
「カントクは、キャプテンと出かけたことあるんですよね」
「え!?う、うん。でもただ単に買い物に出かけただけで…っていうか何で知ってるの!?」
「いや、街でたまたま見かけて。買い物だけ…ですよね」
「うん。特別な意味は全くないよ」
「………」
黒子はそれきり黙りこんでしまった。
不機嫌な様子が横顔から見て取れる。
(あれ?もしかして黒子君、嫉妬してるの?)
あまり感情の機微を見せない彼の新たな一面を見た気がして、相田の心は不思議と高揚した。
きっと他の人は知らない黒子の姿。
自分だけが知っている、特別な一面。
(でも一緒に買い物に行ったっていうし、あの桃井って子は知ってるのかも)
また心の中が曇ってくる。
(あれ?これって…私も、嫉妬してるのかな…)
相田が自問していると、突然額に水の粒が落ちてきた。
空を見上げた相田の顔に、ポツポツと雫が当たる。
ザーッと雨が激しく降り出してきた。
「夕立だ!」
「うわー、俺カサ持ってねーよ」
周りの人々が走り出す。
喧騒の中突然手をひっぱられ、相田は意識を現実に戻された。
黒子に手を引かれるまま、近くにある建物の中に入る。
「す、すごい雨だね。私びしょ濡れだよ」
「……」
返事が返ってこない。
相田はそっと黒子の方を見上げた。
髪が濡れて顔に張り付いている。
その瞬間、髪の先から雫が頬をつたって落ちた。
艶っぽい横顔にドキッとする。
鼓動がどんどん早くなる。
黒子君がすごく、かっこよく見える。
相田は顔を赤くして黒子から目を外した。
一瞬ぎょっとする。
こ、ここは…もしかして…。
男女が休憩するトコロ…。

「カントク」
ふいに呼ばれ体がビクッとなる。
「は、はい」
「…少し、休んでいきませんか」
「そ、それは、つまり…えーと…」
(そういうコトだよね…?)
少しうつむいたまま目線だけを黒子の方にやると、まっすぐにこちらを見つめている水色の瞳と目が合った。
恥ずかしくてすぐに目を反らし顔を更に下に向ける。
その間に黒子は受付を済ませ、相田の手を取って強引に引っ張った。
「あ…!く、くろこく…」
無言のままの黒子に手を引かれ、そのまま部屋に入ってしまう。
抵抗しようと思えばできたのだろうけど、なぜかできなかった。
ガチャッとドアの閉まる音が響く。
「すみません、カントク。強引なことをしてしまって。実はさっき嫉妬してしまったんです、キャプテンに…。カントクの事を信じていないみたいですみません。でも僕…」
黒子の手が相田の背にまわった。
強く抱きしめられる。
震える手から、自分を求める狂おしいまでの感情が伝わってくる。
相田も黒子の背にゆるく手を回した。
「ありがとう、黒子君。そんな風に思ってくれて本当に嬉しい。…実はね、私もさっき、黒子君の話を聞いて嫉妬しちゃったの」
「え…」
黒子は驚きを隠せないようだった。
「あんまり人を好きになった経験ってないんだけど…。きっとこれがそうなんだと思う」
相田は顔を上げ、黒子を見つめた。
「…いいよ、黒子君。私も同じ気持ちだから…」


シャワーを済ませた相田は、薄い浴衣を羽織ってベッドに座った。
待っているこの時間が何とも言えない。
浴室が丸見えで逆に恥ずかしい。
いやこういう場所だから当たり前なんだろうけど、直視できない。
自分が体を洗っている時は見られていたのかな…。
緊張と動揺と、妙な高揚感。
胸のドキドキがどんどん高まる。
浴室のドアが開く音がして、黒子が戻ってくる。
黒子は何も言わず、相田の隣に座った。
お互いに無言のまま時が流れる。
「…カントク」
熱くなった頬に冷たい手が触れた。

