ちょっと怪しい黒猫のウィズ用語集

　事件は2014年2月頃に起きた。
　事の発端はスクウェア・エニックス運営のゲーム「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」。
　まほうの地図ふくびき画面（ガチャ）の背景金8割他2割で、あたかも金が出やすいような虚偽表示＆誇大広告の画像でガチャを行っていた。
　そこで虚偽表示ではないかと返金騒動になり続々と返金が行われた。その後その騒動に運営は焦りを感じたのか金5他5の画像に訂正、それがユーザーにバレ返金騒動が大きくなって…という事件である。
　最終的にはお詫びと言うことで実質的に全員に補償が行われた模様。

　当時の黒猫のウィズのガチャは金板確定ではなく、Aが出れば大当たりという状況であったが、「Aベース出現確率1.5倍にUP」のお知らせ画像が全て金板になっていた画像だったため、ドラクエの返金騒動がこちらにも飛び火、虚偽表示による返金騒動となった。*1
　また、これ以外にも350万DL限定のサーヤが手に入るラストチャンスと煽っておきながら1000万DLの時に復刻（サーヤ詐欺）、非常に厳しいガチャ絞りや酷い対応など、明らかにユーザーをバカにしているような対応が時折あったため、ユーザーの堪忍袋の緒が切れたと言う事だろう。

　実際返金*2してもらえた人も多いようで、それに乗じて返金要求のメールを送る人が続出。しかしこれに対してコロプラは
「昨年のお知らせの内容について、現在複数のお問い合わせをいただいていることに大変驚いております」
　と、まるで自分は悪くないと言わんばかりのコメントを発表し、さらに返金要求を行ったユーザに対してアカウント停止措置を臭わす文言があったため大炎上することとなった。

　なおこの炎上に対する釈明などは特にはなかったはず…。
　後年ニコ生にて「今だからこそネタに出来る運営側のやらかし」がいくらか(ミネバやアリエッタを強くしすぎた等)面白半分で発表されたが、「大変驚いております」に関しては浅井氏が「流石にここでも具体的には言及出来ませんが謝罪します」と言いながら謝るに至った。

　この問題(黒ウィズ、DQともに)において真に問題となるのは排出率が悪いことではなく、ガチャ確率表示なしであったこと、さらに虚偽表示＆誇大広告を行ったことが問題なのである。この問題は後に5000連事件へとつながっていく布石ではないかともいえる。
　なおガチャ確率についてはこの3年半後の2017年7月14日になるまで明らかにされることはなかった。
幸い？ガチャの確率に関しては5000連事件後徐々に良くなっていき2015年GWの金板確定、*3クロマグやドルキマス、ミク付近になってようやく現在の確率に近いようなものになっていったのかと思われる(個人の感想です)

ちなみに下記が原文である。
突っ込みどころしかないためとくに突っ込みはしないでおく。

いつも【クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ】をご利用いただき、ありがとうございます。

現在、インターネット上での書き込みをきっかけに、昨年の当社ガチャお知らせの内容とそのユーザー対応に関するお問い合わせを何件かいただいております。具体的には、昨年11月に行ったAレア出現率ベースアップお知らせ画像、および、同じく昨年10月に行った1000万ダウンロード記念「アニバーサリーセレクション」でのキャラクターの復刻を理由として、プラットフォーム事業者が一部ユーザーに返金をしているようであるが、【クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ】の運営から使用済みクリスタルの返還を行った事実はあるのか、というお問い合わせ内容となります。お問い合わせをいただきましたユーザー様には、ご不安と混乱を生じさせ、申し訳ございません。

昨年のお知らせの内容について、現在複数のお問い合わせをいただいていることに大変驚いておりますが、ユーザーの皆様に対して、弊社が理由なくクリスタルを返還することは、適切な対応ではないものと考え、弊社からはクリスタルの返還は行っておりません。

一方で、複数のユーザー様に、お問い合わせをいただくまでのご不安と混乱を生じさせたことにつきまして、おわびとして、ユーザーの皆様にクリスタル5個を無償プレゼントさせていただきます。

なお、不正な返金請求をプラットフォーム事業者様に行われ、弊社が保有する購入データとの照合により明らかな不正が確認された方につきましては、公平性の観点により、利用規約に基づくアカウント停止等の措置をとらせていただく場合がございます。不公平の無いよう、引き続き運営に努めてまいりますので、ご安心ください。

誤って、既に返金を請求されてしまった方は、こちら（quizwiz＠colopl.jp）まで、ユーザーIDを記載の上ご連絡ください。

• サーヤ詐欺
• 5000連
• ドッカンテーブル