「ちょ、ちょっと待って!」
黒子は驚いて体を硬直させた。
「…今日はやめておきますか?無理矢理はしたくないですし」
「そ、そうじゃなくて!」
相田はベッド頭のスイッチをOFFにした。
立ち上がって、浴室などの電気を全部消して回る。
小さい明かりを残して、部屋は暗闇に包まれた。
「……消さないと、恥ずかしい…から……」
黒子は一瞬ぽかんとした後、ふふっと笑った。
「カントク。これじゃあよく見えないです」
「いいの見えなくて!見なくていい!」
「こないだは見せてもらったじゃないですか。カントクの綺麗な体、見たいです」
「ば、ばかっ!何言ってんの!このままでいいったらいいの!!」
「…残念です」
黒子は再び小さく微笑んだ後、相田に顔を近づけてきた。
唇が触れる。
何度か角度を変えて軽く触れた後、舌が入ってきた。
毛恥ずかしさを感じながらも相田もそれに応えた。
舌が絡まる度に体の芯が熱くなってくるのを感じる。
体を倒されると同時に、浴衣を脱がされる。
(あ…)
冷たい手が胸を包む。
山を作るように揉まれながら、乳首を舌で転がされる。
(やだ…きもちいい…)
黒子が舌と手の動きを激しくすると、快感が更に強くなった。
「は、あ……」
甘い刺激が脳に響く。
抑えきれなくて声が漏れてしまう。
下半身がどんどん熱を持ってくるのが分かる。
次に黒子は耳を甘噛みしてきた。
ぞわぞわして噛まれる度に体がビクッと跳ねてしまう。
「あ!…や、はぅっ………」
「カントク、耳弱いんですよね。こないだもそうでしたし」
「よ、弱いって…何…や、だ…あ………」
背をのけぞらせた事で突き出された両胸に黒子の手が触れた。
先端を弄られ、再び快感が襲ってくる。
「や、やぁ…あっ……」
黒子は後ろから相田の頬にキスしてきた。
相田も顔を横に向け、自分から唇を重ねる。
乳首に触れる指の動きはそのままで、快感が体に走る。
ふいに黒子の体が離れ、相田の足の間に入ってきた。
足をぐっと開き、女性の部分に口づける。
そのまま小さな突起を舌で擦ってきた。
「あ…や、だめ……!」
先日の感覚が甦る。
刺激が強すぎて足を閉じようとするが、黒子の手がそれを阻む。
シーツを掴んで耐えようとする。
下腹部から全身へ、快楽がどんどん広がってくる。
「はぁ…あ……や、あ、あ……!!」
相田は頂点に達した。
激しい刺激の余波で体が時々震える。
黒子は隣に体を横たえてきた。
優しく見つめられながら、頭を柔らかく撫でられる。
また、その瞬間を見られてしまった。
恥ずかしいけれど何故か心が満たされるように感じる。

黒子は再び相田の足の間に体を置いた。
手早くゴムを付ける。
「カントク…入れますね。なるべく優しくしますが、痛かったら言って下さい」
相田はこくんと小さくうなずいた。
ゆっくりと、固いものが入ってくる。
「んっ……」
擦れるような痛みに顔をしかめる。
「カントク…大丈夫ですか?」
心配そうな顔で聞いてくる黒子に、相田は無理矢理笑顔を作った。
「だ、大丈夫…。続けて…」
「……動きますね」
黒子はゆっくりと腰を動かし始めた。
最初は痛かったが、だんだんと慣れてきて鈍くて甘い刺激を感じるようになってきた。
「あ……はぁ………いい………きもち、いい……」
「カント、ク…」
相田の表情を見て、黒子は動きを速めた。
どんどん快感が強くなってくる。
「黒子く…ん……名前で、呼んで…」
「リコさん…リコさ…ん…!」
「黒子君………!」
黒子が極点に達した時、相田も嬌声と共に体を大きく震わせた。


抱擁の後、二人は静かに横になっていた。
黒子は時々愛おしそうに相田の頬を撫でる。
相田はそんな黒子の方を見て微笑む。
「あ、そうだ」
相田がふいに口を開いた。
「ねえ、黒子君。私の呼び方なんだけど」
「あ、実は僕もその事を考えてました。これからはリコさんって呼んでいいですか?」
「うん」
「じゃあ、カント…リコさんも僕を下の名前で呼んで下さい」
「え?」
予想外の言葉に、一瞬戸惑う。
「え、えと…て、てつや…くん…」
「んー…何か違います」
「て…テツヤ……?」
「そうですね。そう呼んで下さい」
何だか気恥ずかしくなって、上目遣いに黒子の方を見る。
優しく見つめる水色の瞳と目が合う。
二人は小さく笑って、再び唇を重ねた。



以上です。
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